カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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アキラがカードキャピタル2号店へ行きます!
そして、新たな出会いが…


イメージ2:ヴァンガード

(アキラ視点)

 

 

 

「此処か…」

 

 

俺は目的地へと到着した。そう、昨日手に入れたカードを調べる為に『カードキャピタル2号店』へと。

因みに叔父さんには、土地を覚えると言う事で出掛けると言って置いたから心配は無い。

 

 

「売れるかな…?」

 

 

俺はヴァンガードをやった事も無いし、持っててもしょうがないから売ってしまおうと言う気持ちがある。

正直に言えば、あの女の人…取りに来ないかなと言う願いが強かった。

 

 

「取り合えず、入るか…」

 

 

そう思って階段を上がり、店内に入る事にした…。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

『カードキャピタル2号店』

 

 

 

 

 

「うわぁ…凄い数のカード…」

 

 

店の中に入ると、カードがショーケースの中で綺麗に並んでいる。俺…カードショップに行くのは生まれて初めてだからな…。今の俺はある意味、夢の国に来た子供みたいだなと思う。

 

 

「さて、探すとしようかな…」

 

 

目的である自分の持ってるカードを同じカードを探す事にした。

 

 

「えっと、かげろう?…ロイヤルパラディン…?………アレ、全く同じの無い…」

 

 

ショーケースのカードで見ても、セブントライブのセの字も当てはまらない。困ったな…本当に公式のカードなのかも不安に思えて来た。

って、良く考えたらする訳じゃ無くて…売るかどうにかする為だからな。

 

 

「キャッ…」

 

「イテ…」

 

 

そんな事を思ってると、誰かにぶつかった。いけない…怪我して無いだろうか?

 

 

「ごめん…大丈夫?」

 

「え、うん…大丈夫。………ん?」

 

 

大丈夫と言った相手は緑色の髪の少女だった。何やら俺をジッと見てるけど…?

 

 

「俺の顔、何か付いてる?」

 

「ううん、そうじゃ無いよ。君…この辺りじゃ見ない顔だなって…」

 

「まぁ、この前東京に来たばかりだから…」

 

「そうなんだ。それで何かカードを探してるの?」

 

「うん…持ってるカードと全く当てはまらなくて…」

 

「そうなんだ…だったら、カムイさんの所に行こ?」

 

「カムイさんって誰…?」

 

「此処のバイトの人だよ!コッチ!」

 

「おっと…」

 

 

随分と積極的な娘だなぁ…。そう思いながらも手を引っ張られ、バイトと思われる店員と赤い髪の男、そして見覚えのある金髪の人物の元まで連れて来られた。

 

 

「お、トコハちゃん!…と見ない顔だな?」

 

「確かに、この辺じゃ見ないな…」

 

「あれ?君は確か…」

 

「綺場、知り合いか?」

 

「彼は昨日、僕のクラスに転校して来たんだよ。確か…海導君だったよね?」

 

「うん…」

 

 

思い出した、俺のクラスに居た…。綺場君…だったな。

 

 

「転校生か…、ヴァンガードやってるのか?」

 

「やってない…、した事すらない」

 

「そうなの…?」

 

「昨日、ひょんな事で手に入って…調べようと思っただけ…」

 

「そうなのか…俺も調べたいんだけど…、PCの様子が変なんだ」

 

「何かあったんですか?」

 

「何か遅いって言うかなぁ…」

 

 

赤髪が店員の人に尋ねる。どうもPCが変だと思って、俺も見て見たが…

 

 

「コレ、厄介なウイルスに掛かってますよ?」

 

「「「「え!?」」」」

 

 

俺がそう言うと、4人は驚いてる。

 

 

「ま、マジかよ…!?」

 

「俺なら対処出来ますが…」

 

「マジか!?悪いけど…頼む!」

 

「カムイさん、必死っすね…」

 

「下手にシンさんやミサキさんに知られたら、バイト代が…」

 

「わ、分かりました…!取り合えず、俺のプログラミングしたワクチンプログラム入りのUSBメモリーを…(汗)」

 

「おう…!」

 

 

店員の人は俺の持ってたUSBメモリーを差し込んで、PCを操作した。

 

 

「お…おお!直った!!サンキューな!えっと…」

 

「海導アキラです」

 

「そうそう!サンキューな、アキラ!」

 

 

店員の人は俺にお礼を言って来た。よっぽど嬉しかったんだな…。

 

 

「凄いね、海導君!」

 

「うん!独自にプログラムを作れるって、プログラミングが得意なんだ!」

 

「そうだな、中々優しい所あるじゃん」

 

「昔からやってただけ」

 

 

俺はそう言った。そう、昔から馴れてるだけだった。

 

 

「ま、こうして会ったんだし自己紹介だな。俺は新導クロノ、宜しくな!」

 

「あぁ、宜しく」

 

「私は安城トコハ!気軽にトコハって呼んでね!」

 

「僕は綺場シオン、同じクラスだし宜しくね」

 

「うん…」

 

「そして俺は此処でバイトしてる、葛木カムイだ。宜しくな!」

 

「俺は海導アキラです、宜しくお願いします」

 

 

挨拶されたので、俺も自己紹介をした。そう言うと、カムイさんが俺を覗き込んだ。

 

 

「そう言えば、カードを調べて欲しいんだったな?」

 

「そう言えば、すっかり忘れてました」

 

 

俺はそう言って、鞄からカードケースを出して中のカードを出す。

 

 

「コレなんですが…」

 

「………ん?」

 

 

カムイさんはカードを見始める。残りの3人も釣られて覗き込む。

 

 

「何だコレ…?えっと………セブントライブ?」

 

「俺もサッパリです…」

 

「お、おいおいおい!?何だこのクラン!?また新種かよ!?」

 

「新種?」

 

「ま、またしても俺の知らないカードが………!?」

 

「また?」

 

 

またしても新種と言ってるカムイさん。またって、他にも新種があるのか?

そして残りの3人も、俺の持ってたカードを見ると…

 

 

「な、何だいコレ………!?」

 

「スッゴイ!?初めて見るカードばかり!!」

 

「お前も未知のクランを手に入れたのか…」

 

「も?」

 

「うん、彼…新導もギアクロニクルって言う未知のクランを持ってるんだよ」

 

「まさか、ギアクロニクル以外にも有るのは驚いたけどな」

 

「そうだな!俺の知らないクランって事は、凄いレアなクランって事だ!じゃあ、早速調べて見ようぞ!」

 

「お願いします」

 

 

カムイさんはそう言って、俺のカードを調べ始める。ほほう…読み取る装置の上に置いて調べるのかぁ…。

 

 

「どうやらギアクロニクルと同様、全部公式のカードだ」

 

「そうですか…」

 

「ただ、少し妙だな…」

 

「妙と言うのは、どう言う事ですか?」

 

 

彼女、トコハがそうカムイに尋ねる。そしてカムイは口を開く。

 

 

「俺達の知ってるヴァンガードのクランってのは、惑星クレイの国家に属してるのは知ってるな?」

 

「えぇ。僕のロイヤルパラディンだと、国家はユナイテッド・サンクチュアリですから」

 

「その通りだ。ただ…このセブントライブって言うのは、未知のクランどころか………惑星クレイに存在する“どの国家にも属してすら無い”んだ。クランの記された色は七色…クレイエレメンタルの様な感じか?」

 

「もしかして、未知の国家が存在するって事ですか?」

 

「ん~…さっぱり分からん!ギアクロニクルでもダークゾーンの国家にはなってるけど、このセブントライブ…他の事は全然だ!」

 

「そうですか…」

 

 

カードを知ってる人でも分からないとは…本当にどうなってるんだろう?

そして何故、やった事すら無い俺に渡したのか…分からない。

 

 

「所で、このクランは何処で手に入れたんだ?俺の時は下駄箱だったけど…」

 

「私も気になる!どうやって手に入れたの?」

 

 

クロノとトコハが、手に入れた経緯と尋ねて来た。取り合えず、昨日のありのままの事を話して見よう。

 

 

「学校の帰りに、知らない女の人からアタッシュケースごと渡された」

 

「「「「………えぇ!?」」」」

 

 

まぁ、そりゃ反応はそうなるよなぁ…(汗)

 

 

「学校の帰りに何か有ったのか?」

 

「実は…」

 

 

そして謎の女性から言われた、訳の分からない言葉と共に説明をした。

 

 

「そんな事を…?」

 

「うん、惑星クレイとやらの希望とか言ってたけど。聞いた感じ架空の話の事を何であんな風に言ったのか…、本当に分からない(汗)」

 

「惑星クレイか………」

 

「カムイさん、どうしたんすか?」

 

「いや、兎に角だ。このクラン…何か事情がありそうだな」

 

「そうですか…」

 

「でもよ…くう~!カッコイイなアキラ!お前はもしかしたら、“選ばれし者”じゃ無いか!?」

 

「選ばれし者って…何か大袈裟な気が…」

 

 

そう、俺はそんなガラじゃ無い。そんな漫画の世界の立場のアレじゃ無いし…(汗)

 

 

「それよりも、ファイトしましょ!」

 

「…え?」

 

「折角手に入れたんなら、ファイトしましょうよ!私、そのセブントライブとファイトしたい!」

 

「えっと、俺…やった事無いけど(汗)」

 

「大丈夫!ちゃんと教えるから!」

 

「俺は…」

 

 

誘いは嬉しいけど、俺が此処に居るのは2年間だ。今こうやって交流しても…きっと、その時が来たらまた消えるんだ…父の様に。

 

 

「私ね、アキラと友達になりたいの!それにやってみないと損だよ?」

 

 

眩しい…地元にもこんなに明るい笑顔の子を見るのは初めてだ。まぁ、少しだけなら良いかな。

 

 

「うん、分かった…。じゃあお願いしようかな?」

 

「うん!早速ファイトしよ!」

 

「待てよ安城!」

 

「え?何よ新導?」

 

「俺もファイトしたい!」

 

「僕もしたいな…」

 

「んもう!私が最初に誘ったんだけど!何ならジャンケンで決める?」

 

「良いぜ、勝ってやる!」

 

 

わぉ、ジャンケンで誰がするか決め始めたぞ?そんなにファイトしたかったのか…?

 

 

「やった!私の勝ち~!」

 

「くっそ~、負けた~」

 

「くやしいけど、こればかりは仕方無いよね」

 

「じゃあアキラ!早速ファイトね!」

 

「うん…」

 

 

こうして、俺の人生初のヴァンガードが始まる…上手く出来るかな?

 

 

 

 

TO BE NEXT

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回は初のファイト描写です、お楽しみに!
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