機動戦士ガンダムSEED Illusion   作:ファルクラム

46 / 46
あとがき

 

 

 

 

 

 何と言うか、ついにやってしまった・・・・・・

 

 1日1話更新。

 

 ハッキリ言おう。

 

 こんな事二度とやらない(つーか、やれない)。

 

 

 

 

 

 皆様、こんにちは、ファルクラムでございます。

 

 何やらのっけから、全力で後ろ向きな発言をしてしまい申し訳ありません。

 

 さて、今作「機動戦士ガンダムSEED Illusion」にお目を通していただき、誠にありがとうございました。

 

 上記のとおり、この話は1日1話の更新で最後まで完結させましたが、タネを明かせばこの作品、ハーメルンさんに投稿を開始した時には既にPHASE-32の中盤まで完成していたんです。

 

 因みに、他の作品も同時並行で書きながら、その片手間で書いていたので、完成に至るまで4年の時間が掛かっています。

 

 では、その経緯について、少しだけ解説させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

1、主人公

 

 ここまで読んでいただいた方にはお判りとは思いますが、本作ではSEEDの主人公であるキラ・ヤマトをオリキャラとして扱い、ストーリー自体は基本的に原作に沿った形で進行しました。

 

 実はそこに至るまで、散々試行錯誤しました。当初は完全なオリキャラを主人公に持って来ようかと思ったり、はたまた、人物と機体だけを貰って、世界観は全く別物にしようかと思った事もあります。

 

 オリ主の立ち位置にしても、「キラの友人」「ザフトの軍人」「オーブ軍人」など色々考え、ストーリーも途中(砂漠戦の辺り)から始めてみようか、とか色々考えました。

 

 しかし、それらの意見は、出た数と同じ分だけ没になりました。

 

 そもそもSEED放送時期から今に至るまで、SEEDオリ主物は、ネット上ではそれこそピンからキリまで発表されています。そんなとこに、新たにオリ主物を投下しても(主に私が)面白くない。

 

 そこでふと考えついたのが、「キラ自身をオリキャラにしてみてはどうか?」と言う事。

 

 賛否両論あるのは知ってますけど、私個人に限って言えばキラ・ヤマトと言うキャラクターは別に嫌いではない。そこに、新たなオリ主を入れようとするから、モチベーションが上がらないんじゃないか、と思った訳です。

 

 そこで、キラのキャラクター性は大きく変えず、ただ「元テロリスト」と言う経歴だけを加えて完成したのが、本作主人公「キラ・ヒビキ」です。あえて本名の方を採用したのは、象徴的な意味で原作のキラとは違う、と言う事をアピールしたかったからであり、それにもっともらしい意味を持たせる為に「幼い頃(ヤマト夫妻に預けられる前)に飛行機事故に遭い、奇跡的に生存。ゲリラに助けられて育てられる」と言う設定を付加しました。

 

 更にそれに伴い、ヘリオポリス組や、アスラン、フレイに対する接し方にも変化を入れました。

 

 キラに関しては、殆ど迷う事が無かったです。設定の骨子さえ作ってしまったら、後はほぼ勝手に動いてくれましたので。

 

 

 

 

 

2、ヒロイン

 

 当初のヒロイン候補として考えていたのが、実はリリアでした。何となく幼馴染系で世話焼きキャラと言うのを想像したら「こんな感じ」と言うのができ上がったので。

 

 しかし、ご存知の通り、リリアが活躍し始めるのは中盤以降になっているので、それまで存在感を維持するのは難しいし何より、書いていてダレてきたせいか(やっぱり主に私が)面白くないので、没案にしました。

 

 そこで次いで作ったのが、エストでした。

 

 コンセプトとしては「天然KYな無口妹系少女」です。

 

 立場的なモチーフには、スーパーロボット大戦OGのラトゥーニ・スボゥータをイメージしながら書きました。ラトゥーニはスクール出身の強化人間でしたが、SEEDにもお誂え向きにエクステンデットと言う設定があったので、「プロトタイプ・エクステンデット」と言う形でまとめました。

 

 エストの能力については「オルガ、クロト、シャニの6割程度。薬物調整や精神調整は必要ないが、その分能力は大幅に落ちる」と言う物にしました。多分、いくらブルーコスモスが鬼畜でも、初期段階の開発で危険な改造は施さないと思ったので。

 

 因みに外見と性格のイメージは、とある18禁ゲームのヒロインキャラから持ってきました。詳細は明かしませんが、実は一か所だけ、モチーフキャラの口癖をパクッた箇所があります。

 

 

 

 

 

3、ライバル

 

 クライブは、実は最初から考えていたキャラではありません。書き始めて暫くしてから、こう言うキャラも入れてみたい、と思ったので採用しました。

 

 こう書くと、私がこの手のキャラが好きなのかと思われるかもしれませんが、

 

 実を言うと苦手です。書く上でも、読む上でも。

 

 それでも採用した理由は「主人公が、この手のアンチキャラをぶっ飛ばすところを書きたかったから」です。

 

 当然、キャラを動かすに当たっては細心の注意を払いました。弱過ぎたら話にならないし、さりとて強すぎて、全くキラ達が歯が立たなくても困る。「卑怯で、残忍で、凄腕、かつクレバーでしつこいキャラ」を、ぶれさせないように書くのは、かなり骨が折れました。

 

 因みにモチーフについてですが、多分皆さんはアリーとかヤザンとかを思い浮かべているでしょうが、実はフルメタルパニックのガウルンだったりします。

 

 

 

 

 

4、原作キャラ

 

 フレイをラスボスにしよう。と言うのは、書き始めた段階で既に決めていた事でした。「フレイにパイロット技能があり、あくまで復讐に拘った場合」と言うのをシュミレートしたら、あんな感じになってしまいました。結果的に、原作よりも活躍させる事はできたんじゃないか、と自負していますが、何だかより悲惨な結末になってしまった気がします。フレイファンの皆さん、すいませんでした。

 

 ラクスがパイロットになる話は別に珍しくもありませんし、フリーダムに乗る話もいくつか見た事があります。その為、イリュージョンを出すと決めた時点で、ラクスがフリーダムに乗る事は、私の中で決まっていました。あえて、ラクスをヒロインから外した理由は、エストを出したかったから、と言うのもありますが、何だか原作を見ていると、キラがラクスに依存し過ぎているような気がしたから、と言うのも理由の一つです。その解消の為に、ラクスをヒロインから外しました。

 

 ムウとナタルの死についてですが、当初、ムウは生き残らせる予定でした。しかし、ムウとナタルの死はシーン的に連動していると言えるので、どちらかを生き残らせて、どちらかを殺すのは、正直、ストーリー的にバランスが悪い気がしました。では、どちらも生き残らせるか、とも思いましたが、そうなると、原作のあの状況からナタルをどうやって助けるか、が問題となり、それが考えつかないままタイムリミットとなった為、仕方なく、ここは原作通りにしました。加えて言えば、ムウを生き残らせると、後々、種デス編でやりにくくなると感じた事も原因の一つです。

 

 ニコルをモビルスーツに乗せなかった理由は2つです。1つは、ニコルを生き残らせたかった、と言う事。もう一つは、クルーゼ隊に女の子(ライア)を入れてみたかった、と言う事が理由です。原作通りの編成だと(くどいようですが主に私が)面白くなかったので。

 

 ちょっと判りにくかったかもしれませんが、パトリック・ザラにも、少しだけオリジナルの要素を入れました。「暴走しながらも、心の奥底では家族想い」と言った感じに。と言うのも、彼に振りかかった厄災を考えると、あの終わり方はあまりにも不憫だったもので。ただ、原作でも机の脇に妻と息子の写真を飾っていた事を考えると、私の考えは大きくは外れていないと考えています。

 

 

 

 

 

5、機体

 

 イリュージョンについては、当初、ザフト製ではなく、オーブ製の機体として考えていました。しかも、機体そのものよりもクラウ・ソラスの設定の方が、先にできていました。コンセプトとしては「核動力が使えない状況で、オーブが全く新しい技術を使い完成させた機体。ただし、核動力機の7割程度の出力しか得られず未完成の状態ながら、基本の武装を省エネ型に急遽変更して実戦投入。戦後に完成」と言う設定まで考えていたのですが、そうなると方々でストーリーに齟齬が生じてしまうので、泣く泣く没にしました。

 

 複座にした理由は、設定を考えている頃にスーパーロボット大戦Jや、同W、アナザー・センチュリーズ・エピソード3(全て、主人公機が複座)をプレイして「主人公とヒロインが一緒に機体を操縦する」と言う描写をやってみたかったからです。

 

 フリーダムやプロヴィデンスを見るに、SEEDでは手数で攻めるタイプの機体は多いですが、殲滅型の武器を使う機体は少ない(デストロイは論外)。そこでまず、殲滅型の武器(クラウ・ソラス)を設定し、ついでに、フリーダムが砲撃戦重視、ジャスティスが接近戦重視と来たので、じゃあ、イリュージョンは万能型にしようと思い、「劣化デスティニー」という案を採用しました。

 

 シルフィードに関しては、当初出す予定は特にありませんでした。キラの乗機に関しても普通にストライクを予定していたのですが、折角キラ自身をオリキャラにしたのに、機体がストライクでは(しつこいようですが主にわたry)面白くないと感じた為、当時既に放送が始まっていた00から、特に気に入っていたエクシアを持って来て、そこにエールストライカーを装備した物を想像して完成させました。

 

 フォーヴィアについては、とにかくクライブのキャラに負けないくらい、「強そうで凶悪」を目指してみました。結果、背中から手が生えてあんな感じに(汗)あんな機体、CE世界でも常識はずれなような気がします。

 

 アヴェンジャーに関しては、00でセラヴィーを見て「これは敵機として使ってみたい」と思った為、フレイの愛機にしてみました。因みに、背中の巨大ガンダム顔は、無い(爆)

 

 

 

 

 

 

6、最後に

 

 え~、長々と書き連ねてきましたが、これで最後となります。

 

今回の件で書き切れなかった分などは、種デス編の方で極力補完していきたいと思っています。

 

 では最後に、種デス編の、紹介を少しだけして終わりたいと思います。

 

 タイトルは、

 

 

 

 

 

『機動戦士ガンダムSEED Fate』

 

 

 

 

 

 コンセプトとしては「私(ファルクラム)が、こうあってほしかったと思ったSEED Destiny」と「シンを具体的な形で主人公にする」と言う事を目指して書きたいと思っています。

 

 どうか、御期待下さい。

 

 

 

 

 

 尚、

 

 Fateと銘打ってはいますが、

 

 某「リリカルな魔法少女のお友達の金髪ツインテールちゃん」

 

 や、

 

 某「どこぞの冬の街で7人のマスターが7人の英霊を従え、聖杯を求めて戦争するお話」

 

 や、

 

 某「中学教師をしている10歳魔法少年の、無口系ライバル君」

 

 は、

 

 全く、全然、毛の先程も関係ありません。

 

 あしからず(爆

 

 それでは、御愛読、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2012年11月7日      ファルクラム

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

やめてよね。俺が准将に転生しても同じように戦えるわけないだろ!(作者:よみや)(原作:ガンダム)

気がついたらキラ・ヤマトになっていた主人公が、地獄のようなコズミック・イラ世界で頑張る話。▼


総合評価:20414/評価:8.59/連載:21話/更新日時:2026年02月24日(火) 15:30 小説情報

機動戦士ガンダムSEED / Re.00 -西暦の蒼き翼-(作者:コエンマ)(原作:機動戦士ガンダムSEED)

C.E.71、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦。▼激戦の果てにキラ・ヤマトと彼の愛機フリーダムが辿り着いたのは、母なる地球――だが、そこは彼の知る歴史とは異なる、西暦2307年の世界だった。▼迷いながらも少年は進む。自らがこの世界に在る意味を探しながら。▼これは、絶望の果てに異世界へ迷い込んだ少年が、砂漠の少女たちから受け取った「絆」を胸に、自らの歩むべき道を探…


総合評価:768/評価:8/連載:12話/更新日時:2026年05月05日(火) 21:03 小説情報

コズミックイラのマチュ ~ロリニュータイプの日本再興記~(作者:アキ山)(原作:ガンダム)

拙作、『ダイクン家の二女はアホの子』に載せていたコズミック・イラの話を独立させました。▼ マチュことマリ・ヤマトはハルマ・ヤマトとカリダ・ヤマトの間に生まれた一粒種。▼ 兄のキラと仲良く暮らす元気いっぱいのゲーマー小学生だ。▼ しかし、彼女には兄には話せないもう一つの顔があった。▼ その身に流れる高貴な血の運命と祖国再興という命題。▼ コズミック・イラという…


総合評価:1184/評価:7.77/連載:7話/更新日時:2026年04月13日(月) 13:52 小説情報

ちょっと変わったガンダム世界を行く(作者:乾燥海藻類)(原作:ガンダム)

本作は拙作『後方支援者面シリーズ』を統合したものです。▼統合前の作品はしばらくの間は残しておきます。


総合評価:2524/評価:8.64/完結:41話/更新日時:2026年04月21日(火) 19:25 小説情報

人の心(の光)とかないんか?(作者:頑張っても駄無)(原作:ガンダム)

▼ あるけどない。それがガンダム世界である。▼ コレは2連続でガンダム世界に転生したチート転生者のダイジェストである。▼


総合評価:3782/評価:7.99/短編:7話/更新日時:2026年02月27日(金) 19:30 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>