親友の妹に転生しました   作:三和

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「えー…この話を読んでくれている皆様、あけましておめでとうございます…今年も宜しくお願いします。」

「……」

「いや、何…千冬?」

「…いや、今私たちの時間軸だと…正月は迎えられな「ああ、それね…少なくともここは特殊時空って事になってるから…と言うか、普段は基本作者の意向的にあまり時事ネタは元よりこう言う楽屋ネタに近い物もやらない様にしてるそうなんだけど」…いや、メタいな?」

「…ここは前書きだし、今回は本編も特別編になってるしね…」

「まぁ、さっきも言った通り…本編の時間軸だと正直正月ムードには程遠いからな…」

「…と言うか、そもそも私たちが出てる"本編"って言うのも結局番外編だしさぁ…」

「だから、メタいぞ…」

「いやさ、一応…話が良く分からないままでも読んでくれている読者の方々が居るみたいだし、ここらでこの小説のコンセプト説明しとけって作者からのお達しなの。」

「…それなら、そもそもこっちの世界のお前や私じゃなくて…向こうの私たちにやらせた方が良いんじゃないか?」

「…基本、この小説に関しては…進みが遅いって言われても、本編の方はそう言うの抜きにしてやりたいって事らしいんだよね…実際、私の過去話とかだとクリスマスとか、フランスのお祭りの話とか一度だけやったでしょ?」

「結局、本当にその一回きりだったがな…」

「そもそもの話…主人公の私は同性で有る千冬を好きだって言う設定になってるじゃない?…で、基本的には過去話では、あくまでも友人として私に接する千冬に対して気持ちを押さえ込んだ私…二人で出掛けたりとか有る訳だけど…当然の事ながら、本編の私は基本的に学園に居るし、千冬とデートする様な展開書きにくいんだって…」

「まぁ、例えばクリスマスなら…友人同士で出掛けてるつもりの私と、そこのギャップに苦しめられつつもデート気分だけでも楽しむお前…本来ならそう言う二人の擦れ違いを描ける筈だな…と言うか、恋愛を主軸に置いてるんだから…行事を描く場合にその辺書かないのは寧ろ可笑しいレベルだからな…」

「とは言え、こっちの話の大人の私たちは良いけど…向こうの私は学生だし、そもそも外に出ようと思ってもそれなりに手間が掛かる…と言うか、千冬が一々私と二人きりで出掛けないでしょ?」

「何だったら普通に仕事有るだろうし、仮にお前に誘われたとしても、そう言う特別な日なら…同級生同士で出掛けて来いとか…気を使ってしまうだろうな…」

「普段、普通にしてても何だかんだ顔合わせること多いしね…特別な日ぐらい自分以外の奴と過ごせって言うよね、絶対。」

「まぁ…本来"姉"としては、それが正しいだろうしな…」

「最も、普段…向こうの千冬は千冬で、姉としての領分を越えてたりするけどね…」

「肉欲を伴わない分、逆に不健全さは増してるな…そもそも姉妹だから尚更だ…と言うか、私は匂いフェチ扱いされてるのか?」

「……いや、こっちの貴女も良く…私の匂い嗅いでるじゃない…」

「…性的に襲ってなくて、匂いだけを求めてるから余計に変態チックに見えるんだよな…と言うか、普通の姉妹で姉がああだったら普通は妹には毛嫌いされてるだろうな…」

「実際、気持ち悪がる事は無いとは言え…中身は千冬を好きな私だから、別の意味で苦しんでるけどね…」

「…まぁ、不憫では有るな…いや、と言うかいつまでこっちで語るんだ?既に本編だったらそのまま投稿可能な程の文章量だぞ?」

「千冬もメタいよ…じゃ、そろそろ特別編…行こうか。」

「…今更だが、ここの文章直した方が良いんじゃないか?多分、相当読みづらくなってると思うが…」

「今回ここは完全に内輪ネタのノリでいくつもりらしいから、よっぽど変な文章で無い限りは敢えて誤字脱字以外は直す気無いんだって…まぁ、さすがに特別編本編は出来るだけきちんとするらしいけど。」

「ま…後は作者の腕の見せ所、か…」

「うん…それはそうと、どうして私ににじり寄って来るの…?」

「その…着物姿のお前が魅力的でな…」

「えっと…変じゃない?ちゃんと似合ってる?」

「そうだな……敢えて言うなら、欲情した。」

「……普通に似合ってるって、言って欲しかったな…と言うか、もうここ締めるからね…?」

「仕方無い、本編で楽しませて貰うか…」

「…と言うか、あっちでも着てないと駄目なの…?」

「嫌なのか?」

「…いや、見た目西洋人の私が着物着てたらほとんどコスプレも良い所だよ?」

「少なくとも、私は似合ってると思う…だから問題無い。」

「……ハァ…まぁ、千冬はそうなんだろうね…じゃ、これ以上引っ張るのも何だし、本編をどうぞ…」


*104

「…正月でも、特にこれと言って何も変わらんな…」

 

「私は千冬と過ごせるだけで良いんだけどね…何なら、特に出掛ける必要性も感じないかなぁ…」

 

「と言うより、そもそも…開いてる店も少ないし、行くにしても初詣行くくらいなんだがな…まぁ、出掛けたくないなら別に良いがな…」

 

「……うん、一夏君居ないとは言え…着物の帯外そうとするのは待ってね?せっかく、着付けて貰ったんだから…」

 

「似合ってるぞ?」

 

「っ…中身にしか興味無いよね…?」

 

「まぁな…」

 

「もう…もっとちゃんと見てよ?」

 

「ああ、見てるぞ?この場で押し倒したくなるくらいには綺麗だ…」

 

「それ、本当に褒めてる?」

 

「ああ…と言うか、せっかく着物なんだから…」

 

「っ…いや、分からなくは…無いけど…」

 

着物の合わせ目…そりゃまぁ…私も手を差し込んでみたくは有る…と言うか、そのまま千冬のおっぱい揉みしだきたいって、私も思う…

 

「何より…」

 

「っ…ちふ、ゆ…本当に…ちょっと待っ、て…」

 

「下着、着けて無いんだな…」

 

「だって、本来着けない物でしょ…っ…しっ、下から手突っ込むの…駄目…」

 

「このまま…しても良いか?」

 

「せめて夜まで、待って…お願、い…明るい時間からするのはい「嫌では無いだろ?」…いや、勿体無いから…」

 

「ん?勿体無い?」

 

「だって…いざされると私…もう色々どうでも良くなっちゃうだろうし、気が付いたら夕方や夜とかになりそうだし…どうせなら、千冬ともっと長く一緒に過ごしたいよ…」

 

肉欲に溺れたいのは私も同じ…でも、今それを選んだら時間だけ進んじゃう…

 

「成程な…」

 

着物の上から私の身体をまさぐっていた千冬が離れる…

 

「そう言う事なら、やはり出掛けないか?二人で家に居ると、どうしてもそこに直結してしまうだろう?」

 

「そう、だね…」

 

お互いに、ね…

 

「…とは言え、どうしよっか?」

 

「いや、素直に初詣にでも行けば良いだろ…」

 

……確かに。

 

「じゃあ行こうか。」

 

こたつから出た私はそのまま玄関に……ぐえっ。

 

「待て。」

 

「っ…後ろ襟掴まないで…いきなり何?」

 

「暑がりなのは知ってるが、さすがにコートくらいは着ていけ。」

 

「羽織るだけでも良い?」

 

「…確かに着物だと前は閉めれんか。ま、着ないよりは良いか。」

 

 

 

 

 

「…寒い。」

 

「これは予想外だったな…先に天気を確認すべきだったか…」

 

外は見事な雪模様…まぁ、吹雪いたりこそしてないけど降ってる雪の量多いし、気温も低くてホントに寒い…

 

「…で、結局草履履かないと…」

 

「千冬もスニーカーじゃない…と言うか、草履は無理でしょ…路面凍ってるし…」

昨日こっち着いた時はこんなに酷く無かったんだけどなぁ…ま、とは言え…結局の所、私は千冬と出掛ける事の方が重要だし…

 

「…どうせなら電車乗って少し先の神社まで足伸ばすか?」

 

「良いね、そうしようか。」

 

とは言え、基本…私たちにとって神社とは…篠ノ之神社に他ならない…帰りに寄らないとね…

 

 

 

 

 

 

駅に着き、人混みに圧倒された…

 

「いやぁ…混んでるね…」

 

「まぁ…ここに居る連中の大半は目的は同じだろうな…まぁ、一部違うのも居るかも知れんが。」

 

まぁ、昔よりマシになったとは言われてるけど…今でも正月に開いている店舗は少ないから大抵はそうだよね…

 

「電車一本見送っても同じ…」

 

「まぁ、さっさと乗った方が早いだろうな…」

 

ま、足伸ばすって言っても二駅だしね…あまり遠く行くとさすがに千冬ですら土地勘無いだろうし…あ、来た来た……混んでる事も有り、二人して無言で乗り込む…うっ…狭いと言うか、押される…潰さ…っ…

 

(ん…?)

 

スリスリと私の後ろ…ちょうど尻の辺りに感じる感触…う~ん…?コレは、混んでるせいでたまたま触れたとかじゃないね…確信的に、撫でて来てる…

 

ちなみに、何気に一番やりそうな千冬は私の前に居るので無理…と言うか、さすがに千冬もこんな衆人環視の中やらないだろう…仮にどうしても我慢出来無くなったとかの場合でも、電車降りてからホテルや公衆トイレまで私を連れ込む方がゆっくり出来るだろうし…と言うか、それならそもそも尻撫でるだけで済まない…

 

(う~ん…撫でてるだけだしなぁ…と言うか、私の場合胸は元より尻も正直あまり肉付きが…向こうは何が楽しくてやってるのか…と言うかこの混雑状況で良く自由に手動かせるね…器用だなぁ…)

 

幸い、着物の構造上…中まで触れたいなら前に手を回さないといけないので…それやったら千冬にバレる…と言うかこれだけ混んでると向こうもそこまで手を伸ばせないと思う…

 

(まぁ、害は無いような物だし…放っておこうかな…)

 

ちなみに、痴漢をされた経験自体はこれまでにも一応何度か有る…まぁ…面倒、と言う気持ちが大きく今まで私の方からは特に捕まえたりした事は無い。

 

(まぁ、そこまで悪質なのには会った事が無いしね…)

 

正直…私の身体は触れてて別に楽しくないだろうし、当然の話。

 

「…着いたな、降りるぞ。」

 

「うん。」

 

とは言え…今回の様に最初に乗ってからこうして降りるまでの間…ずっと撫でられてたら、それは普通タチが悪いと思うべきでは有るのか…

 

 

 

 

 

 

駅を出て、しばらくした所で千冬が足を止めた。

 

「っ…」

 

「ん?どうか『多分、付けられてる』え、マジ?」

 

こっちに顔を近付けて来た千冬が耳打ちして来た言葉に驚く…いや、でも…取り敢えず千冬が前を指差した意味を汲み取り、歩くのを再開する…

 

『…でも、単に私たちと行き先同じって事は無い?』

 

第一、周りこれだけの人数が歩いてるし…と言うか多くが私たちと目的同じだろうし…

 

『いや、視線がこっちに…正確には、お前の背中をずっと捉えている様だな…』

 

……何で、私に向けられてる視線が分かるのかなぁ…千冬の場合、そう言うパターンで疑う余地無いとは思うけど…

 

『…正月から一体何をしてるのか、暇なのかなぁ…』

 

『まぁ、確かに暇な奴かも知れんが…あるいは…』

 

『あるいは…』

 

『マスコミ関係者、とかな…』

 

『……あ、成程…』

 

千冬は割と有名人…で、そんな千冬と恋人な私に注目するのは道理…いやぁ…でも、すこし前までならともかく…千冬との距離も近付いた今は…千冬に対して普段、そう言う風に思う事無いからどうも忘れそうになるね…

 

『撒くのは…無理か…』

 

『この人混みだからな…まぁ、しまいに勝手に見失ってくれるだろう…』

 

要するに、成り行きに任せるしか無い訳か…ま、仕方無いよね…

 

 

 

 

 

「おい…はぐれるぞ?何処に行く気だお前は……あのな…飯なら神社行ってからにしろ…と言うか、家で食って来てるし…何ならこの後先生の所に寄るんだから我慢しろ。」

 

「あー…ごめん…」

 

ま、私の方がはぐれそうな一幕が有ったのはご愛嬌って事で…

 

 

 

 

 

神社にて賽銭を入れて鈴を鳴らし、手を合わせる…

 

(……いや、何を願えば良いのか…)

 

う~ん…こうして来て何だけど、特にお願いする事が無い…元々神頼みなんて普段しないし、何なら…一番叶えたかった願いはもう叶ってるしね…

 

(……健康面のお願いでもしようか…)

 

他力本願他力本願…持って来たハンドバッグに入ってるタバコの事が頭に過ぎったけど…神様がこの世に本当に居るって言うなら…こう言う奇跡の大盤振る舞いして欲しいよねぇ…千冬は…まぁ、私と違っていきなり一気に体調崩すタイプでは無いし、この場では良いか…

 

 

 

 

 

「何をお願いしたの?」

 

「…言ったら叶わなくなるって言うしな…」

「それも、そっか。」

 

 

 

 

 

「…いや、本当に寄るのか?」

 

「駄目なの…?」

 

「っ…分かった…分かったからそう言う目を向けるな。」

 

来る途中見掛けたファミレスがどうしても諦め切れず…私は少しワガママを言ってみた……あ、通るんだ…これからも千冬が暴走しそうな時に使おうかな…?

 

「ちなみにそう言う目ってどんな…?」

 

「……飢えた肉食獣の目だ。」

 

「あ…そう…」

 

そっちね……う~ん…やっぱり私には、おねだりするなんて似合わないみたい…

 

 

 

 

 

 

「…いや、着物で締め付けてる筈なのに…何でそんなに入るんだ…?」

 

「ん?…ああ、私の場合…多少食べたくらいであからさまにお腹膨らんだりしないから、その辺は問題無いんだよね。」

 

「…多少じゃないだろ…」

 

ミートソースパスタ、カツ丼、ハンバーグ、ラーメン…そしてライス…

 

「……いや、多少だよ?」

 

「分かってて言ってるな?」

 

「ごめんって…この後、篠ノ之神社行くし抑えるって…」

 

「お前、そんだけ食って先生にも飯集る気か?」

 

「…と言うか、多分出してくれるだろうしね…」

 

割と毎回、私が行くとそんな感じだしね…

 

「ハァ…もう良い、ゆっくりで良いから…さっさと食べてしまえ…」

 

「は~い…」

 

 

 

 

 

 

会計が終わって店を出る…

 

『…で、まだ居るの?』

 

『……ああ、居る。』

 

そう…何も私は、ただ食欲に負けてファミレス来た訳じゃない…尾行が付いてるか、確認するのがメインだったりする…

 

『結局電車は元より、神社行って…お店入っても付いて来てるんだね…』

 

『と言うか、私が気付いたのが電車降りた時だしな…多分家出た時からずっと居るな…』

 

『…ふと思ったんだけど、もしかして…千冬のストーカーだったりしない…?』

 

『成程…横に居るお前に嫉妬してか…無いとは言い切れんが、最近私は付けられてた記憶が無い。』

 

『まぁ、それも不思議な話……でも無いのか。』

 

『私も代表降りたし、現状は一般人だからな…IS学園の方から、教師にならないかと言う話は貰ってるが。』

 

……ま、それに関しては実は私にも来てたりする…千冬が受けるなら…行こうと思ってる…あの大会の後、結局仕事クビになったから困ってはいるし…最も…

 

『教員免許も無い人間が教師ってどうなのかな?』

 

『聞いたらこれから入る奴の大半が免許持ってないから今更だな…まぁ、最初だしそんな物だろ…』

 

『と言うか、そもそも普通の教師には務まら無いだろうし…良いのかな…千冬は行くの?』

 

『…まだ考え中だな。』

 

『千冬が行くなら、私も行くから…早めに教えてね…?』

 

『自分の将来なんだからもっと真面目に決めろ…とか言ってもお前には無駄か。』

 

『無駄って言い方に文句は有るけど…まぁ、私はずっと千冬の隣に居たいしね…』

 

そう思わせて欲しいな…貴女の隣が、私の居場所だって……あ。

 

『…結局、まだ居るんだよね…?』

 

『ハァ…ああ、一体何処まで付いて来る気なのやら…』

 

まぁ、家の位置もそもそもバレてるんだろうから今更感は有って…ん?

 

『って、なると…篠ノ之神社に行くのアウトじゃ…』

 

『どうせ束は実家には寄り付かん…向こうの思惑通りにはならんさ…』

 

ま、それはそうか…

 

 

 

 

 

「う~…まだ混んでるね…」

 

「お前…そんなに人混み苦手だったか…?」

 

「そうでも無いけど、これだけ多いと…やっぱり気が滅入るよ…」

 

まぁ、文句言っても仕方無いので大人しく電車に乗り込む…うう…やっぱり狭……あ。

 

(また居る…と言うか、これ…そもそも私たちの後を付けてる人がそうなんだろうね…)

 

再びお尻に感じる感触…と言うか、一応着物の生地ってそこまで薄くは無い筈なんだけど…それでも分かるのはそれだけ私の身体が敏感だったりするのか…それともつい、過敏に反応してるだけなのか……まぁ、そこはどっちでも良いか…

 

「…どうした?」

 

「ん…?何が…?」

 

『……いや、今分かった…捕まえ『待った』…何だ?』

 

『乗ってる人の数多いし、今無理に捕まえに行くと最悪騒ぎになって怪我人出るから…降りてからにしない?』

 

『それだと逃げら『いや、多分この人…私たちが降りるまで電車降りないよ』…何?』

 

『これやってるの多分…さっきから私たちを付けてる人だから…』

 

『成程…そう言う事か…』

 

極端な話、どっちに対してのストーカーでも良い…捕まえる口実は有る……まぁ、この場で捕まえない以上、証拠は無くなるけどね…

 

『そろそろ駅だ……まだやってる様だな…』

ホントにね…そんなに夢中になる程楽しい…?

 

『…で、何処で捕まえる?』

 

『駅出て、人気の無い辺りに来てからだね…駅だと人混みに紛れて逃げそうだし…』

 

ハァ…千冬にバレた以上、私もこの人を放置は出来無いなぁ…

 

『…なら、良い…やってる事から言って、マスコミ関係者では無いだろうし神社まで連れて行こう。』

 

それだと完全に詰みだね…さすがにちょっと不憫…

 

『いや、さすがにそれは『いや…何で実際にやられてるお前がそいつを庇う?』…それなんだけど…あ、先ずは降りようか。』

 

『ん?もう着いたか…そうだな…』

 

私のお尻から手が離れる…この人の気配はもう覚えてる……うん…やっぱり、まだ付いて来てる…ま、もう少し泳がせるとしましょうか…

 

 

 

 

 

『そろそろ良いんじゃないか?』

 

『そうだね…』

 

ここまで何も言ってないから…向こうはバレてないと思ってるのか、動きが大胆…いや、今はすぐ後ろに居るんだよね…さっきはちゃんと距離置いてたのに……さてと!

 

「っ!?」

 

取り敢えず後ろに振り向き、目の前に居る人物の腕を軽く掴む…

 

「…うん、やっぱりそうだったね…今は、こんにちはかな…可愛いストーカーさん?」

 

「?…本当にこいつか?」

 

「いや、他に居ないでしょ?」

 

わざと、人気の無い所に来たからね…今この場には私たちとこの子しか居ないのだ…千冬は気配に敏感…でも、今回は人が多過ぎて素性が分からなかったんだろうね…

 

「……」

 

「…一応言っておくと、私は怒ってない…でも、注意はしないといけないから…取り敢えず、お話聞かせてくれる?……千冬も、良い?怒らないって、この場で約束して?」

 

「…ハァ…被害に遭ったお前が良いなら別に良いさ…と言うか、怒るに怒れんだろ、これでは…」

 

……そこに立っていたのは…どう高く見積ってもせいぜい…中学生そこそこくらいの小柄な男の子……もしかしてとは思ってたけど…参ったね、これだと変に大事にも出来無いし…さっき千冬止めて正解だったよ…さて、何処に行こうかな…?

 

 

 

 

 

 

「…で、お前まだ食うのか?」

 

「いや、やめてよ千冬…そんな状況じゃないでしょ?」

 

…で、来たのはまたファミレス…まぁ、そう思われても仕方無いとは思うけど…

 

「それなら良いがな……で、基本…お前主導で話す感じか?』

 

途中から声を潜めた千冬がそう行って来る…

 

『うん、そのつもり…と言うか、千冬…実はそれなりに怒ってるでしょ?』

 

『…付けられてたのは私も同じだからな…気分は良くないさ…とは言え、こいつを怒鳴るのも普通に大人気ないだろうしな……分かったよ、お前に任せる…』

 

『うん。』

 

とは言え、さすがの私もこんなのは初めてのケース…何を言ったら良いのか…千冬に任せるよりは、マシだとは思うけど…う~ん…

 

「あの……ごめんなさい!」

 

「っ…え?」

 

…とか悩んでたら、私の向かいに座るその子がいきなり頭を下げた…店内の視線が一斉に集中したのが分かる……取り敢えず、私の方が落ち着かないと駄目かな…

 

『千冬?』

 

『…何だ?』

 

『…悪いけど…周りの人へのフォロー、お願い出来る…?』

 

『それをよりによって私に頼むのか…』

 

『ごめん…お願い…』

 

『……分かったよ、私がこの場に居ても何も出来んだろうしな…言っておくが…』

 

『ん?』

 

『…相手が子供だからって、なあなあで済ますなよ?ちゃんと注意はしろ。』

 

『大丈夫、分かってるから。』

 

『…じゃあ、私は行く。』

 

『うん…』

 

千冬が席を立つ……さてと…これだとお話出来無いね…明らかに不機嫌そうだった千冬が離れたから多少は落ち着いたと思うんだけど…

 

「うん、分かった…取り敢えず、顔を上げてくれる?…さっきも言ったけど、私は…別に怒ってないから。」

 

「はい…」

 

取り敢えず話を聞きたいだけなんだけど…ガチガチになってるね…私って、そんなに怖い…?

 

「…何か飲む?」

 

「っ…え…?」

 

「もう一度言うけど、私は怒ってない…ただ話を聞きたいだけなの…でも、そんなに硬くなってたらそれも無理だろうから…良いよ、奢るから好きなの頼んで。」

 

「それは…でも「じゃあ私が喉乾いてるから、そのついでって事で……すみません!」っ…」

 

店員さんを呼ぶ……あ、対応間違ったかな…何もそんなに萎縮しなくても…とは言え、店員さんはもう来てしまったので(やけに早かったね…もしかして、さっきの事が有るからから監視でもしてた…?)

 

「…ご注文はお決まりでしょうか?」

 

「えっと…私はアイスコーヒーを……で、君はどうするの?」

 

「っ…じゃあその…オレンジジュースを…」

 

「…以上で宜しいでしょうか?」

 

「はい、お願いします。」

 

……店員さんが去って行く…さて…

 

「ふぅ…あ、良いよ?…具体的な話は飲み物来てからで。」

 

「っ…はい…」

 

いや、私の一投足全部に一々反応されてもねぇ…ハァ…やりにくいなぁ…

 

 

 

 

 

結局、注文した飲み物が来たのは大体三分程経ってから…うん、最初に出されたお水は飲み干しちゃったし…二人してずっと無言だったからね…いやぁ…人生で一番長く感じる三分間だったかも…取り敢えず私はストローに口を付けて、少し飲む…チラッと彼の方を確認したら彼もちょうど飲んだ所…あ、視線が合った……そんなに注目しなくても…別に取って食うって訳じゃないし…取り敢えずストローから口を離す…

 

「えっと…少しは落ち着いた…?」

 

「っ…はい…」

 

……全然落ち着けてないね…まぁ、千冬が待ってるだろうし…これ以上時間は掛けれないか…

 

「じゃあ聞くけど…最初に一つ、良い?」

 

「…なん、でしょうか…?」

 

「嘘を吐いても分かるから…出来るだけ、正直に答えて?」

 

……まぁ、さすがにはったり。千冬なら分かりそうだけど…私にさすがにそんな特殊能力は無い。あくまでコレは、先に牽制しただけ。

 

「…じゃあ先ず質問…今日やった事、初めて?」

 

「っ!…はい、そうです…」

 

「…そう、初めてなんだ…うん、分かった……で、本当は?」

 

「っ!え?」

 

「言ったでしょ?分かるって…」

 

確かに、私は…別に読心術とかが使える訳じゃない…それでも、今のが嘘なのはさすがに分かる。

 

「今日みたいに捕まったのは初めてかも知れないけど…ああ言うの、初めてでは無いよね…?」

 

「っ…どうして…?」

 

「根拠は有るよ?でも、この場では言わない……自分で、良く分かってるでしょ?」

 

「はい…」

 

「…さてと、じゃあ…今までどれくらいやったのか教えてくれる?…あ、大体で良いよ?」

 

「その…三回…です…」

 

「へぇ…そっか…」

 

……いや、また嘘…この子結構手強いかも……とは言え、元々私はこの子をこの場で本気で糾弾する気は無いから、このくらいにしておこうかな……まぁ、正直…本当は時間の無駄とも思ってるし…

 

「じゃあ三回ね?」

 

「っ!…はい。」

 

あー…嘘を指摘されなかったもんだから余裕かましてるね…ま、取り敢えず良いか…

 

「…うん、じゃあ改めて…何であんな事をしたのか、聞いても良い?」

 

「!…その、僕は貴女のファンなんです!」

 

「……はい?」

 

それはちょっと斜め上…まぁ、千冬にはしてなかったみたいだし…私に興味が有るのはそうだと思ってたけど…そして…今度も分かった…この子、今のは多分嘘じゃない…

 

「…えっと…ファンなの?私の…?千冬じゃなくて…?」

 

「はい…」

 

「あー…うん、その気持ちは素直に嬉しいとは言っておこうかな…」

 

まぁ、ちょっと嬉しいのは本当……ただねぇ…

 

「最も…私もこう言う出会い方はしたくなかったなぁ…普通に、声を掛けようとは思わなかった?」

 

「……すみません。」

 

「いや、謝罪じゃなくて…理由を教えてくれる…?」

 

今のを理由としては私もさすがに通せない…

 

「その…恥ずかしくて…」

 

これも恐らく本当…とは言え、面と向かって声掛けるよりある意味大胆な事してると思う…後付けたり、痴漢してみたり…何より、千冬が聞いたらあまりに卑怯だとキレてる下りだよねぇ…

 

「ちなみに…」

 

「はい…」

 

「私たちの後を付けてたのは貴方だよね?」

 

「っ!…はい。」

 

「それって…私たちが家を出てすぐだよね?……もしかして、近くに住んでる?」

 

「はい…そう、です…」

 

「…と言う事は…私の姿より千冬の方が目に付いたんじゃない?」

 

私も…織斑家の近くに住んでこそいるけど…仕事も有ったし、そこまで頻繁に来てるとは言い難いからね…

 

「その…前から貴女の事を見てました…」

 

「……それは、私が大会出る前から?つまり、貴方は私一人の時に後を付けた事が有る?」

 

「はい、有ります…」

 

……。

 

「要するに、私の家も何処か知ってる…?」

 

「はい…」

 

この子、さすがにこのまま帰すのは不味いね…とは言え、どうすれば良いのか…

 

「う~ん…そっかそっか…えっと…歳聞いても良い?」

 

「っ…え?」

 

「年齢だよ…一応中学生くらいだと思ったけど、違う?」

 

「…はい、14です「中二かな?」はい…」

 

彼の身体に再び力が入った……あ、成程…

 

「うん、今回は別に通ってる学校教えてとか…そのまま警察に届けるとかは特にしないから安心して?」

 

まぁ、本当はそうしないと駄目なんだろうけどね…

 

「…あの…良いんですか?」

 

「勘違いしないで欲しいんだけど、別に許してる訳じゃないよ?」

 

「っ!はい…」

 

「君が普通に大人だったら、電車でのアレの時点でもう警察に言ってるから。」

 

「はい…」

 

「確認するけど…単にファンってだけじゃなくて、君は…私が好きだって事で良いのかな?」

 

「っ!はい、そうです!」

 

いやぁ…期待されてもねぇ…

 

「うん、君の気持ちは分かったよ。じゃあ私からの返事……ごめんなさい。」

 

「っ…え…?」

 

「先ず、大会は見てたんでしょ?じゃあ、分かるよね?私は…もう千冬と付き合ってるから。」

 

「はい「それに」え?」

 

「前から姿を見てたのに一度も声を掛けないどころか、ただ後を付けて来る人を好きになる訳無いよね…?」

 

「……」

 

「酷な事言うけど…私は、君が生まれるより前から千冬が好きだった…だから、初めから脈は無い…でも、歳上として、普通に君の相談に乗ったりとか…そう言う道も多分有った……でも、こんな事してたら…それももう無理だと思わない?」

 

「はい…」

 

「それに君…私だけじゃないんだよね、ああ言う事した相手?」

 

「はい…」

 

「その趣味…やめないとこれから先困るのは君だよ?」

 

「はい…分かってるんですけど…」

 

こう言う時、何て言えば良いのか…私には思い浮かばないなぁ……と言うか何コレ?さっき適当にお祈りしたから、バチでも当たった?

 

……何でだろうね、この子このまま放っておく気にもなれない…まぁ、一夏君と歳が近いせいも有るのかな…と言うか、一夏君よりちっこいんだよねこの子…歳に関して、多分嘘は言ってないんだろうけど。

 

「ハァ…一つ約束、良い?」

 

「っ…何でしょうか…?」

 

「その趣味をやめる努力をする……約束出来る?」

 

「はっ、はい!」

 

うん、返事は良いね…返事は…取り敢えず私はバッグからメモ帳とペンを取り出して書き付ける…

 

「はい、じゃあこれ…私のメールアドレスと電話番号…」

 

「え……え!?」

 

「君の気持ちには答えられないけど、相談には乗ってあげられる…こっちも出来るだけ対応する様にするから、気が向いたら掛けて来て?」

 

「その…本当に良いんですか…?」

 

「うん、その代わり…君がその趣味を改める事、それから…私や千冬の後を付けるのはもうやめる事……出来る?」

 

「はい!頑張ります!」

 

「こんな対応は今回だけ…次はもう見逃さないからね?」

 

「はい、分かってます「後、もう一つ」…何でしょう?」

 

「…都合の良い時は言うから、今度は家に遊びに来ても良いよ。」

 

「えっ…?」

 

「ん?嫌なら良いけど?」

 

「はっ、はい!今度是非!」

 

「うん…じゃあもう行っていいよ?もう一回言うけど、こんなのは今回だけ……次は無いからね?」

 

「はい、ありがとうございます!……あの、それで…」

 

「あー…うん、ここは奢るから…さっき君はファミレスで粘ってたんだし…お金、無いんでしょ?」

 

「はい…すみません…」

 

「大した額じゃないし、別に良い…って、言っても…君は気になっちゃうか…じゃ、今度返しに来て?」

 

「!…はい!本当にありがとうございました!」

 

「うん、またね…」

 

彼が席を立って去って行く…入れ違いになる形で、千冬が戻って来た。

 

「ベタベタに甘い対応だな…」

 

「待たせてごめんね?そろそろ行こっか?」

 

「……なぁ?」

 

「ん?何?」

 

「何で、あいつを見逃した?」

 

「……千冬には、そう見えた?」

 

「違うのか?」

 

違うね、残念ながら…

 

「あの子の浮かれ様見たでしょ?多分すぐに私に連絡して来るからね…そのまま束に報告して、住んでる所とか…全部調べて貰うつもり。」

 

「お前…あいつを監視する気か?」

 

「放置するのも不安だから…千冬、あの子の話聞いてたでしょ?」

 

「ああ、全部な。」

 

「あの子の話…嘘はいくつ有ったと思う?」

 

千冬なら多分分かる筈…そう思って聞いてみる…

 

「……二回。あいつは二度、お前に嘘を吐いた。」

 

「さすが…ちなみに何処かは分かる?」

 

「…お前も指摘した痴漢行為が初めてと言う部分…それと、回数だな。」

 

「……あの子さ、多分一種の病気だよ。このまま警察に任せたり、学校に連絡するとかしても…逆に無駄だと思う。」

 

「そうなのか?」

 

「私から見た印象だけど…あの子多分…十回とか、二十回でも利かない…少なくとも、小学生の頃からもう日常的にやってるんじゃないかな…」

 

「……そんなにか?」

 

「あの混雑状況の中…ずっと私のお尻撫で続けたんだよ?アレ、相当常習だよ…」

 

「なら、尚の事然るべき処置を取るべきだったんじゃないか?わざわざ面倒見てやろうなどと…」

 

「やり直すチャンスはさ、誰に有っても私は良いと思う…大人ならもう駄目だと私も思うけど、あの子まだ子供だからね…」

 

「…お前は本当にお人好しだな…」

 

「お人好しか…千冬、私があの子の事…信用したと思ってるの?」

 

「何……あー…確かに、信用したなら監視しようとはしないし、ああも何度も念押ししないか。」

 

「千冬、私もね…一回しか許すつもりは無いよ…次は無い…束に言う以上、あの子はもう表には出て来れなくなるだろうね…」

 

「成程な…ある意味、私よりキツい対応かもな…」

 

「でも…あの子が本当にやめられるなら、私は面倒見るよ。一度助けておいて、その後は見捨てるのは…気分悪いからね…」

 

「……どうせ私にも手伝わせる気だろ?」

 

「ん?嫌?」

 

「お前も嘘吐きだな…」

 

「え?何が?」

 

「信じたいんだろ?あいつの事を…」

 

「やっぱり、分かっちゃうか…そうだね、信じられるなら信じてみたい…だって…ただ人を疑うだけなんて、疲れるでしょ?」

 

「お前のその人間不信、いつ治るんだろうな…」

 

私は…実は本当の意味で信用出来る人は少ない…それでも、たまには…誰かを信じてみたい。

 

「あの子次第かな…」

 

「責任重大だな…あのガキは…」

 

その後…私たちは店を出た……幸い、あの子が隠れてたなんて事は無かった…ま、もう少し信じさせてよね…どうせならさ。




「…はい、じゃあ…後書きやって行こうか。」

「いや、何だあの話は…」

「どうしても作者は普通のデートの話書けないんだってさ…だから、あんな感じに…」

「一応聞くが…あの話、本編に繋がるのか?」

「もしかしたら何れ有るかも知れない話…だってさ。」

「つまり…ああならない可能性は有る、と。」

「まぁ、大会終わってからも私が千冬と同居してないし…そもそも、私はまだしも…千冬も着物着てる展開って可笑しいでしょ?…それも家の中で。」

「……アレは、お前と一緒に家に来てたお前の母親が無理矢理私に着せたからだろう…そこの下り、カットされてたが。」

「まぁ、無駄に長くなるし…ちなみに一夏君が居ないのも、母さんと出掛けたからだったりするんだよね…」

「…正直、あの二人の話の方が面白かったんじゃないか?」

「まぁ、母さんはホントに天然だからね…何が有ったのかは、ここでも言うつもりは無いけど…」

「お前も大概だがな…」

「ところで…何で作者が行事とか記念日の話書かないかこれで分かった…?」

「……いや、何か有るのか?」

「あれ?分からなかった?重大な問題が有るでしょ?」

「ふむ『私の出番が有りませんでした』…今のは、ひょっとしてシュナイダーの声か?何で私にまで声が聞こえるんだ?」

『特殊時空ですので。』

「何でもそれで通ると思うなよ?あー…まぁ、理由は分かった…」

「そう…この話はIS…インフィニット・ストラトスと言う作品の二次創作…でも、作者はオリジナル展開にした場合にISを登場させる文章力が無い…それじゃあ意味が無いでしょ?」

「……レギュラーの話でもほとんど出てない気がするがな…」

「まぁ、そこも作者の問題…ちなみに、きちんと原作沿いにやらないのは何でか分かる?」

「何でだ?」

「……最近そう言う人多いみたいだし、今だから言っちゃうけど、作者は実は…二次創作以外でISと言う作品に触れた事が無いんだよね…」

「…いや、なら最初から無理だろ…アニメも見てないのか?」

「うん、本当に知識ゼロで書き始めたの。」

「…ソシャゲもやってないのか?」

「お金無いから…」

「……ぶっちゃけたのは良いが、それでどうするつもりだ?」

「今まで好きに書いて来たし、何れは原作も履修するつもりらしいけど…それでも基本的には今のノリのまま書くって…あまりに批判が多い様なら、凍結する気みたいだけど。」

「と言うか、本編と過去編はまだしも…今私たちのいる世界はどう言うコンセプトで書いてるのか、説明要るんじゃないか?」

「???編とかなってるよね…要するに、私たちが居るのは…私が子供の頃に千冬に出会えて、そのまま交流を深めていたらって言う設定で書かれたもの…作者の中でパラレルワールド扱いだけど、一応本編との繋がりも有ると言う設定になってる…」

「いや、普通パラレルなら無理じゃないか?」

「裏設定だけど、私を中心に広がる設定らしいんだよね…本来なら有り得ないのに、私を起点にして世界が繋がるんだとか…」

「…あー…だからお前が居ない世界も有るって設定か…」

「本来、私は原作には存在しない異物…どうせオリキャラ出すなら色々盛るかってなったとか……そのせいで今は本当に頭抱えてるみたいだけど…」

「原作も読んでない癖に、オリキャラに設定盛るとか馬鹿か?」

「ちなみに今は本編どうするか浮かばないから、最近私たちの方ばかり投稿するみたい…まぁ、そろそろこっちも書けなくなりそうって話だけど…」

「そもそも…作者は戦闘描写が苦手なんじゃないのか?」

「まぁ、ここ以外の作品も含めてしっかり読んでくれてる人なら分かると思うけど…実はそうなんだよね…戦闘シーンを頭で考えるのは出来るけど、実際文字に起こすのは苦手なんだとか…」

「……今更だが、ここまでぶっちゃけて良いのか?」

「ネタ帳の方に最初にこの話書いてからもう、数年単位に時間経ってるし…読んでくれてる人が居るのに、説明無しなのそろそろ限界だろうって…」

「色々やらかしてるのは、この話だけじゃないけどな…」

「やらかすって分かってるから、今は作者も前書きや後書きに自分の意見とか一々書かないんだよね…だから、今回私たちに言わせたのも特別。」

「批判来たら、この話消す気か?」

「これに関してはケジメだから、何が有っても残すってさ…まぁ、誤字脱字直すくらいかなぁ…」

「…オリジナルで主人公書くと皆微妙に性格似てる話…ここでしても良いか?」

「うん、駄目。ちなみに批判されたからって、本人はどうなるメンタルでも無いって言ってるけどね……ちゃんとした意見なら、全部目を通すって。」

「そこだけはちゃんと"作者"か…」

「そこだけは、ね…あくまで本人が書きたくなった時に…ただ書きたいから書いてるスタンスだから…つまらないって言われても困るみたい…読みづらいって意見なら、何とか直すけど。」

「…成程な、後言っておく事は無いのか?」

「言える事は全部だね…」

「…じゃあ、まだ言えない事も有る訳か…」

「うん、って言っても…別にランキングの操作とかはしてないってさ」

「…いや、仮にやってたら、もう少しまともに順位着くだろ…後何が有るんだ?」

「『そこは批判されても絶対に言えない』ってさ…ただ…不正は何もしてないとか。」

「確実に怪しまれるだろ…まぁ、仮に本当に不正してたらこんな底辺作品で終わってないだろうがな…」

「まぁ、これ以上そこら辺言っても仕方無いし…もうこっちも締めて良いかな?」

「……いつかは言うのか?」

「『少なくとも作品の後書きでは言わない』って。」

「ハァ…まぁ、こんなの書いて自分の首絞める覚悟は有るんだろうな…」

「そう言う事…じゃ、もう終わりで良いね?」

「良く有る…作者の登場するアレやるのか?」

「…いや、人がやってるの見るのは良いけど、自分でやると文字通り気持ち悪くなって吐くから絶対やらないって…本当はこうやって私たちに言わせてるのもキツいんだとか…」

「…じゃ、さっさと締めてやるか。」

「えっと…一年間ありがとうございました…こんな話で宜しければ、今年からもお付き合いください……ハァ…終わり終わり…じゃあおせちの残り、食べちゃおうか?」

「お前…ただ飯食いたいだけだろ…」
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