この世の中にはヒエラルキーというものがある。これはどこでも存在する。会社、国、野生、そして学校にも。俺は明日から入学する中央中の頂点に立とうと決意した。
俺の最終目標は学校の頂点になること。誰よりも!優等生より、不良生徒より、そして教員、校長よりも。
自分の中学は色々な小学校の寄せ集めだった。だから同じクラスに同じ小学校の子は10人もいないそこから友達がいる人は多くなかった。そのためクラス内は静かだった。
しかしこれはチャンスだ。仲間を増やすのが一番簡単なのが最初である。しかもだ話題はやまほどある。一番簡単なのは部活だろう。何部入る?と聞けばその話題を持ち上げればいいし、決めてないならこことかどう?と勧誘もできるし、何かしら話題が作れる。なによりその人が何して来たのかが明確にわかる。さっそく俺はとなりの男に話しかけた。
「席となりだね。よろしくね」
俺は軽く挨拶をした。
「お、おう!よろしく」
彼は一瞬驚いた表情を見せたが元気な挨拶を返してくれた。
「俺は陽一。ねえ、部活きめた?」
「俺はヤスタカ。ヤスって読んでくれ。俺は野球決めているんだ」
身体全体を見るとかなりいい体格をしていた。
「決めるの早いね。小学生からやってたりしたの?」
「うん。小三からずっと野球やって来たんだ。好きだからね」
「そうなんだ。野球見たりするの?」
ヤスの目の色が変わった。
「もちろん。野球は最高に熱いスポーツだからね、、、」
ここから先は早かった。正直野球の知識はそんなにないが多少はかじっておいて良かった。相手はここまでくれば基本的に一方的に話してくれる。僕はうなずいて熱心に聞くだけで僕の好感度は上がるだろう。
10分くらいすると担任の先生が来た。
「あっ。もうこんな時間になったんだ。いやあ。正直友達できるか不安だったけど同じ趣味の人がいて助かったよ。改めてこれからよろしく。陽一」
初日に一人の友達ができるのは上出来だろう。
「おーい。HR始めるぞー。」
担任はそう言って退屈なHRを始めた。くだらない内容だった。中学生だから~と校長の言ってた内容をそのままコピーした内容だった。
「じゃあ最後に仮の学級委員決めようと思うんだが、誰かいるか?まあ、学級委員って言っても授業の挨拶くらいだし、一週間後には本の学級委員に代わってもらうが立候補する人?」
数秒後に俺は手を挙げた。まずはみんなに知ってもらうことから始めないと。
「じゃあ、陽一学級委員よろしく頼む。じゃあHRおわり。陽一挨拶よろしく」
「起立!気をつけ!礼!」
こうして、学生生活1日目が終わった。初日にしては悪くない成果だろう。
俺は家に帰ると直ぐに生徒手帳を読み込んだ。
新作です。何というか仮に書いたので修正をたくさんするかも