カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 タイトル通り、新しいユニットが登場します!


イメージ77:生まれたての妖精

「ん~……こんな感じか?」

<今度はどんなユニットだ?>

「えっと、時計を持った四葉のクローバーの妖精」

<ほほう……>

<わ~い! 新しいお友達だ~!>

 

 アキラは部屋で新しいユニットをイメージしてる。

 ラウールも早く会いたいとはしゃいでる。

 

「よし、出来た!」

<ほう……可愛らしいな。名前は決めたのか?>

時計妖精(とけいようせい) クロックローバー」

<時計とクローバーを掛けただけか……>

「個性的でいいでしょ?」

<お前のネーミングセンスは、殆ど言葉遊びだな……>

 

 自分の先導者のネーミングセンスにアルセーヌは少し呆れる。

 

「いいじゃん、他のユニット達は気に入ってるんだしさ。と言うわけで亜空間の天空にある祭壇へ行くとしますか」

<そうだな>

<わ~い!>

 

 アキラはアルセーヌとラウールをカードに戻すと、カードの輝きと共に姿を消す。

 

 

「よっと、PSYクリエイトが覚醒して以来から生身でも行けるようになったな」

<と言っても、この場所限定だがな>

<お家に帰って来た~!>

 

 亜空間の天空ではアルセーヌとラウールも本来の姿へと戻る。

 

<あ、アキラ様だ!>

<アルセーヌ様と坊ちゃんも!>

 

 『車体悪魔(しゃたいあくま) カーゴイル』と『雷殻竜(らいかくりゅう) ビートル・ドラコキッド』の2体がアキラ達を出迎える。

 

<今日はどうしたんですか?>

「祭壇に用があるんだ」

<ってことは、新しい仲間が増えるんっすか!?>

<あぁ、また独特なのをコイツはイメージしてな……>

<新しいお友達が増えるんだ~!>

<オイラとしても嬉しいっすね!>

<でしたら、俺に乗ってください!>

 

 カーゴイルは下半身である車両の自動ドアを開ける。

 

<ささ、行きますよ!>

「頼むよ、カーゴイル」

<我とラウールは先に行くとしよう>

<うん~!>

 

 アルセーヌは息子を片手で抱き、祭壇まで飛んで行く。

 

<では俺達も参りましょう!>

「あぁ」

 

 アキラもビートル・ドラコキッドと共にカーゴイルに乗って祭壇へ進む。

 

 

「さぁて、ふぅぅ……」

 

 アキラは目を閉じ両手を前に出す。

 

<おとうさん、アキラは何をしてるの~?>

<しっ、今は静かにだ>

<うん>

 

 息子に声を出さないように注意するアルセーヌ。今ではすっかり父親が板に付いてる。

 

「……はぁ!」

 

 中央の台座に七色の柱が降り注ぐ。

 

「……」

<……どうだ?>

 

 アキラ達が台座を見ると……

 

<クロ~バ~!>

<誕生したか>

「俺はアキラ、よろしく。名前は『時計妖精(とけいようせい) クロックローバー』ね」

<クロ~バ~♪>

<ボクはラウール! 一緒に遊ぼ~!>

<クロ~バ~♪>

 

 生まれたばかりのクロックローバーはラウールと一緒に走り回る。

 

「もう仲良くなってる」

<そうだな……>

<いいっすねぇ~!>

<此処も賑やかになりますし>

 

 はしゃぐ2体を見守るアキラ達だった。

 

 

 翌朝……

 

「さてと、今日は決勝トーナメントに向けての特訓だな。レッカさんとミツヨシ君は都合が悪くて居ないけど……

<そうだな、鬼丸……シラヌイだけではないからな>

<……さ……>

「ん?」

 

 どこからか小さく声が聞こえた。

 

「アルセーヌ、何か言った?」

<我は何も言ってないぞ?>

<……キラ様、アルセーヌ様>

「気のせいじゃない。この声は……」

<スタッガーの声か>

「うん」

 

 アキラはデッキケースから『怪盗雷虫(かいとうらいちゅう) アルセーヌ・スタッガー』を取り出す。

 

「どうしたんだ?」

<アキラ様、アルセーヌ様、大変です>

<何事だ?>

<昨日誕生した……クロックローバーが地球へ飛んでしまいました……>

「……はい!?」

<ラウールと遊んでた筈だが?>

<実は……>

 

 スタッガーはアキラとアルセーヌに経緯を説明し始める。

 

 

<クロ~バ~♪>

<待て待て~!>

 

 ラウールとクロックローバーは朝から追い掛けっこしてる。

 

<クロ~?>

<アレが気になるの? ボクとおとうさんが地球へ行く時に使う床だよ~>

 

 ラウールの説明を聞くと、クロックローバーは床に触り始める。

 

<クロ~♪>

<あ、ソレに触ったら……>

<クロ……クロ~バ~!?>

 

 クロックローバーは光と共に消えてしまった。

 

<あ~、どうしよう~!?>

<坊ちゃん、どうかしましたか?>

<あ、スタッガー! クロックローバーが地球へ飛んでっちゃったよ~!>

<何と……!? コレはアキラ様とアルセーヌ様に報告せねば……!>

 

 スタッガーは急いでアキラ達に連絡をすることに。

 

 

<……と、言うわけです>

「何てこった……問題は地球のどこかだな……ん? 思ったより近いな。PSYクリエイトが僅かに反応してる」

<なら急いだ方がいいな>

「あぁ、スタッガーはラウールを頼む」

<承知しました>

 

 アキラはアルセーヌと連れてクロックローバーの捜索へ向かった。

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回はある人物と出会います!
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