デリシャスパーティ♡プリキュア Carry On 前へ進め 作:シロX
ではどうぞ
「貴女は誰?」
「私の名は───ミカエル。大天使だ」
「あの新しいプリキュアの力。奴と同じ…」
「きらめくヌードル・エモーション!キュアヤムヤム!」
「大丈夫だよ。だってあたし達友達でしょ」
(何だろう…物凄く力が溢れる)
「美味しい合わせ味噌のコツ!味が違えば違うほど良いって、お婆ちゃんが言ってた!」
「『ハートジューシーミキサー』パム!」
「プリキュア!デリシャスプレシャス・ヒート!」
「ワタシも欲しい」
「だけど、心配してくれてありがとうねココネ」
「あ、うん……友達だから」
「フフ」
「そういえばジークってご両親は何をしてるの?」
和実家で皆んなが集まってる最中で、唐突にローズマリーが質問して来た。考えてみれば、ウィンチェスター家に行けば毎回の如く両親は出払っており、家に居るのはいつもジークだけなのだ
その為、ゆい達は見た事がない
「和食ストリートにある小さな喫茶店よ」
「えっ、和食ストリートで喫茶店?」
普通、喫茶店で思い浮かべるといえば西洋。日本なら甘味処と称するのが正しいのだが
「えっと、『喫茶 ネフィリム』ってお店知っている?」
「らんらん知ってるよ〜!喫茶店と甘味処を合わせた様なお店!」
「わたしも知ってる。あそこで食べるお菓子は美味しい」
「あたしも拓海と行ったことあるよ!あっ、まさか!」
察しの良いゆいは期待する目でジークを見つめる。正にその通り
「母型のお婆ちゃんが経営してるお店なの。そこでお父さんとお母さんが働いているの……良かったら今から行ってみる?」
「「「行きたい!」」」
ゆい達三人が挙手をしてまで食い気味に応えた
「私も行ってみようかしら」
という訳で、ジーク達皆んなで喫茶 ネフィリムへと出掛けたのだった
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「そういえばまだ聞いてなかったパム。何で喫茶店って呼んでるパム?」
「恥ずかしい話。『甘味処』よりも『喫茶』の方が語呂がいいから、そう決めたって言ってたのよ」
「『ネフィリム』って名前は最初から決まってたメン?」
「そう。でも和食ストリートで喫茶はおかしいから、考えた末が今のお店となっているの。甘味処でもあるし、喫茶店でもある」
パムパムとメンメンの質問に、分かりやすく答えてあげた。聞けば語呂の問題でお店の方針まで決まってしまうとなると、かなり緩いジークのお婆さん
「ネフィリムに込めた意味は、『異なるものでも組み合わせれば良いものが出来る』らしいよ」
「それは素敵ね!」
「まぁ後付けらしいけど」
「最後が余計ね…」
ローズマリーが肩を落としたタイミングで、ジークの足が止まる。どうやら目的地であるお店に着いたようだ
「此処が喫茶 ネフィリム。良いお店じゃない!」
外見は普通の喫茶店と変わらず、店の中や外でもガーデンテーブルが用意されてあり、人数的にはかなりの人が入る事が出来る
いざ入店すると、目の前にジークの母親のグレースが目に飛び込んだ
「いらっしゃ…あ、ジェーンじゃない。どうしたの?」
「友達連れて来たの」
ジークに紹介されて、ゆい達は軽くお辞儀をして挨拶をした。そんなゆい達を見て、グレースは和かな表情を作る
「ゆいちゃん、ここねちゃん、らんちゃん、ローズマリーさんね。いつもジェーン…じゃなくてジャンヌがお世話になっております。母の心美・ウィンチェスターです。グレースと気軽に呼んでね」
「えっ、何であたし達の事を?」
「いつもジェーンから聞いているの。毎晩聞かされて、母親としてこれ程嬉しいことはないわ」
「お母さん、それより席に案内して欲しいんだけど…」
「あ、そうだったね!ゆいちゃん達もペット飼っているのを聞いているわ。もしいるなら、お外の席でもいいかな?屋外ならペットも一緒に大丈夫だから」
案内された屋外のガーデンテーブルに座り、そこでグレースについて話し込み始める
「ジークのお母さん綺麗だね。髪は綺麗で、背も女性では高い」
ここねがグレースをべた褒めするが、ジークは鼻で笑っては肩をすくめた
「ココネは勘違いしてるよ。お母さんは人間の皮を被ったプレデターよ。油断してると──」
「喉に包丁を添えられる」
「ッ!!」
ジークの背後から突然、180cm強の屈強な男性に話し掛けられ肩をビクつかせる
「お父さん…」
「どうもジェーンの父だ。プライド・ウィンチェスター。プライドと呼んでくれ」
「はわ〜、すっごいデカい!」
「自慢ではないが、これでも元軍人なんでそれなりに鍛えはしている。挨拶をしに来ただけだが、ご注文はお決まりかな?」
「わたしこの、ナチュラルパフェ!」
まだ席について間もないのに、既にらんは注文するメニューを決めていた様だ。それに続いてここねとローズマリーも言う
「わたしは、味代わりのたい焼きくん」
「なら私はマシュマロパンケーキを」
「ワタシは今日はコーヒーだけで、テルテルやコメコメ達にはふわふわマカロンを」
ジークも決まって残るはゆいだが、意外にも一番迷ってるみたいだった。メニュー表を見て唸っている。それを見てプライドは、お節介だがオススメを提示する
「では、このネフィリム欲張りセットはいかがでしょうか?量は少し多いですが、メニューに書いてあるお菓子がセットになってお出し出来ます。お値段も税込み価格1000円程なので、お腹もお口も満足ですよ」
「じゃあそれで!!」
プライドが店の中に入って行くのを確認して、またもゆい達の話し合いが始まる
「楽しみだなぁ〜!」
「それにしても凄いお店メン!」
「外からでも分かるくらい、ほかほかハートが溢れているパム!」
確かに見渡せばほかほかハートが溢れており、それに釣られてレシピッピも集まっている。しかもいつもより種類が豊富
「お料理が多い分、レシピッピの数も多いわね」
「レシピッピ、ね」
「「「「「ごちそうさまでした」」」」」
食べ終わりはしたが、周りを見渡すとお客さんの波は収まるどころか大きくなっていた。それもその筈、対応をしているのがグレースとプライドの二人だけ。本来ならお爺さんとお婆さんも合わせて四人で切り盛りしてるが、生憎今日は病院に行って暫くは帰って来ないらしい
見ていたゆいはある提案をする
「あたし達も手伝えないかな?」
「それ、らんらんも思ってた!」
「二人じゃ大変だもの。私も賛成よ」
「ジーク、いいよね?」
ゆいやらんはともかく、ローズマリーまで賛成の意見。しかし勝手にやる訳にもいかず、ここねが許可を求める様にジークに聞く
「多分遠慮されると思うけど……取り敢えず聞いてみるね」
「と、いう訳何だけど…」
「それは悪いわ。いくらお友達でも、お店のお手伝いまでさせるにはちょっと…」
案の定、予想してた通りの返答だった。グレースが困るも、ゆいもゆいで引き下がらなかった
「頑張って手伝います!」
「う〜ん…プライドどうする〜?」
「客足が少なくなる三時までなら良いんじゃないのか?お前だってよく言うだろ、人の善意は素直に受け取れって」
「それじゃ……お願いしようかね」
グレースが折れて、ゆい達の善意に甘える事となった。お手伝いといえど、ゆい達も真剣に頑張る
らんとローズマリー客の対応。ここねは、グレースと共に全体のバランスを取りつつ、お手伝い。ジークは皿洗いなどの雑用として、残ったゆいはプライドと共に台所担当となった
人数が極端に多くなった為、グレースとプライドにも余裕が生まれ、特に何事も無く三時を迎えるのであった。
一息もつく為、ゆい達は二階へと上がり込んでくつろいでいた
「はにゃ〜、思ってたよりしんどかった〜」
「ゆいはどうだった?」
「プライドさんとつまみ食いしてた!」
「つまみ食い!?」
「『台所にいる人の特権だ』って」
自分達が受け持っていた作業で盛り上がっていると、差し入れを持ってグレースがやって来た
「クッキーと紅茶持って来たよ〜!皆んな食べて食べて〜」
「お店の方は大丈夫なのですか?」
「今ジェーンが対応してるから大丈夫。後で呼ぶから待っててね」
グレースはテーブルに置くもの置いて、席を外そうとした時にらんが呼び止めた
「はいはい!ジっぴーの小さい時のお話が聞きたいです!」
「らん、いきなり過ぎよ。グレースさんが困ってるわよ」
「いいのよマリーさん。そうだね、折角だから、アメリカに居た時のジェーンについて語りましょうか」
大喜びしてるらんもだが、少しばかりここねも気になっていた。今日まで友達として付き合いは短いものの、まだジークの事を皆あまり知らない
「一言で言えば、ジェーンには一人も友達は居なかったね」
「「「「えぇ〜!?」」」」
「というよりは、作らせる時間をあげれてなかったのよ。家庭の事情とはいえ、アメリカ中を転々としていて、学校も碌に通えてないのよ。長く続いて三週間。その後はお引越し」
波瀾万丈な私生活。友達を作るどころか、それだとまともな勉強も出来ていないのではと思う
「話す人がいない訳じゃないのよ。でも、相手が仕事仲間達で年も離れてるのよ。多分そのせいかもね、日本で住みたいって言い出したのは」
もうなんと言葉にしていいのか分からず、聞いた本人達は只々頷く事しか出来なかった
「でも、お陰で貴女達みたいな良き友人が出来た。母親としてこれほど嬉しい事はないの。これからもジェーンの事を宜しくね」
丁度話の区切りの良いところで、お手伝いを済ませたジークが帰って来た
「お母さん終わ…何でお通夜みたいな雰囲気なの?」
「娘のお友達があまりにも良い子過ぎて…」
「ならもっと盛り上がってよ。びっくりしたじゃない」
「それじゃあ、後は若い者達に任せて退席するわね」
グレースが退席するのを見届け、困らせてしまったゆい達に苦笑いで喋りかける
「ごめんなさいね。お母さんが変なこと言ったみたいで」
「ううん、お陰でジークの事が少し分かったよ」
「…えっ、本当に何話してたの?」
話していた内容が気になったところで、突然ジーク達のハートキュアウォッチから音が鳴り響いた。
画面を見ると、今回はレシピッピが五匹も捕まっていた
「はにゃ!?すっごい数のレシピッピ!」
「…このレシピッピ達ってまさか!」
五匹という数にもだが、それ以上に驚いたのは捕まっているレシピッピの種類。先程まで店内に居たレシピッピばかりなのだ
ジーク達は慌てて一階へ下り、店内を見渡す。そこではやはりと言うべきか、口にしているお客の表情が歪んでいた
「…やってくれたわね」
険しい顔をしてジークは店を出た。レシピッピが居ると思われる場所まで走ると、そこにはブンドル団……ではなく、ミカエルがレシピッピを捕まえていた
「もうジーク一人で勝手に…えっ、何でミカエル?」
「そんなのはどうでも良いのよ。一刻も早くレシピッピを助けましょ」
「今日はやる気みたいだな。まぁそうでなくちゃ、わざわざレシピッピを捕まえた意味がない」
「汝に我が力を授けよう」
「出でよ!ウバウゾー!」
「ウバウゾー!!」
五匹のレシピッピを使って生み出したウバウゾーは、炊飯器の姿をしていた。この前とフライパンのウバウゾーと同じく、今回のウバウゾーも一度倒した事のある相手。違いがあるとすれば、今回はしゃもじのような武器は持ち合わせていない
それでもその強さは桁外れ。五匹のレシピッピだけでは飽き足らず、ウバウゾー自体も前の一件から強くなっている。全員が一丸とならないと勝つのは困難
「デリシャスフィールド!」
ローズマリーが設けてくれた、この結界内なら思う存分戦える。だがそれは相手も同じこと
『プリキュア!デリシャスタンバイ!』
『パーティーゴー!』
「あつあつごはんで、みなぎるパワー!キュアプレシャス!」
「おいしい笑顔で満たしてあげる!」
「ふわふわサンドde心にスパイス!キュアスパイシー!」
「分け合うおいしさ、焼きつけるわ!」
「きらめくヌードル・エモーション!キュアヤムヤム!」
「おいしいの独り占めゆるさないよ!」
「まろやか美酒に、let's乾杯!キュアフレーバー!」
「魅惑のおいしさに酔いしれなさい!」
『デリシャスパーティ♡プリキュア!』
「ウ〜バウゾー!!」
炊飯器の蓋が開き、中から大量のお米のミサイルが発射される
「わたしが惹きつけるから皆んなは──」
スパイシーが防御して、その隙に他の人達が仕掛けるといういつもの連携だったが、今日に限ってフレーバーが単身で飛び出した
「フレーバー待って!」
プレシャスの言葉など無視して、ミサイルの雨の中に飛び込んだ。ミサイルを足場に、次から次へと飛び移っては同時に蹴り飛ばしている
身勝手な行動にも、ちゃんとプレシャス達への配慮も怠ってはいない。だが一人。それを忘れてはいけない
ウバウゾーの上を取ったフレーバーは攻撃の構えを取る
「コルクスクリューショット!」
「ウバ!!」
果敢に切り込んだにも関わらず、ウバウゾーはフレーバーの攻撃を腕で弾き返した
「ッ──」
返ってきた攻撃がフレーバーに命中し、そのまま無防備の状態で地面へと落下して行く
「ウバウゾー!」
自分の攻撃を食らって傷ついたフレーバーに、防御をする余裕がない。それを見逃さないウバウゾーは、ミサイルをまたも発射させる
「──ッ!!」
ミサイルが直撃する寸前で、スパイシーが側までジャンプからのシールドを展開し、攻撃を全部防ぎ切った
フレーバーを抱っこして、無事に地面に着地する事が出来た
「フレーバー何であんな無茶をしたの?」
「それは…スパイシー前!」
安心するのも束の間、ウバウゾーの攻撃が止む事はない。気付いた時点で既にミサイルが接近していた
「バリカッターブレイズ!」
いち早く気付いたヤムヤムが、ミサイルを撃ち落としたのだが、それでも一つだけ掻い潜って来る。
それに合わせるのはプレシャスだった
「500キロカロリーパンチ!」
拳でミサイルを打ち抜いては、ウバウゾーへと弾き返した
「ウバッ!?」
自分のミサイルが直撃して爆発が起き、力なくその場に沈んだ。自分で食らってその威力。やはり、まともに当たりでもしたら変身も解ける可能性もある
「危なかった〜。皆んな大丈夫?」
「あ、ありがとう…」
勝手に飛び出した挙げ句、三人に助けられてしまった。冷静になって、申し訳なくもあり、恥ずかしくもある。
何か文句の一つでも言われるのだろうと、それを受け入れる構えを取るが
「フレーバー、あたし達五人でやるよ!」
「お店のお手伝いと同じ」
「うんうん!その方がフレーバーの負担も減るから!」
「それにフレーバーのキャラじゃないわよ。貴女ならもっとチーム重視でやるもの」
差し出された皆んなの手を取り、思わず笑みが溢れる。何も焦る事はない。少しずつやっていけば良いのだ。その事を改めて心に深く刻み込む
友達ってそういうものだから
「頭が冷えたわ。うん、そうだよね。だってワタシ達友達だもの」
フレーバーは息を深く吸っていると、力が湧き上がるのを感じる。今までとは少し違う感じ
(今ならなんでも出来そうな気がする。なんでも───)
フレーバーは徐に右手を出して、その手の中に光りを集め始める。この雰囲気は、初めてフレーバーが変身した時によく似ている。あの時はハートキュアウォッチ、そしてエナジー妖精であるテルテルを生み出した
それが今回もだとすると、フレーバーに何か新しい力をもたらすに違いない
(これって、あの時と同じ…だとしたら!)
ローズマリーの予想は当たっていた。光りは何かの型取り、フレーバーの手に収まる
それは、プレシャス達が持つハートジューシーミキサーと同じ物。違いがあるとすれば、色合いが少し違っていた
それはフレーバーにしか扱えない専用のアイテム。名を「ハートクリーミーブレンダー」
ハートジューシーミキサーを元に、本体の色はピンク色ではなく白色。水色の部分は金色と、色違いとなっている。
そして決定的に違うのはダイヤル。ハートジューシーミキサーは三つに切り替えれるに対し、六つに切り替えられるようになっている
「ハートクリーミーブレンダー…これで全部終わらせる!」
フレーバーはダイヤルを回して、星型のマークに合わせる。そしてレバーを一回押して、エネルギーをチャージさせる
「フレーバー!シェアリンエナジー!」
エネルギーがフルチャージされて白く発光する。銃の様に構えて、レバー先端をウバウゾー向ける
そして、ブレンダーのハンドルにあるハート型のトリガーを押して、チャージされたエネルギーを一気に放つ
「ハートフレーバー・リカー!」
放たれた白い光線はウバウゾーに命中した。足で踏ん張って耐えようとするも、想像以上の威力に、後方で様子を見ていたミカエルも巻き込んで吹き飛ばし、大きな土煙をあげてみせた
ハートジューシーミキサーとは違い、浄化までは至らなかったが、それでも威力は目に見えて分かるものだった
「皆んなチャンスよ!」
プレシャスとヤムヤムが飛び出し、遅れてスパイシーも追い掛け様とする
だが、ふと気になったのだ。何故そう思ったのかは分からないが、フレーバーの事が一瞬気になった
ゆっくりとフレーバーの方へ振り返ると、そこには────
「フレーバー危ない!後ろ!!」
その瞬間、フレーバーの腹部から一つの腕が貫いた
「ぇ…っ?」
いつの間にか、背後に回り込んでいたミカエルの仕業だとスパイシーは目にしたのだ。
近くに居たローズマリーですら、接近している事に全く気付かなかった
それよりもだ、貫いた腕は内臓をズタズタにしている。運が良ければ命は助かるかもだが、それでも何かしらの障害は残る。だがここで、何もしなければフレーバーはそれで終わり。一筋の希望を信じながらも、スパイシーは声を上げて走り出した
「やめてぇぇぇぇええ!!」
だが、そんな願いは無情にも聞き届けてはくれなかった。引き抜かれる腕と同時に、力を失くして膝から崩れ落ちて行くも、ローズマリーより素早くスパイシーが滑り込んでフレーバーを支える
「大丈夫フレーバー、わたしがついてるから」
全身を使って穴の空いた腹を押さえてるが、臓器や脊髄も損傷しており生命維持も出来なくなっている
「本当の真価が問われるのはここからだ。もし出来なければ、その程度だったという訳だ」
ミカエルは瞬時にウバウゾーの元へ移動し、捕獲箱のレシピッピ達に一度目を落とす
「料理の味の変化、先日のプリキュア達に対する奇跡の力。レシピッピ……侮っていた。これなら使える」
ミカエルはウバウゾーと共にその場から退いた。
プレシャスとヤムヤム、ローズマリーは起きた出来事に唖然としていたが、すぐさま我に返ってフレーバーへと駆け寄る
一方でスパイシーは必死に呼び掛けてはいるが、それ以上の事は出来ず、どうする事も出来なかった
「フレーバー、そんな…だって……ッ」
「────ジーク!!!」
次回もオリストで、ファースト・シーズンは終わりです
ハートクリーミーブレンダー
フレーバーの不思議な力によって生み出された、専用のアイテム。ハートジューシーミキサーと似てはいるが、色や仕様が少し異なる。
ハートジューシーミキサーを元に、本体の色はピンク色ではなく白色。水色の部分は金色と、色違いとなっている。
その他にもダイヤル。ハートジューシーミキサーは3つに切り替えれるに対し、6つに切り替えられるようになっている。しかし切り替えられるのは、今現在6つの内4つしか出来ない
ピンク色の三角、水色の丸、黄色の三本線、白色の星にダイヤルをそれぞれ合わせ、レバーアクションをする事で合わせた技を放てる
「プレシャス!シェアリンエナジー!」
「ハートプレシャス・ライス!」
ダイヤルをピンク色の三角に合わせて、お米の力を込めたエネルギーを放つ
「スパイシー!シェアリンエナジー!」
「ハートスパイシー・ベーカリー!」
ダイヤルを水色の丸に合わせて、パンの力を込めたエネルギーを放つ
「ヤムヤム!シェアリンエナジー!」
「ハートヤムヤム・ヌードル!」
ダイヤルを黄色の三本線に合わせて、麺の力を込めたエネルギーを放つ
「フレーバー!シェアリンエナジー!」
「ハートフレーバー・リカー!」
ダイヤルを白色の星に合わせて、お酒の力を込めたエネルギーを放つ
ここまでの拝読ありがとうございました