孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
約束した週末の朝、
「にいちゃん、どこ行くの?」
僕の弟孫悟天がこう訊いてきた。
悟天は父さんが亡くなった後に生まれたんだけど、母さん曰く昔の父さんにそっくりらしい。いつか父さんに会わせてあげたいな…。
「今日は海に潜りにいくんだ。」
「いいなあ〜!にいちゃん、僕も連れてってよ〜!」
「だめだ、悟天ちゃん!今日はお勉強の日だよ!」
連れて行こうとしたら、母さんが許さなかった。
不満そうな表情をしている悟天を見てられない。
「わかった、今度悟天も連れて行くよ。」
それを聞いた悟天は
「わかった、にいちゃん!絶対今度は連れてってね!」
と指きりげんまんを求めたので僕もそれに応えた。母さんもこうなることは分かっていたのか優しく見守ってくれた。
家を出た僕は筋斗雲に乗りながらさっきの悟天との約束を思い返す。
『高海さん達にも悟天のこと紹介しなくっちゃなあ。』
沼津に着いた僕は、駅で高海さんや渡辺さん、桜内さんと合流してからダイビングショップに行くことに……そのダイビングショップとはやはり先日行った松浦先輩のところだった。
松浦先輩の所に着いた僕たちはダイビング用のスーツに着替えることになった。
「先に千歌たちが着替えてね。」
「わかったであります!」
「あ、もちろん悟飯くんはその後ね?それと絶対覗かないこと!!」
松浦先輩に釘を刺される。
「のぞきなんて絶対しませんよ!」
「こないだ梨子ちゃんのパンツを見たのって悟飯くんだよねぇ〜。」
高海さんが悪い顔で余計なことを言い始めた……!
あの時の恥ずかしさを思い出したのか桜内さんは顔を真っ赤にしてモジモジしている。
「悟飯くんどういうこと?」
「まさか前科持ちだったなんて…ね?」
渡辺さんと松浦先輩の言い方がなんかすごく棘のある感じだし、向けてくる視線もフリーザみたいに冷たいなぁ。
「あれは事故ですよね?そもそもそのきっかけを作ったのは僕がいるのにいきなり桜内さんのスカートをめくった高海さんじゃないですか。」
「うぐぅっ…。そういえばそうだったよ!」
僕は高海さんに言い返して誤解を解いておいた。
「なんだ、悟飯くんが自分から見ようとしたわけじゃなかったんだ…。というか千歌ちゃん…。」
「まぁ悟飯くんは真面目そうだしそう変なことはしないって思ってたんだけどね?
でも偶然とはいえそういう時は気をつけないと…。」
「はい、気をつけます。」
あの後、着替えた僕たちは、松浦先輩の運転する船に乗って、ダイビングスポットまでやってきた。
ここで
「海の中ってね、あまり音が聞こえないの。だから全身で音を感じることが大事なんだ。」
松浦先輩からアドバイスをもらった。
高海さん達三人が飛び込んだ後、僕は松浦先輩の元へ向かった。
「あれ、君は行かないの?」
「先輩と話してみたかったので。」
「高海さんと渡辺さんがスクールアイドルを始めたのは知っていますか?」
「それはこないだ千歌から聞いたよ……。」
松浦先輩は少し悲しそうな目をしながら呟いた。
「先輩って生徒会長の黒澤ダイヤさんと仲が良かったりしますか?」
「うん。私とダイヤは幼馴染なんだ。でもなんでいきなりそんなことを聞いたの?」
「実はこないだ、高海さんが部活動申請の紙を提出しに行った時、生徒会長さんはこう言ったんです、
『私が生徒会長でいる限り、スクールアイドル部は認めないからです!』
って。何か特別な事情があるんだろうなって思ったので、同じ3年生の松浦先輩に聞いたんです。」
「そっか。そんなに気にかけているんだね、千歌達のこと。」
「ここだけの話なんだけど、昔は、私、スクールアイドルをやっていたんだ。でもあることがきっかけで私はスクールアイドルをやめたの……。」
「ごめん、今はまだダイヤのことは教える気はないよ!」
これ以上聞くのも野暮だよね。
「いえいえ、無理に自分が聞いたのに少しでも答えてくれたので満足です。」
どうやら生徒会長さんの一件と松浦先輩のスクールアイドル時代の話は何か関係がありそうだ。そう考えていると、高海さん達三人が一旦船に戻ってきた。
船に戻ってきた高海さん達はどうやら海の音が聞こえなかったようで暗い顔をしていた。
特に桜内さんは
「やっぱり私じゃ無理なのかなぁ…」
と落ち込んでいる。
「絶対諦めちゃだめですよ!前に高海さんに聴かせてくれたμ'sの曲にも出てきましたよね!『諦めちゃダメなんだ!その日が絶対来る!』って!」
と三人を励ます。
僕が何故こんなことを言ったのか、それはお父さんの戦う姿を見てきたからだった。
どんなに絶望的な状況でも絶対に勝負を諦めなずに負けないようにする。
サイヤ人がやってきた時も、フリーザと戦った時も。
セルゲームでは降参したけど、あれは心が折れたんじゃなくて、僕だったら絶対にセルを倒せると確信していたから降参したんだと思ってる。
セルが自爆する態勢に入った時、みんなが半ば諦めかけていた中でも、お父さんは自分の身を犠牲にしてでもセルとの勝負には勝とうとしていた。
だから、僕はお父さんのように絶対諦めずに最後まで戦おうって決めているんだ!
僕の言葉を聞いて、
「そうだよねっ!よ〜し!また海へ行くよ、二人とも!」
「ヨ〜ソロ〜!」
元気を取り戻したみたいだ。
「ほら梨子ちゃんも行くよ!!」
「うん!」
『よかった。桜内さんも前向きになれたみたいだ。』
「ありがとう。孫くんが言ってくれなかったらまた逃げ出そうとしてたよ!」
桜内さんは感謝の気持ちを伝えてきた。
「僕は思っていることを言っただけですよ。それに、桜内さんの曲、僕は絶対聴きたいですから!」
「じゃあ絶対に海の音を聴かなくちゃねっ!いってくるよ、“悟飯くん”!」
桜内さんは少し頬を赤らめながらそう言った。
そこで高海さんと渡辺さんが
「「ほら、二人とも行くよ!!」
と言いながら、腕を掴んできたので、桜内さんと僕も海に潜った。
海の中は、松浦先輩の言っていた通り、あまり音は聞こえなかった。
でもその時、少し曇っていた空に少しだけ太陽の光が差し込んで海の中にもその光が入ってきた。
それを見た僕は、その時、何やら海の音を聞くことができた気がした。他の三人もどうやら同じだったようで海の中でしばらく聴き入っていた。
『そういえば海の中って修行に良さそうだから今度から少し修行で潜ってみようかな……。』
翌日、
「やっぱり私、作曲引き受けようと思うの。」
桜内さんは決意を伝えていた。
それを聞いた高海さんは目を輝かせて桜内さんの手を握って連呼していた、
「ありがとう。」
って。
でも桜内さんは釘を刺した。
「勘違いしてない?私は作曲を引き受けるって言っただけよ。スクールアイドルをやるとは言ってないわ。」
さらに続けて
「じゃあ詞をちょうだい!」
それを聞いた高海さんは
「詞って何?」
と渡辺さんに聞いていた。
渡辺さんは
「多分、歌の歌詞のことだと思う。」
と返していたが、
何で二人はそんな歌うみたいに言っているんだろうかと思って僕は苦笑する。
するとこの後、高海さんの家に連れていかれることになるのだった。
話は変わりますがニジガクの新しいアプリゲームが配信されましたね。まさかのタイプのゲームだったんですが意外と難しいですよねあのゲーム。皆さんはプレイしてみましたか?
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!