そういえば、投稿頻度落ちると思ったらあんまり落ちてないですね。
それでは、(∩´。•ω•)⊃ドゾー
俺が生徒会に入ってはや1週間が経ち、久しぶりに羽沢珈琲店に行こうとふと思い立ったので、すぐに支度をして家を出た。
商店街に繰り出して数分が経った時、とある声が聞こえた。
「ふぇぇ……また迷っちゃったよ〜」
これって花音先輩だよね。俺の知り合いでふぇぇなんて言う人1人しか居ないもん。
「花音先輩。大丈夫ですか?」
「あっ、翔斗くん。大丈夫……じゃないかな」
あっやっぱり?今日はどこに行こうとしてるんだろう?
「今日は羽沢珈琲店に行こうとしたんだけどね、迷っちゃったんだ」
まさかの目的地が一緒だった。なら一緒に行った方がいいよな?行かなかったらまた迷いそうだし。
「それなら、一緒に行きませんか?」
「えっ、いいの?」
「俺も羽沢珈琲店に向かう途中だったので大丈夫ですよ」
「それなら……お願いしようかな」
「はい、それじゃあ行きましょうか」
羽沢珈琲店に向かおうとした時、花音先輩に俺の肩を叩かれた。
「どうしました?」
「今回は……手、繋いでもらってもいい、かな?」
断ろうとかは微塵も思わなかったし、思えなかった。何故なら、花音先輩が上目遣いをしながらお願いしてるんだよ?うちのクラスの男子なら全員倒れるするんじゃね?とか思ったけどうちのクラス男子いないんだったわ。
「分かりました。絶対に離さないでくださいね」
〜松原花音視点〜
今日は千聖ちゃんと羽沢珈琲店でお茶会の予定だから、道に迷うことも考えて20分前には家を出たんだけど……
「ふぇぇ……また迷っちゃったよ〜」
何回も通ってるはずの道なのに迷っちゃいました。うーん、どうにかしなきゃなって思ってたら……
「花音先輩。大丈夫ですか?」
彼が……翔斗くんが来てくれた。
「翔斗くん。大丈夫……じゃないかな」
「今日は羽沢珈琲店に行こうとしたんだけど、迷っちゃったんだ」
翔斗くんはまたかみたいな顔をしてるのかなって思ってけど、そんな素振りを一切見せずに
「それなら一緒に行きませんか?」
って言ってくれた。
「えっ、いいの?」
「俺も羽沢珈琲店に向かう途中だったので大丈夫ですよ」
「それなら……お願いしようかな」
「はい、それじゃあ行きましょうか」
って言ってくれたのはいいんだけど……このままじゃ、前みたいに私が道を間違えるよね。翔斗くんは気づいてないし。こうなったら……エイッ!!(-д-`*)“o(・∀・c)㌧㌧
「どうしました?」
「今回は......手、繋いでもらってもいい、かな?」
我ながらあざといことをしたなって思った。だって、男の子に上目遣いしてるんだよ。こっちが恥ずかしいって//
「分かりました。絶対に離さないでくださいね」
そう言って手を差し出してくれた。あの時と同じで安心するな。
〜石崎翔斗視点〜
花音先輩の手を握りながら羽沢珈琲店に向かって数分が経ったとき、ふと思ったことがあるので聞いてみた。
「そういえばなんですけど、待ち合わせの人とか居ないんですか?」
「……あっ。ど、どうしよう。その子に連絡してないよ〜」
「なら、今から連絡しましょう。その友達も心配してるかもしれないですよ?」
花音先輩は鞄を探し始めた。30秒くらいで見つかったようで、そのまま友達に連絡していた。電話の内容を聞こうとしたら周りの人から不審者に思われるので、少し距離を離して。しかし、花音先輩を見失わないような距離を保っていた。
「俺が、もう少し早くこっちに来てたら……もうちょっといい人生歩めたのかな」ボソッ
「うん。どうかしたの?」
「いや、なんでもないですよ。それより早く行きましょ?」
柄にもなくそんなことを呟いてしまったが、花音先輩には聞こえていないようだった。
羽沢珈琲店に着くと、店の前で花音先輩を待ってる人がいた。
「花音!!どこにいたの!!電話にも出てくれなかったから何があったのかと……」
「ごめんね、千聖ちゃん。また道に迷っちゃってて……でも、翔斗くんに助けてもらったんだ」
「そうなのね」
花音先輩を心配してくれてたは人……千聖さんだったかな?その人が微笑みながらこちらに向いた。
「白鷺千聖です。花音を助けてくれてありがとうね」
「石崎翔斗です。たまたま通りかかった時に花音先輩が見えたので、助けただけですよ。それじゃあ、花音先輩。楽しんできてくださいね」
「あら、逃がさないわよ。」
「へっ?」
「一緒にお茶していけばいいのに」
「千聖さん……逃げるなんて人聞きの悪い。それに、花音先輩とお茶会してるお2人の中に俺が入ったって話すことないですよ?」
「最近、花音から『翔斗くんがね』って結構言ってるからそこら辺のことが気になってるのよ。同席してくれるわね?」
千聖さんの顔は笑ってるけど、後ろに纏ってるオーラが怖い……ふと花音先輩の方を見ると、“私は構わないよ”って感じの雰囲気を醸し出してる。断ったら断ったで、千聖さんに(社会的に)殺される気がするから、逃げ場なんてないんですね。理解しました。
「……分かりました」
「ふふ。それじゃあ行きましょう」
俺は悟った。千聖さんは絶対に怒らせてはいけない……と。
千聖さん先導で羽沢珈琲店の中に入る。
「いらっしゃいませ!!チサトさんカノンさん。それにショウトさん!!」
「若宮さん!?ここでバイトしてたの!?」
「あら、イヴちゃんと知り合いなの?」
「そうですね。あんまり……というか1度も話したことがない気もしないですが、同じクラスの一員なので」
「そうですよ。なかなか話す機会がないので、ワタシ寂しいんですよ」
「そっか。次に学校で会う時には俺から話に行くよ」
「本当ですか!!ワタシ待ってますね」
俺がこう言うと、若宮さんは目を輝かせながら俺の手を握られた。こんな感じだと、若宮さんは香澄やはぐみと同じ感じなんだろうな。
「イヴちゃん、積もる話も程々にしてね。今日は私たちお客さんだから席にご案内してね」
「分かりました!!それではこちらにどうぞ!!」
あぁヒヤッとした。まぁ千聖さんと花音先輩は俺の驚いている顔を見てニヤニヤしてたけどね。
あの後、千聖さんが花咲川に通ってて、しかも俺の1つ上で、さらに女優をしていることを知って驚いたりした。さらには、
「私、女優でありながらアイドルバンドのベーシストでもあるの」
なんて言われてさらに驚いたのは言わなくても驚くだろう。
「あら、彩ちゃんと同じバイト先だからてっきり彩ちゃんから聞いているものだと思ったのだけど?」
「そうですね。そういった話はあまりしないので……」
「また機会があれば練習見に来てもいいのよ?」
「……前向きに検討致します」
「よろしい。さて、本題に入ろうかしら。あなた、花音とどんな関係なの?」
「どんな関係と言われましても……友達ですかね?」
「なんで疑問形なのかしらね」
「それは……俺が“女性のことが苦手だから”だと思います」
「なぜそう思うのかしら?」
「……これに関しては
「そう……わかったわ」
すみません千聖さん。俺の中で整理出来たら話しますので。
「でも、
「いつになるかは分かんないですけどね」
そこからは当たり障りのない普通の会話が続いて、そのままお茶会?的なものはお開きになった。そのまま俺は店に残り、閉店ギリギリまでゆったりと過ごした。
その間に感じた違和感は、注文の品を持ってきてくれた時に見た羽沢さんが少しフラついてたことかな?まぁ、本人に聞いても隠しそうだけど、ダメ元で聞いてみるとするか。
「羽沢さん。ちょっと来てくれるかな?」
「ん?どうしたの、石崎くん」
笑顔で話してくれるけど、少し顔色が悪いように感じた。
「俺の思い過ごしだといいんだけど。羽沢さん、体調悪い?」
「えっ?どうしたの急に」
「歩き方もフラフラしてたし、顔色も普段より悪いように感じたから体調が悪いのかなって思ったんだ」
「うーん……どうなんだろう?仕事中に立ちくらみとかはしたけどそれ以外は特に違和感はないかな」
いやバリバリあるじゃん。さては我慢してたな。それはそうとして、分かったのはいいがどうやって休ませるかな。
「そっか……とりあえず今日の仕事はほぼほぼ終わりだろうから、それが終わったらしっかり休むこと。それでもいつもの体調に戻らなさそうなら、明日の朝ここに連絡して」
「うん、そうさせてもらうよ。ありがとう」
そう言って羽沢さんはまた笑顔を作ってくれた。残りのことは大丈夫そうだなと思った俺はお会計をし、家に帰った。
〜羽沢宅 つぐみの部屋〜
「どうしよう、石崎くんと連絡先交換しちゃったよ」
GINEにある彼とのトーク画面を見ながら呟いた。
彼が些細な体調の変化に気づいてくれた。それだけでも嬉しいのに、連絡先も交換出来た。
「やっぱり石崎くんは、私のことをしっかり見てくれてるんだなぁ……」
彼と初めて会って話した時もそう。あの時だって、バンドの中で私の音が印象に残ってるって言ってくれた。
蘭ちゃんの歌声やモカちゃんのギターの音色じゃなくって、私の音を覚えてるって言ってくれた。
こんな事を考えてるだけで頬が熱くなってくる。
もうちょっと彼のことを知りたいな……ってどうしたの私!!こんなこと考えるなんて。石崎くんが言った通り、ほんとに風邪ひいちゃったのかな。
そう思った私は体温計を探しに下に向かったついでに、洗面所に向かった。
「顔が赤くなってる……今日は早く寝ようかな」
そう思ったから、お母さんたちに寝ることを伝え部屋に入った。
〜石崎視点〜
「今日も色々あったな。花音先輩たちとお茶しながらお話したし、羽沢さんとは連絡先交換したし」
そんなことを呟きながら帰ってると、電柱の近くにダンボールが置かれてた。その中にいたのは……
「子猫……か。しかも白色の。律儀にダンボールに拾ってくださいって書いてる。やっぱり、ここでもこんなことをする人はいるんだな。」
子猫の顔を見ようとしたらその子と目が合った。
今にも泣きそうな目。その子の体は、寒さからなのか少し震えていた。推定だが、生後4ヶ月も経ってないだろう。
「誰も見てないよな……よし」
俺はダンボールを持ち上げ、その子猫を持ち帰った。
そのまま帰宅し、子猫の足を拭きながら羽沢さんのGINEを見る。そこには交換してすぐの何も話をしてない画面が映っていた。
「勢い任せとはいえ、いきなり交換は悪手だったかな」
なんて考えながら猫のことについてパソコンで調べた。
そうしたら、猫を育てるのに色々と道具が必要らしいので、明日の帰り道にペットショップによるかな。
猫の餌は……市販のだとお金がかかるらしいし、自分で作っても何とかなるだろう。自炊ついでに作ってあげたらいいしね。
あとはこの子の名前だけだ。何にしようかな、白色だし、宝石系統の名前がいいかな……ムーンストーンとかダイヤモンドとかパールとか。ん?パール……これでいいじゃん!!
「よし、今日から君の名前は『パール』だ。これからよろしくな」
小声で子猫にそう言うと、眠りながら笑ったているような顔になった。
翌朝、羽沢さんから“体調戻ったよ。心配してくれてありがとう”というGINEが来たことで安心したのは、言うまでもないだろう。
途中、ちょっと“おやおや〜”っと思うことがあると思いますが、今は気にしないでください。ただ、ちょっと日常がシリアスチックになるかもしれないだけなので。
妄想のネタが尽きてきましたが、自分が書きたいことを書いていくスタイルで行きます。
そして、リクエストくれたら書くタイミングを考えてちょっとずつ書いていきますので、いい感じのネタありましたら感想やリクエストボックスに投げてください。見つけ次第構想練っていきますね。
それではサラダバー!!