カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「アルセーヌ・Sin・ザメクでアタック!」
「クソ、ダメージチェック! ノートリガーだ……」
「いただいt……んん!?」
「うえぇ!?」
「んん~……♡」
ファイトでクロノに勝利した途端、アキラは唇を奪われる。
「ちょっと、アサカさん! 何してるんですか!?」
「ファイトに勝利したアキラ君へのご褒美よ?」
「ご褒美よ……じゃないです! 勝手に人の彼氏にキスしないでください!」
「いいじゃない、前にロイヤルスパへ行けたのは誰のお陰だったかしら?」
「う……そ、それとコレとは話が別です!」
<また始まったか……>
<やれやれですねぇ……>
アサカとトコハが2人で口論を始め、アルセーヌとヘリワードは溜息をつく。
「俺達、空気だな……」
「巻き込まれるよりマシだよ」
「だな……命がいくつあっても足りねぇよ」
「ちゃーっす!」
「ヤッホー!」
「ん? ヨウイチとリコじゃん」
「よっす! U20の優勝、おめでとさん!」
「さすがキー君やね♪」
やって来たのは地元の幼馴染、三矢ヨウイチと桜リコだ。
「久しぶりだなぁ、変わらずの1号っぷりで」
「だから1号言うなぁ!」
「いや1号やん♪」
「リコもヨウイチとラブラブじゃん」
「ち、違うってぇ! ウチはこんなんより、キー君だけやって!」
「こんなんって何だぁ!?」
「相変わらずの夫婦漫才だなぁ……」
「「夫婦じゃない(ちゃうわ)!!」」
2人揃ってツッコミを入れるのであった。
「賑やかねぇ」
「えぇ……ミサキさん、コレ以上は持てませんよ……」
「黙って仕事しなさい」
「カムイさんとミサキさんも変わらずで……ん?」
突然、トコハがアキラの腕に抱き着く。
「アキラ、折角だし今から何かお菓子とか買って来ない?」
「え、えと……」
「一緒に行くよね? お菓子を買いに……?」
「わ、分かってるんだけど……足、足踏んでる……」
トコハはニッコリと満面の笑みを浮かべてるが、実際は嫉妬していた。
「あら、だったら私と一緒ならどうかしら?」
「み、ミサキさん……?」
「私と行くわよね?」
「えっと……」
「嫌だって言うの?」
「……」
「目を逸らさないでちょうだい」
アキラの顔を固定しながらミサキが圧を掛ける。
「戸倉ミサキ? そんな風に誘ってるとアキラ君に嫌われるわよ?」
「アンタこそ、雀ヶ森レンはいいの? 鳴海アサカ……」
「レン様もお1人で過ごしたい時だってあるの、私もアキラ君と過ごしても問題無いでしょ?」
「て言うか、ミサキさんまでアキラを奪おうとしないでください!」
「ケチねぇ、私は微塵も諦めてないから♪」
「ぐぬぬ……」
「アキラくーん!」
「おっと!? エミさん」
「「「!?」」」
次に先導エミが現れ、アキラに抱き着く。
「エヘヘ~! U20優勝おめでとう♪」
「ありがとうございます……」
「このキザゴーグルうううううう!!」
「カムイさんは変わらずだなぁ……」
エミがアキラに抱き着くとカムイはお約束通りに発狂し、クロノは苦笑いを浮かべる。
「あ、アキラ君!」
「探したわよ!」
「サーヤも居るみゅ~!」
「アキく~ん!」
「私も居るわよ?」
「会いに来たぞ~い!」
「ちっ、一人占めしようって思ってたのに……」
「エミちゃんが先に来てた~!」
「待ってミサキ~! 私も居るから!」
「みさきんだけズルイ~! 私もキランと一緒にドーナツ食べる~!」
「アマルーダから聞いてた通り、アキラ君は輝いてるわね」
続けてラミラビとサーヤ、ウルトラレアのレッカとスイコ、クミにリン、マイとアカリにラティ、そして最近新しく略奪組に加わったベルノがやって来た。
「略奪組が全員か……?」
「うん……一応」
「おぉ! 凄い美人ばかり!」
「アイドルとか有名なファイターばかりですよ!」
「凄い……」
「お、久しぶりの漫才トリオ」
「「「だから漫才トリオって言うな!!」」」
久しぶりの『トリニティドラゴン』も息ピッタリでツッコミを入れる。
「いつも大袈裟なリアクションするからでしょ?」
「「「「「うんうん」」」」」
「俺達の味方をする女性が誰も居ねぇ!?」
「しかも人数増えてますよぉ!」
「不公平……」
「そんなことはさて置き……アキラ君、明日デートしない?」
「え?」
突然エミの口から爆弾発言が出た。
「「「「「なななななな、何いぃいいいいいいい!?!?」」」」」
2号店へ居合わせた全員が揃って大叫び。
「え、エミさん……」
「いいでしょ? U20の優勝を含めてご褒美に私とデートだよ♪」
「エミさん、私の台詞です!」
「えぇ~……」
「だったら私達も明日はオフなので!」
「あら、私も偶にはね?」
「私を差し置いて何言ってんの?」
「ウチも居るんだからね!」
エミだけでなく他の略奪組も我こそはと声を出す。
「はぁ……収集がつかない……ぐえ!?」
「こんのキザゴーグルぅ……!」
「何でいつもお前ばかりぃ……!」
「ヴァンガードをモテるために使うとは、極悪です……!」
「ハート泥棒……」
「地元でも東京でも……コイツはぁ……!」
「ちょ……」
「うっせぇんだよギャグしか取り柄のない雑魚ども!」
「アキラに何してんだ!」
「「「「「ぐえぇ!?!?」」」」」
「あ~あ……」
「カムイさん達、全然学習しないね……」
「アホだろ……」
嫉妬でアキラの首を絞めるギャグキャラだったが、リンとミサキにボコされ気絶。
その光景を見てクロノとシオン、カズマは呆れる
「キリがないわね、だったらクジでアキラ君とデートするのはどうかしら?」
「ちょ、スイコさん!?」
「人数はそうねぇ……私達の中から最大6人というのは?」
「あら、良い案ね♪ 私も賛成よ♪」
「トコハちゃんは固定だから、残り5人をクジで決めないとね」
「あ、アサカさんまで……あの……え?」
するとアサカがアキラの両頬を固定する。
「ん~……」
「んん!?」
「ちょっ!?」
「んん……んん!?」
「んん……んんちゅ……♡ んはぁ……♡」
「きゅ~……」
「あああああああ!?」
アサカに唇を奪われたアキラは恥ずかしさと理性崩壊により気絶した。
「アサカさん、何てことしてくれるんですか!?」
「いいじゃないの、アキラ君の唇って美味しいんだもの♡」
「そう言う問題じゃありません!」
「私もアキラ君とキスしたいぞ~い!」
「クミちゃんもダメ!」
「お、おい……さすがに止めに行った方が……」
「やめるんだクロノ!」
「あぁ、刺激すんな」
さすがにこれ以上は事態を放って置けないとクロノが飛び出そうとすれば、シオンとカズマが止める。
(また被害に遭ったらどうするんだい……?)
(また巻き込まれるのはゴメンだぜ……!)
「アンタ達はアキラを心配しなさいよ!」
「「「ぐえっ!?」」」
しかしクロノ達もトコハの鉄拳によって気絶したのだった。
☆
「それでスイコ~、どうやってアキ君とデートする残り5人を決めるわけ~?」
「シンプルにクジにしましょ?」
「ファイトじゃないんですか?」
「これだけの大人数だと時間が掛かるわ」
「それもそうね……んで、誰がクジを作るかね」
「えぇ、私達の中で作って不正があったら困るわ……」
「だったら、クジを作りなさい5号とモドキA!」
「俺達かよ!?」
「仕方ない、作らないと僕らもまた……」
クロノとシオンは仕方なくクジを作ることにした。
<ねぇねぇ、何が始まるの~?>
<アキラとデートする残り5人を決めるのだと、簡単に言えばお出掛けだ>
<大変ですねぇ~w>
<お出掛け? 僕も行きたい~!>
「あ、そうだわ! クジはラウちゃんに引いてもらいましょ!」
「確かに、私達が順番に引くよりはマシね」
「で、出来たぜ……!」
「皆さんの名前を書いたクジなので、選ばれた5人がアキラとトコハと一緒にデートです……」
「じゃあラウちゃん、クジ引きよろしくね♪」
<わかった~♪>
ラウは複数のクジから、5枚を選び始める。
<んっとね~、んっとね~……じゃあこの5枚にする~!>
「ほら5号、早くクジを開いて発表しなさいよ!」
「わかったから……って、5号じゃねぇよ!」
「早くしなさい、オーナー命令よ」
「あ、はい……えっと……ミサキさん、アサカさん、エミさん、アム、ルーナ……以上です」
「「フフ……♪」」
「「「やったぁ!」」」
選ばれた5人はドヤ顔や素直に喜ぶ。
「う、う~ん……」
「あら、アキラ君。お目覚めかしら?」
「え、えっと……皆で何をしてたんですか……?」
「明日のアキラ君とデートする残り5人が決まったところよ♪」
「いつの間に……んで、誰なんですか? トコハは確定のままですよね?」
「えぇ……選ばれたのは、ラウがクジで引いた5人ね」
「ラウが?」
<そうだよ~♪ みてみて♪>
「どれ……あらまぁ」
アキラはクジと選ばれた5人を交互に見る。
「フフフ~♪」
「あ、アハハ……!?」
「……」
「トコハ……」
「「「「「むむむ~……」」」」」
「カオスだ……」
嫉妬しながら腕に抱き着くトコハ、選ばれてニコニコな5人、選ばれなかった残りの略奪組を見てクロノは恐怖していた。
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回のデート回、どうなることやら……!
複数デートの場合はどっち?
-
トコハは必須
-
たまにはトコハ抜き