カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「ん~……こんな感じか?」
<今度はどんなユニットだ?>
「えっと、時計を持った四葉のクローバーの妖精」
<ほほう……>
<わ~い! 新しいお友達だ~!>
アキラは部屋で新しいユニットをイメージしてる。
ラウールも早く会いたいとはしゃいでる。
「よし、出来た!」
<ほう……可愛らしいな。名前は決めたのか?>
「
<時計とクローバーを掛けただけか……>
「個性的でいいでしょ?」
<お前のネーミングセンスは、殆ど言葉遊びだな……>
自分の先導者のネーミングセンスにアルセーヌは少し呆れる。
「いいじゃん、他のユニット達は気に入ってるんだしさ。と言うわけで亜空間の天空にある祭壇へ行くとしますか」
<そうだな>
<わ~い!>
アキラはアルセーヌとラウールをカードに戻すと、カードの輝きと共に姿を消す。
☆
「よっと、PSYクリエイトが覚醒して以来から生身でも行けるようになったな」
<と言っても、この場所限定だがな>
<お家に帰って来た~!>
亜空間の天空ではアルセーヌとラウールも本来の姿へと戻る。
<あ、アキラ様だ!>
<アルセーヌ様と坊ちゃんも!>
『
<今日はどうしたんですか?>
「祭壇に用があるんだ」
<ってことは、新しい仲間が増えるんっすか!?>
<あぁ、また独特なのをコイツはイメージしてな……>
<新しいお友達が増えるんだ~!>
<オイラとしても嬉しいっすね!>
<でしたら、俺に乗ってください!>
カーゴイルは下半身である車両の自動ドアを開ける。
<ささ、行きますよ!>
「頼むよ、カーゴイル」
<我とラウールは先に行くとしよう>
<うん~!>
アルセーヌは息子を片手で抱き、祭壇まで飛んで行く。
<では俺達も参りましょう!>
「あぁ」
アキラもビートル・ドラコキッドと共にカーゴイルに乗って祭壇へ進む。
☆
「さぁて、ふぅぅ……」
アキラは目を閉じ両手を前に出す。
<おとうさん、アキラは何をしてるの~?>
<しっ、今は静かにだ>
<うん>
息子に声を出さないように注意するアルセーヌ。今ではすっかり父親が板に付いてる。
「……はぁ!」
中央の台座に七色の柱が降り注ぐ。
「……」
<……どうだ?>
アキラ達が台座を見ると……
<クロ~バ~!>
<誕生したか>
「俺はアキラ、よろしく。名前は『
<クロ~バ~♪>
<ボクはラウール! 一緒に遊ぼ~!>
<クロ~バ~♪>
生まれたばかりのクロックローバーはラウールと一緒に走り回る。
「もう仲良くなってる」
<そうだな……>
<いいっすねぇ~!>
<此処も賑やかになりますし>
はしゃぐ2体を見守るアキラ達だった。
☆
翌朝……
「さてと、今日は決勝トーナメントに向けての特訓だな。レッカさんとミツヨシ君は都合が悪くて居ないけど……
」
<そうだな、鬼丸……シラヌイだけではないからな>
<……さ……>
「ん?」
どこからか小さく声が聞こえた。
「アルセーヌ、何か言った?」
<我は何も言ってないぞ?>
<……キラ様、アルセーヌ様>
「気のせいじゃない。この声は……」
<スタッガーの声か>
「うん」
アキラはデッキケースから『
「どうしたんだ?」
<アキラ様、アルセーヌ様、大変です>
<何事だ?>
<昨日誕生した……クロックローバーが地球へ飛んでしまいました……>
「……はい!?」
<ラウールと遊んでた筈だが?>
<実は……>
スタッガーはアキラとアルセーヌに経緯を説明し始める。
☆
<クロ~バ~♪>
<待て待て~!>
ラウールとクロックローバーは朝から追い掛けっこしてる。
<クロ~?>
<アレが気になるの? ボクとおとうさんが地球へ行く時に使う床だよ~>
ラウールの説明を聞くと、クロックローバーは床に触り始める。
<クロ~♪>
<あ、ソレに触ったら……>
<クロ……クロ~バ~!?>
クロックローバーは光と共に消えてしまった。
<あ~、どうしよう~!?>
<坊ちゃん、どうかしましたか?>
<あ、スタッガー! クロックローバーが地球へ飛んでっちゃったよ~!>
<何と……!? コレはアキラ様とアルセーヌ様に報告せねば……!>
スタッガーは急いでアキラ達に連絡をすることに。
☆
<……と、言うわけです>
「何てこった……問題は地球のどこかだな……ん? 思ったより近いな。PSYクリエイトが僅かに反応してる」
<なら急いだ方がいいな>
「あぁ、スタッガーはラウールを頼む」
<承知しました>
アキラはアルセーヌと連れてクロックローバーの捜索へ向かった。
TO BE NEXT
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次回はある人物と出会います!