普通の日常に輝きを   作:ルコルン

3 / 29
3週間ぶりくらいですかね(^_^;)՞ ՞ルコルンです。
小説タイトルは特に意味ないです。
それでは本編をどぞ(っ´∀`)っ


バンドの生演奏ってすごいよね

香澄が走っていってしまった。それだけ練習が楽しみなのかな?と思っていたのだけど......

 

「香澄走るの早すぎだろ。俺があんまり運動してないのもあるかもしれないけどさ……キッツ」

 

そう思ってしまうくらいに速かった。途中でさーややおたえにも会った。

 

この2人も香澄があんな速度で走っていったのは初めて見たらしい。

 

ちなみに、有咲は先に練習場へ行ってるらしい。てか場所聞いてないんだが!?

 

「今日の練習場所は有咲ちゃんの蔵だよ」

 

「ありがとう牛込さん……って蔵!?」

 

「えっ?何か変なこと言ったかな?」

 

「蔵ってあの蔵だよね?」

 

「思ってる蔵で合ってると思うよ。場所分からないと思うからここから一緒に行こっか」

 

「お願いします牛込さんm(_ _)m」

 

牛込さんに連れられて有咲の蔵に着いた。

 

「ここが有咲ちゃんの蔵だよ。早く行こ!!」

 

「お、お邪魔しまーす」

 

そのまま牛込さんに連れられて蔵の地下に行くと

 

「やっと来た〜」

 

「おつかれ〜。りみも翔斗くん連れて来てくれてありがとね」

 

「やっととか言わないでくれよ。香澄が場所を教えてくれなかったからだな」

 

「えへへ〜忘れてた〜」

 

「今回は牛込さんがいたからいいけどさ......もし居なかったらどうするつもりだったんだよ」

 

みんなが苦笑いしてる......香澄はこんなことよくやってそうだ。

 

「まぁいいけどさ……俺は何したらいいの?」

 

「そこに座って私たちの演奏を聞いてて欲しいな」

 

「人に教えることがあまり無いから伝えるのが下手かもしれんがそれでもいい?」

 

「そんなの気にしないよ」

 

「了解」

 

「それじゃあ行くよ〜」

 

5人の演奏が始まった。曲は俺が好きな“走り始めたばかりのキミに”だった。練習とはいえ本番さながらの空気が蔵の中に走った。

 

(CDで聞いてたのとは全く違う。やっぱりベースの音だったりドラムの音だったりがしっかり聞こえてくる。やっぱり生で聞けるのっていいな)

 

そう考えてるうちに、演奏が終わってしまった。

 

香澄が汗を額に浮かべてた。ほかの4人も肩で息をしている人や、汗を浮かべている。みんな練習でも必死にやってるんだな。俺が練習する時とは大違いだと思った。

 

「どう、だった……かな?」

 

「すげぇ……凄ぇよみんな!!俺興奮した!!俺からはほとんど言うことないと思う!!」

 

「よかった〜」

 

「ただ……」

 

「ただ......(ゴクリ)」

 

「香澄は少し歌ってると走るかな?」

 

「ホントに!?」

 

「うん。ベースとかドラムといったリズム隊の音を聞いてみるといいかもね」

 

「わかった!!少し意識してみるね」

 

「あとは……牛込さん」

 

「わ、わたし?」

 

「少し自信が無い箇所があったように聞こえたかな?」

 

「うっ……なんでわかったの?」

 

「少しテンポが遅れてたからね。もうちょっと自信もってやれるように練習してみる?」

 

「うん、そうしてみるね!!」

 

「あとの人は特に問題なしかな?」

 

「じゃあ次は翔斗くんの番ね?」

 

「ふぇ?俺の番?」

 

「うん。だってギター弾けるでしょ?」

 

「どこでそれを!?」

 

牛込さんからすっとスマホを差し出された。そこに映っていたのは。

 

(うわぁぁあ!!昔撮って練習してた弾き語りのやつ!!なんで牛込さんが知ってるの!?)

 

そんなことを思ってると、おたえが蔵にあったアコギを持ってきてた。

 

「……分かったよ。みんなが演奏を聴かせてくれたお礼だよ。何やればいい?」

 

5人で相談し始めた。数分待って牛込さんがリクエストしてくれた。

 

「それじゃあ、“宿命”をお願いしてもいいかな」

 

「了解。それじゃあ聞いてください」

 

〜少年弾き語りを披露する〜

 

久しぶりに弾いた。引越しなどでここ1週間弾いてすらいなかったけど大きなミスは特になかったと思う。

 

「どうかな?」

 

『…………』

 

これはどっちなんだ!?無言って1番反応に困るんだよ〜誰か何か言ってくれ〜。

 

「す、凄いよ!!翔斗くん」

 

「そ、そんなにかな?」

 

「うん。私は翔斗くんの声好きだな」

 

「そう行ってくれる人いなかったから少し嬉しいな」

 

「ねぇ翔斗くん」

 

「どうしたの牛込さん?」

 

「私にベースを教えてくれないかな?」

 

「……教えて欲しいって言ってくれてるんだからその思いを無下にしちゃダメだよね。俺でよければ教えるよ」

 

こんなことを言っちゃったから今日はしっかり教えることにした。

 

「このフレーズはここをこう押さえる方が牛込さんは弾きやすいかな?」

 

「……ホントだ!!かなり弾きやすくなったよ。ありがとう石崎くん」

 

そうやって教えてたら練習終わりの時間になった。

 

「久しぶりに弾くと楽しいな」

 

「久しぶりだったんだ!!」

 

「引越しの準備とかしてて弾く時間なかったからこんなに上手く弾けるとは思ってなかったけどね‪w」

 

「また聴かせてね」

 

「マジすか……タイミングが合えばな」

 

さくっと片付けをして蔵を後にした。4人とはいえ、女子高生のみだから一緒に帰っていった。香澄やおたえ、さーやと別れ、牛込さんと2人になった。

 

「今日はお疲れ様!!」

 

「ホントだよ。まだこれ転校初日なんだよね」

 

「そうだったね。でも楽しかったでしょ?」

 

「もちろん!!」

 

そこから少し無言で夜の街を歩いた。

 

「……あのねっ!!」

 

「どうしたの?」

 

「これ、俺の連絡先だから。ベース教えるんだったら知ってた方がいいでしょ?予定も合わせやすいし」

 

「ありがとう。またベース教えてね?」

 

「俺なんかでよければ」

 

俺は新しい連絡先、しかも女の子のものを手に入れた。




今回はここまでです。
今月はガルパ5周年のタイミングですね。次回はその日かな?
まぁ不定期更新なのでゆっくりお待ちください。
お気に入り登録とか感想とか評価とかして頂けるとモチベが上昇するかもしれません。
リクエストとかも募集中です。
それではまた次回お楽しみに!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。