親友の妹に転生しました   作:三和

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ホテルの入り口まで来た所で気付く…

 

「あの人、何で私の事知らないの…?」

 

実は私には取材の話が来ていた…大会開催一ヶ月前の時点でね…ただ、あの時は合宿所がああなってしまい追い出されたから…てっきり取材の話は流れたんだとばかり思ってた(だって選手としての私の特集なのに、私のインタビューだけしても仕方無いじゃない?束のラボにマスコミ関係者入れる訳にも行かないし)

 

……が、結局普通に私は向こうに呼び出されてたり(何で千冬は私の携帯の番号まで勝手に教えてるかなぁ…)で、結果インタビューだけは受けていた…つまり、私の素性については普通にテレビで流れてる筈なんだよね…まさか、まだ放送されてないの?合宿所出て、束のラボに来て…こうしてドイツに来てからもテレビ見てないから分からなかったけど…

 

「一応確認して貰うべきかな…」

 

携帯取り出して、束に連絡……いや、ここではやめようか。

 

「取り敢えず部屋に戻ろう…」

 

 

 

 

部屋に入れば相変わらず千冬は爆睡中……いや、もしかして寝た振り?何か寝息が変…これはつまり手を出せ、と?

 

「……(千冬の場合、良く有る誘い受けとかじゃないよね…私が近付いたらベッドに引っ張る気満々だろうし…えっと、襲い受けって言うんだっけ…?)」

 

ちなみに、基本的に同性同士のカップルで良く使われる言葉で……まぁ、そんな話は良いや。

 

「……」

 

椅子に座り、携帯を取り出す……さすがの私も、初めから毒が入ってると分かってる据え膳に自分から手を出すつもりは無い…よっぽど飢えてるんなら別だけど…正直今はそう言う事したくないし、何よりこっちが優先。

 

"束、ちょっと頼みが有るんだけど…今良い?"

 

メール送信……千冬は動かないね、このまま寝た振りして私を待つ気なのかな…?あ、束から…

 

"何?もしかして…媚薬でも欲しいとか?"

 

……そんな物無くても、千冬は私に欲情してくれてる…寧ろ、あまりの執着振りに私の方が気遅れしてるぐらいだし…まぁ、嫌では無いけどさ…

 

"違う違う……そんなの手に入るの?"

 

必要は無い…でも、ちょっと興味は有る…私が使っても千冬の性欲に飲み込まれそうだけど…それはともかく、今より更に千冬が私に対して興奮したら…私はどうなるんだろうって…さすがに、本当に壊されるかな…本人無意識なんだろうけど…私、首絞められてるしね……男性が行為の最中に締め付けを求めて、相手の女性の首を絞める話は良く聞くけど…挿入の出来無い女性同士で一体何の意味が有るのか……あ、返信…

 

"もちろん手に入るけど、本当に欲しいの?"

 

……普通のテンションで返して来るのが怖い…多分コレ冗談でも嘘でもないね…正真正銘、本物が手に入るみたい…

 

"欲しいかな…用意しておいてくれる?大会が終わったら、使ってみたい…"

 

あー…私、死んだかも知れない…

 

"うん、分かったよ。用件はそれだけ?"

 

……いや、コレ本命じゃないじゃん…何やってんの、私…

 

"ううん…こっからが本題…"

 

そして、昨日千冬と二人で行動してる時に後を付けられていた事…それからさっきライターが接触して来た事を伝える…その上で…

 

"要は、そいつをどうにかすれば良いのかな?"

 

"いや、そっちは良いの…今の所実害無いし…そうじゃなくてね…"

 

そのライターは何故か、インタビュー内容を放送された私の事を何故か知らなかったのが気になる…私のインタビューは果たして本当に放送されたのかを調べて欲しいのが私の頼み……三人目の尾行者?そっちは素性分からないしねぇ…

 

"成程…了解、取り敢えず放送された形跡有るかを調べてみるよ……一応、今日か明日放送される可能性も有るけど…そっちも調べる?"

 

そう言えば今日入れて、大会までまだ二日有るからね…つまり、もし放送されて無かった場合…放送予定が有るのかも調べてくれると言う事かな…一応、必要が無い作業と言えばそう…今日まで放送されてないのが分かった時点で、あの人が私知らなくても可笑しく無い事に…?いや、確か一昨日私に話し掛けて来たあの女性は私の事知ってた筈……やっぱり不自然だね…まぁ、今考えても仕方無いか。

 

"うん、もし放送されて無かったらそっちもお願い"

 

"オッケー。じゃあ調べておくね…多分、そっちの時間で昼までには結果送れるよ"

 

こっちで昼ってなると、向こうは夜か…

 

"ごめんね、面倒な事頼んで"

 

"良いって良いって…今割と暇だしね~…"

 

……まぁ、束が良いならこれ以上気にする方が失礼かな。

 

"じゃ、頼むね?"

 

"了解~"

 

携帯を閉じる…途端、私の胸に痛みが走った。

 

「痛っ!……千冬、何してるの?」

 

「すまん…そんなに痛かったのか?」

 

「いや、結構ヒリヒリしてるしね…」

 

と言うか、後ろから気配消して近付いて来て…人のおっぱい鷲掴みにしといて…『痛かったのか?』…は無いでしょうに…

 

「いつつ…別に触ってても良いからもう少し優しくしてくれない?そもそもまともに揉める程無いしさ…」

 

「すまん…ところで何をしてたんだ?」

 

「ちょっと束に頼みたい事が有って、メールをね…」

 

「……そうか。」

 

「……ん…!別に浮気とかじゃないから安心して、私が好きなのは千冬だけだから…」

 

「ああ、分かっている… 」

 

本当に分かってるのかな…

 

「ふぅ…取り敢えずお腹は減ってない?ご飯買って来たよ。」

 

「そうか…なら、貰おうか。」

 

「っ……うん、私の胸から手を離してから言ってね?」

 

ハァ…朝っぱらからこんな小さなおっぱい揉んで何が楽しいんだか、いっそもう自分の揉めば良いのに…

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