孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
さて、練習では新たな課題が浮かび上がっていた。
実は、これからの季節は日没が早くなってしまうため、内浦から沼津へ出るバスの最終時間が早まってしまうみたいだ。つまり、今まで通り学校で練習してしまうと、今までより早い時間に切り上げなくてはいけなくなってしまうのだ。
「どうしよう、このままじゃ練習場所なくなっちゃう!」
「確かにそうだね、でもいきなり練習場所を探せって言われてもね…。」
「どこかいい場所はないずらか?」
「まあ、各自色々当たってみましょう!」
ここで梨子さんから、
「それと善子ちゃん、もう少し早く帰って来るように言われているんでしょう?」
こんな話が出た。
「ぎくっ…!!
そうしてそれを知ってるのよ!!」
「ウチの母親がラブライブで善子ちゃんのお母さんといろいろ話したらしくってね、なんか全然部屋にも入れてくれないって言ってたって…。」
「善子ちゃんやっぱりお母さんに堕天使のこと教えてなかったんだね…。」
「だ、だからヨハネは堕天使であって母親はあくまで仮の同居人っていうか…。」
「善子ちゃんのお母さんってどんな人なの?」
「学校の先生なんだって!」
「も、もう!その話はいいでしょう!」
「そっか、じゃあ善子さんのことも考えて近場の方が絶対いいよね…。」
こうしてこの場は収まったのだが、やっぱりさっき練習に戻ってきてから鞠莉さんの表情が曇っている。
『やっぱりあの電話の件で何かあったのだろうか?』
こう考えていると、ふと果南さんと視線があった。
僕が見る限り、果南さんも何か鞠莉さんに対して何か思うところがあるのか、僕の方をじ〜〜っと見てきていた。
そうして今日の練習は終わろうとしていたのだが、果南さんだけはやはりまだ帰らずに残っていた。
「ねぇ、鞠莉のことどう思う?」
「あの電話から戻ってきてから明らかにいつもの元気がないですよね…。」
「やっぱり悟飯くんも気付いてたんだね…。
ねぇ、今日の夜さ、鞠莉の家に行ってみない?」
「いきなりですね…。」
「鞠莉ってこうでもしないと本音が聞けそうにないからね…。」
「確かに、僕も鞠莉さんにもう一人で抱え込まないでくださいって言っちゃいましたから…。わかりました、鞠莉さんの家に行ってみましょう!」
「OK!!じゃあ、鞠莉にバレないようにしなきゃね!!」
「そのためには、気を消さないといけませんね…。」
こうして、僕は果南さんに気を消す方法を教えて、二人で鞠莉さんを追いかけ、本音を聞き出しに向かった。
しばらくした後、鞠莉さんの家である「ホテルオハラ」にやってきた。
『流石にブルマさんちほどじゃないけど、大きいなぁ…。』
そんなことを思っていると、
「こんばんは、果南さん。ところでそちらの方は?」
ピシッとしたスーツを着た男の人が話しかけてきた。
「ああ、その子は孫悟飯くんで、鞠莉も入っている『Aqours』のマネージャーの子です。」
「そうでしたか、存じ上げませんでした。
失礼しました、孫悟飯さん、私はこのホテルにて鞠莉お嬢様のお世話係を任されているものです。」
「孫悟飯です。よろしくお願いします。」
「ところで、お二方のご用件は?」
「鞠莉さんとお話ししたいんですが、今鞠莉さんの元に行っても大丈夫でしょうか?」
「ああ、鞠莉お嬢様は今、お父様と電話でお話になっています。
なので、もう少し待ったいただけますか?
私から鞠莉お嬢様に話は通しておきますので!」
「ありがとうございます。」
こうして僕と果南さんは鞠莉さんの電話が終わるまで待つことになった。
少ししてから、僕たち二人は鞠莉さんの部屋へと通された。
『へぇ、鞠莉さんの部屋って最上階の一番いい部屋にあるのか…。』
鞠莉さんはバルコニーで待っていた。
「お待たせしま〜した〜〜!!」
鞠莉さんは明らかに無理をしている明るい声で僕たちを迎えてくれた。
「何があったの!!」
「Sorry, I can't speak Japanese.」
「何かあったでしょ!!」
「あっ…、何のはな〜しで〜す!!」
鞠莉さんは複雑な表情をした後、果南さんに抱き着く。
「訴えるよ!!」
果南さんはムッとした表情で話す。
「Wait, wait 仕方ない、実は最近ウエイトがちょっと上がって…。」
「鞠莉さん、もう一人で抱え込むのはなしって言いましたよね?
正直に話してください!!」
「そんな見え見えの嘘つかないで!!」
「なんでわかっちゃうの…。」
「鞠莉さんがそんな小さなことで落ち込むとは思えませんから!」
「そうそう、鞠莉はそのぐらいでブルーにならないからね!」
「鞠莉さん、嫌な話でもしっかり受け止めますから!」
「何、鞠莉!!」
僕も果南さんも若干強めの口調で話す。
鞠莉さんはやはり複雑そうな顔をした後、覚悟を決めたように
「ど、どうしたらいいの…?」
話すと、さっきから鞠莉さんの近くに詰め寄っていた果南さんの懐で涙を流し始めていた。
しばらくして鞠莉さんが落ち着いてから詳しいことを話してくれた。
「実は、学校説明会が中止になるの…。」
学校説明会は中止になり、浦の星は正式に来年度の募集をやめる…。」
「そっか、どこかで覚悟はしていましたけど…。」
「確かに、学校は二年前から統廃合を模索していたからね…。」
「鞠莉さんのお父さんからそう言われたんですね?」
「ええ、そうよ。
実は今まで私がパパを説得してなんとか先延ばしにしてもらっていたの…。
勿論私も徐々に入学希望者が増えていることはパパにも言ったわ!
でも、やっぱり本来の定員数には到底及ばない以上、決定を覆すことはできないって言われたわ。
こんな悲しい話、みんなやっとラブライブに向けて歩み始めたのに言えるわけないじゃない!」
「確かにみんなにはいきなり話せないね…。」
「でも、僕も果南さんも鞠莉さんのことずっと心配してたんですよ!
それに、僕たちだって鞠莉さんの味方ですし、なんとかしてこの学校がなくなってほしくないって思っているんですから…。
だって男の僕を浦の星に入れたのも何か考えがあったから入れたんですよね?」
「そうよ、悟飯、あなたを選んだのはマリ〜の直感よ。
でもね、あなたには言ってなかったけど、共学化に向けてのテスト生になっていたのよ。」
「確かに、僕以外の男子は誰もいませんでしたし、明らかに女子校に僕がいることはおかしいのに誰も何も言わないのはおかしいととっくに気づいていましたから、そういうことなんだろうなっていうのはわかってました。」
「でも学校説明会を中止にしたくないよね…。」
「う〜ん、あ!!
こういうことはブルマさんに相談してみるしかないかもしれません!鞠莉さんのお父さんとも面識があるって言っていましたし、何かいい方法を思いつくかもしれません!」
「その手があったわね!
じゃあ今からミセスブルマのところに向かいましょうよ!」
「大丈夫?いきなり行って迷惑じゃない?」
「今から急いで行けばまだ会ってくれると思いますし、早くしないとこのまま説明会が中止になってしまいますからね!
さあ、じゃあ今から行きますよ!」
「OK!!」
「Let's go!!」
こうして僕と果南さん、鞠莉さんの三人は舞空術でブルマさんに相談しにカプセルコーポレーションに向かうことになった。
流石に途中で果南さんと鞠莉さんは僕のスピードについていけなくなっていたので、二人を抱えて全速力で飛ばしたけどね!
こんにちは、孫悟天です。
どうも、孫悟飯です。
にぃちゃん、大変なことになっちゃったね、これから「Aqours」はどうなっちゃうの!
絶対悟天やみんなを悲しませるようなことにはしないよ!浦の星も、Aqoursも絶対に続けてもらうんだ!だって、まだみんなの目標に届いてすらいないのに、こんなことで道が絶たれるなんてそんなの僕が絶対イヤだから!!
そっか、にぃちゃんがんばってね!!
ところで次回はどんな話になるの?
次回はブルマさんの家で浦の星の今後について相談してみるんだけど、何やらある考えが浮かんだみたいで…?
へぇ、なんのことなんだろう、気になるなぁ…
ということで次回『孫悟飯と一筋の光』絶対に見てください。
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!