ノアに転生したので多元宇宙を廻ろうと思う   作:ウエストモール

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後半はふざけ過ぎたかも。その場のノリで書いてたりするんで、後々になって設定の矛盾で苦しむ可能性。


第2話 手下ができた

遥か先の未来

 

 敵の攻撃によって瓦礫に化してしまった新宿の市街地。そこにたたずんでいるのは1体の異形の黒き巨人、ダークルシフェル。ビースト・ザ・ワンの如き背中の突起物に、首にはファウストとメフィストの仮面、口には鋭い牙、目は青く、体全体に走るのは血管のような赤いライン。禍々しく、いかにも悪であることが分かる。

 

 ルシフェルの前に立ちはだかるのは2体の巨人。銀色の巨人ウルトラマンノア、そして黒色の巨人ウルトラマンザギ。

 

 ザギはノアの模造品として造り出されたウルティノイドであり、ノアを敵対視していた。だが、ノアに敗北した後に和解し、共に多元宇宙を守るようになっていた。

 

「いくぞ、ザギ。ルシフェルを倒すぞ」

 

「ふん、言われなくても分かっている、ノア。あんな奴は多元宇宙に存在してはいけない」

 

 と、ザギはノアに返事を返す。そして、ダークルシフェルは口を初めて開いた。

 

「貴様らなど、究極の闇にへと至った我の前では有象無象に過ぎぬ。お前達の信じる絆共々、闇に呑まれて消えるがいい!」

 

 ダークルシフェルはそう言うと、体から闇のオーラを発し、周囲は闇に染まった。

 

「絆を信じ、決して諦めない者がこの多元宇宙にいる限り、私達も諦めずに戦い続ける」

 

「そうだ。俺は知った、絆と呼ばれるものの良さを。絆は光であり、大いなる力だ。絆を否定するお前に、勝ち目などない」

 

「ヴォォォォォァァァァァァァァァッ!」

 

 それに対するルシフェルの返事は、激しい咆哮のみ。対話の道など、すでに存在しないのだ。そして、その直後に熱線という否定を2人に叩き付ける。

 

 迫り来るは極太の超強力な熱線。ノアとザギは、互いのバリアーを重ね掛けし、真正面から防御した。避けてもよかったのだが、後ろには守るべき人々がいたため、防御することにしたのだ。

 

「本当の戦いは!」

 

「これからだ!」

 

 何とか熱線を防ぎきった2人は、ダークルシフェルへと向かっていった。これは、遥か未来で起こるかもしれない可能性の1つである。

 

 

 

 

 

 多元宇宙には様々な勢力が存在し、俺は基本的に4つに分類している。

 

 1つ目は地球系勢力。地球上の諸国や地球連邦、地球連合、地球帝国などの名を持つ統治機構。さらに、地底や海底の国家や宇宙コロニー等もこれに含まれる。

 

 2つ目は地球外勢力。ガミラス帝国やボラー連邦、銀河帝国、銀河共和国、コヴナントといった地球外の知的生命体による勢力だ。これらは地球系勢力と敵対することが多いが、それに干渉することはほぼ無い。ただ、話し合いの余地もないガトランティスの侵略に対しては、例外的に干渉することがある。

 

 3つ目は知的生命体に敵対的な生物群。スペースビーストや宇宙球体スフィア、STMC、BETA、インベーダーといった話し合いの余地がない集団だ。地球の内外問わずに様々な勢力が手を焼いているため、これらに対しては、普通に干渉する。

 

 4つ目はグレーゾーンな生物群。ELSやフェストゥムが代表的だ。接触した当初は武力衝突になってしまうことが多いものの、話し合い次第では味方になってくれるケースがある。どっかの宇宙じゃ、上記の連中が協力して人類の艦を助ける様子もあり、感動したものだ。

 

 俺は、仲間とする生物として金属生命体であるELSに目を付けた。俺と同じ銀色であり、複数体で合体すれば、様々な形になれるからだ。

 

 とある宇宙では、宇宙開発にロケットを使っているレベルの地球と、ELS群が接触することは時間の問題になっていた。その地球にはELSと対話できるような存在は居らず、間違いなく両者は戦闘になると予測した。

 

 俺は、ELSが地球と接触する前にELSと接触することにした。彼らにテレパシーで話しかけ、地球人は群より個を重視していることを説明したら、何故か仲良くなれた。それに、しばらく交流していると、何体かのELSはノアの協力者になることを選んだ。

 

 協力者となったELSは、ウルトラマンと同じサイズのヒト型金属生命体に合体変形し、ノアの姿を真似たのか胸には赤いV字のコアが、背中には小さい突起物が2つ存在していた。俺は、彼らの4体をウルティロイドと呼ぶことにした。

 

 代理人として派遣した4体のウルティロイド達は、よく働いてくれた。いつしか、ウルティロイドは様々な宇宙でノアの使徒と呼ばれるようになったらしい。

 

 

 

 

 

 最近、思うことがある。それは「俺なんかがウルトラマンノアで良いのだろうか?」ということ。戦いの一部をウルティロイド達に任せるほど面倒くさがりで、力を消耗することを嫌う。

 

 まぁ、こちらの考えていることを知的生命体達は知らない訳で、それに俺のことを神様だと思っている。別に、俺は神秘的な存在でもないし、精神は人間と全く変わらない。初代マンも言ってたでしょ?「ウルトラマンは神ではない」ってね。

 

 俺は、人間らしくやっていこうと思う。知的生命体を助けるという仕事をしながらも、たまにはウルティロイドやデュナミスト達に任せて別の宇宙で休暇を楽しむのもありかもしれない。あぁ、そうだ。今度はコスモスペースの遊星ジュランにでも行って、コスモスとカオスヘッダー、怪獣達に挨拶でもしてくるかな。

 




○ノア&ザギvsルシフェル
こんな未来があってもいいかも

○4体のウルティロイド
イメージとしては、ウルトラ兄弟(マン、セブン、ジャック、エース)のウルトラマンスーツを全身銀色にして、胸部に赤いV字のコアを、背中にノアイージス風の短い突起物を2つ付け、大きさをウルトラマンと同じサイズにした感じ。もしかしたら数がもっと増えるかも。
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