地球連邦宇宙軍 第008空母群艦隊 改宇宙空母シュワルツ・B・ネェル   作:ARice アリス

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偵察型サイコ=ザク VS 補給サプライユニットシム&ボール改カンバス

ファイッ!

 

 

 

三つの目は彼か彼女かわからずとも宙の色とは異なっており。その胴体には隕石がくっついている

 

正確には隕石をくり抜き、内蔵するニュータイプの特性を生かした偵察・報告・追尾を行うそれは

 

強攻偵察型ザクのカメラアイを三つ丸い頭に三百六十。百八十回転させられる。棒付きキャンディーの案山子のようなこれまた不格好なモビルアーマーであった。

 

脚など飾り。その通りに自力での移動はできず、ただ、漂うだけのこの廃棄物にパイロットは通信や生命活動に必要な情報以外をシャットアウトしていた。

 

上官はこの天上方面に居たはずであったがサラミス三隻とボールに遭遇し大型ランチャーごとどこかの宙の上だろう。

 

このまま連邦に降伏したとしてただで生きられるのか、等の人物は覚悟を決めたようだ。

 

 

既に戦端は開かれており。自分はあくまでもこの戦の一兵であると。

 

 

 

 

 

 

「シムは無事打ち上げに成功しました。しかし、兵士たちは不満を漏らしておりましたがね。」

 

「ありがとう、艦長。さて、ひと休憩だ紅茶パックとチーズを開けよう。戦いは長い。」

 

「シムの中距離支援型に換装作業をおこなっております。00:15ほどになるかと」

 

「なるほど。」

 

「艦長。どうした。」

 

 

「こちらブリッジ。敵ミサイル射撃観測装置と思わしきものを認。とのことです。近いですね。こちらをうかがっているようだ。」

 

「全艦に対近接戦闘警戒!速やかにだ!ブリッジへ。ボール改カンバスは呼び戻せるか。」

 

 

「僚艦のサラミスに例のジムが積んであります。シム一機に岩石を持たせます。盾になるはずだ。」

 

 

「CICならびに艦橋へ、敵ミサイルが接近。340秒後に15km四方に流れると思われます。」

 

「まるで魚雷のように…岩石が散らばるか。甲板員警戒せよ。」

 

「誤報です。敵ムサイ級軽巡の残骸です。」

 

 

 

「嘆かわしい。ミサイルは目を奪われた鷹だ。引き続き警戒を現にせよ。」

 

 

 

<持ち場に戻れ!>

 

<なんだよ、あれは。>

 

<アームユニットが!迫ってくる!ブリッジ!ーーーーーーーー……>

 

 

 

 

「甲板に大型モビルスーツ!取り付いてきます!」

 

「<このクソお!>」

 

なんだ!この揺れは!

 

「先ほどの残骸です!」

 

「違う!これは先ほどの衛星だ!モビルアーマーだったのか!カンバス敵機1機撃墜確認!

 融合炉の爆発。…………なし!」

 

「甲板の…様子は?」

 

 

「ブリッジは…無事とは…言い難いです。」

 

 

「副官のきみがここを死守せよ。私は上官として甲板で代理指揮を行う。」

 

艦長は地球連邦軍海軍所属であり。特殊部隊の指揮を執っていたこともあり

ヒマラヤ級、宇宙ミサイルコルベット艦などの特殊な出自のためこの艦を任された経緯もある。

艦長としての牽引もおこなえるとはわからないが。現状を確認のため3人の武装員を引き連れ甲板へと艦内区間の中空コンテナヤードを経由しウェポンベイエレベーターを利用し。艦上へと至ることと決まった。

 

「「幸運を!」」死に体だが ついていた(・・・・・)のか

 

 

 

<艦長!無事だったのか!>

 

<方肺のエンジンブロックと甲板員一命がやられっちまいましたがね>

 

<だが、おかげでシムはお色直し早めにが済んだようで>

 

 

<違いない。>

 

 

 

<ばかばかしいかもしれんが。我らの航空機だ。>

 

<わかります。ワタシも空の出だ>

 

 

<頼もしい砲塔。海軍だよ。>

 

<何を仰る。あんたがたは宇宙に居ますよ。こうして死亡確認された私みたいにね>

 

<キミは…?>

 

<気密ブロックにインナーと酸素マスクのみで宇宙服を脱ぎ捨てて逃げてきた先ほどのあしつき(・・・・)の甲板員ですよ>

 

 

その男は新しい宇宙服で周りから集った三、四人の同僚にもみくちゃにされていた

 

<甲板マグネットも考え物だな。><まったくだ>

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