マサキ「あっがああああああ!!!!!!」
リアス「マサキ!!あなた、なんて事を!?それでも兄弟なの!?」
イッセー『弟を化け物呼ばわりして追い出す兄がどこにいる?それに、俺は既にそいつの弟じゃない。』
リアス「これは、明らかに悪魔側へ対する挑戦よ!!あなた、1人で相手取ることが出来るとでも思っているの!?」
イッセー『悪いが戦争になる事はない。この世界は既に正史を外れているんだからな。それも、あんたの可愛い可愛い眷属のせいでな。』
リアス「どういう意味よ!正史ってなんなのよ!」
イッセー『そのままだ。本来なら、俺があんたの眷属になり世界を救う物語だった。だが、正樹がそれを奪い取ったせいで時空が大きく歪み、1週間後にこの世界は滅ぼされる。確実にな。』
リアス「そんなはずは無いわ!!あなた、よくもそんな嘘を付けるわね!」
イッセー『言っておくぞ。リアス・グレモリー。お前の手には、世界の命運が握られている。兵藤正樹を捨ててこの世界を崩壊から救うか、そのままそいつを手元に残し全ての生物を滅ぼすかだ。』
リアス「ふざけないで!!そんな戯言に耳を貸すはずが無いでしょう!!」
ロスヴァイセ『イッセー君。何を言っても無駄でしょう。彼女には、彼しか見えていないのです。』
小猫「…あなたは何故、世界が滅ぼされると知っているんです?」
イッセー『少しは話が分かりそうだな。現に見たからだよ。1週間後の世界を。』
木場「君は未来を行き来出来るというのかい!?」
イッセー『その通りだ。お前たちに見せてやろう。この世界の終末をな。』
ソーナ「リアス!無事ですか!?」
青年はオーロラカーテンを使い、敵対したコカビエルと増援に来たシトリー眷属をも1週間後の世界に連れてきた。そこには破壊され尽くした都市があり、ロボットの様な物が辺りを彷徨いていた。まるで、獲物を探すように。
匙「な、なんだあれ…?それに、ここは…?」
小猫「これが未来だとでも言うんですか…?それにここは…」
イッセー『お前たち悪魔の住処である冥界だよ。』
ソーナ「っ!あなたは誰です!?それに、冥界とはどういう事ですか!?」
イッセー『俺は門矢一誠。そこにいる兵藤正樹から化け物扱いされ、今まで死んだ事にされた哀れな人間だ。そして、ここは1週間後の世界。もっと簡単に言えば未来だ。』
コカビエル「な、なんなのだ、これは!?あの機械はなんだ!?」
イッセー『異世界の存在だ。機械生命体。あんな見た目だが、一体につき上級悪魔クラスの実力を持つ。』
朱乃「い、異世界…?そんなものあるはずがありませんわ!」
イッセー『お前たちの様な悪魔や堕天使がいるのにか?』
朱乃「っ。そ、それは…」
イッセー『この未来はもう止められない。リアス・グレモリー。再度聞こうか。兵藤正樹を捨てて世界を救うか、そのままそいつを手元に残して全ての生物を滅ぼすか。どっちがいい?』
リアス「こ、これが世界の滅亡…。で、でも、他に方法が…」
イッセー『そんなものは存在しない。もう未来を変えることは不可能だ。』
オーロラカーテンが再びイッセー達を学園に戻す。ソーナ達は何が何だか分からないと言った顔であったが、小猫達の顔は真っ青になっていた。
イッセー『3日後、返事を貰いに来る。じゃあな。』
イッセーとロスヴァイセはオーロラカーテンへ消えていく。残された者達は戦いよりも悲しい選択を迫られることとなった。