努力家は転生後もモンハンを愛す   作:ユーザーです。

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 元々一週間に一話がかなり遅くなってる...

 この二話は同時に出しときたかったので妙に時間がかかりました。
 なぜ二話にわけたのかってのは文字数的な問題でして、同時にまとめたかったけどそれだと長いってことで二話にわけての同時投稿です。

 文字の上に『・』が付いてるのは知らない、わからない人がいる可能性があるため後書きで解説を入れる言葉です。


3話 ゴブリン村の守護者と民族達の守り神

 封印されてた場所は森になってたらしい。

 

 時代の流れが感じられる場所はいいな。

 唐突な変化でも長い時間を掛けた進化も素晴らしい。

 

 見てて飽きない。

 それが生物や植物の進化の軌跡って奴だ。

 

 

 ガルクみたいな犬の次はゴブリンか。

 

 リムルに怯えて危険分子の確認に来たんだろうな。

 

 妖気の制御を教えた方がいいな。

 

「強き者よ。この先に、なにか用事がおありですか?」

 

「初めまして。俺はスライムのリムルという。」

 

「ぷっ。すまんのニャ。リムルは最近生まれたばかりで調整が上手くでにないのニャ。」

 

「恐れ多い。我々に謝罪など不要です!」

 

「さっきの質問の答えとして、この先に用事はないのニャ。」

 

「左様でしたか。この先に我々の村があるのです。強力な魔物の気配がしたので警戒しに来た次第です。」

 

「あぁ。強力な魔物の気配、確かにするニャんね。」

 

「俺の『魔力感知』ではそんなの感じないけど・・・」

 

「はっははっ(笑い)、ご冗談を」

 

「フェダルーツ、どこにいるんだ?」

 

「そうニャんね。オレから1メートルも離れてない数センチメートルの範囲にいるニャんね。」

 

 自分で成長させた方がいいと思ったけど、このままだと古龍みたいに(・・・・・・)意図せず周りに害を与えそうだな。

 

「ふ、ふふふ、わかるかね?」

 

「勿論です!漂う風格は隠せません!」

 

「とりあえず引っ込めって念じたら抑えられるニャんよ。」

 

「おおっ!助かります。その妖気に怯える者が多かったので。」

 

「ははは・・・いやなに、妖気を出してないといろんな魔物に絡まれるからな。」

 

 オレが怯えさせないくらいに気配を出してるからそれはないが...まあ、リムルの名誉的に言わないでおこう。

 

 その後の流れでゴブリンの村にお邪魔する流れになった。

 目的は大体予想が出来る。

 

 ヴェルドラが消え、守護者が消えた状態だ。だから別の強力な存在の庇護化に入ろうとしてる。

 

 ゴブリンは生態的地位(ニッチ)(・・・・・・・・)が低いだろうからな。いい判断だな。虎の威を借る狐とも、他力本願とも思えるが、生存競争においては最も効果的と言える。

 

 元々生態的地位(ニッチ)が低い生き物が成り上がりって高くなるなんて滅多にない。

 ただ、生態的地位(ニッチ)が高い生き物の庇護化に入れば、同時に自分達の生態的地位(ニッチ)も高くなる。

 

 ゴブリンは力がないけど種族として繁栄してるから弱いながらもある程度の地位があるんだろう。滅ぼすのは簡単。だから格好の的なんだろうな。

 

「お待たせいたしました。お客人。

 大したおもてなしもできませんで申し訳ない。

 私はこの村の村長をさせて頂いております。」

 

「あぁ、いやいやお気遣いなく。」

 

「それで、なんて種族に目を付けられたのニャ?」

 

「お分かりですか。あなた様のご想像通りです。

 ひと月程前、この地を護る竜の神が突如消えてしまわれた。そのため、縄張りを求める近隣の魔物達がこの地に目を付けたのです。中でも牙狼族なる魔物は強力で、1匹に対して我ら10匹で挑んでも苦戦する有り様でして・・・」

 

「その、牙狼族の数は?」

 

「群で100匹程になります。比べて我らの内戦える者は雌を含めて60匹程度です・・・」

 

「牙狼族が100匹程っていうのは確かなのか?」

 

「それは確実です。・・・リグルが牙狼族との死闘を経て手に入れた情報ですから。」

 

「リグル?」

 

「リグルは私の兄です。さる魔人より名を授かった村一番の戦士でした。兄がいたから、我らはまだ生きているのです。」

 

「その、リグルはもう・・・?」

 

「自慢の息子でした。弱き者が散るのが自然の理だとしても。息子の誇りにかけて、我らは生き残らなければなりません。」

 

「弱き者が散るのが自然の理だとしても、抗うことも自然の理ニャ。どうするのニャ、リムル?」

 

「村長。一つ、確認したい。俺がこの村を助けるなら、その見返りはなんだ?お前達は俺に何を差し出せる?」

 

 魔物は強い者に従う習性がある。

 

 このゴブリン達はそんな心配いらないだろうけど、気まぐれだけで助けてたら甘く見られかねない。

 

「強き者よ。我々の忠誠を捧げます!」

 

「ウオォーーーーーーンン!!」

 

「牙狼族の遠吠えだ・・・!」

 

「ち、近いぞ!」

 

「怯える必要はない。これから倒す相手だ。」

 

「では・・・」

 

「ああ、お前たちの願い、暴風竜ヴェルドラの代わりにこのリムル=テンペストが聞き届けよう!」

 

「ひゅー(口笛的な)、カッコいいこと言うニャんね!オレ、フェダルーツ=テンペストも手伝うニャんよ!一応言っとくけど、『フェダ』『ルーツ』『フェル』みたいに省略して呼んでもいいニャンからね。」

 

「我々に守護をお与えください。さすれば今日より我らはお二人様の忠実なるシモベでございます!」

 

「オレはもうあいつ等だけで間に合ってるんだけどニャァ・・・」

 




・古龍みたいに
 古龍とは現実世界でも、モンハン世界でも生物学に当てはまらない生物たちの事を言い、自然の具現化した存在と言われてます。
 そして、古龍はその強大な力ゆえに、意図せず周りに被害を与えてしまいます。
 このように、似ていた事から「古龍みたいに~」と発言しました。

・生態的地位(ニッチ)
 文字通り、生態系における地位のこと。
 例えば、動物の中で一番強そうなのは、と聞かれたら多くの人は多分「ライオン」と答えると思います。なら、ライオンの生態的地位は高いということになります。
 もっと簡単に言えば、生態系のピラミッドの奴を言葉にした、みたいな感じです。
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