今回はあのモテたい願望のバカが登場します。
ミズキ
「ユキト殿! 吸血鬼退治のお仕事お疲れ様でした! 今日の献立は如何が致しますか!? 今日は私が当番ですので、好きなものを何でも言って下さい!!」
ユキト
「ありがとうミズキ、でも今回はミズキが大好きな料理を食べてみたいな。」
ミズキ
「解りました! 腕を振るってあげますので、楽しみにしていて下さい!」
テッカ
「おいユキト、またコイツが大好きなヘルシー料理を作らせるつもりか? そんなもん食ったらアタイはタンパク質不足で、お前を襲いたくて堪らなくなるぞ♡(ジュルリ)」
ミズキ
「おい貴様! またユキト殿を吸血しようとしているのか!?
これ以上ユキト殿から血を奪ったら貧血で倒れてしまうぞ!!」
テッカ
「あ、別にいいじゃねーかよ、少しぐらい…」
ミズキ
「良くない!!」
テッカ
「ああ!?」
ユキト
「ちょっと2人共! 買い物帰りに喧嘩は止めて!」
ミズキ、テッカ
「……はい」
僕、ユキトは、
それにしても、2人の喧嘩には困ったものだ。もう少し穏やかにしてほしいものだよ。
ユキト
「さ、2人共早く家に帰ろう! 四人とも待ってるよ!」
ミズキ
「解りました!」
テッカ
「へいへい…。」
こうして僕等は帰りを待っている4人の
しかし僕等は気付きませんでした。僕のことをとてつもない嫉妬心で睨んでいるある一人の男のことを…。
電柱に隠れながらユキトをとてつもない嫉妬心で睨んで歯ぎしりしている男
「………ギリギリギリギリギリギリギリギリギリ……」
* * *
ドラルク
「はあ、今夜は何をしようかなぁ? よし! 原稿を書いているロナゴリラにバナナセロリスムージーを作ってこっそり飲ませ(パンチ!)スナァ…」
ジョン
「ヌーーーーーー!!」(泣)
ここはロナルドが経営する
怒り狂うロナルド
「クソ砂ァーーー!! テメーまた俺にセロリ入りの物を飲ませようとしやがって!! 少しは疲れている俺に労う気持ちがねーのか!?」
反論するドラルク
「はぁ~!? 原稿を始めて数時間経っても一文字を書かずにスマホでメール確認する怠惰な君に労う気持ちなんか1ミリも出る訳なかろうが‼」
怒り狂うロナルド
「その通りだが死ね!!」(パンチ)
殺されるドラルク
「スナァ…」
ジョン
「ヌーーーーーー!!」(泣)
今日もいつものように2人はくだらないことで言い争いをしていると、
バン‼
何者かが扉を強く開けて事務所の室内に勝手に入ってきて、ロナルドにこう言い放ってきた。
?
「ロナルドさん!! 俺を
反論するロナルド
「いきなり入ってきて何をほざいてんだテメーは!?」
入ってきたのは、何度も色んな吸血鬼に巻き込まれてロナルド達にお世話になっている、自称世界一カッコいいと思い込んでいる無職の馬鹿『武々夫』だった。
ロナルド
「一体どうした!? 今まで何もかも楽な方向に人生歩んできた怠惰の化身のお前に何があった!?」
ドラルク
「君、武々男くんのことそんな風に思っているの?」
ロナルドがそう質問すると、武々男はこう答えた。
武々夫
「俺は昨日、超絶可愛い美少女吸血鬼2人を連れていた
ロナルド
「尾行と盗み聞きすな」
ドラルク
「美少女吸血鬼2人を連れた
武々夫
「はい、その2人、あの
俺は確信しました‼ ロナルドさんの言う通り、
ロナルド
「帰れーーーーーーっ‼」
どうやら昨日、電柱に隠れながらユキトをとてつもない嫉妬心で睨んで歯ぎしりしている男の正体は武々夫で、ユキトが美少女吸血鬼を連れて歩いていたのを目撃して、
ロナルド
「いいか武々夫、この話をよーく聞け。
ドラルク
「カッコ良く説明しているが、君達が毎日相手しているのは変な能力の迷惑行為をして市民を困らせるイカレポンチ馬鹿集団やイカレ所長サイコ犬仮面が実験のためにわざと逃がす吸血鬼ばっかだぞ(パンチ‼)スナァ…」
ジョン
「ヌーーーーーー!!」(泣)
ロナルド
「とにかく‼ お前みたいな素人が
ロナルドは武々男に
武々夫
「はあ、そうですか…ま、当然ですよねー。全くモテない=ロナルドさんに頼んで
ムカつくロナルド
「は、何言ってんだよお前、モテるよ? モテるに決まってんだろ、俺がお前
ドラルク
「馬鹿野郎‼」
ロナルドは武々夫に自身が全くモテないという挑発に凄くムカついたロナルドはその挑発にまんまと乗っかって了承してしまった。
ドラルク
「馬鹿か君は‼ なに武々男の安い挑発に乗っかっているのだチョロナルド君‼」
ロナルド
「うるせぇ‼ アイツ俺に頼んでもモテるわけがないって言ってきたんだぞ‼ ムカつくに決まっているだろ‼
アイツを
ドラルク
「安心しろ、君はモテないのは事実だ(エルボー‼)スナァ…」
ジョン
「ヌーーーーーー‼」(泣)
こうして、ロナルドは武々男を立派な
* * *
武々夫
「それで、今から何の練習をするのですか? モテるための極意っすか?」
ロナルド
「そんなわけねーだろ馬鹿、吸血鬼と戦うための練習だよ」
ロナルドは外に出て、武々夫に吸血鬼を退治する練習を教えようとしていた。
隣では変身失敗したドラルクと女装姿のジョンがスタンバっていました。
ロナルド
「まず最初は下等吸血鬼役のドラルクが市民役のジョンを襲うから、お前はドラルクを殺してジョンを助けろ…以上」
ドラルク
「殺す…じゃなくて倒せと言え」
ロナルドは武々男に下等吸血鬼役のドラルクを倒して市民役のジョンを助けろと言ったが武々夫は、
武々夫
「いやですよ。あんな物凄いクソザコ倒しても全く倒せた感がでてこないですよ。」
怒り狂うドラルク
「何だとこの大馬鹿男が‼ 酷い目にあって禿げろ‼」
武々夫はこれを拒否し、ドラルクはクソザコ呼ばわりされて怒り狂った。
武々夫
「しかも助ける相手がマジロはちょっと……助けるなら金髪ロングヘアーの巨乳お姉さんがいいので、ちょっと呼んできてください」
怒り狂うロナルド
「ちょっと飲み物買ってきて…な感じに言うな‼」
武々夫は助ける相手がマジロはいやなので、金髪ロングヘアーの巨乳お姉さんを所望してきて、ロナルドは怒り狂った。
ロナルド
「やる気あるのかてめーは‼ そんなんじゃいつまでたってもなれる訳ねーだろ‼」
武々夫
「いや、やる気はありますよ。でも俺が相手したいのは凄くエッチな女吸血鬼で、倒したら仲間になってほしいと懇願してくる奴で……」
ロナルド(怒)
「いるわけねーだろそんなの‼ ドラクエのに出てくる仲間になりたい魔物か‼ 第一……」
?
「うわあぁぁぁっ‼ 助けてくれ‼ 吸血鬼だーーーーーー‼」
ロナルドは武々夫に
道をジョギングしていたおじさん
「誰かーーー‼ 助けてくれーーー‼」
?
「キシャァァァーーーーーー‼」
そこには、道をジョギングしていたおじさんが、下等吸血鬼『ヤツメヒル』に襲われていた。
ドラルク
「下等吸血鬼がおじさんを襲おうとしているぞ‼ ロナルドくん早く助けに行け‼」
ロナルド
「分かってる‼ おい武々夫‼
武々夫
「え、嫌です」
ドラルク、ロナルド、ジョン
「「はあーーーっ⁉」」
ロナルドは武々夫に退治を手伝ってくれと頼んだが、武々夫は即拒否したことに2人とジョンは驚愕した。
武々夫
「だって今襲われてるのおっさんじゃないですか? しかも襲ってるのエロい女吸血鬼じゃないから全く助ける意欲が湧かないので、ロナルドさんが退治してくださいよ」
ロナルド
「こいつとんでもねーほどのドクズ‼」
結局下等吸血鬼はロナルドが退治し、道をジョギングしていたおじさんは事なきを得ました。
ロナルド
「だめだアイツ、きっと
ドラルク
「よくそこまで友達のことを人間のクズと言えるな君は……」
ロナルド
「クソッ、一体どうすれば……」
ドラルクとロナルドは武々夫が
?
「「「きゃぁぁぁーーー‼ 誰か助けて―‼」」」
ドラルク、ロナルド、ジョン
「「「⁉」」」
別の方向から複数の女性の助けを求める声が聞こえてきた。
武々夫
「‼ 女の子が助けを求めてる‼ 待ってろ今行くぞー‼」(ダッシュ)
ロナルド
「おい馬鹿‼ 何も考えずに真っ先に向かうヤツがあるか‼」
その声を聞いた武々夫は脱兎の如く助けを求める声の方向に走り出し、ロナルド達は武々夫をすぐに追いかけた。
* * *
ドラルク
「ロナルドくんあそこだ‼」
ロナルド
「‼ あれは‼」
?
「キシャァァァーーーーーーーーー‼」
悲鳴が聞こえた方向を走りながら、ドラルクが指差す方向を見ると、そこには巨大な下等吸血鬼『チスイオオアルキハエトリグサ』が女子高生達を襲おうと立ち塞がっていた。
バンバンバン‼
チスイオオアルキハエトリグサ
「ギイィィィーーー⁉」
すぐにロナルドは腰に携えた拳銃で放ち、チスイオオハエトリグサから女子高生の距離を遠ざけた。
ロナルド
「大丈夫ですか⁉ 俺たちが来たからにはもう安心ですよ‼」
女子高生達
「ありがとうございます‼ それと、あの人を早く助けてください‼」
ドラルク
「? あの人とは?」
女子高生達が指差す方向を見ると、そこには……
チスイオオアルキハエトリグサの首のひとつ
「チューチューチュー」
武々夫
「………(ビクンッビクンッ)」
ドラルク、ロナルド、ジョン
「「武々夫ーーーーーーーーー⁉」」
真っ先に助けに来た武々夫がチスイオオアルキハエトリグサの首のひとつに捕まって吸血されていた。
ロナルド
「アイツ真っ先に捕まってるぞ‼ 一体どうして‼」
女子高校達
「あの人、真っ先にあの吸血鬼に「退治してやるー‼」と叫びながら突進してあっさり捕まったんです」
ロナルド
「考えなしに猪突猛進して捕まってんじゃねーよ‼」
直ぐにロナルドは捕まった武々夫を助けようと拳銃の弾丸を放ったが、
バンバンバン‼
チスイオオアルキハエトリグサ
「キシャァァァーーーーーーーーー‼」
(キンキンキン‼)
ロナルド
「何⁉ さっきは効いたはず⁉」
ドラルク
「おそらく武々夫の血を飲んで体が強化されていってる‼ このままでは武々夫の命が危ない‼」
ロナルド
「クソッ‼ 早く応援を呼ばないと‼」
ロナルドは直ぐに仲間達に応援を呼ぼうとした、その時……
?
「……はあぁぁぁぁぁぁ‼」
ザンザンザンザンザンザン‼
チスイオオアルキハエトリグサ
「キシャァァァーーーーーーーーー……」
《b》どすーーーーーーん
何者かかとてつもない速さでチスイオオアルキハエトリグサの体をバラバラに切り刻み、刻まれて出来た肉片は地面に落ちていった。
退治してくれたその人は……
ユキト
「大丈夫でしたか、皆さん⁉」
ロナルド
「‼ ユキト君」
両手にチェーンソードを携えた
* * *
その後、直ぐに仲間の
ロナルド
「ありがとうユキト君、君が来てくれて本当に助かったよ」
ドラルク
「しかし、強化された下等吸血鬼を簡単に細切れにしてしまうとはなあ……でも何故ここに?」
ユキト
「はい、ここから近い場所でパトロールしていたら悲鳴が聞こえたのでそれで……」
ユキトの説明によると、どうやらここから近い場所でパトロールしていると悲鳴が聞こえたので、直ぐに向かったらしいのだ。
こうして、ユキトの活躍により、下等吸血鬼は退治されましたとさ。
…………一方その頃、武々夫は、
武々夫
「…………」
下等吸血鬼の肉片の下敷きになっていた。
【おまけ】
女子高生達
「助けてくださって、ありがとうございます‼」「お名前は何ていうのいうのですか?」「出来れば是非、お茶でも♥」
ユキト
「え、ちょ、それはちょっと困……」
ミズキ
「ユキト殿……」(殺)
テッカ
「おいユキト……」(殺)
ユキト
「あっ……」(察し)
この後、彼はどうなったのか、ご想像にお任せします。
【おまけ2】
ロナルド
「ただいまー、はあ、今日はあのバカのせいで疲れたぜー…この後はゆっくr……」
フクマ
「お帰りなさいロナルドさん、次巻の原稿の進みはどうなってますか?」
ロナルド
「んふぃえhjfんfjdんrhがsjんfんあdjhfなshfじゃbsbふぁばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼」
ドラルク
「そういえば原稿のことすっかり忘れていたな、ロナルドくん……」
ジョン
「ヌーーーーーー」