孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
僕は黒澤さん達を連れて、高海さん達が待っている部室へと向かっていた。少し図書館に長居してしまったから、心配しているかな?
部室に戻ると、
「遅かったね、悟飯くん。」
渡辺さんが声をかけてきてくれた。
「ちょっと長話をしていまして…。」
「そうなんだ…。」
ここで、
「ところでなんで花丸ちゃんとルビィちゃんと一緒にいるの?」
桜内さんからの質問だ!
「実は、この二人が話したいことがあるみたいですよ。」
そう言うと僕は、国木田さんと黒澤さんが話せるように後ろに下がった。
覚悟を決めた表情をして、
「ル、ルビィと花丸ちゃんは、明日体験入部してみようと思います!」
黒澤さんが高海さんたちに宣言する。
「本当にいいの?」
桜内さんが心配してくれる。
「悟飯さんと話してみて二人で決めたから大丈夫ずら!」
国木田さんがにっこり笑顔で答えてくれた。
「そっか、じゃあ私からはもう何も言わないわ。」
桜内さんは笑顔で話す。
「というか、悟飯くん、長話って体験入部の話だったんだ!」
「すいません、渡辺さん。
これは僕が言ってしまっては二人の決意が無駄になってしまいますから…。」
「そっか、二人のことちゃんと考えてるんだね。」
渡辺さんとそんな話をしていると、
「やった〜〜!!ありがとう!本当にありがとう!!」
高海さんは国木田さんと黒澤さんの手を取って、嬉しそうだ。
っていうか連呼してるし…。
その後、
「よ〜し、じゃあ花丸ちゃんとルビィちゃんも入ってくれたことだし、新しくチラシでも作りますか!」
高海さんは二人の名前を新たに作っていたチラシに書き始めている。
「千歌ちゃん…。」
「ちょっと、体験入部よ!
まだ入ると決まってないんだから、勝手に名前を書かないの!」
桜内さんがすかさず止めに入っている。
「え?入部が決まったんじゃないの?」
「高海さん…。
体験入部っていうのは一日だけ練習をやってみて、その後入部するかどうか決めることですよ。」
僕がそう教えてあげると、
「そっか、じゃあ明日二人とも頑張ろうね!」
高海さんはわかってくれたみたいだ!
「うん、が、がんばります。」 「頑張るずら!」
黒澤さんと国木田さんも気合十分みたいだ。
翌日、いつもやっているのと同じように練習を始める。
まずは屋上で柔軟体操をしてからダンスの練習だ!
その前に、
「よ〜し、じゃあ今日の練習も頑張ってやっていこう!
いくよ!Aqours〜〜!!」
「「「「「「サンシャイン〜〜!!」」」」」」
気合入れのための掛け声をみんなでやってみた。
国木田さんも黒澤さんも掛け声ができて嬉しいのか、目を輝かせている。
柔軟体操を始めてみるが、やっぱり二人とも体があんまり柔らかくないみたいだ。
そして、ダンスの練習では…
「はぁはぁ、どうですか、悟飯さん?」
「黒澤さん、振り付け覚えていたんだ。
初めてにしては良くできていたと思うよ!」
正直僕はとてもびっくりしている。
「あ、でも千歌ちゃんは振り、何箇所か間違ってたわよ!」
「あれ…。」
「もう、この曲はこれからも踊るんだから、忘れないの!」
「ごめんね…。」
桜内さんは高海さんに指摘している。っていうか高海さん…。
一方国木田さんは、
「はぁはぁ、全然ついていけないずら。」
「初めてだからね、でもリズムはちゃんと取れてるよ!
じゃあもう一回やってみようか!」
「はいずら!」
渡辺さんと一緒に練習して頑張っている。
『なんだか国木田さん楽しそうだなぁ…。』
で、ダンスの後は先日から高海さん達にやらせている淡島神社の長い階段のダッシュをやってもらうことに。
『大丈夫かなぁ…。』
案の定二人ともすぐに疲れてしまい、息が上がっている。
まあ高海さんと桜内さんもまだまだなんだけど……。
〜花丸side〜
自分の気持ちに答えを出すためにマルは体験入部してみた。
けど…、
『やっぱりマルの体力じゃ無理だったんだ…。』
そうわかってしまったの。
みんなに置いていかれたとき、
「花丸ちゃん、一緒に行こう!」
ルビィちゃんがマルのところに戻ってきてくれたんだ!
でも、このままだとマルはルビィちゃんの大事な夢の邪魔になってしまう!
そう思ったら…、
「ダメだよ…。ルビィちゃんは走らなきゃ!」
「花丸ちゃん?」
「ルビィちゃんはもっと自分の気持ちを大切にしなきゃ!
無理に人に合わせても辛いだけだよ!」
自然に言葉が出ていたの。
「合わせてる訳じゃ…。」
ルビィちゃんは悲しそうな表情をしている。
でも…、ルビィちゃんのために言わなきゃ!
「ルビィちゃんはスクールアイドルになりたいんでしょ!
だったら、前に進まなきゃ!
さぁ、マルのことはいいから先に行って!」
「で、でも…。」
「さあ!!」
「う、うん!」
なんとかマルの気持ちは伝えられたの。
〜花丸 side end〜
『国木田さんは完全にみんなに置いていかれているから僕がみておかないと!』
そう考えていると、国木田さんは急に歩いて下へと降りてきたのだ!
慌てて声をかけた。
「国木田さん、どうしたの?もしかしてどこか怪我?」
「怪我はしていないですから安心してください。
悟飯さん、マルにはやっぱり無理だったずら!
でも、ルビィちゃんの後押しはしてあげたいです!
だから、だからダイヤさんを連れて来て欲しいです。」
真剣な顔で話す国木田さん。
「どうして生徒会長さんを?」
「ルビィちゃんはダイヤさんのことを気にかけて自分の気持ちにずっと蓋をしてきたんです!だから、ルビィちゃんの素直な気持ちを引き出したいんです!」
国木田さんの決死の訴えだ!
『無理に止める理由はないよね…。』
「わかったよ。じゃあ僕は生徒会長さんを連れてくるから、気をつけてね。」
「はいずら!」
こうして国木田さんのお願いを叶えるため僕は一旦学校にダッシュで戻るのだった。
学校に戻った僕は生徒会室へ。
「失礼します!生徒会長さん僕についてきてください!」
「ちょっ、ちょっと悟飯さん!どこへ連れて行くんですの?」
急いで生徒会長さんの手を引っ張って淡島神社の階段へと戻る。
階段の途中にあるベンチに座らせたところで、
「どういうつもりですの!?」
質問が飛んできた。
『何も言っていないからね…。』
「実は黒澤ルビィさんがスクールアイドル部で体験入部をしているんです。
だから、生徒会長さんの気持ちを確かめておこうと思いまして……。」
やはり、
「どうしてそんなことになっているのですか?
まさか、無理やり脅したのですか!」
少し怒っている。
そこで僕は生徒会長さんの目をまっすぐ見て、
「そんなことしないのはわかっていますよね!
それに、これは黒澤さんの…“ルビィさん”の望みでもあります!
生徒会長、本当はスクールアイドルのこと嫌いじゃないんですよね?
ルビィさんは貴女に遠慮してずっとスクールアイドルをやりたいという自分の本心を隠していたんです!
だから、僕はルビィさんに一歩踏み出す後押しをしました。
でも、貴女にしっかり認めてもらうことで、ルビィさんにスクールアイドルをやっても大丈夫なんだと思ってほしいんです!
これはルビィさんのお友達の願いでもあるんです!
どうかお願いします!」
本心を打ち明ける。
「そんなこと、私も分かっていますわ……。」
生徒会長さんは目を少しそらしながら話す。
「ルビィさんにも似たようなことを言ったんですけど、一歩を踏み出さないと絶対に後悔しますよ!
僕自身がそうでしたから……。
だから、本心でルビィさんがスクールアイドルを続けることに対してどう思っているか、結論を出してください、生徒会長…“ダイヤさん”!」
「私だってルビィには好きなことをしていてほしいですわ!」
本心を言ってくれたダイヤさん。
「それを言うのはルビィさんに対してですよ。
でも、やっと素直になれましたね。」
そう言って僕はダイヤさんの頭の上に手をおく。
「な!!あなた何をしていますの!」
急激に顔を真っ赤にするダイヤさん。
「ふふっ、頑張って素直になってくれたダイヤさんへのご褒美ですよ。」
「も、もう!そうやってからかわないでくださいまし!
恥ずかしいですから…。」
そう言って照れるダイヤさんに少しドキッとしてしまうのだった。
高海さん達がくるのを待っていると、とうとうやってきた。
「あれ、お姉ちゃん!」
ダイヤさんに気づいたみんなは動揺しており、
「あの、違うんです……!」
高海さんなんかは慌てている。
「千歌さん!」
ルビィさんが高海さんを止めて話し始める。
『がんばれ、ルビィさん!』
「ルビィね、ずっとお姉ちゃんに遠慮してスクールアイドルになるのを諦めてた。
でも、今日千歌さん達と練習してみて分かったの、やっぱりルビィはスクールアイドルが好きなんだって!
お姉ちゃんはスクールアイドル嫌いかもしれないけど、ルビィはだからってもう自分の気持ちに嘘をつきたくない!
だからお姉ちゃん、ルビィは千歌さん達と一緒にスクールアイドルをやります!」
真剣な目で宣言するルビィさん。
それを聞いて、
「ルビィ、私は先程悟飯さんから、ルビィが今まで思っていたことを聞いて、悲しい思いをさせてしまっていたことに後悔しましたわ。
私は、ルビィには遠慮してほしくはないとずっと思っていました!
だから、ルビィ、私のことを気にしないで自分の思いを打ち明けてくれたことを嬉しく思っています。
ふふっ、ルビィはとても可愛いのですから自信を持ちなさい!
しっかり楽しむのですよ!
ただし節度を持って取り組む!これだけは守ってください。
約束してくれますか?」
ダイヤさんはちゃんと本心を打ち明けられたみたい。
「うん、ルビィ約束する!」
「じゃあ指切りげんまんですわ!
ほら、早く指を出しなさい!」
そう言って二人は指切りをする。
「ありがとう、お姉ちゃん…。
う、うわぁ〜〜〜〜!!!!」
指切りをした直後、嬉しかったのかルビィさんは泣いてしまった。
「全く、泣き虫なところは変わっていませんわね。」
そう言いながらもダイヤさんはルビィさんをそっと抱きしめ、僕の方に向かって柔和な笑顔を見せてくれていた。
「「「よかったね、ルビィちゃん」」」
高海さんたちもルビィさんの加入を喜んでいる。
こうして、ルビィさんが新たにAqoursのメンバーに加わることになるのだった。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!