そう言えばアクナイのねんどろいどあるんですね。メフィストファウスト、あとノヴァちゃんのやつありませんかね……
◆◆◆
さて、スカルシュレッダーの攻撃はざっくりと分けて2種類。
現在の位置関係だと、
「うーん。流石にラグすぎて当たらないね。もう少し偏差撃ちを覚えた方がいいよ」
「貴様ッ!」
どこぞの花の魔術師を思い出しながら、煽る。スカルシュレッダーは、(僕の主観だが)割と激情家だ。レユニオンにいる動機も、幼い頃に妹と引き離され、強制連行され、そこを根源として来る憎悪だ。
裏を返せば、レユニオンの中で誰よりも感染者の今の状況についてなんとかしようとしている。だからこそ、部下も沢山いるのだろう。……多分、この場にいるその部下をほぼ全員失神させてしまっているから、僕へと怒りが向いているのだろう。
「グレネードランチャーは威力が高いから、殲滅力が高い。爆発の範囲も広いから、対集団戦において強力だよ。でもね、それも当たらなくちゃ意味が無いよ?もう暫く、動く的で練習しようか」
「……ッ!!!!」
装填し、今度は3連続で撃ち込んでくる。これはちょっと危ない。
回避行動はするものの、破片が頬をかする。危ない。
戦闘機動が悲しい事になっている僕だけども、
とはいえ、このままでは決め手に欠ける。だからこそ、今この手には銃がある。
回避した直後にトリガーを引き、
発砲音はどうしてもする。それに気付いたスカルシュレッダーは身を翻して
「何をした?」
「攻撃だよ?僕自身は殺傷能力に欠けるからね」
ダメージ自体は低いだろう。だからこそ、スカルシュレッダーはこれ以降攻撃を避ける必要は少ないと判断したのだろう。
グレネードが命中しないことに痺れを切らせて、ブレードを使った攻撃に切り替えてきた。流石に近接戦は苦手なので、できる限り妨害しつつ逃げ回り、隙を見て
だいたい10回くらい撃ったくらいだと思う。正確には数えていない。
そろそろ体力がキツい。回避しきっていたブレードをギリギリで避けたが、ちょっとこれ以上は無理。
「あはは……きついなあ」
ちょっと袋小路まで追い詰められてしまった。まるで足掻きだとばかりに、もう1発撃つ。
「そんな玩具は効かない。ちょこまかと……いい加減、覚悟して、死─────ッ?!」
追い詰めた、と思ったのかブレードを振り上げたスカルシュレッダーが、突然その場に膝をついた。
グレネードを落とし、頭を抱え、苦しんでいる。
「ふう。だいたい10回か。大概の人は、5回目でそうなるんだけど……凄いね、君は」
「きさ、ま……何をし……た!」
「うーん。種明かししてもいいけど……まあ、君が痛くないからって避け無かった
僕の武器である銃は、通常の弾丸ではなく
僕の『アーツ』は基本的に不可視なのだけど、
ではそのダメージのほぼ出ない
ダメージはないが、その代わり、どんな装甲であろうと透過して着弾する。言い換えれば、回避しなければ神経ダメージが蓄積していく。
つまり、いまのスカルシュレッダーは神経ダメージが蓄積しきって、スタンと大ダメージを受けている。
「どんな事でも、基本的に意味はあるからね。……じゃ、僕はそろそろ合流しに行かなきゃだ。また会おう、
「!」
とりあえずそれだけ言い残して、僕はその場から全力で離脱した。
……スカルシュレッダーは何か言いたげだったけど、聞いている時間はちょっとない。