孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
僕は、声の聞こえた方向へ行ってみると、ピョコンと跳ね出したみかん色の髪が特徴的な女の子が『スクールアイドル部』と書かれたチラシを持って、周りの女の子に声をかけていた。
その隣にいるのは、軽い栗色の髪をした女の子……先程ナンパされそうになっていた女の子だった。
『あの子、この学校の生徒だったんだ。』
心の中でそう呟いていると、みかん色の髪の女の子がこっちへ向かってきていた。
私、高海千歌は、先日東京で見たスクールアイドルの輝きに魅せられて、スクールアイドルを始めることにしました。そこで親友の曜ちゃんに協力してもらって部員募集のためのチラシを配っていました。
すると、男の子がこちらに向かってくるのを見つけた私は驚き、咄嗟にその男の子の方へ駆け出していっていました。
みかん色の髪の女の子は、僕のところに向かってきたと思うと、僕を睨みつけながら、
「ねえ、なんで男の子がここにいるの!?ここは女子校だから男の子は来れないんだよ!?」
そう捲し立ててきた。
「僕は今日からこの学校に転入することになったんですよ。先生から話を聞いていませんか?」
「うーん、そんな話、聞いてないと思うけどなあ。」
確かに女子校へいきなり男子が転入するんだから無理もないか、僕がどう対応しようかと困っていると、
ナンパから助けた女の子が近づいてきた。
「千歌ちゃん、やっぱりちゃんと聞いてなかったんだね。」
「ねえ、その男の子の制服をみて気づくことはない?」
すると、「千歌ちゃん」と呼ばれた女の子は、うーんとしばらく考えた後、
「そういえば、私たちの制服に似てる気がする。じゃあ、この人が言ってることって本当のことなのかなあ?」
と半信半疑の様子だ。
それに対してナンパから助けた子は
「本当のことだよ。そもそも昨日、先生が言ってたじゃん、
『明日から転入生の男の子が来ます』って。
千歌ちゃんは寝てたから頭に残ってなかっただけだよ。」
とトドメの一言を返した。
すると「千歌ちゃん」と呼ばれた子は、目に見えて、慌て出した。
「へ?もう曜ちゃん?!そう言うことは先に言ってよ!失礼なこと言っちゃったじゃん!?」
どうやら僕に対しての誤解は解けたようだな。
そう考えていると、彼女がヒョコっと僕の前に出てきて、
「さっきは失礼なことを言ってごめんなさい。私、2年生の高海千歌。」
と自己紹介してきたので、
「僕は孫悟飯。君と同じ2年生です。よろしくお願いします。」
と自分の名前を教えた。
このやりとりを見ていた「曜ちゃん」と呼ばれたもう一人の子も続けて、自己紹介してくれた。
「おはヨーソロー!渡辺曜だよ。私も2年生!そっちの千歌ちゃんとは幼馴染なんだ。」
ん?
「“おはヨーソロー”……って何ですか?」
「曜ちゃんの挨拶のときの口癖なんだ。」
『ああ、そういえば船が出発するときの合図で『ヨーソロー』って言ってったっけ、多分渡辺さんは船が好きなんだろうなぁ…。』
合点がいった僕は、彼女達が持っているチラシについて聞いてみることにした。
「ところで“スクールアイドル”って何のことですか?なんでチラシを配っているんですか?」
「『学校で活動するアイドル』のことだよ。
私はスクールアイドルを始めたくて…部員を集めようと思ってチラシを配ってたの。
それを曜ちゃんは手伝ってくれてたんだよ。」
「なるほど、全然知らなかったです。僕は小さい頃から勉強ばっかりだったのでこういうことには疎くって…。」
『こういうことも知っておかないと、僕の正体がバレてしまうかもしれないなぁ…。』
「え、じゃあ勉強できるんだ〜!」
「僕、学者を目指しているので…。」
「学者なんてすご〜〜い、私は勉強苦手だから頭がいいなんて羨ましいなぁ…。」
こんな風に会話が弾んでいるときだった。
僕たちの目の前におそらく一年生の二人組が現れた。
『ん?木の上にも気配を感じるな。
落ちたら助けられるように注意しておこう。』
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
-
やっぱりリーダーの千歌
-
ピンチを救われた曜
-
恋に目覚めた梨子
-
主人であるヨハネ様
-
後押しをしてもらった花丸
-
みんなの妹ルビィ
-
しっかりお姉さん果南
-
意外とツンデレ?ダイヤ
-
シャイニー理事長鞠莉
-
完璧?聖良
-
ツンデレな妹理亞
-
音ノ木坂の部長さんでしょ!
-
ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!