普通の日常に輝きを   作:ルコルン

20 / 29
ちわっす(*´‐ `*)/ルコルンです。

今回は時間が思いっきり流れております。前回まで冬としか言っていませんでしたが、今回は三学期終わりです。苦手な方はブラウザバックをお願いします。そろそろ学年を引き上げたいと思って故の措置です。

大学の授業超辛い……家から距離遠いところに大学があるから、一限から授業だったら5時起きとか絶望でしかない。

愚痴言っても仕方ないから頑張りますか。


翔斗、CiRCLEへライブを見に行く

1年の終業式が終わって、家に帰ろうとした時に香澄に呼び止められた俺。いつもの事なら練習見に来てってことを言いに来るんだろう。ただ、香澄の口から出てきた言葉は、想定外なことだった。

 

「翔斗くん私たちライブするんだ〜!!」

 

「へ〜。いつするんだ?」

 

「えっとね〜。明日!!」

 

「ふ〜ん……って明日!?」

 

「うん、明日」

 

まぁ予定入ってないからいいんだけどね。

 

「いきなりすぎだよ香澄ちゃん。はい、翔斗くん。もし来るんだったら、明日このチケット持ってきてね」

 

「お、おけです」

 

たどたどしく返事をした俺。よくよく考えたらライブに行ったことがないから不安でしかない。香澄から聞いたのだが、出演バンドは《Poppin’Party》《Afterglow》《Pastel*Palette》《Roselia》《ハローハッピーワールド》の5バンドらしい。知ってる人しかいなくて驚いたのは言うまでもないだろう。

 

彼女に“なぜ前日にこのことを言ったのか”と聞くと、“サプライズ”と答えられた。有難いサプライズだから手土産でも持っていくか。

 

翌日。場所も調べたし、何時からやるかも聞いたから、開始時間の1時間前にライブ会場である《CiRCLE》に向かった。

 

家から徒歩10分くらいの場所にライブハウスがあったんだな〜。ここカフェも併設してるのか。さぞ従業員は多いんだろう。

 

中に入ると、受付に1人しか人がいなかった。

 

「いらっしゃいませ」

 

「すみません、ライブ見に来たんですけど」

 

「それでは、チケットの提示をお願いします」

 

そう言われたのでチケットを見せる。

 

「プレミアムチケットの確認ができました。それではこちらに名前をお願いします」

 

そう言われて出された紙に名前を書く

 

ふ〜ん。君が噂の言ってる石崎くんか〜

 

「うん、どうかしましたか?」

 

「いえいえ、こちらの話だから気にしないでね〜」

 

「あっはい……後、これ差し入れしたいんですけど大丈夫そうですかね?」

 

「どちらに差し入れしますか?」

 

どちらに……か。よくよく考えたら5バンドしか出演してないからなんて言おう?

 

「もしかしてですが、出演者全員に……って感じですか?」

 

「え、ええ。そうですけど、大丈夫そうですかね?」

 

「大丈夫ですよ。ライブが終わったら1度受付の前に戻ってきてくれますか?」

 

「わかりました……けど、何故ですか?」

 

「今確認したチケットはプレミアムチケットと言ばれるもので、ライブが終わったあとに控え室に入れる事になってるんですよ」

 

「へ〜そんなチケットだったんですね。それなら終わってからここに来ますね」

 

「うん。それでは、ライブの開始まで今暫くお待ち下さい!!」

 

受付が終わったあと、サービスでくれた飲み物を飲みながら待つことにした。

 

一方その頃、控え室では……

 

「翔斗くん来るかな?」

 

「香澄、ソワソワしすぎだぞ!!集中しろ!!」

 

「だって〜」

 

「まぁ、香澄の気持ちはわからなくはないかな〜」

 

「あれ?石崎が見に来んだ」

 

「そうなんだぁ〜」

 

「香澄、その話詳しく聞かせて!!」

 

〜少女詳しく説明中〜

 

「それでよく翔斗はOK出したよな」

 

「ほんとにね〜。前日にそんなこと言われたら、予定とか入ってそうだけどね」

 

コンコン「はい、どうぞ〜」

 

「みんな〜。お客さんからの差し入れだよ〜」

 

「えっ、どんなお客さんですか!!」

 

「石崎くんから貰ったよ。5バンド分あるらしいから1つづつ食べてね」

 

まりなさんが左手に持っていた紙箱を机の上に置いた。中身はマカロンである。

 

「そしてもう1個。あと5分くらいで開演するからポピパの皆は舞台袖によろしくね〜」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

 

〜元に戻ってライブ会場内〜

開演時間まで飲み物を飲みながら待っていると、開場したようで会場内に案内された。チケットで指定された席に行き周りを見ると人しか居なかった。

 

「人多いな……人気のあるバンドが集まってるから納得はできるんだけどさ」

 

少々人の多さに酔いそうになっタイミングでPoppin’Partyのみんながステージ上に出てきた。

 

「皆さん、こ〜んに〜ちは〜!!」

 

香澄がそう言って挨拶すると同時に1曲目のイントロが始まる。

始まった途端、この会場にいたお客のボルテージも最高潮になった。

 

そのまま1番に入る。確か……『二重の虹(ダブルレインボウ)』だったよな。CDでは何度も聞いてきたけど、生で聞くのは初めて。

初ライブということもあり、俺の気持ちも周りと同じくらい高まっていた。

時間が過ぎるのも早く感じていて、この時間を少しでも長く過ごしたいと思ったのは初めてだ。

 

 

〜5バンドのライブ後〜

「いや〜楽しかったな」

 

終わってすぐの一言がこれであり、終わったことが少し悲しく感じてしまった。

そう思った時と同時に、受付の人にチケットを持ってきてって言われてたのを思い出したので、すぐに受付に向かった。

 

「すみません。チケット持ってきました〜」

 

「はい、チケットの確認できました。それでは控え室に向かいますね」

 

「お願いします」

 

そのまま受付にいた人……いや、まりなさんと呼ぼう。名前を教えてもらったからね、俺も教えた。

 

受付から距離が近かったので話も短めだった。

 

「ほらほら〜早く入りな!!皆が待ってるよ〜」

 

コンコン「し、失礼します」

 

「あっ、来た!!」

 

いきなり香澄が抱きついてきた。

 

「おっふ!!いきなり抱きつくなっていつも言ってるだろ?」

 

こんなことを言ってるにも関わらず、こころ、はぐみやイヴも抱きついて来てた。

 

「おめぇらな……まぁいいや。差し入れとか食べたりしました?」

 

「あぁマカロンね。美味しかったわよ」

 

「どこのお店の〜?」

 

「私も教えて欲しいな☆」

 

「わ、私も!!」

 

「あ〜あのマカロンね。あれは自作だよ?」

 

「「「「「えっ…………」」」」」

 

みんなの声が一瞬で消え去った。えっ、俺何かした?(無自覚)

 

「「「「「エエエェェェェエエエ!!!!!!」」」」」

 

と思ったら急に驚かれた。

 

「えっ、みんなどうしたの?」

 

「あのマカロン自作だったの?」

 

「はい、そうですけど……なにか変なところとか……もしかして、お口に合わなかったとかですか!?」

 

「ううん。そんな訳じゃないんだ」

 

「そうだよ〜。手作りにしては美味しかったからだよ〜」

 

「翔斗くんって料理上手なんだね」

 

「羽沢さん、ありがとう。ちなみに、味は全25種類あったの気づいた人〜」

 

「ふぇ!?」

 

「それホントなの?」

 

「マカロンの色変えてたし、仕切りもしてたから分かる人には分かるかなって思ったんだけど……流石に分からないよね〜」

 

「ちなみに味は何があったの?」

 

「イチゴ、チョコ、ホワイトチョコ、キャラメル、コーヒー、バニラ、抹茶、ピスタチオ、アーモンド、マロン、ラムレーズン、柚、黒ゴマ、ゼラニウム、マンゴー、カシス、フランボワーズ、レモン、アールグレイ、ローズ、ヘーゼルナッツ、ラズベリー、ミント、バナナ、ブルーベリー、メロンの25種類かな」

 

「ほんとに25種類あるじゃん」

 

「なんでこんな所で嘘つかなきゃならんのですか」

 

「それもそうだなw」

 

「それよりさ〜今日のライブはどうだった?」

 

「めちゃくちゃ良かったよ!!発表してるカバーでもデュエットしてる人が違ったり、未発表の曲もあったから興奮しまくりよ!!」

 

「それは良かったわ」

 

「それじゃ俺帰るn「逃がさないよ!!」……へっ?」

 

「これから打ち上げだから、翔斗くんも強制参加だよ!!」

 

「俺は観客だろ。参加者でも人が行っても良いのか!?」

 

「「「「「うん(ええ)!!」」」」」

 

「……満場一致ですか。しゃーねぇ、俺の奢りだ!!」

 

「えっ、いいの?」

 

「みんながいい演奏してくれたからな今すぐできる俺なりのお返しだよ」

 

このまま打ち上げ(焼肉)に行った。金額?そんなものは知らないですね。




今回はここまでです。

ライブ行ったことがないから文才的にしんどかった…………
ライブの部分をカットしたから何とかなったけど、カットしなかったら確実にあと2週間くらい出せてないや。

バンドリに東リべコラボ来てますね(もう終わりじゃねぇか!!)報酬キャラは取ったから、コラボ終わりまでちょっとずつやりますかね。

それではまた次回!!

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