カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 今回はアキラとゲイリ中心です!


イメージ93:アキラとゲイリ

「んん……ここは……?」

 

 ゲイリはアキラが借りてるマンションのベッドで目を覚ます。

 

「このベッド……んっ……懐かしい匂い……!」

<何やってんだコイツはぁ……?>

<おい、声を出すな……>

「ん……?」

 

 ゲイリは近くの台から声が聞こえた方に振り向く。

 

<あ~、気付いた~!>

<ちょっとラウール、声が大きいです……>

<ブ~?>

「…………」

<お、おい……見つかったぞ……!?>

「あなた達……クレイのユニット……?」

<……は?>

 

 ゲイリの反応にウィリアムは空いた口が塞がらなかった。

 

<お前、我らを見て何とも思わないのか?>

「あなたのこと知ってる……キラ君と一緒に居た子でしょ? ただのトカゲじゃないって思ってたから……」

<鋭いですねぇ~。もしや、この私のこともご存じですか?>

「ううん、知らない……」

<ふぐっ!?>

 

 自分のことを知られてないヘリワードは精神ダメージを受けた。

 

「ゲイリちゃん……」

「……!? キラ君……!!」

「おっと……!?」

 

 アキラと気付いた途端にゲイリが抱き着く。

 

「キラ君、会いたかったよ……!」

「うん、久しぶり……」

<おやおや、お熱いですねぇ~~w>

<ブ~♪>

「ああああああぁぁぁぁ!?」

「あ……」

「……誰?」

 

 そこにトコハがやって来て大声を上げる。

 

「嫌な予感がすると思ったら……アキラ! 朝から何やってるの!!」

「うん……久しぶりの再会だけど」

「ハグされる必要は無いでしょ!!」

「貴女が……キラ君の彼女候補……?」

「候補じゃないわよ! 正真正銘、アキラの彼女!!」

「「ちょっと待ったぁ!!」」

<今度はラミラビか……>

 

 次にアムとルーナも割って入る。

 

「アキラは私たちとアイドルデビューするんだから、勝手に奪ったらダメよ!」

「そうだよ!」

「まだ諦めてなかったの!?」

「えっと……」

「違うよ、キラ君は私と結婚するんだもん……」

「げ、ゲイリちゃん……」

「だから……勝手に略奪するなあああああああぁぁぁぁぁ!!」

 

 再びトコハの大声が部屋中に響き渡った。

 

 

 ――カードキャピタル2号店。

 

「キラ君……♪」

「…………」

「ぬぬぬぬ……!」

「「むうぅぅぅ…………」」

 

 デッキ構築を見直してるアキラにくっ付くゲイリの反対に、トコハとラミラビ嫉妬のオーラを放っている。

 

「おい、何だよアレは……」

「話ではアキラの幼馴染で、ディフライドされてた子だって聞いてるけど……」

「いや、そう言う問題じゃねぇだろ……」

 

 一方でクロノとシオン、カズマが冷や汗を垂らしながら5人を遠くから見ていた。

 

「キラ君、このクワガタ……懐かしいね」

「あぁ……ゲイリちゃんはスタンスタッグの時に見たことあったからね」

「んぬぬぅ…………!」

(アキラ……これ以上、トコハを刺激するなぁ……!!)

「ね、ねぇアキラ……そろそろ昼食の時間じゃない?」

「あぁ……もうそんな時間かぁ」

「下にあるお好み焼き屋に行きましょうよ!」

「あ、うん……」

 

 トコハが笑顔で名案をしてるが、凄く黒く怖い笑みだった。

 

「キラ君、キラ君の好きなお寿司にしよ……?」

「ゲイリちゃん……」

「だったらコロッケパンがいいよね?」

「待って、だったらちくわ天でしょ!」

「えぇ~、シュークリームだよ~!」

(((いや、シュークリームはオヤツ……)))

 

 巻き込まれたくない3人は心の中でルーナにツッコミを入れる。

 

「……」

「え、ゲイリちゃん……?」

「キラ君、行こう」

「あ……」

「ちょっ、コラーッ!!」

「「待ちなさい!!」」

 

 ゲイリがアキラの腕を引っ張り、店の外に出た。

 

「行っちまったな……」

「そうだね」

「やっと平和になったぜ……」

「「「そこのもどき含むギャグキャラたち! ボーっとしてないで手伝いなさい!!」」」

「「「えぇ~~~~……」」」

 

 結局、トコハたちに巻き込まれたクロノたちだった。

 

 

「こうしてキラ君と一緒に歩くの嬉しい」

「そう……?」

 

 寿司屋へ向かう途中、アキラとゲイリは手を繋いで歩いている。

 

「キラ君、お寿司の前にプレゼントあるの」

「プレゼント? 何かくれる…………」

「んちゅ…………」

「ん…………」

 

 道中で足を止めたゲイリがアキラの唇を奪う。

 

「ん……キラ君……」

「んん……」

「ん……好き。愛してるよキラ君……それと、この子も一緒に連れて行って欲しいな……」

「ん? これ、ゲイリちゃんが昔描いたユニット……」

 

 それは昔、アキラと遊んでた時にゲイリが描いたユニットの絵だった。

 

「名前はキラ君のユニットに合わせて……『狙毒甲虫(そどくこうちゅう) スナイピオン』って言うんだけど、どうかな?」

「ゲイリちゃん……ありがとう」

「うん……」

「へぇ……随分とお楽しみねぇ~……」

「あ……」

 

 そこに仁王立ちで立ってるトコハとラミラビ、ギャグキャラ3人が居た。

 

「アキラ、こんな堂々とキスするなんて……」

「私だって、あんなに長くしたことないのに……」

「まぁ……プレゼントということで置いといて」

「置けるワケないでしょうが……このキザゴーグルぅ!!」

「ちょっと、キラ君イジメないでよ……私の方がキラ君を世界で一番愛してるんだから。じゃじゃ馬は帰って。しっしっ……!」

「「「ムキイイイイイイィィィィ!! 絶対に許さない!!」」」

 

 ゲイリの挑発に乗ったトコハとラミラビが食って掛かろうとする。

 

「お、おい! 落ち着けって!?」

「ちょ、クロノ……!?」

「ば、やめろって!!」

「「「邪魔しないで、ギャグキャラども!!!」」」

「「「グハァ――ッ!?」」」

「アルセーヌ……何、このカオス……?」

<知らん……>

 

 しばらく女の争いは続いた。

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回もよろしくお願いします!

複数デートの場合はどっち?

  • トコハは必須
  • たまにはトコハ抜き
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