普通の日常に輝きを   作:ルコルン

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ここのオリ主くんは頼まれたらどうにかして頼まれた事をこなそうとする子です。
たとえ難しそうな事であったとしても……ね?
という訳で、沙綾とのお手伝い回+αです。(というか+αの方がメインになっちゃってるかも?)
どうぞ(∩´。•ω•)⊃


友達に頼まれたら……

テストが終わって数日が経ち、バイトとかでもヘマをかまさないので特に平和な日常をすごしていた。

 

「翔斗くん!!」

 

「おう、さーや。どうした?」

 

「明日って暇?」

 

「ちょっと待ってろ。予定確認するからな……明日は空いてるぞ?」

 

「それじゃあ手伝って!!」

 

「ええと……何をだ?」

 

「明日、私の店で新商品が発売されるんだけど、その時って大体お店が超満員になるのね」

 

「つまり、さーやの店の手伝いに入ってくれということだな」

 

「そういうこと。お願いできるかな?」

 

「分かった。何時にそっちに行ったらいい?」

 

「6時とかでもいいかな?」

 

「……起きれねぇかもしれないや」

 

「それじゃ今日うちに泊まりに来る?」

 

「へっ!?」

 

「まぁ帰ってから親に聞かなきゃ行けないんだけどね」

 

逃げ場がないのかと思っちゃったよ。でも、さーやの親の許可が取れたとして、年頃の男女がひとつ屋根の下で一夜を過ごすんだろ……ヤバくね?さーやの親が居るとはいえね。

 

「……さーやは、いいのか?」

 

「へ?……どういうこと?」

 

まさかの無自覚かよ!?

 

「いや、だってさ。年頃の男子を家に泊めるんだぞ。さーやの親にだって迷惑がかかるし……」

 

「私は気にしないよ?だって私の家弟と妹がいるし、手伝ってくれるならそれ相応の報酬的なものは渡さないといけないしね」

 

「そう……なら、許可が取れたら連絡してくれ……と言っても連絡先知らないんだったな」

 

こんな事があったからさーやと連絡先を交換した。

 

さーやから午後6時くらいに連絡が来た。

 

“今日、私の家に泊まっていいってさ”

 

“そっか。なら今からそっちに向かうけど、何か買う物とかある?”

 

“ちょっと待ってて。今から聞いてくるから”

 

さて、連絡が来るまでに準備をすませますか。服とか、タオルとか財布とかね。

 

準備し終わって、家を出ようとした時に連絡が来た。

 

“特に無いらしいからそのまま来ても大丈夫だよ”

 

“了解(*`・ω・)ゞ”

 

さてさてさ〜て、向かうとしますか。

 

 

 

 

「来たぞ〜」

 

「いらっしゃい、翔斗くん。とりあえず中に入って!!」

 

「お邪魔しますペコリ((・ω・)_ _))」

 

「いらっしゃい翔斗君」

 

「今日明日とよろしくお願いします。千紘さん」

 

山吹千紘(やまぶきちひろ)さん。さーやこと山吹沙綾の母親であり、沙綾の下に弟と妹の2人いて計3人姉弟の母親だそうだ。だとしたら若く見える。その反面、身体が弱いようで、沙綾から休んで欲しいと裏側で偶に聞いている。

 

「いいのよ。今日明日って手伝ってくれるんだもの、これぐらいなら当然ですよ。ただ……」

 

「ただ……?」

 

なんでだろう……ヤバい爆弾発言が飛び出してきそうな気がする。

 

「手伝ってくれる子が男の子だとはね。うちの紗綾にも春が来たのかと……」

 

「えちょ、急に何言い出s「お母さん!!」えちょ、さーやまで!?」

 

「あらあら〜ごめんなさいね!!」

 

「もぉ……ごめんね私のお母さんが変なこと言い出しちゃって……」

 

「あはは……まぁ別に慣れてるからいいよ。正直、そう思われても不思議ではないし」

 

「へっ!?」

 

「俺も親だったらさーや位の年の女の子が家に男の子を泊めるって言われたら、俺も千紘さんみたいに思うかも……って」

 

「翔斗くんまでそんなこと言うの〜!!」

 

数分間、さーやが口を聞いてくれなくなったのは言うまでもないだろう。

 

「……ところで、沙綾さん」

 

「……何」

 

「……明日って何すればいいんですかね」

 

「……言うの忘れてたね。はいこれ」

 

そう言って渡されたのはマニュアルだった。

 

「基本的に接客+レジ打ちだから頑張ってね」

 

そう言ってさーやは立ち去って行った。......後で謝らなきゃな、さすがにずっとこのままだと歯切れ悪いし。

一応マニュアルを確認しておいた。まぁバイトのやつと特に変わらずだったかな。

 

マニュアルを読み終わり、千紘さんに沙綾の部屋を確認してから部屋に向かった。

 

コンコン「さーや、石崎だ。入るぞ」

 

「……どうぞ」

 

そう言われたので入る。要件を早く伝えなきゃ。

 

「……ごめん、言いすぎた」

 

「……怒ってないよ?」

 

「へっ!?だってあの時」

 

「あの時は心の整理をしてたの」

 

「おっおう。ならいいんだがな……ハァ心配して損した」

 

「なんの心配?」

 

「さーやに嫌われたかと思った」

 

「あんなことで翔斗くんのことを嫌わないよ!!ところで、本当の目的は?」

 

「あぁ、忘れてた。俺の寝る場所ってどこなんだ?」

 

「……あっ!!」

 

「“あっ”てなに、“あっ”て」

 

「……忘れてた」

 

「…………へっ?」

 

「だから忘れてたの!!」

 

「マジ?」

 

「マジマジ!!」

 

「俺適当な場所でいいよ。なんならリビングの椅子とかでも。身体さえ休まればいいからさ……」

 

「それはダメ!!」

 

「あっはい」

 

さて、どうしたもんかね。椅子とかじゃダメ。かといって、俺の泊まる部屋がない......八方塞がりじゃねコレ?

 

「……寝る?

 

「へっ、今なんて……?」

 

「だから、“私の部屋で寝る?”って言ったの」

 

固まっちゃったよね……思考はもちろんなんだけど、体も。

 

「ちなみに、拒否権は……?」

 

「ないよ?」

 

マジか〜詰んだ\(^o^)/

 

この日はあまり寝れなかったことは言うまでもないだろう。ちなみに、何も起きてないですよ、ええ。決して、香澄たちにバレたとかそんな事は決してないので。(訳:ポピパの定期通話会でさーやがポロッと口走ってましたね。その後の反応は風呂入ってたからわかんなかったけど。)

 

翌日、6時に目が覚めた俺は、階段をつたって1階に降りた。もちろん、服を着替えるためだ。

服を着替えた俺は、山吹家のリビングに向かうと千紘さんたち親組が起きてた。

 

「おはようございます」

 

「あら、早いのね?もう少し遅いのかと思ったわ」

 

「休みの日なら、いつもは7時起きですからね。こんなに早い時間に起きれたのは今日だけですよ」

 

「朝ご飯ができるまでもう少しあるから、ゆっくりしといていいわよ」

 

「いえ、そんな訳には行かないですよ」

 

「あらそう?なら、手伝ってもらおうかしら」

 

少しお願いしたら、手伝わせてもらえた。主に食器類を出すことだったり、出来た品々を机に持っていくとかだったんだけどね。まぁこんなことをしてたら時刻は6時半になっていた。

 

「それじゃあ、翔斗君に私から最後の仕事。沙綾たち3人を起こしてきてもらえないかしら」

 

「了解しました」

 

さてと、起こしに行きますか。とは言っても、誰から起こすべきなのかなんて、全くわかんないんだけどね。

 

ちなみに、沙綾の下2人……純くんと紗南ちゃんは同じ部屋で過ごしてるようなので、先に2人を起こそうかな。その方が楽そうだし。

 

「純くん、紗南ちゃん。朝だよ〜起きてね〜」

1人ずつ体を揺すったらすぐに起きてくれた。

 

「おはよう、純くん、紗南ちゃん。朝ご飯できたってさ。下降りてきてね」

 

『はーい』

 

うん。一人っ子だからこんな感じの弟や妹がほしかったな〜なんて言って変わるほど世界は甘くないもんね。切り替えてさーや起こしに行こう。

 

コンコン「さーや、起きてるか。千紘さんが朝ご飯できてるから降りてきてだってさ」

 

「んー分かったー」

 

起きてるようで何より。さてと、呼び終わったから俺も降りますか。

 

俺が下に降りたら、純くんと紗南ちゃんが抱きつきに来た。

 

「お兄ちゃん。お姉ちゃん起きてきた?」

 

「タブンネ。今頃顔を洗ってるんじゃないかな?」

 

とか言ってたらさーやがリビングに入ってきた。

 

「おはよう、さーや。さて、全員揃ったことだし食べよっか?」

 

「そうだね。それじゃあ……」

 

『いただきます』

 

 

 

 

朝ごはんを食べ、手伝いのために山吹ベーカリーのエプロンを着た。来てから鏡みたけどあんまり変わんねぇや‪w

 

「……んじゃやりますか。今日はよろしくね、さーや」

 

「こちらこそよろしくね、翔斗くん」

 

お店を開けたら、このお店の常連客の人が多く来た。その時に常連さんから「あら、新しい子?」って結構な頻度で聞かれて、その時に毎回毎回「今日だけのピンチヒッターですよ〜」って適当に言ってました。ほとんど事実だしさ。さらにさらに、途中であの方が……

 

「どもども〜」

 

モカが来た……1人で。

 

「新作のパン買いに来たよ〜ってしょー君なんでいるの?」

 

「それはカクカクシカジカウマウマサンカクってことなんだよ。そして、新作のパンはここにあるよ。」

 

「おぉ、ありがとうねー」

 

まぁモカは新作パン以外にも色々買って行ったんだけどね。トレイ2つ分買っててビックリしちゃったよ。さすがにレジ打ちも時間かかるよ。

 

「ところでモカ、いつもこんな量買ってるの?」

 

「うん。沙綾のところのパンは美味しいからね」

 

「それはわかるが……こんな量のパン1食で食べないぞ。こんな量を買った1日の食事がパンでも行けるレベルだし……太らないの?」

 

「大丈夫。ひーちゃんにカロリー送ってるから」

 

上原さん……どんまいです。まぁホントなわけがないと思いますけどね。

 

まぁこんな感じのことも起きたけど、それ以外は特に何も起きなかった。空いた時間に沙綾と変わって商品の品出しをしたりもした。

 

午後からは沙綾1人で捌ききれるって言われたし、心做しか客足が減ってる気がしたので、お言葉に甘えて純くんと紗南ちゃんの遊び相手になった。子供って体力あるね。俺も体力付けないといけないかな……HAHA‪。

 

ちなみに、いつも以上に繁盛していたようで、俺の給料はメロンパン2個と食パン2斤だった。また機会が出来たら手伝おうかな……あっ、今度はお泊まりなしで。

 

まぁ、《沙綾の家にお泊まりしたこと》についてはかなり質問責めされたけどね‪w(特に沙綾以外のポピパのメンバー)




今回はここまでです。
いつも以上に長いです。ここまで書いたのは始めてです。読みずらいですかね?意見くれたら参考にします。
感想くださったら狂喜乱舞しちゃいますね。後、こんな書き方の方がいいよとかありましたら送ってください。
感想書きたくないよっていう方はお気に入りだけでも登録してくださったらモチベ上がって投稿頻度維持できるかもです。
それではまた次回!!
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