孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
──その黒髪の女性黒澤ダイヤは、非常に悩んでいた。
何せ今までいなかった男子がこの学校にやって来るのだから。しかもこのことを聞かされたのは、昨日のことだったのだから。
内心、何故突然男子を受け入れることになったのかと考えつつも、新たに来る男子を案内するため、校門の方へと向かったのだった。そして──
話しかけれられた高海さんは、
「あなたも一年生?」
と黒髪の女性に近づいていくけど、
すぐに渡辺さんが、訂正する。
「違うよ、その人は三年生!」
「生徒会長!!」
高海さんは驚きの表情を浮かべながら叫んだ。
なるほど、この人が生徒会長なのか……。
「あなたが転入生の男子ですね。私は生徒会長の黒澤ダイヤと申します。」
「今日からこの学校に来ることになりました、孫悟飯です。」
「では、孫悟飯さん、私についてきてください。あと、そこの二人も。“お話”がありますから……。」
場所は変わって生徒会室、ここで僕達は生徒会長さんから先程配っていたスクールアイドル部への勧誘のチラシについて質問を受けていた。まあ、主に高海さんが……。
高海さんの弁解から察するに、どうやら許可も取らずにスクールアイドル部への勧誘をやっていたようだった。
それを聞いた生徒会長さんは高海さんに尋ねる。
「そもそも部の申請には五人以上必要だとご存知ですか?
で、部員は何人ですの?」
「一人ですけど…」
バツが悪そうにしている高海さん。
『始めたばっかって言ってたもんな。』
返答を聞いた生徒会長さんは、冷たく告げた。
「でしたら、設立は認められませんわね。」
「また五人集めて持ってきます!」
先程渡されたスクールアイドル部設立の申請書を持ちながら、高海さんは啖呵を切った。
しかし、生徒会長さんは冷静だ。
「別に構いませんけど、それでも設立は認められませんわね。」
「どうしてです!?」
「私が生徒会長でいる限り、スクールアイドル部は認めないからです!!!」
高海さんに負けないくらい大きな声でそう言い切った。
『正直高海さんの気持ちは痛いほどわかる。
僕だって小さい頃は勉強していたかったのに、サイヤ人が来た時なんか闘いたくなかったのにピッコロさんに無理やり連れ出されて修行の日々を送ることになったっけ。
だから高海さん達にはあの頃の僕のような辛い思いはしてほしくないなぁ。』
『でも、きっとあの生徒会長さんだってきっとスクールアイドルに対して過去に何かよく思わないことがあったからあんなに否定的なんだろうなぁ…。』
でも興奮のあまり、机を叩いたのは無茶だったようだね、ちょっと痛がってる。
高海さんと渡辺さんが退出した後、生徒会長さんは、丁寧に謝ってくれた。
「先程はお見苦しいところを……驚かせてしまって申し訳あリませんでした。」
「えっ!?あっ!いやいや、特に気にしていないので、謝らないでください!」
そして、簡単にこれからの学校生活についての説明を受けた後、
最後に生徒会長さんから
「くれぐれも他の生徒に手を出して不純な関係を作ろうとしないでくださいね!」
と釘を刺された。
僕もそのつもりはないのですぐ、
「肝に銘じておきます。」
と返した。
「何か質問はありますか?」
「先程スクールアイドル部を認めないと言ったのには何か理由があるんですか?」
「……あなたには関係のないことですわ。」
『やっぱりそう簡単に答えてくれないよね…。』
僕もこれ以上詮索するつもりはなかった。
「失礼しました。じゃあ、特に質問はないです。」
すると
「では、まず職員室に向かって、担任の先生にご挨拶してください。
その後、二年生の教室へ向かってくださいね。その辺りの指示は先生から聞いてくださいまし。」
とこの後の流れを説明してくれた。
これを聞いた僕は、一礼してから生徒会室を出て、職員室に向かい、担任の先生に挨拶した後、教室へ向かうことになった。先に先生が教室に入り、先生から合図があったら教室へ入る手筈だ。
──教室に戻った千歌は曜から黒澤ダイヤの噂を聞いて、ぼやく。
「先に言ってよ〜」「今日はそればっかだね、千歌ちゃん」
先程曜から聞いた噂とはこういうものだ、
「生徒会長は、『スクールアイドルのようなチャラチャラしたもの』は嫌い……。」
「チャラチャラなんかじゃ、ないのになあ。」
そうこうしていると先生が入ってくる。
「は〜い、では昨日話した通り、転入生の男子を紹介します。入ってきてください。」
──
合図があったので、教室に入ると、何と朝に出会った高海さんと渡辺さんがいるではないか!まさか同じクラスになるとは思っていなかったので内心驚いた。
そこで先生から
「自己紹介してください」
と言う指示があったので、
「今日からこのクラスでお世話になることになりました孫悟飯です。よろしくお願いします。」
と自己紹介した。
ほとんどの女子達が呆気に取られている中、高海さんと渡辺さんが笑顔で、
「「よろしく!」」
と拍手してくれた。
このおかげで、みんなが徐々に拍手をしてくれるようになった。
すると、先生から
「では高海さんの隣の席が空いているのでそこに座ってください。」
と指示を受けた。
よし、今日からここで頑張っていこうと決意を固めながら高海さんの隣の席へと向かった。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
-
やっぱりリーダーの千歌
-
ピンチを救われた曜
-
恋に目覚めた梨子
-
主人であるヨハネ様
-
後押しをしてもらった花丸
-
みんなの妹ルビィ
-
しっかりお姉さん果南
-
意外とツンデレ?ダイヤ
-
シャイニー理事長鞠莉
-
完璧?聖良
-
ツンデレな妹理亞
-
音ノ木坂の部長さんでしょ!
-
ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!