最強!無敵!みたいな奴らしか居ない by 地の文   作:LeIkaF

5 / 5
どこにでるかな〜


#5だなぁ、一人で別世界に遊びに行こうかな

 さてさて、秀凛ちゃんから逃げるようにこの世界に来たけど……どういう場所?辺り一面は割と普通の民家が立ち並んでるけど、基盤世界には入らないようにしてるから、多分何かしら不思議な要素があるんでしょ。

 ちょっち此処の情報を覗き見………っと、成程、化学と魔法が発達した世界ねぇ。とある有名世界の固有異能が無い版的な所かな?

 そんじゃ、遠くに人が集まってるっぽいから、行ってみようかな~。

 あっ、っと。その前に実体化しておこうかな。

 

 う〜ん、やっぱり実体は実体で良いところが沢山有るよね。生きてる感じがするよ。

 黒に赤メッシュの入ったロングの髪に、緋色の和服。相変わらずこの服の着心地最高だわ。自分に合った服を自動で顕現してくれるようにしてるけど、やっぱこの機能付けといて良かった。

 

「あ〜、この触り心地好きだなぁ………………そろそろ向こうに行こうかな?」

 

 ────ここからの地の文は私、代理文が務めさせて頂きます。

 

「お、代理文ちゃん久しぶり。元気でやってた?」

 

 はい。調子は良好です。しかし、未だに実体化ができる段階まで実力が伸びていません。

 

「そっかぁ、まだ代理文ちゃんとは遊べないのか〜。私が実体化させても良いんだけど…」

 

 私の矜持が許可していません。

 

「…やっぱそうだよね、私がそういう風に設定したんだし、仕方ないか」

 

 これからも修行に尽力していきたいと思っています。

 ところで、そろそろ出発されたらどうでしょうか?

 

「そうだね。じゃあ行くとしようかな」

 

 そうして、地の文は人が密集している其処に向かって歩き始めた。

 

「自分の行動が実況されるのは慣れないなぁ」

 

 そんな事言ってないで早く進んでください。

 

 


 

 

 

 目的地に向かい歩いていく内に、段々とその正体が明らかになってきていた。

 

「偶には歩きも良いかなって思って歩きで来たけど、思ってたよりも距離在ったなぁ。ちゃんと距離も見ておけば良かったかなぁ?んで、アレは……何かしらの才がずば抜けてる人材が集まる街ね。まあまあ予想通りって感じかな」

 

 此方の世界に訪れてから7ヶ月経っていることには触れず、予想が当たって少しばかり嬉しそうにする地の文。

 

「全く、7ヶ月くらいいいじゃん?」

 

 一般的な人間の感覚から鑑みれば、長期的な期間となります。もっとも……

 

あの街の人間からすれば、極僅かな期間とされるようですが。

 

 目算距離2km程先から、何者かがこちらに向かい跳んできた。

 しかし、その者は地の文を目掛けていたらしいが、あっさりと躱されて数十m先の地面に衝突した。

 

「おっとっと?これはまた激しい歓迎だこと」

「…まさか躱されるとは、な!」

 

 今度は殴りかかるが、これまたスルリと避けられる。

 

「…ッ!何者だ?テメー」

「私?地の文」

「何者なのかと訊いているんだ」

「いや、だから地の文って…」

「もういい、話にならん!」

 

 そう言い残して、その者…██████は去って行った。

 

「代理文ちゃん、カタカナへの翻訳忘れてる」

 

 そう言い残して、その者…トルアクェルスは去って行った。

 

 ……私も修行不足ですね。




お久しぶりです。
最近ちょくちょく執筆のリハビリ頑張ってます、私です(誰おま)。

地の文は実体化すると「」が付くようになります。
そして、代理地の文ちゃんが出現します。

あ、今回は1234文字でした。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。