男はなんかこう、目つきが怖いので親しみが皆無なのです。
でも原作以外のはくのん(少年)は親しみ持てるんだよね。
不思議だね!
「…落ち着いたか?」
「…うん、ごめんね、バーサーカー?」
「…何故疑問系?」
驚愕の言葉に動揺したマスターだが落ち着いて自分のサーヴァントに謝罪した。
…が、同時にクラス名で呼んで違和感を感じて咄嗟に疑問系になってしまった。
「あ、うん、バーサーカーってそのまま狂った戦士の事だよね?
貴方はさっきも言ったように狂ってないから…」
「ん?あぁ、その事か。
簡単にいうとイレギュラーというヤツだ。
私は本来はこのサーヴァントのクラスにある枠組みではないクラスを持った存在だからな。
そんな存在を強引にこの7つのクラスに押し込んだ結果、このような事態になったのだろう。
マスターならば私のステータスを見れば原因が分かるんじゃないか?」
そういわれマスターは目を閉じた。
すると自身のサーヴァントの情報が見えてきて、
その理由にも到達した。
◎固有スキル《狂化》:―
そう他のステータスを見る限り能力値は全て数値ではなくアルファベットなのだが
ここだけバーでアルファベットではない。
気になり目を開けて自身のサーヴァントを見上げると、
理解したのか苦笑しながら返答してきた。
「その通りだ、マスター。
強引にバーサーカークラスに押し込んだ弊害というのだろう。
結果本来ならばスキルの加護として狂化を受けてステータスを底上げできたのだが
…まぁ同時に理性も欠落する事になるので私としては助かったともいえるのだが…」
「私も助かったと思います」
同時に苦笑する。
「あ、そうだ。なら、本来の貴方のクラス名ってなんていうの?」
「私の本来のクラスか…数は少ないがルーラーというクラスの一人だ。
ちなみに知り合いからは《フェイカー》とも呼ばれていた。」
「…全然貴方が何処の英雄さんなのか掴めないんだけど…」
どうやら少女は情報から自身のサーヴァントが何処の英霊か探りをいれていたらしい。
結果として収穫はゼロとなったのだが…
「仕方あるまい。英霊なんてのは実在・架空をあわせてもかなりの数が存在する。
果ては平行世界というオチもまた然り。結果として私は後者の存在になるから、
実際問題真名を知られても問題は皆無だったりするんだよ。」
そんな事を苦笑しながらいう。
どうやら真名を知る事は勝利に繋がるらしい。
でもこのサーヴァントの名前は知られても相手の利に繋がらない。
…これはこれでアドバンテージとしてはいいんじゃないだろうか…そう少女は思った。
「私の名前はもう少しお互いを理解してから開示しよう。
何、私は君が呼んだ存在だ。その存在が最強ではないなどあるはずがないだろう?
自己紹介が先延ばしになる程度だが…まぁ気にするな。」
そういうとサーヴァントは姿を消した。
しかし、自分の近くにいるのはなんとなく感じる事ができた。
それと同時に何故か先程消える直前の自身のサーヴァントの表情を
思い浮かべてしまった。
その不敵な笑みに一瞬ドキッとした私は悪くない。
そんな事を自問自答するマスターの姿がここにいた。
…どうでもいいが、ここは保健室である。
少ししたらバーサーカーのステータスを記載しようと思います。
多分次話の後書きにでも書きましょう。
次回もお楽しみにッ!(…見てる人がいればっ!)