孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
果南さんと理事長さんの言い争いを仲裁した後、ついて来ていた二年生三人組に質問攻めにあっていた。
「ねぇ、昨日悟飯くんは果南ちゃんと何を話したの?」
「実は昨日の朝練の時に果南さんの本心を聞きにいっていたんです。僕だけになった時間があったでしょう。
「確かにそうだったわね。」
「で、果南ちゃんは何て?」
「果南さんがスクールアイドルを辞めようと思ったのは、理事長さんのことをとても大切に思っていたからだったんです。」
「どういうこと?」
「東京でのイベントの事は前にダイヤさんから聞きましたよね?その時に何か理由があって歌えなかったと。それをきっかけに自分の気持ちに蓋をして、当時留学の話が来ていた理事長さんの将来のために自分を犠牲にする事を選んだんですよ。」
「じゃあ、鞠梨さんはその事を知らないから、話がこじれてるって事?」
「そう言う事です。果南さんだって理事長さんの本心には気づいているのでしょうけど、自分の判断が正しいと信じた。だからこんな事に…。」
特に果南さんのことをよく知っている高海さんと渡辺さんは
「「果南ちゃん、そんなに理事長(鞠莉さん)のこと大事に思ってたんだ……。」」
と、呟いて言葉を失っていた。
「だから、今日の放課後にはみんなに協力してもらいますよ!3年生3人の仲直りのために!!」
「「「もちろん!!!」
そうして放課後、僕はAqoursのみんなとダイヤさん、理事長さんを部室に集めて二人の本音を引き出そうとしていた。
まずは……
「理事長、果南さんのことが心配なんですよね?いつもの果南さんとは違って東京でのイベントで歌えなかったから、スクールアイドルを辞めたと考えているから!
じゃあ、ダイヤさん、あのイベントの本当の話をしてあげてください!」
理事長さんと話をしつつ、ダイヤさんに話を振る。
ダイヤさんは訝しげだ。
「なぜ私が本当のことを知っていると?」
「今までの話を聞いて、果南さんが歌えないという理由でスクールアイドルを諦めるはずがないと確信したからです。そして、果南さんの本当の思いに気づいた時、解ったんです、ダイヤさんが協力しているんだな、と。」
「はぁ〜……。わかりましたわ。」
ダイヤさんは諦めたように息を吐き、話し始めた。
「鞠莉さん、果南さんは歌わなかったんじゃない、わざと歌わなかったんですわ!」
「どうして!?」
「あなたのためですわ。」
「私の?」
「覚えていませんか?あの日、鞠梨さんは怪我をしていたでしょう!」
「そんな…。私は、そんな事してほしいなんて一言も…。」
「あのまま進めていたら、どうなっていたと思うんですの?怪我だけでなく、事故になってもおかしくなかった。だから、果南さんは歌わなかったんですわ。」
僕は残っていた疑問が解けた。
理事長さんは言葉を失っている。
ここで高海さんが疑問を投げかける。
「でも、怪我が治ったらまた続ければいいんじゃ……?」
「そうよ!花火大会に向けて歌詞だって作って……!」
理事長さんも大分感情が昂っている。
「心配していたのですわ。あなた、留学や転校の話がある度に全部断っていたんでしょう?」
「そんなの当たり前でしょう!?」
「果南さんは思っていたのですわ。このままでは自分たちのせいで鞠莉さんの将来の様々な可能性を奪ってしまうと……。だから、スクールアイドルをやめる決意をしたのですわ!」
「そんな……。そんなぁ……!」
理事長さんの目には涙が浮かんでいた。
「じゃあ理事長、果南さんに対してどうしますか?」
「ぶん殴る!私の気持ちを考えずに勝手に行動して……!」
どうやら決着をつけたいようだ。
「じゃあ、果南さんと互いに本音をぶつけ合ってください。ここで理事長は待っていてくださいね。果南さんがここに来ますから。
さあ、僕たちは二人の邪魔にならないようにここを出ましょう!」
こうして理事長さんを除いたみんなは一旦部室を出て、陰からこっそり様子を見守ることにしていた。
僕は果南さんに約束通り連絡を入れる。
「もしもし果南さん、理事長が果南さんと決着をつける覚悟を決めました。」
「そっか……。ありがとう、悟飯くん、こういう場を作ってくれて……。」
「果南さん、理事長は『ぶん殴る』って言ってましたよ。だから、負けない気持ちで本音をぶつけてくださいね。」
「ははっ、わかったよ!」
そう返して電話を終わった。
しばらくして果南さんが理事長さんの待っている部室に到着し、話を始めた。
理事長さんはまず
「いい加減、決着をつけようと思ってここに来てもらったの。思っていること全部話して!」
と果南さんに喋るように促す。
果南さんはそれを聞いて
「私のせいで鞠莉の将来を潰したくなかった!そんなことになったら耐えられなかった!」
と思いをぶつける。
「……そう。
どうして言ってくれなかったの…?果南が私の事を想うように、私も果南の事考えているんだから…。」
「将来なんて今はどうでもいいの…。留学…?まったく興味なかった…。当たり前じゃない…。だって果南が歌えなかったんだよ…?放っておけるはずない!!」
「私が…、私が果南を思う気持ちを甘く見ないで!」
そう言った理事長さんは果南さんの頬を思いっきり叩く。
「だったら…、だったら最初から素直にそう言ってよ!リベンジだとか、負けられないとかじゃなく…、ちゃんと素直にそう言ってよ〜〜!」
果南さんの目にはうっすら涙が見えていた。
そして、果南さんは、いつものように
「ハグ…、しよう?」
と優しい笑顔で涙を流しつつ、両手を広げて待っている。
これを見た理事長さんは
「うわぁ〜〜〜〜!」
と本格的に泣き始めつつも果南さんの胸に飛び込んで抱きしめられている。
「よかったですね、ダイヤさん。」
「では、これから2人を頼みましたわよ。ああ見えて、2人とも繊細ですから。」
ダイヤさんは僕たちに託そうとしている。
そこで高海さんが
「じゃあ、ダイヤさんもいてくれなきゃ!」
と言って、Aqoursに入ってくれるようにお願いしている。流石、リーダー!
「えっ…、私は生徒会長ですわよ!そんなことをしている時間はありませんわ!」
顎をかきながら言っている。
「大丈夫ですよ、Aqoursのみんなや僕だっていますから。いつでも手伝います。
それに、スクールアイドルが大好きなAqoursの名付け親がいないのはもったいないですから!」
「へ?Aqoursの名付け親ってどう言うこと?」
「Aqoursの名前を決めた時って、海岸に名前が書いてあったからでしたよね?実はそれを書いたのはダイヤさんだったんですよ!」
「ご、悟飯さん!そのことは内緒だって言ったはずですわよね!」
「いいじゃないですか、どうせいつかはバレてしまうんですから、それにみんなずっと知りたがっていましたしね!」
一方Aqoursのみんなは意外だと言う表情で驚いていた。
そんな中、高海さんが
「ダイヤさん、私たちのこと考えてくれてたんですね。ありがとうございます。」
とお礼を述べる。
そして、みんなも
「「「「「「ありがとうございます!」」」」」」
と感謝の気持ちを述べた。
ダイヤさんは
「なっ!そんな、恥ずかしいですわ〜!」
と顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。
「さあ、ダイヤさん、Aqoursに入ってくれますか?」
ダイヤさんが言葉に詰まっていると、
「親愛なるお姉ちゃん、ようこそ、Aqoursへ!」
ルビィさんが満面の笑みでダイヤさんの気持ちを後押しする。
そうして覚悟が決まったダイヤさんは、ルビィさんの手をとって宣言する。
「私もAqoursに入りますわ!」
すると、いつから見ていたのかわからないが、果南さんと理事長さんもやってきて、
「「私たちもまた、スクールアイドルやるよ!」」
と宣言する。
これを聞いた高海さんは
「じゃあ、せっかくみんないることだし、写真撮ろうよ!」
自分のスマホを使ってみんなで集合写真を撮った。
みんな満面の笑みで写っており、僕は問題が解決してよかったなと思っている。
こうして、Aqoursに果南さん、“鞠莉さん”、ダイヤさんの三人が加わって、僕を入れて十人体制となったのだった。
その後、沼津の花火大会が九人での初ステージとなり、大歓声を浴びる良い結果が生まれました。
これにてメンバー加入編完結です。次回からは新たな展開に入っていきます。少しずつドラゴンボール要素も加えて行くので楽しみにしていてください。
話は変わりますが、先日、ラブライブのパリーグコラボが発表されましたね!私はプロ野球も好きなのでこのコラボは素直に嬉しいです。できれば日本ハムはSaint Snowがよかったんですけどね…。
追記、アンケートの内容を若干修正しました。改めて回答をお願いします。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!