普通の日常に輝きを   作:ルコルン

16 / 29
前回の続きです。まだ見てない方は前回を見よう!!
それじゃ本編をどぞ(っ´∀`)っ


RPGゲームでは役割分担が必須 後

りんりんさんと2人で親玉を討伐しようと出発したらすぐに天候が霧に変わり視界が悪くなった。とりあえず、あぜ道が舗装されていたので、その通りに進むと、分かれ道を見つけついでに看板があった。その看板には……

 

“右に進むと洞窟に着くと書いてあり、左に進むと洞窟に着く”

 

と書いていた。何言ってるか分かんないだろう。俺も分かんないし、りんりんさんも驚いている。

 

「りんりんさん、とりあえず左に行きましょう」

 

「理由は?」

 

「勘です」

 

「ショウさんらしいですね」

 

そう言って彼女は左方向に歩みを進める。

俺もその後を追って進むと、次は3方向に分かれ道が伸びていて、3方向とも洞窟に続いているというではありませんか。

 

「おう。次は3方向に別れてるのか……りんりんさん、どの方向に進みますか?」

 

「私なら……ここは直進かな」

 

そう言いながら、前に進んだ。俺もはぐれないように後を追う。

今度は2方向に道が枝分かれし、両方とも洞窟に進むと。今回の魔物は優しくないか?

そう思いながら右に進むと、また2方向に道が枝分かれし、またまた両方とも洞窟に進むって書いてる。でも、なにか違和感が……あっ多分これだわ。

 

「なるほど。これそういうギミックなのね」

 

「なにか気づいたこととかがありましたか?」

 

「多分ですけど、間違えたルートに進むと1番初めの分岐点に強制的に戻されるギミックだと思います」

 

「そう思った理由とかあったりしますか?」

 

「この看板、どこかで見覚えありませんか?」

 

「えっ……特に何の変哲のない看板だと思いますけど」

 

「それじゃあこの写真を見てください」

 

そう言って、とある写真をりんりんさんに送る。

 

「この写真って……初めに通った道にあった看板だよね」

 

「はい、その写真の看板とここにある看板をよく見比べてください」

 

「…………同じにしか見えないね」

 

「って事は、どこかしらに突破するための鍵があるんだと思います」

 

「なるほど。それなら虱潰しでも良さそうだけど」

 

「今回は早く親玉がいるところに行かないと、防衛をしてくれてる人たちが長時間拘束することになっちゃいます」

 

「確かにそうだね。それじゃあ何かないかを探してみるね」

 

「はい、お願いします」

 

なにか手がかりは無いものかと思い探し始めてみたのだが、特に進展はなし。しかも、村を出発してから15分が経っていた。そんな時りんりんさんに呼ばれた。

 

「ショウくん。なにか看板の下の方に書いてあるよ?」

 

「どれどれ

“一=0 +=1 五=1 &=?

?=1なら右に。?=2なら左に進め”

……なるほどね。だから左に進んだら道が変わったのか」

 

「早くない?私まだ解けてないんだけど」

 

「後で教えますよ。とりあえず進みましょうか」

 

「ええと次は

“毎月ショートケーキの日というものがありますその日は何日?

?=20なら左に。?=21なら真ん中に。?=22なら右に進め”

ほーん……全くわからん」

 

「あっ私わかったかも」

 

そう言いながらりんりんさんは右に進む。急いで後を追うと洞窟にたどり着きました。

 

「どうやら謎は2問だけだったようですね」

 

「時間は……残り10分くらいですね。早く討伐して戻りましょう」

 

そのまま洞窟の奥に進むと、みんな出払っているようで、ボス部屋らしき場所にすんなり着いた。

 

「なんかそんな気はしてましたけど、ここまで敵が少ないとは思ってなかったですね」

 

「そうですよね。それじゃあチャチャっとやりますか」

 

扉を開けると、周りの松明に火が灯りボスの姿が顕になる。

 

「いるのは、トロルと傍付きが沢山か」

 

「私は範囲攻撃で傍付きを一掃するね。その間に」

 

「俺がいつものようにヘイトを取ればいいんですよね」

 

そう言い合って、りんりんさんは詠唱を開始する。詠唱中に攻撃を受けて怯んでしまうと、詠唱を初めからやり直しなので、挑発スキルでヘイトを稼ぐ。

 

敵の攻撃を受けて数秒が経つと、りんりんさんの範囲攻撃で傍付きを一掃してくれた。視界が少し悪くなったがボスの姿は確認できるので、小回りが効くスキルでスタンを誘発しようと奮闘する。

 

そうやってボスを削っていると、体力が4分の1くらいになっていたようで、攻撃が過激になってきた。少しづつ消耗していて、残り体力が3割を切ってたので、回復をしている。その間もりんりんさんは攻撃を続けてくれていた。すると、ボスが俺の方を見向きもせずりんりんさんに攻撃しようとためを始める。

 

「りんりんさん、そっち狙ってます!!」

 

伝えるのが遅かったようで、ボスの攻撃がりんりんさんに向かう。

 

「もう、誰も俺の目の前で死ぬ姿を見たくないんだア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

 

俺は回復を中断し、りんりんさんの元へ全速力で走る。まともに攻撃を受ければ死ぬHPだってことは分かってる。それでも、やらなくちゃいけないんだ!!

 

「ウオォォォォラァ!!」

 

俺はボスの攻撃を止めようと自分自身が持っている最大威力の攻撃を後ろから当てた。その攻撃を当てるとボスが倒れ、HPゲージがみるみる減少する。そしてゲージが無くなると、ボスがポリゴン片に変わって消滅した。

 

「ふぅ……何とか、守れた」バタン

 

「ショウさん!!」

 

「大丈夫……緊張が解けただけだから。それより、みんなの所に戻りましょう」

 

「そうですね」

 

元来た道をまっすぐ戻って村に着くと、クエストが完了したことをNPCに伝え、報酬が写っているウィンドウがでてきた。

そのまま全員がログアウトし、ネカフェを後にした。

 

「これで終わりですかね。時間もいい感じになってますし、今日は終わっときますか」

 

「そうしましょう。明日も私たちは練習がありますので」

 

「でも、あこは楽しかったですよ」

 

「あたしも久々にやってみると楽しいもんだね〜」

 

「俺も楽しかったですよ」

 

そう言って俺は帰ろうとした時、燐子先輩に呼び止められた。

 

「翔斗くん。また誘ったら、一緒にやってくれますか?」

 

そう言われた。そんなの答えはひとつしかないんだよなぁ。

 

「当たり前じゃないですか。大切な先輩で、大事な友達なんですから」

 

そう言ってRoseliaの皆さんに笑顔を見せた。




今回はここまでです。
さて、私のGWは残り半分を残すのみとなりました。人によっては6日も休みの人がいるかもしれませんが、私は普通に平日なのであります。
残りの休み、コロナには気をつけて目一杯楽しみましょう!!
それじゃあ私は残りの休みを謳歌してきます。
ではまた次回まで(`・ω・)ゞサラバダッ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。