孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
相変わらず僕は魔人ブウに対して上手く隙を作れずにいた。ふと、界王神界を出る前にやったAqoursの掛け声が頭をよぎり、「太陽拳」を試してみようとした、そんな時だった。
「悟飯、待たせたな!
ここはオラたちが時間を稼ぐ!」
「貴様はさっさと気を溜めろ!」
「オレじゃ頼りないかもしれんが、こういう時は頼ってくれ!」
父さんとベジータさん、そして、天津飯さんの三人が気弾を放って、僕とブウとの間を取ってくれた。
「すいません!
ここはお願いします!!」
僕はブウから離れ、気を溜め始める……!
── 一方、時間稼ぎに挑む三人だったが、
「天津飯、わりぃが、オラとベジータを援護してくんねぇか?」
「ああ、わかっている。
オレはこれぐらいしか役に立てそうにないからな……。」
「ふん!貴様らの出番が来る前に終わらせてやる!」
悟空とベジータがブウと主に闘い、天津飯は後方からの支援にあたるようだ。
こうして悟空達とブウとの闘いが始まった。
悟空は超サイヤ人3、ベジータは超サイヤ人2へと変身し、ブウを迎え撃つ。
ただ、亀仙人が想像していた通り、ベジータの攻撃はブウには全く通用していなかった。
「グハッ…!」
ブウの攻撃をまともにくらったベジータはかなりのダメージを負ってしまった。
「ベジータ、一旦退がってろ!後はこっちでなんとかする!」
「クッ、いいだろう、譲ってやる……!」
一時戦線離脱したベジータは、少し離れた場所で見ていたデンデのもとへと向かうことにした。
一方、天津飯の援護もあり、悟空はブウと互角の闘いを繰り広げていた。
界王神界で戦況を見守っている者達も悟空の時間稼ぎに注目していた。もうルビィも泣いてはいない。しっかりと見つめていた。
そして、悟空とブウの闘いを見ていたベジータは自分と孫親子との差を痛感していた。
『カカロット…悟飯…すごいヤツだよお前たちは…
…なんとなくわかった気がする…
なぜ天才であるはずのオレが、お前たちに敵わないのか…
守るべきものがあるからだと思っていた。
守りたいという強い力が、得体の知れない力を生み出しているのだと…
確かにそれもあるかもしれないが、それは今のオレも同じことだ!』
ベジータの頭の中にはブルマとトランクスの顔が浮かんでいた。
『だが、カカロット…悟飯…お前たちは違った。
勝つために闘うんじゃない!
絶対負けないために、限界を極め続けるために闘うんだ!
オレはいつも勝つために闘ってきた。
だから、多くの人間をこの手で殺してきた…。
だが、お前達はオレとは違った。
だから相手の命を絶つことにこだわりはしない…
お前達は遂にこのオレを殺すことはしなかった。
…アタマにくるぜ…!!
…闘いが大好きで優しいサイヤ人と、周りから頼られる優しいサイヤ人なんてよ…!!』
「バッキャロ〜〜ッ!!
こっちは本場のかめはめ波だ!!」「悟空!無駄弾を撃つな!かめはめ波なら俺が跳ね返す!」
かめはめ波を使ってきたブウに対して悟空はそう言い返しているところだった。天津飯のフォローで事なきを得たようだが……。
「ふふっ…
がんばれ、カカロット…悟飯…
お前達がナンバー1だ!!」
遂にベジータは悟空と悟飯のことを認めたのだ!
「ベジータさん、やっと悟空さん達のこと認めてくれたんですね!」
……近くにデンデがいることを失念していた。
ベジータの顔が真っ赤になったのも無理はない。
「フ、フン!
さっさとこのオレの体力を戻しやがれ!すぐにでもNo. 1の座を奪い返してやる!!」
「はいはい……ふふっ。」「くっ!クソッタレ〜!!」
ベジータの体力を回復させるデンデの顔から笑みは消えなかった。
一方、ブウと闘っている悟空も、肩で大きく息をし始めた。もう長くは持ちそうにない!
天津飯も必死に太陽拳や気功砲と言った技を駆使して悟空を支援しているが、学習能力が高いブウは一度見た天津飯の攻撃を上手く見切り、効果があまりないようだ。
さらに、気を溜めている悟飯だったが……
『あれ、おかしい!?
もう充分気が溜まっているはずなのに、全然溜まっていない!
やっぱりさっき全力で魔閃光を撃ったからか……!
このままだと、父さんたちが作ってくれている時間がムダになってしまう!
……そうだ!忘れてた!!』
かなり気を消耗しているようで、思うように気を溜められていなかった。そして、バビディの宇宙船に再度向かう前に悟空から託された仙豆を思い出し、慌てて回復を図る。
界王神界はざわついていた。
「やはりワシの考えた通りじゃったか……
悟空もそう長くは持たんぞい!」
「そんな、じゃあ悟空さはどうなっちまうだか?!」
焦ったチチは亀仙人に詰め寄っている。
そこで、今まで沈黙を貫いていた18号がクリリンを後押しする、みんなに聞こえるように。
「ねぇ、『絶対ブウを倒せる』秘策だっけ?
悪くないんじゃない?」
「18号さん、聞いてたんですか……そっか、そうだよな!
一か八か賭けてみるしかないか!」
どうやら覚悟を決めたようだ。
「今の悟飯は消耗が激しくて多分気が充分に溜まらない。
それに悟空も長くは持たないからまた悟飯がブウと闘わなきゃいけないと思うんだ。
こうなったら一つだ、『元気玉』を使うしかない!」
『元気玉』……その言葉に聞き覚えのない少女達もパチパチするほど胸が騒ぎ始めた!
「クリリン先生、質問です!『元気玉』……って何ですか!?」
当然、曜から質問が入った。
「ああ、それはな、悟空がいつも切り札にしてる技だよ!
この世にあるものから少しずつ元気を分けてもらって特大のエネルギー弾にして放つんだ!」
「解説ありがとう、ヤムチャさん!そして、その元気玉にも弱点があるんだ。
元気を集めている間、誰かが時間を稼がなくちゃいけない!
それに悟飯だっていつまで持つかわからないしな…。」
「ただ、今回は上手くいくかもしれない。
ブウが大人しくなっていた時、ミスター・サタンと仲良くしていただろ?君たちは舞空術の修行で気づいてなかっただろうけど、ブウが大人しくなったきっかけは君たちスクールアイドルの映像だったんだ。
勿論『Aqours』のこともブウは見てた。
だから、Aqoursのみんなの曲を聴かせれば何か効果があると思うんだ。
ピッコロがミスター・サタンの名前を出したら時間稼ぎ出来てたし、望みはある!
きっと悟飯と一緒に元気玉ができるまでの時間稼ぎにもなると思うんだ!」
「確かにそうね。
でも、まず集める元気を何とかしないと!
地球そのものからは問題無いとして、人が圧倒的に少なすぎるわね。だからドラゴンボールでみんなを生き返らせなきゃ!
でもドラゴンレーダーは神殿の中だし、
そもそも地球のドラゴンボールは使えないから……。」
「それに地球の悟飯さん達と連絡をとる手段が必要ですわ!
そんなことをできるお方が果たしているのかと言われると…………皆さんのその顔、もしかして、いますの?」
ブルマとダイヤからの指摘で、作戦はどんどん煮詰まってきた。仕上げと言わんばかりに、ヤムチャが声を上げる。
「ダイヤ君、君の察しの通りだ。それから、ブルマ。言いたいことはわかったぞ。ナメック星のドラゴンボールだな!
キビト界王神様の瞬間移動で地球の神殿にもナメック星にもすぐ行けるぞ!!」
「待て、ドラゴンボールは使ってはならん!
あれは真面目なナメック星人にだけ許された、いわば反則のようなものなのじゃ!」「ご先祖様……!!」
老界王神が待ったをかける!
「悟空さ達の命がかかってるだぞ!ちょっとくれぇいいでねえか!?」
「それに、ドラゴンボール使わせてあげたら、この子達のパフォーマンスが見られるのよ!な・ま・で♪」
「はっ、そうじゃった!
今回は許しちゃろう!」「ごっ、ご先祖様……!?」
老界王神がGOを出す!
そして、そんな中、
「あとはワシの出番じゃな!」
謎の声が界王神界に響いた。
「その声は界王様!」「なるほど、確かに世界の神様がおられるなら、世界の王様もおわしますか……。」
「連絡を取るのはワシに任せておけ!
得意技じゃ!
地球どころか全宇宙とだって話ができるぞ!」
北の界王によって連絡の件もどうにかなりそうだ。
果たしてこの壮大な作戦は上手くいくのだろうか?──
こんにちは、Aqoursの桜内梨子よ。
どうも、孫悟飯です。
まさかクリリンさんがこんなすごいこと考えてるなんて想像してなかったわ!
僕もびっくりだよ、でもこの方法だと僕がまた時間稼がなきゃいけないけど、体力持つかな…
そうね、確かに心配だわ…。
悟空さん達以外に時間稼いでくれる人がいればいいんだけど…
ところで悟飯くん、次回はどんな話になりそうかな?
次回は僕とベジータさん、天津飯さんの三人で元気玉が完成するまでの時間を稼がなきゃ!でも、みんなの体力がきれてきた頃、何やらミスターサタンが活躍?新たな味方が増える?
へぇ〜、ミスターサタンが活躍するってどういうことなのかな?気になるわね!
ということで次回『孫悟飯と新たなる味方』絶対見てください。
がんばってね、悟飯くん!
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
-
やっぱりリーダーの千歌
-
ピンチを救われた曜
-
恋に目覚めた梨子
-
主人であるヨハネ様
-
後押しをしてもらった花丸
-
みんなの妹ルビィ
-
しっかりお姉さん果南
-
意外とツンデレ?ダイヤ
-
シャイニー理事長鞠莉
-
完璧?聖良
-
ツンデレな妹理亞
-
音ノ木坂の部長さんでしょ!
-
ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!