カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 前回予告してた“あの方”が満を持して登場です!


イメージ89:女王陛下

「今こそ咲き誇れ! 未来へ! ストライドジェネレーション! 『四季(しき)花乙姫(はなおとひめ) ヴェルヘミーナ』!!」

「トコハ……行け!」

「クレイに帰りなさい……」

「ぐうぅ……がああぁぁぁぁぁぁぁ――!?」

 

 アキラ達が救出されてから翌日のこと、渕高サヲリにディフライドしてるダムジッドがアキラ達を倒そうと1人で来た。

 そしてトコハと新しいアーシャ、新たなGユニットによって見事にダムジッドを倒した。

 

「やったぁ~!」

「トコハ!」

「わっ!? あ、アキラ……苦しいわよ……」

「よかった……」

「うん……」

 

 彼女の勝利が嬉しかったアキラはトコハを抱き締める。

 

「「!?!?」」

「Gユニットのカードが……!?」

「未来の可能性が全て消える、これがファイトで敗れた代償と言うことか……」

「ぐあああああぁぁ、ぐうううぅぅぅ……!?」

 

 手の甲の激痛に襲われるダムジッドは藻掻き苦しむ。

 

「認めねぇ……認めねぇぞぉ! 認めてたまるかぁ……! ざけんなああああぁぁぁ!!」

「ダムジッドが、分離された……」

<あぁ、クレイに強制送還だな……>

<みんな……滅んじまえぇ……!!>

 

 ダムジッドは捨て台詞を吐いてクレイへ帰って行った……。

 そしてディフライドされてた渕高サヲリ本人は意識が戻っておらず、入院することになった。

 そしてアキラ達はクロノが住んでるアパートで鍋をしていた。

 

「クロノ、そのお肉はまだ早いから!」

「わ、悪い……」

「シオン、一気に白菜を入れすぎ!」

「ご、ごめん……」

「アキラも! 白ネギばっかり食べない!」

「はぁい……」

「アキラ君、私の白ネギを食べさせてあげるぞ~い!」

「クミちゃん!!」

 

 部屋では鍋奉行と化したトコハが仕切り、男達はタジタジである。

 

「使徒を1人倒したのは大きいな。ゼロスドラゴンは8号が管理してるから、大丈夫だと思いたい」

「見事なファイトだったよ、トコハ」

「みんなのお陰だよ! 危険なのに側で応援してくれて……ホント、もう無茶しちゃって!」

「無茶……?」

「「「「「!?!?!?!?」」」」」

 

 全員が低い声がした方へ向くと、クロノの叔母に当たる“新導ミクル”がニッコリと笑いながら額に青筋を立てていた。

 

「また無茶なことをしたの、クロノ……?」

「み、ミクルさん……!?」

「シオン君、貴方が着いて居ながら……信じてたのにぃ!」

「い、いや……それはですね……」

「アキラ君まで!? いい子にしてたらデートして(・・・・・)あげてたのにぃ!!」

「ファッ!?」

 

 ミクルの爆弾発言にアキラは思わず動揺する。

 

「ア~キ~ラ~?」

「説明するぞ~い?」

「ちょ、俺も何がなんだか……」

「おい……お前、俺の叔母さんの心も盗んでたのかよ……?」

「だから、待ってって……」

「5人とも、そこに正座っ!!」

「「「「「ご、ごめんなさああぁぁい!!!」」」」」

 

 いつの間にか略奪組に加入してた(?)ミクルに3時間以上の説教をされたアキラ達だった。

 

<あれまぁ、大変ですねぇw>

<ねぇねぇ、お鍋にコプトン以外にも美味しそうなユニット達が入ったら、お鍋は美味しくなるかなぁ?>

<ブーーーーッ!?!?>

<ラウール、まだ諦めてなかったのか……>

<食いしん坊はディエゴだけにしてください……>

 

 説教中のアキラ達をよそに、アルセーヌ達だけ鍋を食べ続けてた。

 

 

「アラタ、マコト! 俺がお前らの仇を取ってやる!」

「「カムイさん……」」

「貴様ぁ! 人間の分際で女王陛下に無礼な発言をするなぁ!!」

「落ち着くのじゃ」

「はっ!!」

 

 中国でカムイ達と行動を共にしてたアラタとまことは、ディフライドしているメガコロニーの女王“グレドーラ”とのファイトに敗れた。ミサキがボロボロの二人の元に行き、カムイはグレドーラの前でデッキを取り出す。

 

「俺とファイトだ!」

「いい面構えじゃ……じゃが断る」

「何……!?」

 

 しかし、グレドーラはカムイとのファイトを拒否する。

 

「本当なら受けたいところじゃが、わらわはこれから日本に行くのでな」

「に、日本へ何しに行く気だ!? まさか……!?」

「わらわが日本へ行く理由は1つじゃ……そう……“最愛の夫となる婿殿”を迎えに行くのじゃ!」

「「な……!?」」

「何ですとおおおぉぉぉぉ――!?!?」

「「えええええええぇぇぇぇ――!?!?」」

 

 グレドーラの爆弾発言に驚愕の声が響き渡る。

 

「む、婿殿って誰のことだよ!?」

「この身体の娘が好意を抱いてる男が連れてるユニットじゃよ。娘にとっては特別な相手で結婚も考えてるみたいじゃしのぉ……」

「ディフライドしてる、その子の……?」

「うむ。クワガタの絵を一緒に書いたりしてた記憶があるからのぉ……さてと、ダークフェイス。日本へ行く準備をするのじゃ!」

「はっ!!」

「おい、待て!!」

「ふんっ!!」

「うわ……煙幕か!?」

「な、何も見えない……!?」

 

 ダークフェイスは持ってた玉を地面に叩きつけると、煙幕が発生する。

 

「ゴホッ、ゴホッ……あぁ!? 逃げやがったか!?」

「ん……?」

「どうしたマコト?」

「写真が落ちてます……この写真は、ディフライドされてる人の……小さい頃の写真か? 隣に居るのは……ん? どこかで見たことあるな、このゴーグル(・・・・)…………」

「見せてちょうだい……この男の子は……!? まさか……!?」

 

 マコトが落ちていた写真を拾った写真には、幼い先ほどの女の子と首に怪盗の仮面みたいなゴーグルを掛けた男の子が一緒に映ってた。

 

「…………」

「み、ミサキさん……?」

「私の、女の感が危機を察してるわ……」

「「「???」」」

 

 目付きが鋭くなったミサキに対し、カムイ達はそれ以上触れることが出来なかった。

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回は女王陛下が……!?

複数デートの場合はどっち?

  • トコハは必須
  • たまにはトコハ抜き
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