孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
翌日も昨日と同じく海の家の手伝いを行っていた。
昨日の様子がネットで拡散されたり、ブルマさんが話を広めたりしてくれたこともあり、昨日以上にたくさんのお客さんが来てくれて、海の家は大繁盛していた。
そんな中、桜内さんは接客の疲れでかなりくたびれていた。その様子をみた僕は悟天と接客を替わってもらった。
そうして座れるスペースで休憩してもらっていた。
「今日は昨日よりお客さんが多いから疲れてもしょうがないよ。
しっかり休んでこの後の練習も頑張ろうね!」
「うん!ありがとう……。」
「ねぇ、悟飯くん。今、私、ラブライブ用の新曲を千歌ちゃんと作ってるんだけど、千歌ちゃんが歌詞をなかなか持ってきてくれないの。
悟飯くんからも言ってくれない?」
「桜内さんはいつも高海さんの歌詞が出来上がってから作曲してるの?」
「うん、そうなの。その方が歌詞のイメージに合わせた曲が作れるから。
だから、なるべく早くしてほしいのよね。」
「わかったよ、桜内さん。高海さんに聞いてみるよ。」
そう返して、海の家の手伝いに戻った。
桜内さんの後は高海さんに休憩をとってもらった。
その時に僕は
「高海さん、桜内さんが早く歌詞を持ってきてって言ってましたよ。
いつぐらいにできそうかな?」
と質問する。
「ねぇ、悟飯くん、相談に乗ってくれない?」
「うん、いいよ。それで相談って何ですか?」
「うん、実はその歌詞についてなんだけど、私、今度は“大好きなもの”っていうテーマで作詞したいって考えてたんだ。
でね、自分の大好きについて考えてたんだけど、そこで昨日の梨子ちゃんのことが気になってるんだ。
梨子ちゃんはAqoursの方が大事って言ってくれて嬉しかったんだけど、なんかピアノを諦めちゃったように見えちゃったんだ!
確かに私が梨子ちゃんをAqoursに誘ったよ!
でも、私、その時から思ってたの、梨子ちゃんにはピアノも続けてほしいって。
ピアノのコンクールに出てほしいって!
それで、ラブライブ用の曲としてこの歌を作ってみたの、どうかな?」
僕はまず高海さんの携帯に保存してあった歌詞に目を通した。
『曲名は『想いよひとつになれ』、離れていても想いが届くという気持ちを歌ったいい歌詞だなぁ』
「うん、高海さん、この歌詞、すごくいいと思いますよ!
でも、この歌詞を渡すのは桜内さんに高海さんの気持ちを伝えてからにしたほうがいいと思います!
そうだな、桜内さんのピアノを弾く姿を見るのがいいんじゃないかな。
きっと桜内さんなら素敵な演奏を聞かせてくれると思うんだ。
僕が場所は用意しておくから桜内さんを誘ってね!」
「悟飯くん、それいいよ〜〜!
私も梨子ちゃんのピアノ聞いてみたかったんだ〜〜!
だから、悟飯くんの言った通り、梨子ちゃんのピアノを聞いてから想いを伝えるよ!」
こうして今日の夜、桜内さんのピアノを二人で聞くことに決めて、高海さんは海の家の手伝いに戻っていった。
そしてその夜、みんなが寝静まった後、高海さんが桜内さんに小声で呼びかけ、起こしてピアノを弾いてもらうようにお願いする。
「でも、今、楽譜なんてないわよ!」
そこで僕は、桜内さんに、桜内さん自身が作った曲である『海に還るもの』の楽譜を手渡した。
「なんで悟飯くんがそれを持ってるの?」
「実は桜内さんの家に行って、桜内さんのお母さんから渡してもらったんだ!」
どうやら桜内さんは納得したようだ。
こうして桜内さんを連れて僕たち三人は事前に使えるようにしておいた学校の音楽室に向かった。
「あまりいいものじゃないわよ!」
そう謙遜して演奏を始めた。
桜内さんは謙遜していたけど、すごく上手だと思うなぁ。
だって、全然音楽を聞かない僕がこんなに心が揺さぶられるんだから……。
どうやら隣で聞いている高海さんも全く同じような気持ちみたいだ。
そうして桜内さんが演奏を終えると、高海さんと僕は迷わず拍手を送っていた。
「良かった。二人に変に思われてなくて……。」
「そんなこと思うわけないじゃないですか。
今まで桜内さんが作ってきた曲だって僕は全部いいなって思ってたんだから。」
続けて高海さんが
「やっぱり、梨子ちゃんのピアノはすごいよ!
だからね、私、梨子ちゃんにピアノコンクールに出てほしい!」
そう想いを告げる。
「っ……。」
「私が一緒じゃ、嫌?」
「違うよ!
一緒がいいに決まってるよ!でも……!」
「高海さん、落ち着いてください。
感情的になるんじゃなくてどうして桜内さんにピアノコンクールに出てほしいのか、ちゃんと桜内さんに伝わるように、ね?」
「ありがとう、悟飯くん。」
どうやら落ち着きを取り戻せたようだ。
「思い出したの、梨子ちゃんをスクールアイドルに誘った時のこと。
スクールアイドルを一緒に続けて、梨子ちゃんの中の何かが変わって、またピアノに前向きに取り組めたらすごく素敵だなって……。
私、そう思ってたなって……。
梨子ちゃんがAqoursのことを大切に思ってくれて、ラブライブを優先しようとしてくれて、私、凄く嬉しかった。
本当なら私だって、梨子ちゃんと一緒に予備予選に出たい。
でも……
梨子ちゃんにとってピアノは、同じくらい大切なものだったんじゃないの?」
これを聞いた桜内さんは言葉に詰まっていたが、
高海さんが手を差し伸べる。
「その気持ちに答えを出してあげて!」
「桜内さん、きっと失敗したらどうしようとかラブライブはどうしようとか考えてるんでしょう?
前にも言ったけど、高海さんのようにAqoursのみんなは桜内さんのことを応援しているし、ピアノも諦めて欲しくないって思ってるんだ!
勿論、僕だってそうだよ!
だから、今はピアノを弾くことを全力で楽しんでほしい!
ラブライブのことは僕やAqoursのみんなでなんとかするからさ!」
そこで桜内さんも覚悟を決めたのか、
高海さんの手をとった。
「ありがとう。
二人のおかげで、またピアノに向き合おうって思えたんだ!」
どうやら決心がついたようだ。
「高海さん、まだ渡していないものがあるんじゃないんですか?」
そこで高海さんは思い出したように
「はい、これ。
今度のラブライブで歌う曲の歌詞、作ってきたんだ!
だから、この曲の作曲よろしくね!」
と桜内さんに渡す。
受け取った桜内さんはと言うと、
「これ、今回の予選の私とみんなのことを思って書いているのね。
すごくいい歌詞じゃない!
千歌ちゃん、悟飯くん、今から作曲するから付き合ってね!」
今から作曲する気満々だ。
「よ〜し、朝までに曲を仕上げるぞ〜〜!お〜〜!」
「わかりましたよ。でも、明日だってあるんですからあまり無理はしないで眠くなったら寝てくださいね!」
僕も手伝うことを決めた。
こうして一晩で曲は無事に完成し、桜内さんはピアノコンクールに出ることが決まったのだ。
作曲が終わった二人は疲れていたようで、椅子に座ったまま眠ってしまっていた。
僕は二人に毛布をかけて
「お疲れ様……!」
とつぶやいた。
私事ですが、本日誕生日を迎えまして一歳歳をとってしまいました。ということで、また新たなアンケートを始めますので、回答をよろしくお願いします。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!