孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
家を出た僕は、待ち合わせ場所である十千万へと向かう。
……着いたはいいんだけど、桜内さん以外のみんなの格好がちょっと変わっているなぁ。
まず、高海さんはおそらくドアの後ろから覗いている美渡さんのアドバイスなのだろう、すごくゴリゴリの派手な格好をしている。
「一体何がどうしたの…?」
当然桜内さんに突っ込まれている。
「可愛いでしょ!!」
「東京行くからって、そんなに構えなくても…。」
「梨子ちゃんはいいよ。内浦から東京へ行くなんて、一大イベントなんだよ!」
『いや、いくら東京に行くからって流石に派手すぎるかな…。
後ろで美渡さんがクスクス笑っているし、イタズラのつもりなんだろうなぁ。トランクスくんみたいなことするなぁ……。』
その後、ルビィさんと花丸さんが来たのだけど…
「どうでしょう…?ちゃんとしてますか?」
ルビィさんも高海さんのようにゴリゴリの可愛い格好をしている。
『まぁ、ルビィさんは少し幼く見えるから似合っていて、守ってあげたくなるような感じなんだけど。
うん、ルビィさんが妹のダイヤさんが羨ましいなぁ。』
そして、一番の問題は花丸さん!
「こ、これで…、渋谷の険しい谷も大丈夫ずらか?」
なぜか作業員のような格好をしている。別に工事現場にいくわけじゃないからね!
「何、その仰々しい格好は…。それに、渋谷は険しくない…。」
当然桜内さんに突っ込まれ…、
「二人とも地方感丸出しだよ!」
「あなたもよ…。」
「ええ〜〜っ!?」
桜内さんが一喝した。
「三人とも早く着替えてきなさ〜〜い!」
そして、三人とも普段通りの格好に着替えてきた。
「本当にこの格好で大丈夫かなぁ……。」
高海さんが不安そうに聞いてくる。
「そっちの方が可愛いと思うけど…そう思うよねっ、悟飯くん?」
『ここで僕に振ってくるか…。』
「そうですね、その格好の方が高海さんに似合っていて可愛いと思いますよ!」
これを聞いて…
「あ、ありがとう。」
頬を赤らめて照れた感じになっている高海さん。
高海さんの元気な一面とはまた違う別の可愛い一面が見られた。
「そういえば高海さんの声って結構甘々な感じですね。照れた様子と合わさってすごく可愛いなぁ…。」
どうやらまたしても心の声が漏れていたらしく、
高海さんは顔を真っ赤にして
「も、もう、悟飯くんいきなりそんなこと言うなんては、恥ずかしいよぉ〜〜!」
そう言って僕の胸をポコポコとたたいてくる。
「悟飯くんも相変わらずね…。」
「そうずら!」
「うゆ!」
そんな話が後ろでは行われていたとか…。
この後、渡辺さんと善子さんが待っている沼津駅に到着すると、渡辺さんが待ち侘びた様子でこちらへ向かってきている。
「もう遅いよ〜〜!!善子ちゃんと一緒に待ってたらものすごく注目されるし、大変だったんだよ〜〜!!」
渡辺さんは泣きついてきたけど、確かに人だかりができていると思ったら、善子さんがばっちりメイクをして堕天使ヨハネとして振る舞っている。
「クックック、天つ雲居の彼方から、堕天使たるこの私が、魔都にて、冥府より、数多のリトルデーモンを召喚しましょう。」
「善子ちゃんも、」
「やってしまいましたね。」
「善子ちゃんもすっかり堕天使ずら。」
ルビィさんと花丸さんが話しかけると…
「善子じゃなくて…、」
「ヨハネ!せっかくのステージ!溜まりに溜まった堕天使キャラを解放しまくるの!」
集まっていた人は逃げていってしまったけど…。
流石にこの格好では、東京には行けないよね。結局メイクを落として普通の服に着替えさせられていた。
電車に乗って約三時間ほど、秋葉原の駅に僕たちは着いた。
『流石に西の都ほどではないけど、すごく発展した街だなぁ。』
「ここが、あまねく魔の者が闊歩すると言い伝えられる約束の地、魔都、東京…。」
「見て見て!ほらあれ、スクールアイドルの広告だよね!」
「はしゃいでいると、地方から来たって思われちゃうよ?」
「そ、そうですよね!慣れてます〜〜って感じにしないとですね。」
「ちょっとあんまり騒がしくしないの!」
テンションが上がっているみんなに釘を刺してくれる桜内さん。流石だね…。
「未来ずっ…!」
花丸さんの口癖はルビィさんに止められていたけど。
この後、僕たちは、神社に参拝にいくことになっていた。だけど、途中で見つけたスクールアイドルショップに高海さんとルビィさんは入っていくし、仕方なく残りのみんなで待っていると、花丸さんは本屋を見つけて走っていったし、渡辺さんは制服が好きなのか制服ショップを見つけて駆け出していくし、善子さんに至っては堕天使ショップと言うよくわからない店に行っちゃったし、僕と待っていた桜内さんもトイレに行くと言ってどこかに行ってしまった。
ん、桜内さんが行った店はどうやら同人誌を売っている店のようだ。同人誌って、確か武天老師様も大好きな薄い本だったっけ。
『桜内さんの意外な趣味を知ってしまったなぁ。本人にバレたらまずいかも……。』
こうして僕は一人でみんなを待つことに。
しばらくすると、高海さんとルビィさんがスクールアイドルショップから出てきた。
二人に他のみんなの場所を聞かれたので、「みんなは買い物に行っているし、場所は分かっている」と伝えた。
そうして移動している内に、善子さんと花丸さん、桜内さんとは合流できたんだけど、渡辺さんとはまだだった。
すると、
「あれ?曜ちゃんじゃない?」
「本当だ!でも…、大変変な人に捕まってるよ!」
桜内さんと高海さんのおかげで何とか渡辺さんを見つけることができたんだけど…
変な人にどこかに連れて行かれようとしているではないか!
「みんなちょっと待っててくれませんか?
ちょっとトイレに行ってくるので…。」
「あ、ちょっと…。」
みんなと別れて、ビルの影に隠れて超サイヤ人に変身し、急いで助けに向かう。
一方…、
「う〜ん、はっ!あの金髪の男の子、曜ちゃんの元に向かっていったけど、よく見たら悟飯くんと服装が全く同じだわ!
もしかして、悟飯くん?」
悟飯の正体に気づく梨子であった。
渡辺さんが怪しい車に乗せられそうになっているところに、
「おい、お前達、何をしているんだ!?」
問い詰める。
「こいつ、誰だ!?おい、このうるさいやつを取り押さえろ!私はこの可愛い子を連れ帰って遊ぶんだぁ、グヘェ〜!」
怪しい男は、下卑た笑みを浮かべて、周りにいる手下であろう人たちに命令を出す。
渡辺さんは明らかに怯えている。これを見た僕は流石に腹がたち、取り押さえようとした人たちを全員軽く手刀で気絶させて、リーダーの男が驚いている隙に、超スピードで渡辺さんを抱っこして走り去っていった。今回が初犯じゃなさそうだったし、後で通報しなきゃな……。
〜曜side〜
私、渡辺曜は、怪しい男の集団に連れて行かれようとしていました。
でも、金髪の男の子が現れて一瞬で怪しい男の人たちを気絶させて助け出してくれました。
で、今私はお姫様抱っこの態勢で金髪の男の子に運ばれています。
『そういえば、前に沼津駅でも金髪の子が現れて、助けてくれたよね!よく見たら顔もあの時の子とよく似ているなぁ……。
やばい、私、この金髪の男の子がかっこよく思えてきたよ〜〜!!連絡先とか知りたいなぁ……。というか、すごく恥ずかしいよぉ〜〜!!』
気がついたら、私は顔が真っ赤になっていました。
〜曜side end〜
僕は渡辺さんを高海さん達が待っているところまで運んで、またビルの影に移動し、変身を解き、高海さん達のもとへ戻る。
『ん、渡辺さんは顔を真っ赤にして恥ずかしがっているけど、どうしたのかなぁ?』
すると、勘のいい桜内さんが何か気づいたのか僕に確信に近い質問を投げかけた。
「ねぇ、悟飯くん、さっきの金髪の男の子と悟飯くん、服装が全く同じだし、悟飯くんがいなくなって戻ってくるタイミングもそうなんだけど…、
もしかして、あの金髪の男の子って悟飯くんだったりする?」
『あちゃ〜〜…。服装も変えればよかったかな…。
でも…、いつまでもみんなに隠していてもダメだよね…。』
決心を固めた僕は、
「はぁ…。そうですよ。あの金髪の男の子は僕なんです。」
正直に打ち明けることにしたのだった。
はい、一話で出てきた超サイヤ人に変身する悟飯が再び登場です。ついに正体がバレてしまいましたね。次回は、悟飯の過去をAqoursのみんなに打ち明ける話になると思います。果たして、金髪の男の子の正体が悟飯だと知った曜さんはどうなるのか、お楽しみに。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!