ヤーナム憑依転生の雑多場   作:蓬莱鈍足

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(1)とあるが、続けるかは未定。続けるにしても本編終わった後。つまり相当先。


前提条件
ヤーナム憑依転生の本編のif的なヤーツ

・ミルチア(俺さん)
dlcを知らない。

・狩人さん(自機)
狩人の悪夢にいる

捏造というか改変をしました。
すまんな。階段上の狩人。お前の存在が消えちまった。



本編のif(1)

bloodborneのヤーナムで憑依転生をしてしまった。

 

ブラボゲーマーだった俺。死んだはずの俺が聖歌隊のミルチアという女性に憑依転生をしてしまった。

狂信者であったミルチアから凡人な俺になった人格変化は他の聖歌隊員に猜疑心を生んだ。

そして俺が入ったミルチアは実験台として運用されることになった。

それを救ってくれたのがミルチアの友人、ノアだった。

ノアは俺と共に聖堂街に逃げ、右も左も知らない俺が生活できるように衣食住を用意してくれた。

 

ノアはミルチアの中に俺という異物が入っていることを知ってなお共にいてくれた恩人だ。

 

だが、そんな恩人は病にかかってしまった。

獣狩りの夜になると病状は今までの非ではないほどにひどくなった。

 

俺はノアを救う為に、少しでも早く獣狩りの夜を終わらす為にヤーナムの夜に繰り出した。

 

 

●●●

 

 

聖堂街、大橋の付近の家から飛び出した俺は教会の大男の斧で死んだ。

そしてそのまま「狩人の夢」に行き、狩人になった。

死ななくなったのはありがたい。でもまさか俺がゲーム主人公の立場になってしまうとは……

 

なんだかんだで、エミーリアを倒し夜を迎えた。

ヘンリエットがいなければ倒せなかった。

 

夢に帰ると、使者から「血に酔った狩人の瞳」をもらった。

初めて見た。ゲームでもこんなものをもらった記憶がない。

血の遺志の力なのか、この瞳がなんなのか、血に酔った狩人の末路がどういったものなのかを知った。

血に酔った狩人は悪夢に囚われるという。

 

それにしてもこれをどうすればいいのだろうか。これを使って悪夢に行けってか?

 

ゲームだと悪夢に行く方法はアメンドーズ関係か?

悪夢の辺境とか行き方が特殊すぎるんよ。

 

夢からオドン教会に移動した。アメンドーズがいる場所に近づく。

啓蒙はたまっていないのに見える巨体。相変わらず気持ち悪い。

 

悲しいかな、アメンドーズに掴まれて潰されないと別の世界に行けないのだ。

残念だけど潰されたくないので悪夢には行かない。イヤーザンネンダナー

 

アメンドーズの掴み攻撃が当たらない安置から、狩人装備とシルクハットをくれた狩人(死体)に手を合わせて供養した後、アメンドーズに背を向ける。

足を進めてようとしたが、服が何かに引っ掛かたのか前に進めない。

 

後ろを向く。

聖歌隊衣装の聖布をアメンドーズがつかんでいた。

なんで!ここは安置だろ!

よく見るとアメンドーズの体制が違っていた。普段は安置でも、この場合は普通に届く位置だった。

 

こういう所でゲームと現在との違いを出さないで欲しい!

 

聖布を勢いよく引っ張られ後ろに倒れる。倒れた俺をアメンドーズは、子どもが床に落ちた人形を拾うように雑に掴み、そして握り潰した。

 

 

●●●

 

 

狩人の悪夢に来てしまった。こんな場所しらない。ゲームでも見たことない。

悪夢を攻略するべきなのか?俺の一番の目的はノアの病を治す為に獣狩りの夜を終わらせることだ。

 

……でも夢の中なら時間は進まないか?

まわりを見た所、オドン教会に似た建物にいる。少しぐらい見てまわっても大丈夫だろう。

それにしても、狩人の悪夢は聖堂街が元なのだろうか?

建物の外から光が漏れている。昼間か?太陽光を浴びたい!

 

ハイテンションで外に出る。

そこは聖堂街みたいな立地だが、まるで火山の溶岩が街を覆う途中で固まったようにへばりついていた。

聖堂街で感じた清潔性は感じられない。

不潔というか汚れているというか……不健康な人間の体を街にしてみたらこんな感じだろうか?

 

また太陽光だと思ったものは、曇天の空から謎の光源が放っていた訳のわからない光だった。

今は獣狩りの夜だし月だろうかと考えたが、それを覆う影のような何かが気になる。

似たようなものを知っているな。使者からもらった「血に酔った狩人の瞳」がこんな感じに瞳孔が溶けてて……

この悪夢は誰かが溶けた瞳孔で見ているのか?それとも瞳の中の出来事か?……知らね。見なかったことにしよう。

 

とりあえず右手に見える階段を上ろう。このまま行けば大聖堂に着くか?

岩のアーチがかかる辺りで上から何かが落ちてきた。

獣だった。重たい刃物でえぐられたような傷があった。

 

後ろに下がると獣が落ちてきたであろう岩上に人影があった。

 

鋸刃のついた大きな鉈を持ち、つば付きの帽子を顔を隠すように目深にかぶっていた。

狩人だ。気味の悪い場所だと思ったが、獣を狩る理性がある人がいる。

勝ったなガハハ。

 

階段横の坂を上り狩人に声をかける。

 

「すいません。少しお聞きたいことが……」

 

狩人はこちらを認識すると同時に鉈を持った腕を振りかぶった。

鉈は仕込み杖のように伸びた。伸びた刀身は俺の体を重たい衝撃と共に切りえぐり、アーチの下の階段に俺を弾き落とした。

 

そうだ。ここは悪夢だ。メンシスの悪夢、悪夢の辺境……どこにもまともな人はいなかった。

しかもここは「狩人の悪夢」だ。

血に酔った狩人が囚われている。少し考えればわかることだったのに好奇心が変に作用してしまった。

 

うまく受け身が取れず階段に落ちる。

一薙ぎの攻撃でかなりのダメージを受けた。ここはヤバい。俺みたいな雑魚がくるような場所じゃない。さっさと帰ろう。

 

倒れた体を起こすために顔を上げた。

目線の先には狩人がいた。枯れた羽が特徴的な帽子に顔を覆うマスク。そしてゲームで見慣れた狩人装備一式。手にはノコ鉈を持っている。

 

詰んだ。

 

狩人はノコ鉈で、体を起こそうと力を入れていた俺の腕を切り落とした。武器を持っていた右腕だ。攻撃手段を失くしてきやがった。

最後っ屁で左手の銃を放とうとしたが、それよりも先に狩人が俺の頭を鉈で叩き割った。

 

 

●●●

 

 

死んだ。

なんなんだあの狩人は。

一番初めにあった狩人はひどく虚ろで狩りしかできないような雰囲気だった。だが俺を殺した狩人には虚ろさは無く、狂気を纏っていた。

二人は同じ「血に酔った狩人」だがベクトルは俺を殺した狩人の方が強いだろう。

 

狩人の悪夢は俺みたいなペーペーが来る場所ではなかった。

死ぬ前に帰れば良かった。

大量の血の遺志を落としてしまった。

 

……取りに戻るぐらいなら大丈夫だろうか?行ってみよう。あの時は不意打ちに近かったが、何があるか知る今ならいける気がする。

 

戦うのは無理だ。逃げ走ってどうにかする。

体操をして準備は完了だ!

階段を上る。

目線の先には……血の遺志を吸収した狩人が階段を下っていた。

 

撤退。

 

全速力で階段を下る。後ろから圧を感じるが後ろを振り向く余裕はない。

建物に入り灯りに手をかざす。

勝ったなガハハ。二度と来るかこんな場所。

 

後ろを振り向くと狩人が獣のように俺に飛びかかる瞬間であった。

 

間にあわなかった。無敵時間なんてなかった。

狩人に飛びかかられて体は吹き飛んだ。

何か固い物が折れるような音がした。

だがそんなことは気にしていられない。

 

狩人に覆い被せられて拘束された。頭と片腕を押さえつけられて動けない。

狩人に聖歌隊装束をエリをずらされ、首もとに顔を近づけてきた。

マスクを外したのか荒い息が直接首もとにかかる。

 

こいつ俺を喰うつもりなのか?生きたまま食われるのも性的に食われるのもごめんだ。

舌を噛みちぎり自害をしようとした。しかし狩人に頭を殴られる。殴られた衝撃で口が開き、そこに何本か指を突っ込まれた。

 

上等だ!お前の指を噛みちぎってから死んでやる!

狩人の指に歯を突き立てる。

 

狩人はなんの痛みも感じている様子はなく、俺の首もとに顔寄せてなんかぶつぶつ言い始めた。

 

狩人からは血の臭いがきつい。新しい血と古い乾いた血の両方の臭いだ。

でもその中にもうひとつ違うにおいが混ざっている気がする。例えるなら……月の香り?何故こいつからこんな香りが?

 

混乱している俺の耳に、狩人の呟きが耳に入った。

 

「神様、私だけの神様……」

 

何言ってんだこいつ。

顔を見る為に体をよじる。この動きは阻止されなかった。ナメられているのか?

 

狩人の顔を見る。矢張、血に酔っているのか瞳孔が両眼共に溶けていた。

そんな狩人は何故か俺にすがるような表情を向けていた。なんか見覚えがある顔だ……こいつは確か……

 

『自機か?』

 

俺の言葉に狩人が反応した。

 

「そうです!私は貴方に会うために……」

 

そういい俺にすがりついてきた。これからどうすればいいだろうか……

 

どうしようかと辺りを見渡す。するととあるものが目に写った。

それはひしゃげて使い物にならなくなった灯りだった。

 




こっちの世界線の人物紹介

・ミルチア(俺さん)
憑依から獣狩りの夜に家を飛び出す理由は本編と同じ。
異なる点は、家を出てから教会の大男の斧で死に、狩人になってしまうこと。
そこから頑張って渇ケモとエミーリアをぶっ殺した猛者。

夜を迎えて、使者からdlcアイテムの「血に酔った狩人の瞳」をもらう。そして「狩人の悪夢」へ。

好奇心のせいで大変なことになってしまった。


・狩人(自機)
基本本編と同じ。
プレイヤーを頭中の声として認識。夜明けを迎えると同時に声が消失。絶望の中、獣狩りの夜を繰り返す。

本編ではミルチア(俺さん)と会うまで理性を保っていたが、こっちでは獣を狩りすぎて本来の目的である“頭中の声との再開“を忘れて血に酔い悪夢に囚われることになる。


Q.何で自機狩人は俺さんに気がついたの?

A.ミルチア(俺さん)の血の遺志を取り込んだから。遺志の中に俺さんを感じたからとかそういう……

●●●


~これからの二人~

初期スポーン地点の「狩人の悪夢」の灯りを壊してしまい夢に帰れなくなったミルチア。
次の灯りを見つけるため狩人の悪夢を進み、ルドウイークと戦う。


Q.灯りなら「悪夢の教会」があるじゃん。

A.見つけられなかったんでしょ。可哀想なミルチア(適当)


倒した後に現実に戻ると悪夢に囚われていた自機狩人が隣にいた!でもいいし、獣の抱擁状態の自機狩人がいても良き。
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