とあるオタク女の受難(魔法少女リリカルなのはVivid編)。 作:SUN'S
┘月ч日
私はジルとの約束とナカジマさんとの約束に板挟みの状態にされながら二人の買い物に付き合い。なんとか無事に過ごせたのだが、まさかの二人が家の前で鉢合わせになった。
とりあえず、私は思い付く限りの言い訳を叫びながら二人に挟まれたまま晩酌に付き合った。そんな状況なのに幸せだと感じる自分に困惑し、気がつけば三人とも死にそうな洗面台に並んでいた。
若干、私と二人との空気が可笑しい。
┘月⊂日
早朝、ナカジマさんの仕事を手伝ってからジルと一緒にベルリネッタさんに修行と組み手を繰り返し、その後は高町さん達とトレーニングする。
明らかに考古学者の一日とは思えない内容ではあるが、みんな可愛くて優しい女の子ばかりなので癒されているのは間違いない。
その中でも一番の可愛さを誇るのが、ストラトスさんの見つけたフーカ・レヴェントンという女の子だ。わりと柔軟な筋肉のおかげでダメージを残さない肉体は生まれながらの才能だ。
ウェズリーさんやティミルさんに負けているけれど、経験を重ねれば対等に戦える。
ナカジマさんに「お前が教えないなら悪いようにはならないし、フーカのトレーニングに加わるか?」と問われ、いつの間にか返事してた。
くっ、これがナカジマさんの魔性の魅惑の影響かとジョークを言ったら頭を叩かれた。今のは私が悪かったというのは認めるけど、何度も頭を叩く必要はないと思うんだよね。
そんなことを愚痴りながらレヴェントンさんにトレーニングに加わるから宜しくねと話しかけ、こちらこそ宜しく頼みますと頭を下げてくれた。
しっかりと礼節を重んじるのは良いだ。
はじめてベルリネッタさんと会ったときは未確認生物を見てしまったような顔をされて、今なんか鬼だの悪魔だのと言われる日々だ。
あの、ちょっと、みんなして抱き着かれると動けないんですが?ナカジマさんはロープとかテープとか不穏な事を言わないでくれないかしら?
いや、待って、なにそれ怖いんだけど。
┘月▲日
早朝、なぜかナカジマさんの自宅のベッドにいた。どうしても昨日のことを思い出せないが、レヴェントンさんと一緒にジムの掃除をする。
私はストラトスさんが来たのを確認し、ジルに呼び出されてベルリネッタさんの自宅にあるトレーニングルームに向かいながら昨日の出来事を思い出そうと考え、朝御飯を食べ損なったことを思い出した。
よくよく思い返せば怖かったような気もする。
あとでナカジマさんに聞くとしてだ。
今はベルリネッタさんのトレーニングに新しいものを加えても大丈夫なのかを確かめることを優先しよう。そして、あわよくばジルとナカジマさんに仲良くしてもらえるかを聞いておこう。
まあ、ぼっちのジルなら喜んでくれるはずだ。