「双方暂时分开生活一段时间…思考一下今后的打算也不错…关于您女儿的事,请放心交给我们。(お互い、一度離れて生活し…今後の事を考えるのも悪くはないでしょう…娘さんの事はこちらにお任せ下さい。)…好的,那么…我先告辞了…(ええ、では…失礼します…)…ふぅ…これで良いんだろ?」
「姉さん、ありがとう…それと、昨日の事もだけど…ごめんなさい…何より、こんな厄介事持って来ちゃって…」
「…頭は、冷えたか?」
「うん…姉さん、私のやった事って…本当に正しかったのかな…?もし、二人がこのまま仲直り出来無かったらって…」
「私は親を知ってるとちゃんと…言えるわけではないがな…大丈夫だ、少なくともあの方は…ちゃんと娘の事を考えられる大人だった…時間は掛かるだろうが、何とかなるさ…にしても、正しかったかどうか…か…十秋、お前…自分のやった事を後悔しているのか?」
「…それは、してない…あの時はそれしか方法が無いとは思ったし…正直、今もそう思ってる…」
「…なら、そんな弱気な事を言うな…お前がそんなんでどうする?凰は今、お前よりもずっと不安な筈だぞ?…それにな、少なくとも私は…お前のやった事が必ずしも間違いでは無いと思っている…もちろん、突き詰めればこんな強硬策取らんでも他にも方法は有っただろう…何て、話をしたいなら…そりゃ方法はいくらでも有る…とは言え、それが浮かぶのはだな…それだけ、私がお前より長く生きているからだ…」
「それなら、姉さんの考えてる別の方法を使った方が…でも…うん、分かってる…そもそも、問題が起きてると分かった時点で本当はあの場で引いて…私は姉さんに相談をすべきだった…結局、怒りのままに短絡的に動いた私がこの状況を作ったんだって…」
「そうだ…分かっているじゃないか。だが、さっきも言った通り…お前が全面的に間違っている…私は、そう言うつもりは無い…加えて言えば、ただ怒りのままに癇癪を起こして暴れたのでは無く…沸騰した頭ながらも、それでもお前なりにしっかり考えて…友人である凰の為に一番最善と思われる行動を取った…それを、私が頭っから否定出来るわけも無いさ…何より、私はその場に居れたわけじゃないから…余計にな…」
「…姉さん、私を怒らないの…?」
「…何だ、そんなに怒って欲しいのか?」
「だって、私は…確かに一時的なものにはなるかも知れないけど…鈴から帰る家を奪ったんだよ…?」
「それを責める資格が有るのは凰だけだ…私には出来んな…ただ、責められて楽になりたいとか言う話なら…一つ言わせて貰おう……甘ったれるな。お前は、凰の為に正しいと思える事をやった…少なくとも、昨日までの時点ではお前はそう思っていた筈だ…つまり、お前は…何処までも自分の責任において、そう言う役割を引き受けた筈だ…信頼していた親に裏切られ、気持ちもどん底に落ちた凰のこれからの為に…まだ子供の自分でも出来る事をやる…支えて行くと…まさか、その程度の覚悟も無しにこんな事をやったのか?お前、今更…自分にはやっぱり無理だからと投げ出すのか?人一人の時間を、お前の判断で前に進めたんだぞ?もし、そうだと言うなら…良いだろう、気の済むまで殴ってやる…」
いつも私にベタ甘な千冬が本気で怒っている…怖い…もちろん、きっと昔の私なら…ちゃんと受け止められた…でも今は、織斑十秋になってしまった私では…気圧される…掛けられるプレッシャーに押し潰されそう…でも、黙っているわけには行かない…そりゃ私も、あの時は分からず屋の鈴のお父さんに我慢の限界が来て…色々喚き立て、そのまま怒りのままに今回のやらかしを起こしてしまったのは確か…でも、鈴の事を考えていなかったわけじゃない…
「そんな事、無い…あの時、私は確かに鈴を助けたいと思った…一方的なのも、お節介なのも承知の上だった…余計なお世話だろうとも思った…でもさっきも言った通り、私は…後悔はしてない…ただ、あの時は姉さんや一夏に迷惑を掛けてしまうと言う事が頭から抜けてしまってたのも確か…だから、こうして朝になってこの状況になって…つい、弱気になってた…でも、やっぱり私は鈴を助けたい…私の出来る事なんて限られてる…そんな事も分かってる…でも、私は…どうしても彼女の今の状況を変えたいの…姉さん、子供の私じゃ…出来る事なんて限られてる…ここまで言っといて今更何を言ってるのかと呆れたくもなると思う…でも、お願い…力を貸して…」
私は正座の姿勢のまま頭を下げる……しばらくして、大きく溜め息を吐く音が頭上で聞こえた…
「もう良い、頭を上げろ…何だ、ちゃんと分かってるじゃないか…なら、お前はお前の出来る事をしっかりやれ…私も協力は惜しまんさ…何より、あいつはお前の友人で…もっと言えば、あいつの事は私もそれなりに気に入っているからな。」
「ありがとう…この後、一夏にもちゃんと謝って…改めてその辺しっかり頼むつもり…」
「…なら、それ以上私から言う事は無い…お前は一夏と一緒に凰を支える事だけ考えておけ…ご両親との話し合いは私に任せろ「でも、それはそれとして」ん?」
「一夏だけ殴られて、私はお咎め無しって言うのは不公平だし…納得も出来無いの。加えてまだ…覚悟は有っても私の方に自信が足りてないの…だから、一発キツイの頂戴。」
「…お前な…」
「お願い!じゃないと私はまだ…!」
「…ハァ…お前の事は殴りたくないんだがな…と言うか、本当は一夏にだってしたくなかったんだぞ?そもそも…今回のは殴らなきゃいけない程のやらかしだとも、最初から私は思ってないしな…」
「分かってる…でも、お願い…緩んでる私に一つ、気合い入れて欲しいの…」
「…本当に良いのか?」
「うん…それと…一夏みたいに低い所からの拳骨一発じゃなくて…ここに!グーで振り被って、思いっきり!やって!」
私は頬を自分で叩いた…ちなみにそこは鈴のお父さんにやられた方で、しかもまだ少し腫れており…自分でやったビンタすらかなり痛かったり……うっ…覚悟はしたつもりだけど…ちょっと怖い…恐らく、最低でもこの十倍は痛い筈…
「あのな…私がそんな事したら、間違い無くお前はただでは済まんぞ…」
「っ…それでも、やって欲しいの…今後の戒めと、これから背負う物の重さを感じ取る第一歩として、その痛みを持って行く!」
「……ハァ…分かったよ、どうせ今日は凰の奴も学校休ませるつもりだろう?教師には上手い事話しておく…ただ恐らくだが、確実に歯が飛ぶか欠けるぞ…お前はどうするんだ?」
「あー…見る人が見れば、殴られてなったと分かっちゃうのか…ま、階段でコケたとでも歯医者さんには説明するよ。」
「…そこで私がやったとは言えないのがお前だよな…」
「言えないんじゃなくて…私に言う気が無いの♪だって、私が頼んだのに姉さんが責められるのは嫌だからね。」
「…ふぅ…本気なんだな…?」
「うん!やっちゃって!私に勇気を頂戴!」
「…意識を飛ばすなよ?しっかり受け身を取らないと最悪後頭部を何処かに打ち付けて死ぬぞ?」
「大丈夫!ほら、GO!」
「…行くぞ…ハァ…二度とこんな事頼むなよ?」
「…姉さんも辛いんだろうね…分かってる…出来るだけ、次は頼まなくて済むようにするから…」
「…次の話はするなバカ者…本当に行くぞ?…余計危ないから、絶対目は閉じるなよ?」
「うん!大丈夫!」
「良し……フンッ!」
…その瞬間の事はハッキリ覚えてない…でも、ちゃんと私は直前まで目を見開いていた…痛いとか感じる前に衝撃に意識が塗り潰されて、思った以上に私の身体が吹っ飛んだ…
「おっ、おい!大丈夫か!?」
「っ!…ふぅぅ……ハァ…ふぅぅ……ハァ……効い、たぁ~…!」
取り敢えず床から立ち上がろうとして…バランスを崩して倒れる…しまった、無理に立ち上がったら駄目だったか…
「十秋姉!」
床に向かって落ちていく身体を誰かが支えてくれたのが分かった…点滅していた視界が戻って来る…
「ハァ…ハァ…あれ、一夏?何で…」
「何でも何も…!十秋姉があんだけ騒いでたらそりゃ起きるさ!全く…何やってんだよ…」
「んー…痛っ…取り敢えず、姉さんの事は責めないで…頼んだのは私だし…」
「…ハァ…ここで心配するのが殴った方が怒られる事、か…ホント、十秋姉らしいよ…」
「…ハァ…ハァ…後、一夏?」
「ん?」
「…助けてくれたのは嬉しいんだけど…手をそこに置かれたままだと…ちょっと、お姉ちゃんとしては困るかなぁ…何なら、少し痛いし…」
私を支えてる細いけど、力強さをしっかりと感じる腕は私の胸の辺りに有る…そう、"私の胸"に…つまり、背中から私の事を支えてくれた一夏の右手が私の左の胸を割と力強く、掴んでたりする…
「!…わっ、悪い…!」
「あー…待って!離さなくて良いから、取り敢えず腰の方を掴んで…私を一旦床に座らせてくれる?」
正直、このまま手を離されたらまた床に倒れそうなんだよね…まだ視界が二重になってるし…にしても、よっぽど慌ててたのかな…一夏らしくないミス…ま、前世の一夏君に関しては実は割と私も色々と有るんだけど…俗にラッキースケベとか言うんだっけ?割とそれで箒や鈴にかなり強めに怒られてたみたいだし…そう考えたらラッキーじゃないよねぇ…だから私も怒った事は無い…何ならわざとじゃないのも分かってるし…
「本当に悪い…!」
「別に良いってば…一夏は私を助けようとしてくれただけでしょ?」
もちろん、今回に関しても怒る理由なんて無い…と言うか、一夏でも向こうの一夏君でもそうだけど…仮にわざとでも、私はあんまり怒る気にはなれない様に思う…何なら、いや…何で?が先に来るかと思う…私の胸小さいから、揉んでも別に楽しくないだろうしねぇ……ま、今はどうでも良い話だけど。
「…ハァ…大丈夫か、十秋姉?」
「うん…視界もハッキリして来た…っと、ありがとう姉さん…良い感じに弱い私が消し飛んだ気がする…」
「…たくっ…人をここまでしっかり殴ったのなんて久々だぞ…しかも、その相手がよりによってお前だとはな…」
「アハハ…ごめん…手、痛くない?」
「少なくとも、お前よりは…な…」
「…で、十秋姉?歯は?」
「ん?んー…あー…やっぱり二本程やっちゃったよ…」
取り敢えずその場に吐き出そうと…
「待てって。床に吐き出したらホコリが付くだろ?…ほら、俺の手に…」
「…んー…でも、そしたら私のよだれ付いちゃうよ…と言うか、出血もしてるみたいなんだけど…」
「気にするなって…ほら。」
仕方無く、私は一夏の差し出して来た両手にドロっとした感触のそれを吐き出す…うわ、やっぱり出血してる…
「取り敢えず…コイツは洗って一時保管、と…」
「くっ付くかなぁ…」
「俺は医者じゃないし…何とも言えないけど…」
「…と言うかお前、やらせるのは勝手だが…一つ忘れてないか?」
「何?」
「欠けた歯の治療は…まぁまぁ金掛かるんだぞ?」
「あ…」
忘れてた…
「…ごめん、姉さん…」
「…ふぅ…ま、これでも保険は払ってるし…見た感じ、小さめの欠けだから多少は安くなるだろ…全く、だから言ったんだ…次はやらせるなよ?」
「…ごめん、それは約束出来無い…」
「おい…」
「だってさ、痛いんだけど…結構今、気分は良くてさ…何か色々、スッキリした…」
「痛いのが好きになったとか…言うなよ?」
「それは無いから安心して。」
いやぁ…スッキリはしたけど…さすがに何も無ければ、もう一回味わいたくは無いよねぇ…
「…と言うか、これだけの騒ぎで凰が起きて来てないのは奇跡だな…」
「あー…アレで色々とキツかったみたいでさ…昨夜も結構遅くまで起きてたし…」
「その言い方だと、お前も付き合って起きてたな?」
「…フフッ…眠気覚ましにもちょうど良かったよ。」
「…ハァ…取り敢えず、歯医者の予約をしないとならんな…ま、さすがに開く時間にはまだ私も居るし…安心しろ…っと、凰は元々休みにするつもりだったが…これで十秋の方も休みが確定だな…一夏、連絡しておくからお前も今日は学校を休め…お前は今日一日凰の側に居ろ…十秋、付き添いは出来んが…大丈夫だな?」
「うん、問題無し。」
「ああ、俺も分かったよ。」
「…当然だが、お前らは全員病欠と言う扱いにする…一夏、最低でも放課後の時間まではお前と凰は無闇に外に出るなよ?十秋、お前も歯科医院での診療が終わったら寄り道せず…ここに帰れ。」
「分かってるって。」
「うん、私も大丈夫。」
「…ハァ…と言うか、十秋…お前は早く口の中を洗って…止血して来い…一夏も欠けた歯を洗ってやれ。」
それから諸々終わってから、鈴が漸く起きてきた…
「…歯医者に行くって…てか、そのほっぺはどうしたわけ…?昨日はそこまで腫れて無かったわよね…?」
「いやぁ…うっかりぶつけちゃって…」
「うっかりってアンタ…」
…鈴は結構勘が良いんだよね…下手に問い質される前に、さっさと話を進めた方が良いかな…
「ま、とにかく…この後私は歯医者だから…何か要望とか有ったら一夏に言って…この後姉さんもまたバイトだしね…」
「…と言うかあたし、結局二日もズル休みして良いのかしら…」
「…家庭内の問題での精神の消耗…それだってある意味病気みたいなものだから気にするな…お前はしばらくこっちに居るのは教師にも話しておくし、お前の親御さんにももう伝えてある…凰、お前は気にせず…今日も取り敢えず休め。」
「俺も居るし、十秋姉も歯医者行ったら戻って来るから…気にするなよ。」
「…鈴、毎回泊まる時にいつも言ってるでしょ?気兼ねしないで、自分の家だと思って…寛いでくれて良いから。」
「…ありがとう…」
「じゃあ、問題無しだったわけ?」
「治療は幸い、今日一日で終了…てか、頬の打撲そのものの方が酷いって言われたよ…ま、でも…しばらくは歯に負担掛ける物とか、色付きの物は控える様に言われたよ…」
まぁ、長引かないで良かったと思おう…しばらく食事するなって言われなかったのも私にはありがたい…割とそれが一番の楽しみだからね、私の場合。
「…てか、それ…どう見ても殴られたんだとしか思えないんだけど?もしかして千冬さん、怒らせちゃった…?」
「…ふぅ…やっぱり分かっちゃう?」
「誰がどう見てもそう思うわよ、それは…良く誤魔化せたわね…」
「いやぁ…散々聞かれたよ…でも、結構ごねたからねぇ…」
ちなみに…実はこの件が後々虐待と疑われて、面倒な事になってたりはする…あの時は本当に色々大変だった…てか、いくら結ばれる事は無いと分かっていても千冬と引き離されるのはちょっと…ま、当時はともかく…今は、実は離れた方が良かったのかもなんて思ってたりはする…一緒に居るの、本当に辛くなっちゃったし……ま、それは今は余談なんだけど。
「…あー…後言っておくと…コレ、やってって頼んだの私だからね…別に姉さんを怒らせてはいないよ…と言うか、何ならギリギリまで渋ってたし…」
「…そりゃ怒ってもいないなら余計に嫌がるでしょ千冬さんは…そもそもアンタにあれだけ甘いんだから…ハァ…で、痛くないわけ?」
「全然「良く言うわよ…で、本当は?」…大丈夫。本当に痛くないんだ、鈴…」
…と言うか、私からしたら…やっぱり姉さんの方が痛そうに思えてね…
「…ハァ…確かに殴らせたのはアンタなんだろうけど…そこで自分はそうじゃないって言うのは違うんじゃない…って、言っても無駄なのかしらね…で、何でそんなの頼んだわけ?」
「ん?…内緒♪」
「アンタねぇ…怒るわよ…?」
「鈴、これはね…本当に言えないんだ…私の問題だからさ…」
その後鈴からは散々問い質されたけど私は言わなかった…だって、鈴が気にしちゃうからね…結局、一夏も千冬も言わなかったみたい…ありがたいよね、本当に…
「…んっ…思ったよりしっかり寝た感じね…今、何時かしら…っ…って、またなの…?」
「すー…んっ…すー…んっ…」
「んっ…もう…本当に器用よね、アンタ…」
また十秋に胸を吸われていた…てか、それでもコイツは寝てるし…んっ…てか、何か…ちょっと気持ち良くなって来たんだけど…ハァ…まさか、胸吸われて感じる様になる最初の相手がアンタになるなんて…ね…と言うか、母親って…実は皆こんな感じだったりするのかしら、ね…
「んっ…今度は、引っこ抜きたくないわね…んんっ…せっかくだし…もうちょっと、このまま…」
お腹の下…下腹部、と言うか…モロに股間の辺りに違和感を感じる…漏らしたんじゃないわね…でも、多分今…濡れてる…下、スカート…すぐに触れ、る…もうこんなの、事故みたいなものって事で…良いわよ、ね…んっ…今なら、性欲に負けたってアンタの気持ち…分かるわ、十秋…こんなのもう、我慢する方が無理…!
「っ…ふっ…あっ…」
スカートの中に手を突っ込み、湿った下着の上から弄る…胸だけだともどかしかった快感が強くなった…取り敢えず、このまま…
「んんっ…あっ…っ!」
ちょっ…今甘噛みなんてされたら…!
「…ンンンンッ…!!」
咄嗟にもう片方の腕に噛み付いて絶頂の声を抑え込む……ハァ…やっちゃった…
「…よりによって、こんな状態のアンタの前「あの、鈴?」で…」
聞こえてはいけない声が聞こえた…ちょっと…嘘、でしょ?
「…起きてたの?」
「えっと…途中、から…何かその…ごめん…」
「…ハァ…謝らなくて良い…と言うか、何かあたしが惨めだし…やめて…」
「ごめ「だから謝るなって言ってんでしょ」鈴…」
「何よ、その目は…あたしを哀れ「あ、いや…そうじゃなくてね…?」…何よ?」
「正直に言うと…その、見蕩れたと言うか…こう…色々と響いたと言うか…」
「…だから、何よ…ハッキリ言いなさいよ…」
「…あの…イク時の鈴が凄く可愛くて、と言うか…エロく見えてその…それで…」
「それで?」
「…その、ちょっと…良ければ、責任を取ってくれたら…何て…」
「…つまり、アンタに胸吸われながら自分でアソコ弄って…イッちゃったあたしがエロかった所為で欲情したから、責任を取れ…要は処理、と言うか…ヤラせろって事で良いのかしら?」
「その、鈴が良ければ…何だけど…」
「もし…仮に、あたしが嫌だって…そう言ったら?」
何が、仮に…よ…こんなのもう、あまりに…あからさまじゃない…
「その時はその…このままトイレに行くよ…」
そんなに切ない目で、あたしを見ないでよ…てか、何でこんな時に目の光がまた戻ってるのよ…アンタは…
「…したくないとは、言って…ないでしょ…」
自分に言い聞かせる…これは、そう…きっと…今の十秋に、必要な…事、なのよ…そのついでに、あたしも気持ち良くなりたい…ただ、それだけの事…それ以上でも、以下でも無い…あたしが好きなのはアンタじゃないし…アンタが好きなのもあたしじゃ、ないんだから…
「じゃあ…良い?」
「…今、だけよ…と言うかその、あたしも…アンタと…したい…」
言っちゃった…もう、後戻り出来無いわね…
「じゃあその…優しく、するから…」
「…当たり前、でしょ…痛くしたら、殴るわよ…?」
「ごめん…」
「何で謝るわけ?あたしとしたのが、そんなに嫌なの?」
「だって…鈴は「あたしの事は良いでしょ…アンタはどうだったわけ?」…正直、凄く…良かった…」
「…で、少しはスッキリした?」
「…虚しい、かなぁ…でも、またしたい…」
「…ハァ…アンタが望むなら、あたしも付き合うわよ…」
もう例の刀奈って奴を…あたしは責められないわね…あたしまで、こうなるなんて…と言うか、あたしも虚しいって感じてるのに…それ以上に、アンタに愛おしさが湧いて来る…もちろん、恋愛感情じゃないのは間違い無い…でも、この名前の付けれない感情に溺れてたいってあたしは今…そう思ってる…ホント、アンタの所為よ…十秋。アンタがそんな目で、あたしを見るから…でも、あたしはアンタが憎いとも思えない…
もう、あたしたち…ただの親友には、戻れそうもないわね…
「やっぱり忘れた方が良い…?」
「無理ね、少なくとも…あたしは出来無い…」
「じゃあ、どうしよっか…」
「良いんじゃない?快楽だけの繋がりってのも…あたしは…アンタに恋愛感情はやっぱり抱けてないし…アンタも、そうなんでしょ?」
「うん、正直に言えば…」
「じゃあ良いじゃない…あたしたちの親友って間柄は変わらないわ…ただそこに、ちょっとドロドロしたものが混ざるだけよ。」
「健全じゃないよねぇ…」
は?健全?健全ですって?
「プッ…ククク…アハハ…!」
「鈴?」
「…あー…笑える…健全って何よ…前世の記憶云々関係無く…実の姉が好きなアンタが語れないでしょ、それ。」
「それは、そうなんだけど…」
「別にさ、そんなに重く考えなくても良いんじゃない?」
「どう言う事?」
「お互い、意中の相手を捕まえるまで…この関係性を続けるのもアリじゃないって、言ってるの。女同士なら、子供が出来るわけでもないし…無茶なプレイでもしない限りは…ほぼ処女のまんまなんだし…気楽に、考えましょ…十秋。」
「そうかなぁ…」
「そうよ…てか、アンタ…ちょっと元気になったんじゃない?」
「!…そう言えば、何となく…そんな感じかも…」
まさかこんなのが鍵になるなんてね…ホント、アンタって業が深いわ…と言うか、どう取り繕った所で…結局、アンタが元々そう言う奴だったって証明ね…でも、あたしはアンタをクズだとは思わないわよ、十秋。
「…アンタが元気になって、千冬さんに気持ちを告げる勇気も持てる様に…あたしが背中を蹴り飛ばしてあげるわ。」
開き直ると同時に虚しさが消えて行く…元々アンタは…同性が好きな時点で、健全なわけ無かったのよね…あたしは、実質アンタの業に絡め取られた様なものだけど…でも、やっぱりアンタを憎めないのよ…あたし。
「…手伝ってくれるの?」
「ええ…先ずは、アンタが真っ直ぐ立てる様になるまで…あたしが、手を引いてあげる。」
そもそも胸を吸わせるなんて事を許可した時点で、答えは出てたのね…結局恩を返せるなら、あたしは…何でも良かったのよ…アンタから、あたしはそれだけの物を貰った…手段を選ぼうとか、そんな風には思わない…アンタが望むならあたしは…何だって、してあげる…
…だから十秋、あたしを踏み越えて行きなさい…そして、アンタが幸せになる所をあたしは見届ける…最後まで、あたしはアンタに付き合うわ…もちろん、自分の幸せも諦めない…どっちも、絶対あたしは…手に入れる…覚悟しなさいよ、十秋…アンタがどれだけ足を止めたって…あたしはアンタの手を引くのはやめない…アンタが、光の下を自分の足で歩ける様になるまでね…