カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 U20が終えた後になります!


イメージ83:優勝の後

「ふあ~……少し休憩するか」

<また新しいユニットのイメージか?>

「まぁね♪」

<わ~い♪ お友達が増える~♪>

 

 U20を終え、アキラは新しいユニットの構造を練ってる最中だ。

 

<いやはや、楽しそうですね~>

「ヘリワードもコッチに来れるようになったもんなぁ」

<えぇ……来れるようにはなりましたよ。ただ……>

<何だ?>

<……何で私は亀なのですか!?>

<知らん……>

 

 ヘリワードは地球で自身の姿が亀であることが不服であった。

 

<ねぇねぇ、ヘリのオジちゃんはどうしてプンプンしてるの~?>

「うん……オジちゃんなりに悩みがあるんだろうね……」

<ラウール、前から言ってますが……オジちゃんではなくて……>

<そうなの~?>

<ウソを教えるな、ウソを>

「アルセーヌが父親だから、ヘリワード達はオジさんになるからなぁ」

<解せません! 亀もそうですが解せません!>

<だから知らんと言ってるだろ……>

「やれやれ……ん?」

 

 騒ぐヘリワードに呆れてると携帯が鳴る。

 

「メッセージが入ってる。トコハからか……」

『クロノやシオンも呼んでファイトするから、アキラも来て』

「ファイトの誘いか……」

<お出掛けするの~? 僕も行く~!>

「勿論、ヘリワードも駄々こねてないで行くよ?」

<何で私は亀なんですか……>

<はぁ……>

 

 

「アキラ!」

「待ってたよ」

「お待たせ……クロノ……5号はどうしたんだ? 固まってるけど……」

「5号じゃ……ねぇ……」

「やぁ、アキラ君」

「アイチさん!」

 

 キャピタル2号店で『Q4 NEXT』とアイチが集まっており、その内の1人……クロノの頭から煙が出てた。

 

「クロノに何かあったんですか……?」

「あ、あぁ……宇宙飛行士に必要なことを教えてたんだ」

「宇宙飛行士……クロノが?」

<ほう、自らの道を掴んだのか……>

<ですが……ギャグキャラ5号と呼ばれるクロノ殿に、務まるのでしょうかねぇ……?>

「だから5号って……今の声、誰だ……?」

<アキラ殿の肩に居ますが……>

「え……? 亀が喋ってる……!?」

 

 アイチがアキラの肩に居るヘリワード(亀)に気付く。

 

「あぁ……ヘリワードです、アイチさん」

「ヘリワードって、アルセーヌと同じ四大義賊の!?」

「アルセーヌがトカゲで、ヘリワードは亀なんだね……」

<トカゲと言うな!>

<亀と言わないでください! ソレを言ったら貴殿もギャグキャラもどきAでしょうに!>

「も、もどき……!? まず僕はギャグキャラじゃない!」

「何だ、このやり取り……」

 

 ヘリワードに不名誉な称号を与えられたシオンは声を上げる。

 

「やぁ、とても賑やかだねぇ!」

「え? お、鬼丸……さん?」

「わぁ……! こうして生で『Q4 NEXT』のメンバー全てをこの目で見られるなんて……! 君達、今後の予定は?」

<シラヌイの頃の印象か、全く別人だな……>

<本来の彼はミーハーって奴なのでしょうかねぇ?>

「わぁ……彼らが『セブントライブ』のユニット達かぁ! ディフライドと違ってトカゲや亀に姿を変えるなんて、実に興味深いよ!」

<トカゲ言うな!>

<亀って言わないでください!>

「またこのやり取りかい……」

「その辺にしとけよ」

「おっと、つい興奮してしまったよ」

 

 一緒にやって来たカズマが興奮する鬼丸を落ち着かせる。

 

「そう言えば兄弟だったんだっけ、鬼丸さんと10号」

「10号って呼ぶんじゃねぇ!」

「そうだ、さっき変わった動物を拾ったんだけど……この子も実はユニットだったりして……」

「あぁ……あの豚(・・・)か……」

「豚?」

「この子だよ」

<ブ~♪>

「え? まさか……」

<こ、コプトン……何故ここに……!?>

<ブッ!? ブ~!!>

「おっと」

<ムゴ!?>

 

 H(ヘリワード)・コプトンはアキラの胸に目掛けて飛び込み、肩に乗ってたヘリワードは床に仰向け状態に。

 

「クロックローバーみたいに勝手に来ちゃったの?」

<ブ~♪>

「可愛い~♪」

<ブ~♪>

<ちょ、ちょっと……私の自慢の部下を褒めるのは理解出来ますが……、私を起こしてもらえますか……?>

「亀の姿も大変だな……」

<ブ~?>

 

 アキラは同情しながらヘリワードを起こす。

 

「やれやれ……お前の周りは賑やかだな」

「賑やかですね……」

「タイヨウ!」

「それと8……伊吹さん」

「今、8号と言い掛けただろ……?」

<実際にギャグキャラ8号ではないですかw>

「黙れ亀……」

<だから亀と……>

<ブーッ!!>

「グフォ!?」

 

 突然、H(ヘリワード)・コプトンが伊吹の腹に目掛けてタックルした。

 

「おいおい、いきなり伊吹に攻撃してるぞ……」

<ブッ!>

「まるで伊吹さんに敵対してるみたい……」

<みたいではなく、H(ヘリワード)・コプトンは8号が嫌いなのですよ……>

「何でだよ?」

<以前……アキラ殿とファイトした時のこと、覚えてますか?>

「うん、ロイヤルスパでアキラの『セブントライブ』を渡せって言ってた件だよね……」

<そうです、あの横暴さにH(ヘリワード)・コプトン……正確には私の部下全員は、8号を嫌ってるのですよ……>

<我のところは嫌ってないが、単に『メサイアの先導者=ギャグキャラ8号』と言う扱いだな>

<みんな言ってたよ~!>

「……」

「『セブントライブ』のユニット達の間では雑な扱いなのね、8……伊吹さんって」

「うん……」

「オホン、それよりも……皆に集まってもらったのは他でもない」

「?」

 

 伊吹は咳払いして本題に入ろうとする。

 

「そこからは俺が説明を……」

「分かった、頼む。メサイアの加護を断ち切ってディフライドした、シラヌイの目的とは何なのか……」

「あぁ……」

 

 シラヌイがガスティールと呼ばれる存在から2つの任務、その内の1つは『星輝兵(スターベイダー) カオスブレイカー・ドラゴン』を地球へ呼び寄せること。

 カオスブレイカーには別の任務が与えられていたらしく、ディフライドされてる星崎ノアを探すため、チームメイトのアラタやマコトは海外で櫂と特訓しながら探してるとアイチから教えられる。

 

「ベルノさん……アマルーダが言ってた。ファイトに勝てば、ディフライドしたユニットを惑星クレイに追い返すことが出来る……」

「シラヌイの1つ目の任務がカオスブレイカーのディフライド、2つ目は?」

「器の選定だ」

「器?」

「彼らが信じる神、主と呼ばれる存在をこの世界のファイターへディフライドし、呼び寄せる」

 

 その主と呼ばれる存在の宿主となるファイターをU20の参加者たちの中から選別する、それがシラヌイが参加した理由だと鬼丸の口から告げられる。

 

「けど、ディフライドは自分と絆のあるユニットしか出来ないって!」

「俺もアイチさん、クロノ……あと8号もノームさんから、そう聞いてます」

「だから8号と言うな……」

<お前のツッコミはどうでもいい、続けてくれ鬼丸とやら>

「……」

「本来はそうだ。だが……ガスティール達はどうやらソレが可能らしい。まだ自我が未熟で乗っ取りやすく、且つイメージ力の強い若いファイターを器として……彼らの神を降臨させる」

<神……>

「アルセーヌ、何か心当たりは?」

<うぬ……まさかと思うが、まだ判断できん>

「何のためにそんなことを……?」

 

 シラヌイ自身の話だと、その神の力でヴァンガードを破壊すし、惑星クレイの運命を解放出来ると信じて坑道してた…… しかし、ガスティールたち使徒は彼らの神の降臨に別の思惑を抱いてるかもしれない……と。

 

「そもそも何なの、その神って……?」

「……破壊の竜神 ギーゼ」

<なんと……!?>

<やはりそうか……>

「アルセーヌ、ヘリワード……知ってるのか?」

<えぇ……創世と調和の神『メサイア』と対をなす、虚無を司る破壊神ですよ……>

<以前にウィッチが言ってた、『絶望の悪神 シェキナー』匹敵する存在だ……>

「そう言うことか……」

<恐らくですが、『絶望の悪神 シェキナー』との戦う前から使徒は動いていたのでしょう……>

「そんな前から……」

<あくまで仮定の話だ……そしてギーゼの器候補……>

「ど、どうしたんだよ……?」

 

 アルセーヌの言葉にクロノが食い付く。

 

<アキラ、そしてクロノ……お前達は特に気を付けろ……>

「俺達が?」

<使徒が器として選ぶ可能性は、お前達は特にあり得るかも知れん……>

「……」

 

 自分達がギーゼの器になる可能性……アルセーヌから聞かされたアキラ達は何も言えなかった。

 

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回は前回の後書きに記載した通り、まだNEXT編を書きたいので引き続き、よろしくお願い致します。

複数デートの場合はどっち?

  • トコハは必須
  • たまにはトコハ抜き
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