カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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 今回はアニメに合わせ、季節外れですがクリスマスになります!
 ご了承ください!


イメージ94:聖夜に忍び寄る邪悪

「ふぅ……もうクリスマスか」

<あぁ……一年の終わりの前にある祝いとやらか>

<ねぇねぇ、白い髭のおじいちゃんがプレゼントくれるって本当?>

「あぁ、サンタクロースね。うん……きっとラウにもくれるさ」

<わ~い♪>

 

 カードキャピタル2号店で、帰国するアラタとマコトを迎えると当時にクリスマスパーティの準備をするアキラたち。

 

「アキラ、そっちの飾り付けなんだが……」

「あぁ、そこのダンボール内にあったハズ……」

<いやはや、地球人も忙しいですねぇ>

「そこのカメ! お前らも手伝えよ!」

<やかましいですねぇ、私達はこの姿なので無理ですよ。それに雑用は漫才トリオの仕事でしょうに……>

「「「だから漫才トリオって言うなカメ!!!」」」

<失礼な!>

<いや、実際にテメェはカメの姿だろうが>

<ググギギギィ…………>

 

 ヘリワードの反論をウィリアムは呆れながら論破する。

 

「そう言えば、トコハやシオンはどうしたんだ?」

「あぁ……他の人たちと材料の買い出しに……」

「待たせたね」

「お、噂すりゃあ来たな」

 

 福原ヴァンガード部の3人がやって来た。

 

「実は羽島先輩の支度に時間が……」

「ふんっ!」

「あいたたたたた!? じゃなくて、俺の支度が遅かっただけで!?」

(あ~……早尾さん、理不尽な目に……)

「お待たせ!」

「トコハ。ハイメさん、クミと江西さんも」

 

 今度はトコハたちが土鍋やコンロ、材料を持ってやって来た。

 

「鍋の材料を買って来た」

「たくさんあるぞい!」

「え!? また店内で鍋ですか!?」

 

 店長のシンが目をギョッとさせた。

 

<んだよ? 鍋を食うのに問題でもあんのか緑メガネ>

「みど……!?」

<まぁ、カードが湿気で曲がっちゃいますからねぇ……>

「確かに……」

「細かいことはいいから、手伝ってくれよ!」

「あぁぁ……ミサキになんて言えば……!?」

 

 

「へぇ、じゃあアキラさんの分身であるアルセーヌはそんな昔からだったんですね!」

「まぁ、2年前に再会……ってところで」

「やっぱり特別なんですね、アキラさんは」

「そう言うワケじゃあ……」

 

 帰国したアラタとマコトが2号店へやって来て、クリスマスパーティを楽しむ一行。

 

<このお肉、美味しい~♪>

<火傷には気を付けることだ>

<しっかし、ディエゴの奴が居たら絶対にすぐ無くなるよなぁ?>

<えぇ、一瞬でしょうねぇ>

「ディエゴってユニットは、コッチに来てないんですか?」

「うん……」

<今ごろ、アッチで食事してるんだろうに>

<違いないですねぇ……>

 

 ウィリアムの言葉に苦笑いを浮かべるヘリワードだった。

 

「伊吹……!」

「クロノさん!?」

「おい待てよ!?」

 

 クロノは何かを感じ取ったのか2号店を飛び出し、タイヨウとカズマを後を追う。

 

「クロノ……まさか!?」

<アキラ、どうした?>

「嫌な予感がする、全員デッキに戻るんだ」

<お、おう……>

「あ、アキラ!?」

 

 アキラも何かを感じ取ったのか、2号店を出た。

 

 

「えっと、2号店って……こっち?」

 

 一方、アキラたちからクリスマスパーティに誘われたゲイリは道に迷ってた。

 

「キラ君とのクリスマス、出来たら二人だけで楽しみたかったのに……あれ?」

「クロノ、どこだ……?」

「キラ君?」

「あ、ゲイリちゃん」

 

 ゲイリはクロノを探すアキラを見つけて声を掛ける。

 

「どうしたの?」

「いや、仲間が飛び出して行ったから探してるんだ……」

「そうなんだ、私も手伝うよ?」

「あ、うん……気持ちは嬉しいけど、危ないかも……」

「ダメ……?」

「うっ……」

 

 ゲイリの上目遣いにアキラはタジタジになる。

 

<ん……? アキラ、下だ!>

「えっ……おわ!?」

「キャッ……!?」

 

 アキラたちは足元に出現した大きな穴に落ちてしまった。

 

 

「大丈夫?」

「うん……ありがとう、キラ君」

「ここは……一体……」

「おやおや、グレドーラのディフライドされてた人間も一緒ですか……」

<その声は……>

 

 落ちた真っ暗闇の中、聞き覚えのある声と足音が聞こえて来た。

 

「ガスティール……」

<また出ましたかぁ……クロノ殿もコイツを感じたようですね>

「えぇ、今ごろ……本物の私(・・・・)とファイトしているメサイアの先導者……は……伊吹コウジの元へ向かってることでしょう」

「今……8号って言い掛けなかったか?」

「気のせいです」

「図星みたい」

<おい、今は8号呼びはいいだろ……?>

 

 アルセーヌ呆れながら話を戻そうとする。

 

「ギーゼ様から授かった力で、本人がダメージを受けるたびに心臓に見えない鎖でダメージを与えるのです」

「つまり、6ダメージになったら死ぬってこと……?」

<マズいぞ……8号……伊吹コウジが死んだら、メサイアは恐らく……>

「アルセーヌ……」

<そんなことはいい。それで、分身の貴様の目的はアキラか?>

「その通りです。今度こそ確実に倒し、海導アキラを……ギーゼ様の完璧な器にします。もし断るようでしたら……お連れの……グレドーラの器だった娘を……」

「おい、ゲイリちゃんは関係ない。彼女だけでも元の場所に戻せ」

「私を倒さないと、出ることは不可能です……さて、どうしますか……?」

「くっ……」

 

 このままではゲイリも危ないと悟ったアキラは、ファイトに応じることしか出来なった。

 

「キラ君、私は大丈夫だから……」

「ゲイリちゃん……分かった」

「あぁ、この間のような人質は取りませんのでご安心を……」

<信用できるかっての!>

<さっさと倒しましょう……>

「そうだな……」

 

 アキラはデッキを取り出し、中央に出現したテーブルの前に立つ。

 

「「スタンドアップ! (Z!) ヴァンガード! 」」

 

 TO BE NEXT




 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 次回はガスティール戦となります!

複数デートの場合はどっち?

  • トコハは必須
  • たまにはトコハ抜き
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