孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き   作:おにぎりは

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孫悟飯とPV撮影

  善子さんが加わったAqoursだったが、まだランキングの問題は解決していなかったのだ…。そんなある日、いつものように部室にみんな集まっていると…

 

 「大変、学校が……!」

 

 慌てた様子でルビィさんが駆け込んできた。

 

 「何があったの?」

 

 「え、え〜っと、ルビィさっきお姉ちゃんと鞠莉さんが沼津の学校と統廃合になるって話をしていたのを聞いたんです。」

 

 「そうですか。もうそんなところまで話が進んでいたんですね…。」

 

 『このままだとせっかくAqoursができたのに、何もできなくなってしまう…。』

 

 すると、

 「統廃合!!」

 何やら花丸さんのテンションが高い。

 

 「統廃合ってことは、沼津の高校に通えるずらね、あの街に通えるずらね!」

 と沼津に通えることが嬉しいみたい。

 

 「ルビィさん?どうして花丸さんはあんなに嬉しそうなのかな?」

 

 「うぅ、花丸ちゃんの実家は古くからあるお寺みたいで、家に近代的なものがほとんどないらしいんです。

 それでよく、初めてみるものに『未来ずら〜〜!』って言ってしまうんです…。」

 

 『なんか、お父さんみたいだなぁ……。』

 

 で、善子さんも

 「クックック、これでヨハネも都会の女子高生として暮らせるってわけね。」

 目をキラキラさせている。

 

 そこで、

 「良かったずらね、善子ちゃん。沼津の高校に通えるってことは中学時代の友達に会えるずらね。」

 若干悪い顔で話す花丸さん。

 

 

 「統廃合絶対反対!」

 

 『恥ずかしいのかな?』

 

 一方、目をキラキラさせながら

 「統廃合!」

 叫ぶ高海さん。

 

 

 「統廃合ってことは学校がなくなるってことだよね!?学校のピンチってことだよね!?」

 

 「千歌ちゃん!!」

 

 「なんでそんなに嬉しそうなの?」

 

 「だって!廃校だよ!音ノ木坂と一緒だよ!!

 これで舞台が整ったよ!私たちが学校を救うんだよ!

 そして輝くの!あのμ'sのように!!」

 

 渡辺さんも桜内さんも若干引いているけど…。

 

 「確かに僕もいきなり統廃合になるのは反対です。」

 

 「じゃあAqoursはこれから統廃合を阻止するために行動します!!

 それでいいよね!!」

 

 高海さんの提案に反対する理由は僕にはない。

 

 「こうなった千歌ちゃんは止められないね。」

 

 「仕方ないわね。協力するわ。」

 

 こうしてAqoursは統廃合阻止のために動くことになった。

 

 統廃合を阻止するために動くとは言ったものの、僕はどうすればいいのか思いつかないなぁ……。

 

 そこで、

 「じゃあ、内浦の魅力を伝えるPVを撮ったらどうかな?」

 高海さんから意見が出る。

 

 「なるほど、この街のいいところをアピールしてこの学校に通うメリットをアピールしようということですね。いいと思います。」

 

 「内浦の魅力をもっと知ってもらいたいんだ、私。

 だってここが好きだから!!」

 

 そう語る高海さんの目はとても真剣だった。

 

 こうしてPV撮影することが決まったのだった。

 

 

 

 PV撮影では内浦の街の様子を撮影しながらみんな自己紹介しているけど、ルビィさんはカメラを向けられて緊張したのか、木の裏に隠れちゃったし、上手くいってないみたいだ。

 

 その後も沼津の街や自転車を漕いで伊豆長岡の商店街を撮影しに行ったけど、はっきり言ってこの撮影で街の魅力が伝わっているとは思わないなぁ。

 

 これを理事長さんとダイヤさんに見せにいくそうだ。

 

 翌日、理事長室で理事長さんとダイヤさんに完成したPVを見せに行った。けど…

 

 「どうでしょうか?」

 

 でも理事長さんはあまりにも退屈だったのか寝てしまっている。

 

 「もう!本気なのに、ちゃんと見てください!」

 

 「本気で?」

 

 「はい!」

 

 「それでこのテイタラークですか??」

 

 『結構きつい言い方だなぁ…。』

 

 「テイタラーク?」

 

 「それは流石に酷いんじゃ…。」 

 

 「そうです!これだけ作るのがどれだけ大変だったと思ってるんですか!」

 

 渡辺さんと桜内さんがそういうのもわかる。

 

 

 「努力の量と結果は比例しまセーン!

 大切なのはこのタウンやスクールの魅力をちゃんと理解できているかどうかデ〜ス!」

 

 机をバンと叩いて強めの語気で話す理事長さん。

 

 「それってつまり…。」

 

 「私たちが理解していないということですか?」

 

 「じゃあ、理事長は魅力がわかっているっていうことですか?」

 

 僕が聞いてみる。

 

 「少なくともあなたたちよりはねっ、聞きたいですか?」

 

 

 

 「いいえ、結構です!」

 高海さんは、僕らを連れて部屋を出ていってしまった。

 

 部屋を出ていった後、

 

 「どうして聞かなかったの?」

 

 「なんか…、聞いちゃダメな気がしたから…。」

 

 正直高海さんの言いたいことはわかる。

 

 「何意地はってんのよ!?」

 

 善子さんに詰め寄られても、

 

 「意地じゃないよ〜、それって大切なことだと思うよ!自分で気づかなきゃ意味がないって思うんだ。そうじゃなきゃPV作る資格ないよ…。」

 しっかり自分なりの考えがあることを伝える高海さん。

 

 僕にはこの街の魅力はうまく言い表せないけど、なんか人がいいところかなぁ、僕のことをみんな温かく迎えてくれたし。

 

 あ、なんか明日の早朝、海開きがあるから早起きして海にいかなきゃいけないみたいです。

 

第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。

  • やっぱりリーダーの千歌
  • ピンチを救われた曜
  • 恋に目覚めた梨子
  • 主人であるヨハネ様
  • 後押しをしてもらった花丸
  • みんなの妹ルビィ
  • しっかりお姉さん果南
  • 意外とツンデレ?ダイヤ
  • シャイニー理事長鞠莉
  • 完璧?聖良
  • ツンデレな妹理亞
  • 音ノ木坂の部長さんでしょ!
  • ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!
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