孫悟飯と見つけるとあるスクールアイドル達の輝き 作:おにぎりは
今日もいつもと同じように僕とAqoursのみんなは練習をする…はずだった。
でもいきなり、千歌さんがこんなことを言い出した。
「ねぇ、今日はみんなで遊ぼうよ!」
「ええ〜〜!?
いきなりそんなこと言われても……みんな、せっかく集まってくれたのに……。」
「私は千歌ちゃんに賛成であります!」
「うん、私もなんか今日は遊びたいなぁって思ってたの……。」
「ルビィもみんなで遊びた〜い!」
「みんなで遊ぶなんて都会っぽい!」
「ずら丸……。でもそうね、都会にヨハネの翼はよく映えるわ!」
「『休むのも鍛錬のうち』……そうでしょ、悟飯くん?」
「マリ〜もそれがいいと思うわ〜!“E' una festa la vita Viviamola insieme(人生はお祭り、共に楽しみましょう)!”」
「はぁ、仕方ないですわね……
では今日は練習はお休みにしてみんなで出かけましょうか!」
千歌さんの意見に僕以外は賛成だったみたい。結局、今日の練習は休みにしてみんなで遊びに行くことになった。う〜ん、マネージャーとして、練習のことばっかり考えてたけど、今後はこういうガス抜きもしっかりと考えなきゃいけないな。
そして、みんなでやってきたのは沼津にある大きなショッピングセンターイ○バ○プラザ……
ここでみんな、買い物をするみたいだ。
『 僕は特に欲しいものもないし、本屋にでも行って、勉強の参考書でも探してみようかな……』
こう考えていた時だった。
「ねぇ悟飯さん。ルビィと一緒に来て欲しいなぁ!お願い!」
上目遣いでお願いされてしまった。
こうなってはもうルビィさんについて行くしかない!
──今の悟飯には知る由もない、今日のことはAqoursのみんなで話し合って決めていたことを。
だから千歌の提案もあんなにあっさり受け入れられたことを。
おまけに、各メンバーには、ショッピングセンター限定とは言え、行きたいところへ彼を連れ回す権利が与えられていることを。
繰り返しになるが、今の悟飯には知る由もない。──
ルビィさんに連れられてやってきたのはやっぱりスクールアイドルショップだった。
沼津にも出来たんだなぁ、PremiumShop……!
「ねぇ、悟飯さん!はい♪」
いきなりルビィさんに手渡されたのは、ルビィさんの大好きなμ'sのバッジだった。
「どうしたの?」
「うん、ルビィね、悟飯さんと花丸ちゃんに背中を押してもらったからスクールアイドルになれた。
だから悟飯さんにありがとうって伝えたくて……
そんな悟飯さんにはルビィの大好きなスクールアイドルってこんなにすごいってもっと知って欲しいの!」
「そっか、ありがとう、ルビィさん!僕ももっとスクールアイドルのことを知って、ルビィさんとたくさんお話できるようになるね!」
「うん、悟飯さん、ありがとう。今度はルビィと一緒にライブにも行こうね♪」
「そうだね、僕も楽しみにしてるよ。」
「えへへ♪」
ルビィさんはすごく嬉しそうだ。
「じゃあ次はマルの番だね、じゃあ悟飯さん、行くずら!」
花丸さんに連れて行かれてしまった。
やってきた場所は本屋さん!しかも花丸さんか好む○三書店の系列だった。参考書も今のうちに買っておこうっと。
「マルも、悟飯さんには感謝してるの……
今こうしてAqoursとしてみんなと仲良く出来ているのは、あの時、背中を押してくれたからだよ!
だからはい、こっ、これ!」
花丸さんが手渡してきたのはノートだった。「スクールアイドル学習帳」の「じょうほう」か、面白いな。
「そのノートでマルたちのこと、記録し続けて欲しいずら!
マルからのお願いね!」
「ありがとう、花丸さん!これからみんなのたくさんの思い出を記録していこうね!」
「うん、ファイトずら!」「うん、ファイトだね!」
「ヨハネ降臨!!ずら丸、その辺にしておきなさい!!」
「お、善子ちゃん、やっと来たずらか。」
「だからヨハネよ!早く行くから付いてきなさい我がリトルデーモン!」
今度は善子さんに連れて行かれてしまう。
善子さんに連れられてやってきたのは堕天使ショップ……まぁ善子さんの仕込みの多さを考えると、沼津にあっても不思議じゃないか。
「我がリトルデーモン悟飯、あんたには感謝してるわ。
今、ヨハネがヨハネのままでいつづけられるのもあんたがあの時ああ言ってくれたからよ。
ありがとうね、本当。だから、これは主人であるヨハネからの贈り物よ、受け取りなさい♪」
善子さんが手渡してきたのは、善子さんがいつも頭に挿している黒い羽根だった。僕は恭しく受け取る。
「これはあんたが私のリトルデーモンである証、大切にしなさい。」
「ありがとう、善子さん。そんなに僕のことを大事に思ってくれてたなんて、嬉しいよ。
善子さんはこれからも変わらずにいてね!」
「クックック、そんなの当たり前じゃない!
この堕天使ヨハネの魅力で全世界のみんなをヨハネのリトルデーモンにしてあげるわ!
だから、あんたはこのヨハネの上級リトルデーモンとして頑張りなさい!」
「ハハッ、善子は相変わらずだねぇ……。
じゃあ悟飯くん、次はお姉さんについてきてね!」
「だからヨハネよ〜〜!」
果南さんとやってきたのは雑貨屋さんだった。流石雑貨屋だけあって、色々なものが並んでる……ん?アニマリン?
「私ね、君には感謝してる。
君のおかげでダイヤや鞠莉とも関係を戻せたし、またスクールアイドルに戻れた。
それに新しい仲間も増えたしね!
だから私からはこれを贈るよ!」
果南さんが手渡してきたのは海をモチーフにしたキーホルダーだった。綺麗だな……。
「実はね、そのキーホールダー、私とお揃いなんだ……。
私と悟飯くんが繋がれたきっかけはあの海での出来事があったから……。
だから、悟飯くんにはずっと海を好きでいて欲しいかなん♪」
「僕も内浦の海は大好きです!
今度またダイビングに行かせてくださいね!」
「うん!じゃあまた今度ね!……君の特訓もできる範囲で手伝うから!!」
「はいはいは〜い、次はマリ〜の番よ〜〜!」
鞠莉さんが連れてきてくれたのは落ち着ける喫茶店だった。
どうやら僕の分も鞠莉さんが払ってくれるみたい……。本当に感謝しないと……!鞠莉さんはコーヒー好きだから、彼女が選んだのと同じものを頼もうかな?きっと間違いないだろう。
「あれ、遠慮してない?フードメニュー片っ端から選んでも大丈夫よ…ってイジワルね、ゴメンゴメン♪……マリ〜も果南と一緒、悟飯には感謝してるの。
あなたを選んで、本当によかった……。
そ・れ・に・たくさんの仲間ができて、世界ももっと広がった!
だから、これはマリ〜からの感謝の気持ちよ、受け取りなさい!」
渡されたのは小原グループでやっている遊園地のチケットだった!南国リゾートだって!?
「本当はこのチケット取るのすごく大変なのよ!
でも悟飯は特別、今度悟天くんでも連れてってあげなさい!」
「ありがとう、鞠莉さん!悟天も喜びますよ!
それと、これからは辛いことがあっても、あの時みたいに、一人で抱え込まないでくださいね!僕は、僕たちは、いつも鞠莉さんの味方ですから!」
「……そう、ね。じゃあその時は悟飯が相談に乗ってちょうだい!」
僕たちは喫茶店でゆっくりしながらこんな会話を交わしていた。うん、父さんは「苦い汁みたいで苦手だ」と言ってたけど、やっぱりコーヒーは美味しいなぁ。
喫茶店を出ると、
「さあ、次は私の番ですわ。早く行きますわよ!」
ダイヤさんが待っており、付いて行くことになった。
ダイヤさんに連れられてやってきたのは和菓子屋さんだった。中華まんも良いけど、日本エリアに来るようになってからは、和菓子の饅頭も大好きになってきている。
「私が今、こうしていられるのも悟飯さんのおかげですわ。
私はずっとルビィに我慢をさせてしまいましたし、自分のスクールアイドルへの気持ちにずっと蓋をしていました……。
でも、悟飯さんのあの時の言葉で自分の気持ちに素直になることができましたわ。
だから、感謝の気持ちとしてこれを受け取ってくださいまし。」
そう言いつつ、手渡してきたのは、ダイヤさんが大好きな抹茶「ぬまっちゃ」だった。
しかも、僕たち家族のことを考慮してたくさん!
「悟飯さんは普段は東エリアのパオズ山に住んでいらっしゃるのでしょう。
だから、日本エリアの文化ももっと知っていただきたいと考えまして。
気に入っていただけると良いのですが……。」
「ありがとうございます、ダイヤさん!
みんなでいただきます。実は、僕も“気”だけじゃなく、もっとここの文化を勉強したいと思ってたところなんですよ。」
「じゃあ次は私の番ね!悟飯くん、行きましょう!」
梨子さんが僕の腕に抱きつきながら、僕のことを引っ張っていった。
こうしてやってきたのは楽器屋さんだった。そう言えば、父さんやクリリンさん達はこういうところに連れて行ってくれなかったから新鮮だ。何故か苦笑いしながら、通り過ぎるし。
「悟飯くんには感謝してるわ。
私がまたピアノを弾けるようになったのも悟飯くんのおかげだし、千歌ちゃんたちとも繋がれた……!
本当にありがとう!!
だからね、私からはこれを贈るねっ!」
こう言って梨子さんが手渡してきたのは初心者向けのピアノの楽譜だった。しかも「連弾」用だ。
「私ね、いつか悟飯くんと一緒にピアノを弾いてみたいの。
それにね、悟飯くんが音楽のことをわかったらきっとこれから色々役に立つと思って……。
それに悟飯くんがピアノのことがわかるようになったら、私がまた悩んでもアドバイスもらえると思って……。」
「ありがとう、梨子さん。僕もピアノ勉強してみるよ!
梨子さんの夢を叶えるためにもね!」
「ふふっ、二人だけの秘密だね♪」
梨子さんが僕に抱きついてきたその時だった。
「あ、ちょっと!抜け駆け禁止だよ、梨子ちゃん!
次は私の番なんだからねっ、ほら、悟飯くん、早く行くよ!」
そうしてやってきたのは服屋さんだ。へぇ、今流行りの男性ファッションは、バリー・カーンモデルか。
「私ね、あの時、悟飯くんが助けてくれなかったら、きっと今頃、男の人を怖がるようになってたって思うんだ。それに“この世にヒーローなんていない”なんてやさぐれてたと思う……!
だからすっごく感謝してるよ、私の超ヒーロー!
それに千歌ちゃんが私をどう思っているのか、ヒントをくれたのも悟飯くんだよね!
本当にありがとう!!
だから、私からはこれ!」
山吹色のリストバンド……僕の道着の色に合わせてくれたんだ。
「悟飯くんにはずっと強くいて欲しいなぁ……。
だから、修行する時は、このリストバンドをつけて、頑張ってくれたら嬉しいな。私たちは守られてばっかりだけど、これなら、私たちでも悟飯くんを守れると思うしね。
ピンチになったら、このリストバンドを見て!きっと悟飯くんの本当の強さを思い出せるはずだから!」
「ありがとう、曜さん!
絶対僕はみんなのことを死なせたり、怪我させたりなんかしない!
そう約束するよ!」
「ふふっ、言うね〜、悟飯くん!
じゃあもっと高みを目指して全速前進ヨ〜ソロ〜であります!」
曜さんは、いつもの決め台詞の後、僕の腕に抱きつく。って、ちょっと!?他の人が見てますよ!?
そんな僕たちを引き剥がす人が現れた。
「むぅ、曜ちゃん、ずるいよ〜〜!
千歌だって悟飯くんに甘えたいのに〜〜!
じゃあ悟飯くん、千歌についてきて!」
千歌さんだった。
そして、千歌さんに連れられてやってきたのは、スポーツ用品店だ。
「私ね、悟飯くんが支えてくれなかったらきっとここまでAqoursを続けてこれなかったってそう思ってるんだ……。
あのイベントの後、悟飯くんが聖良さん達に言った言葉、ずっと忘れてないからね!
あの時の言葉がずっと私の支えになってるんだ!
本当にありがとう♪
これからも私と…私たちと一緒に輝きを見つけようね!
だからこれは今までの感謝の印!」
運動靴だ!日本エリアの靴は性能が良い分、高いはずなのに!!
「私ね、いつかは悟飯くんにもステージに立って欲しい!
だって、悟飯くんは10人目のAqoursだから……。
それまでダンス練習しておいて欲しいなぁって思って!」
「ありがとう、千歌さん!
もしかして、僕にダンスの練習させてたのは……いつか僕もステージに立てるように?」
「うん!そうだよ!
だって、悟飯くんかっこいいし、私たちにはできない動きができるんだもん♪
それに悟飯くん、教えるの上手いから私のできないところ教えてもらえるし!」
「そうですか……いつか僕も千歌さんみたいにみんなを魅了できるようにならなきゃね!」
「その意気だよ、悟飯くん!これからも頑張ろうね!」
「ルビィもがんばルビィするよ!」
「マルもずら!未来すら追い越すよ!!」
「全世界リトルデーモン計画のためにも頑張らなくちゃね!」
「もうあんなバラバラになりたくないから……!」
「そうね、今度は最後までやり遂げるためにも……!」
「私たち10人で!」
「ゼロからイチにするために!」
「最後まで走り抜けるであります!」
僕たちの後ろから、みんなの声が聞こえてきた。
「実は今日、悟飯くんに感謝の気持ちを伝えたくてこういう機会を作ったんだ!
だって、悟飯くんのおかげで今のAqoursがあるから……。
だから、これからもよろしくね♪」
千歌さんが満面の笑みで僕に手を伸ばしてくる。
「うん、ラブライブ優勝に向けて頑張っていこうね!」
僕は力強く返した。
「じゃあ、いつもの掛け声をやろうよ!」
了解です、リーダー!
「「「「「「「「「「Aqours~~,サンシャイ〜〜ン!!」」」」」」」」」」
掛け声をやった僕たちは全員笑顔を浮かべていた。
この日以降、みんなとの絆が深まった気がした。
はい、過去最長ボリュームになってしまいました。次回は本編を投稿します。お楽しみに!
第二回あなたの推しは誰ですか?の投票になります。
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やっぱりリーダーの千歌
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ピンチを救われた曜
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恋に目覚めた梨子
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主人であるヨハネ様
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後押しをしてもらった花丸
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みんなの妹ルビィ
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しっかりお姉さん果南
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意外とツンデレ?ダイヤ
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シャイニー理事長鞠莉
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完璧?聖良
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ツンデレな妹理亞
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音ノ木坂の部長さんでしょ!
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ヒトリダケナンテエラベナイヨ〜〜!!