地球連邦宇宙軍 第008空母群艦隊 改宇宙空母シュワルツ・B・ネェル 作:ARice アリス
あたしはサイド2の住人だった。
背中の推進バイザーを伸ばし、隕石を蹴りながらあの巨大戦艦に接近してゆくため
わたしの目線からさけんでいるのだ。青い炎で、てき の 死の未来を導くように魂のかけらが
銃座についてる人間も飛び交っている宇宙哨戒歩兵も油断ならない。
思い出すのはクソみたいな開戦
当初のサイド2。二度と失われたわたしの故郷
あの日は友達とコロニー内にいた。
最寄りの公園へエレカーにふたりで遠乗りし
そういえばと喉が渇いている私たちは友達が飲み物を買ってくると言い、待っていると同じ待ち人の隣の青のカチューシャの女性から
近くでワゴン販売で売られているリンゴのアイスクリームを
待ち合わせの人が来ないから と 受け取った。
混み合った自販機から飛び出すともだちに、アイスをはんぶんこするために駆け出し
閃光と同時に私は意識を失った。
もう一度目が覚めたのはすまないとベッドわきで何度も謝る乱れに乱れた黒髪の女性のベッドの上だった
あたしは拾われたのだ。恩讐に。
これはあたしがはじめた戦争だ。子供だましでもない。
隊のおじさんがスプレーしてくれたオリーブ塗りのナイフで
こんどこそ戦果をとるために。
ようやくこの『わたしの最終兵器』を片手に射程まで到達することができた!
これでヤツラ連邦のクソどもに!
『簡易修理完了!スピーカーくらいは作動します。CIC、こちら甲板仮説指揮所。どーぞ』どーぞ、と首元のスーツ振動マイクで語り掛けると適度の音量で甲板が振動し。甲板員の持っている手持ちのカメラに外の景色が映っていいることが確認された
俗にいうお肌の接触通信というヤツだ
「これでは中世期の空母のようですな」
「通信設備は復旧したのだし。比較的良好だろう。わが隊の損耗は激しいようだが。」
「シムは目立ちましたか。」
「あの馬鹿どもは生きてはいるようだ。中破判定の戦闘艇をたまたま鹵獲して戻っているとか」
「わが隊はツイているのか…」
その際。甲板に居たものは眩い光と共に軽く吹き飛ばされた
「被害報告ッ!!」
「損傷なし!」
「人員も損耗なし!」
なんだ…と要塞方面を見やると眩い爆砕が起こっていた。
それを見た艦長ら幹部は
外部要員はなるべく隠れるように告げたのだった
私は…ここは…?
「私は監視員だ。君には南極条約に基づいて捕虜として君を治療と共に拘束する。」
「なぜ、ここに?」
「バオアクー要塞は何らかの要因で爆発を連鎖的に起こしその内部空間の空圧がソニックウェーブを局所的に起こした。それが運悪く我々の場所まで届いたわけだ。」
「それによって甲板に君が叩きつけられ。脳震盪と栄養不足に倒れているのを我々のクルーが保護したのが成り行きだがね」
「せんそうは……。」
「…ザビ家、ひいてはジオンの支配は終わったようだよ。」
「そう、ですか」
録画だが。とパットモニターを手持で録画放送を見せてくれる
そこにはジオン議員の終戦演説が流れていた。
彼女の失ったものの涙の粒が無重力に浮かび上がっていった
機体を失ったものは多数いるが、死傷者はいない。
重症者はいるが。
「スーツ越しですが。」
「シャンパンですか…ハハ」
ルナツー方面へと戻る快速シャトル内で艦長らはこの連邦の失ったものの勝利を噛みしめながら
今一年戦争の幕が閉じた.