これって「一殺殺人」って間に点を入れて読むのと、今の流れで読ませるのどっちがいいんでしょうかね?
それはある夜から始まっていた・・・・・・
「フェダルーツ様!!」
この一言が最初だった。
「どうした?」
「シェリー・エクスローダーです。俺の親友であるリッカルド・ペランソンが死んでたんです・・・。」
「は?えっ?はぁ!?」
〝殺人〟
それはここで絶対いけないとしていることだ。
正当防衛などで傷付けた、殺してしまったの場合は報告するようにさせている。
・・・でも、自首や報告とは違う。
「死んでたんです」って言ったから見つけての報告だろう。
「どこだ?とりあえず、現場へ行こう。」
「はい。ここから北東の方角にある家です。」
「お前らも他の所で殺されてないか調査してくれ。」
「はいっ!」
オレはディアド(当時の部下)に調査を任せて現場に向かった。
・・・・・・
・・・
「ここです。」
「こりゃ、ひでぇ・・・」
それはまさしく死体だった。
獣の爪に引っ掻かれたような傷跡、頭と心臓をそれぞれ刺されている。
到底人の所業とは思えない。
行いからも、痕跡からも・・・
「フェダルーツ様、他にも多くの死体が確認されました。計147個、その死体を合わせ148人殺されているようです。」
140・・・8・・・
「そんなに・・・」
「調べたところ一番古いので148日前。」
・・・・・・
「は?」
それって・・・
「毎日殺人が起きてた・・・」
「はい。この死体は推定4日前、それぞれ殺し方は違いました。上半身丸々なくなっているもの、背中を刺され頭を殴られたもの、身体中に傷があり戦闘に負け殺されたものなど類似した死因もありますが、様々な殺人方法をとっています。グループでの犯行か、あるいはそう見せるための犯行か。」
「一番最近の所へ連れてってくれ。証拠は兎も角痕跡は最近のが一番残ってるだろ。」
〜推理小説じゃないからカット〜
あれからも犯人を掴めぬまま一日に、それも夜に一つの殺人が起き続けた。
あれから起こった数は294回。以前の148回を合わせて計442回。
最初に見た死体から獣人族かと思った。スターターには多くの人、多くの知恵ある魔物、多くの魔人が住んでいる。シェリーの証言からリッカルドに獣人の友はいたそうだがその獣人は温厚であり殺人に走るとは思わないとのこと。
その獣人がやってないのは証明された。
何故かって?その日は既に遅く0時過ぎようとしており寝ているだろうから翌日ということになった。死んでいた。自殺とは考え難い傷跡。首の後ろに叩かれた跡、気絶を狙ったが獣人のタフさにより耐えたのだろう。しかし抵抗虚しく、戦闘を行なったようだが一矢報いることできずに殺されたようだ。
これほど多くの殺人を起こした。
オレはモンハン一筋とはいえフレンドと違うゲームをしたりもしていた。
例えば・・・・・・人狼。
ゲームならローラーがあるがこれは現実。そんなことは出来ない。
死体が発見されてから犯行範囲は日に日に狭まっていた。周りに人が多く遠征出来ないのだろう。
ボード人狼ではないが宇宙人狼と呼ばれるゲームがありそれには『セルフ』という戦術がある。『セルフ』とは自分で殺した相手の死体を報告するといった戦法だ。発見者となることで会議の主導権を握ることができる。今回の場合はオレが絶対に違うかつここの頭だから主導権は握れず推理側の立ち位置に留まっていた。
毎回範囲が狭まる理由は夜遅くに遠出すると不自然だから。
発見者になることで容疑者から外れることは出来たが、逆にそれが自分の首を絞める結果となった。
「難解極まりなかったが、お前だな。シェリー・エクスローダー。」
「───」
「その無言が答えだな。」
「自分の首を絞める結果になったな。君たちに自分の存在を認知されてない方がよかったか・・・」
冷静に今回の作戦を分析する。やはりそこが大きかった。下手に身動きを取れない状態になってしまったのだ。
「意味ないと思うが大人しく捕獲されてくれよ?」
「そりゃぁ、意味ないね。同感だ──」
最近転スラのゲームでガチャ運ないことを再確認した気がする・・・
まだ課金に手を出すときじゃない・・・