孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き   作:おにぎりは

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孫悟飯と堕天使の悩み

   花丸さんとルビィさんがAqoursに加入したところで、Aqoursはスクールアイドルランキングのサイトに登録したのだが…。

 

 「今日も全然上がってないね…。」

 

 高海さんが言った通りAqoursのランキングは全然上がっていない。

 

 「スクールアイドルの数は昔と比べてとても増えていますから。」

 

 そう、ルビィさんが言った通りμ'sの人気が爆発して以降スクールアイドルはどんどん増えていっているのだ!

 

 「でもライブの歌の評判はいいみたいよ?千歌ちゃん!」

 

 「特に花丸ちゃんの人気がすごいんだよね〜!」

 

 「へえ〜、確かにみんなに好かれるのはわかりますけど…。」

 

 でも、みんなの評判は悪くない。

 

 一方、

 「こ…、これがパソコン!?」

 パソコンに興味を持ったらしい花丸さん。

 

 「そこ!!」

 

 当然突っ込まれる。

 

 「もしかして、これが知識の海に繋がっているという、インターネット!?」

 

 「そうね。知識の海かどうかはともかくとして…。」

 

「なんで花丸さんはそんなに目を輝かせているのかな?ルビィさん?」

 

 僕は疑問をぶつけてみる。

 

 「ピギャッ!

 え、え〜っと花丸ちゃんのお家は古いお寺らしいんです。

 だから家に電化製品がほとんどないらしくて…。うぅ〜〜…。」

 

 なんとか勇気を振り絞って答えてくれたルビィさんは渡辺さんの後ろに隠れてしまった。

 

 「アハハ、まだ時間はかかりそうですね…。」

 

 「そうだね。でもルビィちゃんも頑張ってるみたいだよ。ね?」

 

 ルビィさんはコクコクと頷いている。

 

 「ルビィさん、焦らずに、少しずつ慣れていこうね!」

 

 「うゆ!」

 

 ルビィさんとの話を終えた僕は、

 「花丸さん、パソコン触ってみる?」

 聞いてみる。

 

 「いいんですか!!」

 

 「勿論!」

 

 「ずら〜〜!!!!」

 

 パソコンの目の前にして目を輝かせている花丸さん。

 

 で、

 「ずら!」

 花丸さんがボタンを触ったんだけど…。

 

 『そのボタンは!!』

 

 実は、花丸さんが触ったのは電源ボタンだった!

 

 だから…、

 「な、何を押したのいきなり!?」

 

 「え?」

 桜内さんや渡辺さんから詰め寄られている花丸さん。

 

 「一個だけ、光るボタンがあるなと思いまして…。」

 

 これを聞いた二人は、

 「大丈夫!?」

 

 「衣装のデータ保存してたかな…。」

 慌ててパソコンの電源を入れ直してデータの確認に入った。

 

 「マ…、マル…、何かいけないことしました…?」

 

 責任を感じている花丸さん。

 

 だから、

 「仕方ないよ。花丸さんはパソコン使ったことないんでしょ?」

 

 「そうですけど…。」

 

 「だったらパソコンの使い方をこれから僕と一緒に覚えていこうね!

 僕もそんなに詳しくないからさ。アハハ…。」

 フォローを入れておく。

 

 「ずら!じゃあ悟飯さん、その約束守ってくださいね!」

 

 「勿論!」

 

 そんなこんなでこの場は収まり、いつものように屋上で練習することになったわけだが、

 「はぁ〜〜!!どうしたらいいの〜〜!!」

 相変わらず高海さんは悩んでいる。

 

 「こんな何も無い場所の地味!アンド地味!アンド地味!…なスクールアイドルだし…。」

 

 『僕は全然そんなことないと思うけどなぁ…。』

 

 僕の思いはさておき、桜内さんが話に加わっている。

 

 「じゃあグループ名をもっと奇抜にしてみたら?」

 

 「なるほど、確かに奇抜だとまだ目立ちますからね。」

 

 「奇抜ってスリーマーメイド?」

 

 悪い顔をしている高海さん。

 

 「あ、ファイブだ!」

 

 桜内さんは顔を赤くしてしまっている。

 

 でも、

 「ファイブマーメイド…!」

 目を輝かせたルビィさんが話に入ってきてさらに話は続く。

 

 だから、

 「なんで蒸し返すの!」

 桜内さんは高海さんに怒っている。

 

 「ってその足じゃ、踊れな〜い!」

 

 「じゃあみんなの応援があれば、足になっちゃうとかどうですか?」

 

 「おお!なんかいいよ!その設定!」

 

 「でも、代わりに声がなくなるという…。」

 

 渡辺さんまで乗っかってきたし…。

 

 「ダメじゃん!」

 

 「だから、その名前は忘れてって言ってるでしょ!!」

 

 「そうですよ。あんまり桜内さんをいじるのはやめてあげましょうよ。」

 

 「そうだね、じゃあ練習始めようか!」

 

 渡辺さんの言葉で練習を始めようとしたみんなだけど、花丸さんがいない!

 

『 どこにいるんだろう?』

 

 

 〜花丸side〜

 

 マルはみんなが言い争いをしていると屋上の扉に善子ちゃんを見つけてしまいました。

 

 どうやら善子ちゃんもマルに気づいたらしく、屋上から去っていきました。

 

 『でも、善子ちゃんやっと来てくれたんだ…。』

 

 そう、善子ちゃんはあの入学式の日の自己紹介で、堕天使ヨハネとしての名乗りをみんなの前でやってしまってから学校にずっと来ていなかったのです。

 

 だから、マルは善子ちゃんと久しぶりに話してみようと思って密かに追いかけることにしたのです。

 

 善子ちゃんを探すために廊下にやってきたんだけど、全然見つからない。

 

 すると、

 「うう…。いきなり屋上から堕天してしまった…。」

 善子ちゃんの声が廊下の小さな戸棚から聞こえてきたのです。

 

 だから…、

 「学校来たずらか。」

 マルは戸棚の扉を開けました。

 

 「き…、来たっていうか…、たまたま近くを通りかかったから、寄ってみたっていうか…。」

 

 「たまたま?」

 

 「どうでもいいでしょ、そんな事!!

 そ、それよりクラスのみんな、なんて言ってる?」

 

 『やっぱり善子ちゃんは気にしてたんだ…。』

 

 「きっと、私の事『変な子だね〜!』とか、『ヨハネって何?』とか、『リトルデーモンだって、ププ!』とか言われてるんでしょ!!」

 

 「はぁ…。」

 

 マルはちょっと驚いてしまいました。

 

 「そのリアクション、やっぱり噂になってるのね!

 そうよね、あんな変なこと言ったんだもん…。

 終わったラグナロク…。」

 

 相変わらず堕天使ポーズをとっている善子ちゃん。

 

 『でも、はっきり言わなきゃ!』

 

 「善子ちゃん、クラスのみんな誰も気にしてないよ!

 それより、みんな、どうして来ないんだろうとか、悪いことしちゃったのかなって心配しててね…。」

 

 聞いていた善子ちゃんは、

 「それ、本当!?」

 食いついてきた。

 

 「うん。」

 

 「本当ね?天界堕天条例に誓ってウソじゃないわよね…?」

 

 「ずら!」

 

 マルが頷いていると、

 「よし!まだいける!まだやり直せる!

 今から普通の生徒でいければ!」

 善子ちゃんもやる気になったみたい。

 

 「ずら丸!!ヨハネたってのお願いがあるの!!」

 必死な顔の善子ちゃん。

 

 「何ずら?」

 

 「明日からヨハネも学校に行くわ!

 だから、ずら丸、あんたは明日ヨハネがボロを出さないように協力しなさい!」

 

 「わかったずら!!」

 

 よかった、善子ちゃんも学校に来てくれるようになった!

 

 〜花丸side end〜

 

 翌日、今日も部室でみんなランキングを上げる方法について考えているところだ。

 

 そこに花丸さんが遅れて部室に入って来たけど…、ん?一緒に入って来たのは確かヨハネとか名乗っている善子(?)さんだったかなぁ。

 

 「花丸さん、この子をどうして連れてきたの?」

 

 「ああ、そういえばちゃんと名前を教えてなかったですね。

 この子は津島善子ちゃんずら。」

 

 「だから、ヨハネって言ってんでしょ!ずら丸!!」

 

 津島さんからのツッコミだ。

 

 「善子ちゃん、自己紹介で例の『堕天使ヨハネ』の名乗りをやってしまってから、昨日までずっと学校を休んでいたんです。

 でも、昨日学校にこっそり来ていたのをマルが見つけて、学校で普通の高校生として過ごせるように協力してあげる約束をしてあげたんです。

 で、今日、久しぶりに登校したんですけど…、

 趣味を聞かれて“占い”って答えて、つい堕天使が出てしまって大失敗しちゃったんです。

 だから、落ち着ける場所がいいかなって思って連れてきたんです。」

 

 そう教えてくれた花丸さん。

 

 「なんで止めてくれなかったのよ〜〜!!

 せっかく上手くいってたのに…。」

 

 「まさかあんな物持ってきてるとは思わなかったずら!」

 

 「あんな物って?」

 

 「うぅ、善子ちゃん学校に占いのためにマントとか蝋燭とか持ってきていたんです。」

 

 ルビィさんが教えてくれた。

 

 「とにかく、私は普通の高校生として過ごしたいの!

 堕天使ヨハネはもう終わりにするのよ!」

 

 僕としては今のままでいいと思うんだけどなぁ……。

 

 でも、

 「今でもネットで占いとかゲーム配信とかやってるみたいよ。」

 渡辺さんがある動画を僕に見せてきた。

 

 そこには、

 『は〜い、堕天使ヨハネよ!』

そう言って占いをしている津島さんの様子が映っていた。

 

 別の動画では、

 『クックック、今日はこの堕天使ヨハネの美声で全世界にリトルデーモンを増やしてあげるわ。』

 歌を歌っている。

 

 「やめてぇぇぇ!」

 津島さんは顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。

 

 『うん、やっぱり堕天使として歌う時も楽しそうで良いな。』

 

 そこで、

 「可愛い!」

 高海さんが目を輝かせている。

 

 「津島善子ちゃん、いや、堕天使ヨハネちゃん、一緒にスクールアイドルやりませんか!」

 津島さんの手を握ってお願いしている。

 

 

 「高海さん、どういうことですか?」

 

 

 

 「堕天使アイドルって今までいなかったし、インパクトあると思ったんだ。

 ということで善子ちゃん、私たちと一緒にステージで堕天使の魅力を伝えようよ!」

 

 

 

 「だから、ヨハネよ!」

 

 

 「くっくっくっ、いいわ、この堕天使ヨハネがステージで堕天使の魅力を振りまいて全世界の人間をヨハネのリトルデーモンにしてあげるわ!」

 

 ……とりあえずスクールアイドルに入るのを決めたようだ。

 

 まあ、良かったのかなぁ。

 

 こうして津島さんがスクールアイドルとして一応活動してくれることにはなったわけだけど、僕はある部分で不安に思っていた。

 

 それは、「堕天使」という設定を続ける覚悟がなかったら、一時的な劇薬にしかならず、順位も一時的にしか上がらないだろうということだ。これが当たらなければいいけど……。

 

 あ、どうやら高海さんの家にみんなで行くみたいです。

第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。

  • やっぱりリーダーの千歌
  • ピンチを救われた曜
  • 恋に目覚めた梨子
  • 主人であるヨハネ様
  • 後押しをしてもらった花丸
  • みんなの妹ルビィ
  • しっかりお姉さん果南
  • 意外とツンデレ?ダイヤ
  • シャイニー理事長鞠莉
  • 完璧?聖良
  • ツンデレな妹理亞
  • 音ノ木坂の部長さんでしょ!
  • ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!
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