孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
いつもと同じように修行を終え、汗を流すためにお風呂に入ろうとしていたら、携帯に着信があった。
相手は凛さんだった。
『あ、もしもし悟飯さん?
こんな時間に電話してごめんにゃ。でも、協力して欲しいことがあるの!』
「で、その協力して欲しいことって何かな?」
『うん、もうすぐ真姫ちゃんの誕生日でしょ。
だから、サプライズがしたいんだ!
でね、悟飯さんには当日になってもなるべく普段通りにしておいて欲しいにゃ。
あ、でもプレゼントは用意しておいてね。』
「わかったよ!
じゃあ、真姫さんに喜んでもらえるようにしようね!」
『うん!
じゃあ、また明日ね。』
こうして真姫さんのためのサプライズをやることが決まった。
話し合っていく内に詳細が決まっていく。凛さんと花陽さんは勿論、真姫さんを除くμ'sのメンバー全員がこの計画に賛同し、協力してくれることになった。
さらにダメもとで真姫さんのお母さんに協力をお願いしてみたところ、なんとノリノリでOKを出してくれて、盛大に祝う準備をしてくれるみたいだ。
そして迎えた当日、僕を含めたみんなはいつもと変わらずに真姫さんに接した。
最初のうちは若干悲しそうな目をしていたが、いつもの真姫さんらしく何も気にしていない風なクールな態度で過ごしていた。
でも、僕は気づいていた、本当は誰にも祝ってもらえなくて寂しい気持ちに。
いつもと同じように練習を終えた僕は、準備のために先に帰ってしまったみんなを見て悲しそうな表情をしていた真姫さんに話しかける。
「真姫さん、今日は一緒に帰りませんか?」
「はぁ、どういうつもり!?まぁ、別にいいけど……。」
いつもの髪をいじる仕草をしながらそう答えてくれた。
道中、真姫さんは
「はぁ、みんな、私の誕生日なんて興味ないのかしら……?」
とため息を吐きつつ本音を漏らしていた。
すごく気まずい。もう少しの辛抱と思いつつ、真姫さんの家へと歩いていく。
何とか平静を装いながら、真姫さんの家の門前まで送って、一旦僕は真姫さんと別れた。
〜〜真姫視点〜〜
『はぁ……。』
こんなため息が出るほど今日は最悪な誕生日でした。
だって、誰も『おめでとう。』すら言ってくれないんだもの。
ママも、μ'sのみんなも、悟飯も言ってくれなかったの。
『やっぱり高校生になったら誕生日を祝ってもらえないものなのかしら。』
そう考えていた私でした。
『珍しく悟飯が家まで送ってくれたのは嬉しかったけど結局それだけだったじゃない……。』
家の門を潜っていつもと同じように玄関のドアを開けると、そこにはμ'sのみんながいた!
「「「「「真姫ちゃん、誕生日おめでとう!!」」」」」
「「「真姫、誕生日おめでとう!!」」」
いきなりそんなこと言われたもんだから……
「はぁ〜〜、何それ、意味わかんない!」
……本当はとっても嬉しかったの。
みんなにはバレバレだったみたいで、
「相変わらず真姫ちゃんは素直じゃないにゃ!」
「本当は嬉しいの私はわかってるよ。」
「真姫は素直じゃないですね……。」
「そんな真姫ちゃんも可愛いってことりは思うなぁ!」
「そうそう、真姫ちゃんはそういうところが可愛いよね!」
「はぁ、素直に嬉しいって言いなさいよね全く……!」
「そういうにこっちだって真姫ちゃんの気持ちよくわかるんじゃない?」
「まぁ、喜んでもらえたみたいでサプライズ成功ね!」
色々言われた。だけど、にこちゃんには言われたくないわよ!
〜〜真姫視点end〜〜
サプライズは大成功だったみたいだ。僕は喜んでいる真姫さんの様子を外から見守っていた。
その後、僕も家の中に入れてもらって、真姫さんの家らしいとても豪華な誕生日パーティが行われた。
これより豪華なのはブルマさんちくらいじゃないかなぁ……。
パーティの最中、真姫さんは今まで見たことないくらいよく笑っていた。
そしてみんなからプレゼントを渡す時間になり、みんなから思いのこもった誕生日プレゼントが渡される。
特にびっくりだったのは真姫さんのお母さんが子猫をプレゼントしていたことかなぁ……。
僕の家と違って、この辺では動物は珍しいから真姫さんもとても嬉しそうだ。
最後に僕が渡す番になり、プレゼントの箱を真姫さんに渡す。
真姫さんが箱を開ける。
「クマのぬいぐるみ?どうして私に?」
「真姫さんって強気な風に見えて寂しがりやさんなところがあるでしょ。
だからぬいぐるみが一緒だったら寂しくないかなって思って……。」
「……そう。べ、別に寂しがりやじゃないわよ!」
やっぱりいつもと同じく髪の毛をクルクルする癖が出ている。
「真姫ちゃん、こういう時くらい素直になったらどうかにゃ!」
「そうだよ、せっかく真姫ちゃんのために準備してくれたんだから!」
と凛さん、花陽さんがちょっと強めな口調で嗜めた。
「わ、わかったわよ。
えっと、その……、あ、ありがとう。嬉しかったわ!」
普段と違って顔を真っ赤にしつつもお礼を言ってくれた。
普段クールな真姫さんがそんなことを言うと、可愛さが倍増して抱きしめたくなった。
「ありがとう、勇気を出して言ってくれて。
これからも頑張ろうね。」
そう言って抱きしめる。
いきなり抱きしめられた真姫さんは
「なっ!?まったく、すぐそういう恥ずかしいことするんだから!
でも、ありがとう。今日は一緒に帰ってくれて嬉しかったわ!
だからもうちょっとこのままでいさせなさいよね!」
と恥ずかしがりつつも心なしか嬉しそうだ。
一方陰から様子を見守っていた真姫のお母さんは笑顔で見守っていた。
はい、今回は特別編でした。
緊急アンケートに早速回答いただきありがとうございます。かなりの接戦ですね。でもやっぱり悟飯にブウを倒して欲しいと言う人が多いみたいです。作者自身、原作のような終わりだと悟飯主人公の話にはふさわしくないし、Aqoursのみんなも絡ませづらいので原作からは改編するのはほぼ決まっています。
吸収されるとあまりに情けないですからね…。
今後も回答はまだまだ募集していますので、早めに回答していただけると非常に助かります。
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