孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き   作:おにぎりは

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孫悟飯と新生Aqours

  ラブライブ決勝大会の知らせを見た僕たちは、改めてここを目指す決意を固めた。そこで梨子さんから意外な提案があった。

 

 「ねぇ、この後、音ノ木坂に行ってみない?こないだ来たときは結局行けなかったし、行ってみたいんだ!」

 

 

 

 これを聞いたダイヤさんとルビィさんはかなり食い気味に賛成していた。μ'sの大ファンだもんね。

 

 他のみんなも賛成していたけど、梨子さんの過去を聞いていた僕としては少し心配だった。

 

 

 

 「梨子さん、本当にいいの?」

 

 

 

 それに梨子さんは

 

 「うん♪」

 

 と笑顔で頷いてくれた。

 

 そして、続けて

 

 「今はちょっと行ってみたい。自分がどんな気持ちになるか確かめてみたいの!」

 

 と今の思いを話してくれた。

 

 これを聞いた僕に反対する理由はない。

 

 「わかった!じゃあ、みんなで音ノ木坂に行ってみようか!」

 

 

 

 こうして、みんなで音ノ木坂に行ってみることにした。

 

 長い階段を登って、音ノ木坂学院の校門前にやってくると、みんな、感慨に耽っていた。もちろん、僕もね。

 

 そうこうしていると、一人の女生徒がこっちに気づいたのか、話しかけてきた。

 

 「こんにちは、もしかしてあなたたちはスクールアイドルの方々ですか?」

 

 

 

 それに千歌さんがハキハキと答える。

 

 「そうです!!」

 

 

 

 僕は少し遠慮気味に挨拶した。

 

 「ど、どうも……。」

 

 今思えば、音ノ木坂は女子校だから、緊張してたのかもしれない。

 

 そして、その女生徒さんは質問してきた。

 

 「あれ、君は男の子だよね?もしかして、この中の誰かの彼氏とか?」

 

 

 

 それを聞いた千歌さん,曜さん,梨子さんの三人は頬を真っ赤に染め上げた。

 

 

 

 「えぇ〜〜!は、恥ずかしいよ〜〜!」

 

 

 

 「うぅ〜〜!私って彼女に見られてるんだ……。恥ずかしい……。」

 

 

 

 「は、恥ずかしいよ!しかも、もしかしたら、私のこと知ってるかもしれないし……。」

 

 

 

 僕は、即座に否定する。

 

 「いいえ、僕は彼氏じゃなくて彼女たちのグループのマネージャーです。」

 

 

 

 それに対し、女生徒さんは、笑いながら、

 

 「あはは、冗談だって!

 だからそんなにムキになって否定しなくても……。」

 

 とおどけてみせた。

 

 今度は僕は女生徒さんに質問してみることにした。わざわざ話しかけてきたってことは何かあるはずだからね。

 

 「それで何か御用ですか?」

 

 

 

 

 

 「うん、μ'sのことを見に来たんだろうなって思ったから声をかけたんだ。

 だって、毎度毎度音ノ木坂を訪れるスクールアイドルたちが多いから……。

 でもね、君たちにとっては残念だと思うけど、μ'sの人たちはここに何も残していかなかったんだ。」

 

 女生徒さんは懇切丁寧に教えてくれた。

 

 これを聞いた僕は、さらに尋ねてみた。

 

 「なんでそんなことをしたんでしょうね?」

 

 

 

 

 

 「自分たちの私物(もの)も、優勝の記念品も、記録も、ものなんかなくても心は繋がっているから。それでいいんだよって。

 そう思ってたからみたいだよ。」

 

 女生徒さんは優しく思い返すように答えてくれた。

 

 ここまで教えてくれた彼女に、僕もみんなもお礼を述べる。

 

 「色々教えてくれてありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 「「「「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 「そんなお礼を言われるようなことはしてないよ!

 でも、君たちのこと気に入っちゃったからこれからは応援するね!」

 

 と女生徒さんは、照れながら、そう言ってくれた。

 

 

 

 「君たちは何ていうグループなの?」

 

 

 

 その問いに千歌さんが堂々と答えた。

 

 「私たちは浦の星女学院スクールアイドルのAqoursです!」

 

 

 

 

 

 「そっか Aqoursね、これから頑張ってね!

 そうそう、私は今の音ノ木坂アイドル研究部の部長なの。今度はもっとゆっくり話したいな。

 もしかしたら、μ'sのみんなと会えるかもね?」

 

 女生徒さんは、意味深な発言を残しつつも自分の正体を明かしてくれた。

 

 ここでルビィさんが興奮気味に迫った。

 

 「えぇ〜〜!?部長さんだったんですか!!

 連絡先を教えてくれませんか?!色々話したいことがあるんです!!」

 

 ちょっと、ルビィさん!?

 

 それに構わず、部長さんは

 

 「あはは、やっぱり面白いね!

 うん、いいよ!あ、もちろんAqoursのみんなと交換するよ。マネージャーくんもね!」

 

 と答えて連絡先を教えてくれた後、去っていった。あっ、名前は……聞けず仕舞いだったな。

 

 こうして音ノ木坂を後にした僕たちは帰ろうとしたんだけど、

 

 ここで千歌さんから

 

 「私、ちょっと寄ってみたいところがあるんだけどいいかな?」

 

 と提案される。

 

 それに賛成した僕らは、千歌さんの行きたいところに向かった。

 

 千歌さんの行きたいところとは、近くの誰もいない海岸だった。それはどうやら今日の出来事をふまえた上での結論を告げるためだったみたい。

 

 

 

 「私、今日色々話を聞いてみてわかったんだ。

 多分比べたらダメなんだよ!追いかけちゃダメなんだよ!

 μ'sも、ラブライブも、輝きも!

 一番になりたいとか、誰かに勝ちたいとか、μ'sってそうじゃなかったんじゃないかなって……。

 μ'sのすごいところって、何もないところを、何もない場所を思いっきり走ったことだと思う。

 みんなの夢を叶えるために、自由に、真っ直ぐに、だから飛べたんだ!」

 

 

 

 

 

 「僕も同じ考えです。

 μ'sの皆さんは全力でスクールアイドルを楽しんで、スクールアイドルを世の中に広めた。

 僕たちは絶対μ'sにはなれない。」

 

 

 

 それを聞いた千歌さんは、さらに続けた。

 

 「“μ'sみたいに輝く”ってことは、“μ'sの背中を追いかける”ことじゃない、“自由に走る”ってことなんじゃないかな?

 全身全霊何にも囚われずに、自分たちの気持ちに従って!」

 

 

 

 千歌さんの発言に他のみんなも反応する。

 

 果南さんは

 

 「自由に……。」

 

 鞠莉さんは

 

 「Run and run……!」

 

 ダイヤさんは

 

 「自分たちで決めて、自分たちの足で!」

 

 花丸さんは

 

 「何かワクワクするずら!」

 

 ルビィさんは

 

 「ふふっ、そうだね!」

 

 曜さんは

 

 「全速前進であります!」

 

 一方、善子さんは

 

 「自由に走ったらバラバラになっちゃわない?」

 

 梨子さんは

 

 「どこに向かって走るの?」

 

 と質問する。

 

 その問いに千歌さんは迷わず答えた。

 

 「私は0を1にしたい。あの時のままで終わりたくない!」

 

 

 

 

 

 「やっぱりまだあの時の悔しさを忘れてなかったんですね……。

 すごくいい目標だと思います!」

 

 

 

 さらにあの時の悔しさを知っているメンバーも呼応する。

 

 

 

 「ルビィも!」

 

 

 

 「マルもずら!」

 

 

 

 「あの時の悔しさ、晴らしてやろうじゃない!」

 

 

 

 「えぇ、やりましょう!」

 

 

 

 「何か燃えてきたであります!」

 

 

 

 さらに、三年生の三人も……

 

 

 

 「これで一つにまとまれそうな気がするね!」

 

 

 

 「フフッ、遅すぎですわ!」

 

 

 

 「皆、シャイなんだから♡」

 

 気合十分みたいだ。

 

 そこで千歌さんから

 

 「よーし、円陣組もうよ!」

 

 と提案されたので、みんなで円陣を組むことにした。

 

 僕も円陣の輪に入ったんだけど、千歌さんと曜さんの間になった。梨子さんはすごく残念そうな顔をしていたけど、何でだろう?

 

 その後、ここで曜さんは

 

 「これからはこのポーズをしない?」

 

 と提案する。

 

 “このポーズ”とは、右手の親指と人差し指に力を入れ、Lの逆のような形を作る。そしてその後に人差し指を上にして手を上にあげるものだった。

 

 これに梨子さんが

 

 「みんなで繋げれば、0から1になるってことね!」

 

 と意図を理解したみたいだ。

 

 こうして、みんなで千歌さんの

 

 「0から1へ!今、全力で輝こう!」

 

 という掛け声を合図にして

 

 「Aqours〜〜!」

 

 「「「「「「「「「「サ〜〜ンシャイン〜〜!」」」」」」」」」」

 

 と天高く、みんなで人差し指を突きあげて、高くジャンプする。

 

 こうして新たな決意を固めた僕たちは新生Aqoursとしてスタートを切ったんだ!

 

 

 

 

 




  はい、今回はアニメの謎の女の子に独自設定を付け加えてみました。こうしたのにはある理由があるのですが、今はまだ言えません。まだ先にはなると思いますが、今後も部長さんは出す予定がありますので、楽しみにしていてください。

 話は変わりますが、まもなくスクスタ2.5周年を迎えますね。私も今やっているルビィちゃんのスカウトを回したのですが、もう片方の目玉のにこちゃんは2枚出て、ルビィちゃんをお迎えできませんでした。あのイラストがとても可愛くて欲しかったんですが…。

 それでは次回もお楽しみに。

第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。

  • やっぱりリーダーの千歌
  • ピンチを救われた曜
  • 恋に目覚めた梨子
  • 主人であるヨハネ様
  • 後押しをしてもらった花丸
  • みんなの妹ルビィ
  • しっかりお姉さん果南
  • 意外とツンデレ?ダイヤ
  • シャイニー理事長鞠莉
  • 完璧?聖良
  • ツンデレな妹理亞
  • 音ノ木坂の部長さんでしょ!
  • ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!
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