カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
そしてウィリアムたちは……?
「ん……可愛い」
『シャー…………』
<わぁい♪ 新しいお友達ぃ~~♪>
アキラに指で撫でられ、見知らぬ赤い蛇は目を細めて彼に甘える。
クレイのユニットであるラウールともすっかり仲良くなっていた。
「そう言えば、今のコイツはファイト出来るのか……?」
「確かに、それも心配ね……」
「「「「「…………」」」」」
カズマの一言で全員が黙り込んでしまう。
今のアキラは3体分のディフライドの影響で精神も幼くなってしまい、まともにファイトが出来る状態ではないと不安に駆られる。
<ちょっとぉ、私をお忘れではないですかぁ?>
「は? まさか、お前がアイツの代わりにファイトするって言う気か?」
<今さら何を言っているのですか……。私だって部下たちと一緒にアキラ殿と戦ってたのですよ? アルセーヌはトカゲのままですし、ここは私がファイトするのが妥当でしょう>
<はぁ? なぁに寝ぼけたことほざいてんだぁ? こう言うのはアルセーヌと同じ強さを持った俺様の出番だろうが!>
<聞き捨てなりませんねぇ、いつから貴方が私より強い立場になったのですか……?>
<そんなの、俺様が存在してすぐに決まってんだろうが! 俺様ならダメージ回復無効だったり、グレードを減らせるぜぇ!>
<それはおかしい……ワガハイたち3体、同時に誕生した……。ワガハイ、毒ある上に
<ちょっとちょっとぉ、それでしたら私は☆の差分が相手より多いほど強いのですよぉ? 大ダメージも与えられるし、策略に優れてる私と部下たちの最高のコンビネーションを保証しますよ>
<そん程度じゃねぇかよ! やっぱ俺様が出るべきだぜ!>
<ワガハイ、出るから……お前ら、いい……>
<私ですよ!>
「おいおい、スゲェ揉めてるぞ……」
ヘリワードたちは自分が出ると必死に主張を続ける。
しかし、いつまでたっても言い争いが続くだけだった。
「そんなに言うんならよぉ、お前らが順番に俺たちの誰かとファイトして勝てば良いんじゃね?」
<ほう、10号にしてはまともな意見ですねぇ>
「10号呼ぶんじゃねぇ!! だったら俺が相手をしてやるから掛かって来い!」
<ふふん、良いでしょう……! 私の美しい策略で打ち抜かれてください>
ヘリワードがアキラのデッキを手に持ち、カズマとのファイトが始まる。
しかし…………
<な、なぜ……!?>
「こ、コイツ……滅茶苦茶弱ぇじゃねぇか…………」
「「「「「……………」」」」」
ヘリワードがあっさりとカズマに負けてしまったのだった。
「何でグレード3にライドしなかったの?」
<いやいや、私自身にライドしなれけば効果は発揮できないでしょ……>
「変なプライド持ってても、グレード3にならないと
<ぐぅぅぅ……解せません……>
<まったくよぉ、見てらんねぇぜ! どけ! 次は俺様だ!!>
「コイツと同じようなことになるなよ?」
<誰に向かって口利いてやがんだ! 俺様がギャグキャラに負けるワケねぇっての!!>
あっさり負けたヘリワードからデッキを取ったウィリアムが強気で挑む。
ファイトの結果は…………
<お、俺様が……負けた、だと……!?>
「コイツも弱ぇぇ……」
「どうして、いきなりダメージを4になるまで受けたの?」
<俺様の能力の発動のタメに決まってんだろうが……!!>
<話にならない、ワガハイ出る……>
「今度は食ってばかりの奴か……どうせお前も同じだろ?」
<舐めるな、ギャグキャラ……>
今度はディエゴがファイトに挑む。
<…………負けた>
「やっぱりコイツもか……」
「発動させても意味ない効果を発動させすぎでしょ……」
案の定、ディエゴも負けてしまい仰向けに倒れていた。
「ダメだコイツら、全然戦力にならねぇ……」
「頭数には入れない方が良いだろう……」
<んだとぉ! ヘリワード如きに負けた8号に言われたかねぇっての!!>
<ちょっとぉ、私如きって何ですか……私如きって……!!>
<でも、それは正解……>
「お前らな……」
「た、大変です!!」
そんな時、タイヨウが大慌てで入って来た。
「どうしたタイヨウ?」
「ドラエン支部に……異導メツギが現れたって情報が!!」
「ドラエン支部に!? 兄さんや支部長たちが危ないわ!?」
<野郎……ゼッテェ倒して元に戻させてやらぁ!>
<待て、ウィリアム……!?>
<るせぇ!!>
アルセーヌの静止を聞かず、ウィリアムは一人で突っ走って行った。
<はぁ……本当に単細胞ですねぇ。私も行かねば……!>
<同感……行く……>
「おい!? お前らまで!?」
「僕たちも追わないと……!!」
「うん! アルセーヌ、アキラをお願いね!」
<分かった、気を付けろ……>
勢いよく出て行ったウィリアムたちを追うよう、クロノ、シオン、トコハの3人はドラエン支部へと向かった。
TO BE NEXT
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は再び異導メツギと対面しますが、果たしてどうなるでしょうか?
複数デートの場合はどっち?
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トコハは必須
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たまにはトコハ抜き