カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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初のファイト描写です!
読みにくかったら、申し訳ないです(汗)



イメージ3:義賊へと…

(アキラ視点)

 

 

 

ファイトすると言う事で、一通りルールブックを呼んだ。まぁ…後は馴れるしか無いかな…。

 

 

「じゃあ、フィールドは…緑の大陸、ズーのとある森。アキラのクランは国家に属して無いから、此処でファイトしよ」

 

「お任せするよ」

 

 

フィールドも選べるんだ。場所は森…綺麗な森だな…。

 

 

「今回はティーチングのファイトでもあるから、今回は私が先攻で行くね。先ずはグレード0のカードを、中央上の【V】に裏向きで置くの」

 

「グレード0…コレか」

 

 

この先駆って書いてるカードが良いのか?そこまでは分からんが、まぁ裏向きで置こう。次にシャッフルして、お互いのデッキもシャッフルして山札を指定の場所に置く。

 

 

「置いたら、上から5枚引いて手札にするの。手札にグレード1~3が1枚ずつ揃っているのが良いからね。此処で1回だけ引き直しが出来るから、山札の下に置いてから置いた数だけ上から引いてシャッフルね」

 

「じゃあ、2枚を戻して…」

 

 

教えて貰った通りに引き直した。グレードは…1と2が2枚ずつ…3が1枚。良し…コレで良い。

 

 

「じゃあイメージしてみて!私達がこれから、惑星クレイに降り立った自分自身を…」

 

「イメージ…」

 

「そう、ヴァンガードに1番大事な事なの!」

 

「………」

 

 

イメージ、そう思って惑星クレイに降り立った自分をイメージして見た。

 

 

「………?」

 

 

さっき言ってた森が広がっていた…。此処が惑星クレイ…、と言うか俺…何か透明と言うか…、そんな気がする。

 

 

「そして私たちはその惑星に降り立った小さな存在。それだけではとても非力ですぐに消えてしまう霊体……でもね、小さな私たちにはクレイに居る様々なユニットと呼ばれる住人達を呼び寄せる力と、自分自身にそのユニットを憑依させる力がある」

 

「憑依……」

 

「そう。すぐに大きな存在へはなれないけれど、時に仲間の力を借りて、時に戦いの中で成長して行く事が出来るわ。それが私達“先導者”なんだよ!」

 

 

そうか、それが裏にセットしてるFVと言う事か…。

 

 

「じゃあ、行くよ?」

 

「あぁ…」

 

 

裏向きのカードをお互いに表返す時が来た…。

 

 

「スタンドアップ!ヴァンガード!!」

 

 

そして遂に。人生初の…俺のヴァンガードファイトが始まる。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「春待ちの乙女 オズ!」

 

「シーフ・ドラコキッド!」

 

 

春待ちの乙女 オズ:パワー5000

 

シーフ・ドラコキッド:パワー5000

 

 

お互いに最初のユニットにライドした。彼女は花の女の子かな?俺の方はダガーを持った、小さな盗賊のドラゴンだ。

 

 

「コレが、クレイでの俺………」

 

「おぉ!コレがセブントライブのユニットかぁ!!」

 

「シーフって、盗賊か?」

 

「そのようだね、どんな効果か楽しみだよ」

 

 

イメージすると、俺がシーフ・ドラコキッドになってる。

 

 

 

『1ターン目』

 

 

 

「先ずは私のターンね、最初はユニットをスタンドするんだけど、私のユニットはスタンドしてるから、ドロー!そして1ターンに1度、【V】を1つ上のグレードに昇格出来るの。コレをライドって言うの!やって見るね。ライド!『萌芽の乙女 ディアン』!」

 

 

【V】萌芽の乙女 ディアン:パワー8000  『トコハ:手札5』

 

 

「ライドする事で、ヴァンガードを強くしていくの。ヴァンガードの下に置かれているカードの事はソウルって言うの。そしてソウルのオズは、同じクランのユニットがライドした時、リアガードとしてソウルからコール出来るの。それじゃ、オズはヴァンガードの後列の【R】サークルへ移動。先攻は最初のターン、攻撃は出来ないからコレでターンエンド!」

 

 

 

トコハ(ダメージ0/6[表0]・ソウル0・手札5)

 

<>  <ディアン> <>

<>  < オズ > <>

 

 

『2ターン目』

 

 

「今度は俺のターン、ドロー!」

 

 

えっと、1つ上にライドだったっけな。…っと、有った。

 

 

「ライド、『速竜 スピードラゴン』!」

 

 

【V】速竜 スピードラゴン:パワー8000   『アキラ:手札5』

 

 

俺がライドしたのは、身軽そうに走ってる片手銃を持ったドラゴンだ。と言うか名前が…スピード+ドラゴンって、ダジャレな気もするが…いっか。

 

 

「シーフも先駆の能力で、スピードラゴンの後ろに移動」

 

「へぇ、もう効果を覚えたんだ!そうそう、メインフェイズはヴァンガードのグレード以下のユニットを【R】サークルに仲間…リアガードとして呼び出せるの。それをコールって言うから、やってみて!」

 

「じゃあ、もう1体のスピードラゴンをコール!次は…アタックだったかな?」

 

 

『アキラ:手札4』

 

 

「そう、アキラのターンからアタック出来るんだよ。アタックする時はカードを横向きにして【レスト】にして宣言するの。先ずはリアガードからアタックして見て」

 

「分かった。【R】のスピードラゴンで、ヴァンガードにアタック!」

 

 

「此処はノーガード!ヴァンガードが攻撃を受けたら、山札の上から1枚をダメージチェックを行うの。ダメージチェック…トリガーは無し」

 

 

【R】速竜 スピードラゴン:パワー8000

 

ダメージチェック:仮初めの騎士 メアホープ   『トコハ:ダメージ1/6』

 

 

「続けてヴァンガードでアタックしてみて。そしてグレード0と1のユニットには、前列にパワーを加える【ブースト】を持ってるの。アタックする時と同じで【レスト」して、前列にパワーを加えるの」

 

「じゃあ、シーフのブーストしたスピードラゴンでヴァンガードにアタック!」

 

 

「ヴァンガードがアタックした時は、ドライブチェックを行うの。山札の上から1枚をトリガーゾーンに置いてみて」

 

「うん…ドライブチェック」

 

 

上からめくって、トリガーゾーンに置く。めくったカードは…引と書かれたカードが出た。

 

 

ドライブチェック:偵察甲虫 スパイワイヤー(引)

 

 

「トリガー出たね!トリガーは全部で4種類有って、アキラが今出た『引』のアイコンは“ドロートリガー”。山札の上から1枚を引けて、好きなユニットにパワーを5000プラス出来るの」

 

「成程…じゃあ、1枚ドローしてパワーは【V】に」

 

 

【V】スピードラゴン:パワー8000+ブースト5000+トリガー5000=18000 『アキラ;手札6』

 

 

「じゃあ、ダメージチェック」

 

 

トコハが上のカードを捲ると、治と書かれた緑のアイコンが出た。

 

 

「治は“ヒールトリガー”!相手とダメージが同じか、相手よりダメージが多い時、ダメージゾーンから1枚選んで回復出来て、ユニット1枚にパワー+5000出来るの。1枚回復してパワーはヴァンガードに!」

 

 

【V】ディアン:パワー8000+トリガー5000=13000

 

ダメージチェック:フェアリーライト・ドラゴン(治)『トコハ:ダメージ1/6』(回復して±0

 

 

「コレで何も出来ないから、ターンエンドかな」

 

 

アキラ(ダメージ0/6[表0]・ソウル0・手札6)

 

<スピー> <スピー> <>

<   > <シーフ> <>

 

 

「アキラ、先駆と言い飲み込みが速いね!本当に初心者?」

 

「正真正銘、生まれて初めて」

 

「そうなんだ。だったら、実は凄い素質なんじゃない?」

 

「そうかな?」

 

「良し、次は私のターンだよ!」

 

 

『3ターン目』

 

 

「スタンド&ドロー!『開花の乙女 ケラ』にライド!」

 

 

【V】開花の乙女 ケラ:パワー10000   『トコハ:手札5枚』

 

 

「続けて『仮初めの騎士 メアドリーム』と『メイデン・オブ・グラジオラス』、『萌芽の乙女 ディアン』をコール!」

 

 

わぁ…、一気に出て来た…!?

 

『トコハ:手札2枚』

 

 

「じゃあ今度は私のアタックで行くよ!グラジオラスでヴァンガードにアタック!」

 

 

「確か…ガードって出来るんだったけ?」

 

「出来るよ。横にシールドって書かれてるユニットを、中央の【G】サークルにコールするの。ユニットのパワーに、シールドの数値の合計が相手のパワーより上ならガード成功。同じだとガード出来ないから注意して」

 

「分かった。スパイワイヤーでガード!」

 

 

【R】グラジオラス:パワー9000

 

【V】スピードラゴン:パワー8000+シールド5000=13000

 

『アキラ:手札5枚』

 

 

「ガードに使用したカードは、ドロップゾーンに置くから注意してね。じゃあ次はオズのブーストしたケラで、ヴァンガードにアタック!」

 

「………ノーガード」

 

「ドライブチェック!」

 

 

ドライブチェック:メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)

 

 

「☆は“クリティカルトリガー”!相手に与えられるダメージを増やす効果があるの!パワーはメアドリームに、☆はヴァンガードに!」

 

 

【V】ケラ:パワー10000+ブースト5000=15000、☆1+1=2

 

【R】メアドリーム:パワー9000+トリガー5000=14000

 

『トコハ:手札3枚』

 

 

「ふぐ…!?と言う事はダメージチェックは2回か…1枚目…」

 

 

ダメージチェック:妖蛇 バンパーヴァイパー(1枚目)『アキラ:ダメージ1/6』

 

 

「2枚目…お、コッチも治トリガー!ダメージは同じだから、1枚回復!パワーは【V】に!」

 

 

ダメージチェック:熱線の魔女 ヒートヒーラー(治)(2枚目)『アキラ:ダメージ1/6』(回復して±0)

 

 

「此処で回復されちゃったかぁ…じゃあ、次はディアンのブーストしてメアドリームで、ヴァンガードにアタック!」

 

「ガード仕切れないか…ノーガード!ダメージチェック…トリガー無し」

 

 

【R】メアドリーム:パワー9000+ブースト8000+トリガー5000=22000

 

ダメージチェック:氷機獣 メタレット 『アキラ:ダメージ2/6』

 

 

「私はコレで、ターンエンド!さぁ、アキラのターンだよ」

 

 

トコハ(ダメージ1/6[表1]・ソウル1・手札3枚)

 

<メアドリーム> <ディアン> <グラジオラス>

< ディアン > < オズ > <      >

 

 

『4ターン目』

 

 

「スタンド&ドロー!今度は…ライド!『戦竜 コマンドラゴン』!」

 

 

【V】コマンドラゴン:パワー10000  『アキラ:手札5枚』

 

 

「スピードラゴンは後ろに。続けて『核熱の術師 ニューク』と『機獣 ソニックウルフ』、『妖蛇 バンパーヴァイパー』をコール!」

 

 

『アキラ:手札2枚』

 

 

「おぉ、アキラも一気に出したな!」

 

「攻撃出るか?」

 

「先ずはスピードラゴンのブースト、バンパーヴァイパーでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード!」

 

 

【R】バンパーヴァイパー:パワー8000+ブースト8000=16000

 

 

「ダメージチェック、トリガー無し」

 

 

ダメージチェック:メイデン・オブ・パッションフラワー 『トコハ:ダメージ2/6』

 

 

「次はシーフのブーストしたコマンドラゴンで、ヴァンガードにアタック!」

 

「此処もノーガード!」

 

「ドライブチェック…」

 

 

ドライブチェック:機竜 ドラボンゴ(醒)

 

 

「その青いアイコンは“スタンドトリガー”って言って、リアガードを1体スタンドして、ユニット1体のパワーを+5000出来るの」

 

「じゃあ、バンパーヴァイパーをスタンドしてパワーも+5000」

 

 

【V】コマンドラゴン:パワー10000+ブースト5000=15000

 

【R】バンパーヴァイパー:パワー8000+トリガー5000=13000

 

『アキラ:手札3枚』

 

 

「ダメージチェック、☆トリガー!効果は全てヴァンガードに!」

 

 

ダメージチェック:月下美人の銃士 ダニエル(☆) 『トコハ:ダメージ3/6』

 

【V】ケラ:パワー10000+トリガー5000=15000 ☆1+1=2

 

 

「バンパーヴァイパーのパワーが届かない…。ならバンパーヴァイパーで、リアガードのグラジオラスにアタックだ」

 

「開墾の戦乙女 パドミニでガード!」

 

 

【R】バンパーヴァイパー:パワー8000+トリガー5000=13000

 

【R】グラジオラス:パワー9000+シールド5000=14000

 

 

「防がれた…今度はソニックウルフのブースト、ニュークでヴァンガードにアタック!」

 

「メアドリームでインターセプト!」

 

「リアが守って来た…!?」

 

 

わお、リアガードがガードして来たよ。

 

 

「グレード2のユニットには“インターセプト”が有るの。前列から【G】サークルに移動して、ガーディアンとして守ってくれるの。勿論、ガードが終わったら退却してドロップゾーンに置く事になるけどね」

 

「な、成程…」

 

 

【R】ニューク:パワー9000+ブースト7000=16000

 

【V】ケラ:パワー10000+トリガー5000+インターセプト5000=20000

 

 

「コレでターン終了…」

 

 

アキラ(ダメージ2/6[表2]・ソウル1・手札3枚)

 

<バンパー> <コマンド> <ニューク>

<スピー > <シーフ > <ウルフ>

 

 

『5ターン目』

 

 

「私のターン、スタンド&ドロー!煌めく蕾よ、今こそ花開け!ライド!『ラナンキュラスの花乙女 アーシャ』!!」

 

 

【V】アーシャ:パワー11000    『トコハ:手札3枚』

 

 

「更にグラジオラスとパドミニをコール!」

 

 

『トコハ:手札1枚』

 

 

「先ずはパドミニのブーストしたグラジオラスで、ヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード」

 

 

【R】グラジオラス:パワー9000+ブースト7000=16000

 

 

「ダメージチェック」

 

 

ダメージチェック:剛腕甲殻 ロブハンマー   『アキラ:ダメージ3/6』

 

 

「オズのブーストした、アーシャでヴァンガードにアタック!そしてグレード3には“ツインドライブ!!”があるの!ツインドライブ!!は【V】でしか発揮出来ないけど、ドライブチェックを2回出来るの!」

 

「2回…!?つまりトリガーが出る確率も…2倍………」

 

「ツインドライブ!!ファーストチェック!」

 

 

ドライブチェック:ラナンキュラスの花乙女 アーシャ(1回目)

 

 

「セカンドチェック!」

 

 

ドライブチェック:メイデン・オブ・ディモルフォーセ(☆)(2回目)

 

 

「☆トリガー!☆はヴァンガードに、パワーはまだ攻撃して無いグラジオラスに!」

 

 

【V】アーシャ:パワー11000+ブースト5000=16000 ☆1+1=2

 

【R】グラジオラス:パワー9000+トリガー5000=14000

 

『トコハ:手札3枚』

 

 

「ダメージチェック…ファーストチェック」

 

 

ダメージチェック:シュリンプ・シューター(引)  『アキラ:ダメージ4/6』

 

 

「引トリガー!1枚ドロー、パワーはヴァンガードに!」

 

 

【V】コマンドラゴン:パワー10000+トリガー5000=15000

 

『アキラ:手札4枚』

 

 

「セカンドチェック、無しか…」

 

 

ダメージチェック:防壁の魔女 バリアーチェ   『アキラ:ダメージ5/6』

 

 

「後…1ダメージで…」

 

「ディアンのブーストしたケラで、ヴァンガードにアタック!」

 

「確か効果が…バンパーヴァイパーでインターセプト!インターセプトした時、シールド+5000!」

 

 

【R】グラジオラス:パワー9000+ブースト8000+トリガー5000=22000

 

【V】コマンドラゴン:パワー10000+トリガー5000+シールド10000=25000

 

「やるじゃない。でも、最後までまだ分からないのがヴァンガード!私はコレでターンエンド!」

 

 

トコハ(ダメージ3/6[表1]・ソウル1・手札3枚)

 

<グラジオラス> <ディアン> <グラジオラス>

< ディアン > < オズ > < パドミニ >

 

 

『6ターン目』

 

 

「スタンド&ドロー…!」

 

 

正直に言う…非常に厳しい状態だ。チーティングとは言え、相手は実力者。

 

 

「コレでアキラのダメージは5か…」

 

「安城の奴、容赦ねぇな…」

 

「まぁ、初めてだから…」

 

「ちょっと、外野うるさい!まだファイト中なのよ!」

 

「「「す、すみません………」」」

 

「………」

 

 

トコハは、ファイトを観戦しているクロノ達にうるさいと言って鎮める。気持ちは嬉しいけど、コレが現実だ。素人が簡単に出来る程…甘くは無いって事か。

 

 

(もう、やるだけ勝ち目も無いな…)

 

 

そう諦めかけた………その時だった。

 

 

<どうした、もう終わった気か…?>

 

(………え?)

 

 

誰だ…?それに、俺以外の動き…いや、時間が止まってる?

 

 

<このまま終われば、お前は本当に負けてしまう…。それとも、自ら“退化”の道を選ぶ気か…?>

 

 

退化?…終わってしまう?俺は…俺は………

 

 

「終わりたく………無い!!」

 

 

そうだ、まだ…終わりたく無いんだ………!!

 

 

<良かろう、お前の覚悟のイメージは聞き入れた。………時は来た!!>

 

「時は来た…?」

 

 

一体何の事だ…?

 

 

<イメージしろ、我に憑依するお前自身を………!己の信じたイメージの為に、冒涜すら省みない賊の先導者となったお前自身を…!>

 

「賊………?」

 

<そうだ、全てをお前自身で見定め…義賊としての自分自身を此処で解放しろ…!>

 

 

義賊である自分自身を解放して、賊の先導者となれ………。それが俺なのか…?

 

 

「………」

 

 

賊…義賊か。そうだ、俺は………これから賊になれば良いんだ。

 

 

「アキラ?大丈夫…?」

 

「…大丈夫、少し待って欲しい…」

 

「?」

 

「お、おい…?」

 

「どうしたんだろう?」

 

「手札をテーブルに置いて…ん?

 

 

そう、俺は一度手札をテーブルに置いて首のゴーグルに手を振れた。コレを付けるのは…久しぶりだな…。

 

 

「首のゴーグルを装着した…?」

 

「本当に…大丈夫?」

 

 

カムイさん達も不思議そうにし、トコハも心配してる。

 

 

「大丈夫、此処からが………

 

 

 

 

 

 

 

俺の“ヴァンガード・タイムだ…!!」

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

 

この感じ、久しぶりだな。思わずニヤリと笑ってしまった。さて…コイツにライドするか………

 

 

「冒涜をも省みない強き意思、義賊の心を持ち今宵、イメージと言う名のお宝を頂く!ライド!」

 

 

そう、初めて見たこのカード…俺はコイツにライドする。そのイメージか、淡い七色の炎か何かに、自分自身が包み込まれて行くのが分かる。

 

 

「コレは…」

 

「あ、アイツのイメージか…!?」

 

「何てイメージ力だ…」

 

 

どうやらイメージがトコハ達にも伝わってるらしい。そして俺は、アイツの名を呼ぶ。

 

 

「義賊魔竜 アルセーヌ!!」

 

 

【V】アルセーヌ:パワー11000  『アキラ:手札4枚』

 

 

遂に、ライドした。俺の好きな怪盗の名を持つドラゴンに………!

 

 

<我は、4大義賊が一体…義賊魔竜 アルセーヌ…!>

 

「アルセーヌ…」

 

<我はお前自身の分身となる、イメージの略奪者。お前が望むと言うなら、未来を超越する力を貸してやっても良いぞ?>

 

「あぁ…力を………寄越せ!!」

 

<寄越せか…ふん、良かろう………!!>

 

「コレが、アキラの分身…。やっぱりアキラには、そのクランを託された意味があるんだよ」

 

「託された意味…?」

 

「今ライドした事で、お互いのヴァンガードのグレードは3。お互いに未来の可能性…Gユニットに超越(ストライド)出来るの」

 

「超越…ストライド…」

 

「ストライドステップ時に、手札からグレードの合計が3以上になる様にドロップゾーンに置く事でヴァンガードの上にGユニットを呼び出せるの。そして元居たヴァンガードはハーツカードとなって、元々の名前とパワーを得るの」

 

 

あの裏向きが銀色のカードの事か。未来への可能性………

 

 

<その娘の言う通りだ。手札にある『刃甲虫 マンティサイス』がグレード3だ、力を借りて今こそ超越だ…!超越すれば、【V】サークルとGゾーン表の数で使えるGBを発動出来る。>

 

 

トコハの説明後に、アルセーヌも追って説明する。どうやら声は俺にしか聞こえないらしい…。

それは兎も角、俺は手札のマンティサイスをコストにしてGユニットへ超越する事にした。

 

 

「ジェネレーションゾーン、解放!」

 

 

超越コスト:マンティサイス(グレード3)

 

 

「無限に広がる未来の進化、今こそ未来諸共全て頂戴する!ストライド・ジェネレーション!!」

 

 

今、俺は…未来の可能性へと超越する………!!

 

 

「禁忌を宿す、魔眼の竜!極魔竜 ルーンマジック・ドラゴン!!」

 

 

【V】ルーンマジック・ドラゴン:パワー15000+ハーツ11000=26000

 

『GB1』

 

『アキラ:手札3枚』

 

 

「アレが…」

 

「セブントライブの…」

 

「Gユニット…!!」

 

 

片方に眼帯を持った、ドラゴンの姿へと超越した。凄い…力が溢れて来る………!しかも良く見たら“トリプルドライブ!!!”と記されてる…つまり3回もドライブチェックを…!?

 

 

<我の超越スキルを使え。コストを支払って、相手のリアガードを“トライブゾーン”へ送ってやれ……!!>

 

「トライブゾーン…?」

 

 

そんな場所…有ったっけ?

 

 

<お互いのGゾーンの外側に置く場所だ。置く事で枚数や特定の種族が置かれている時、その効果を発揮する…!>

 

 

成程…、種族に関する効果って事か…!

 

 

「超越スキル!Cブラスト①と、手札の『機竜 ドラボンゴ』をトライブゾーンへ置いて発動!」

 

「トライブゾーン…!?」

 

「Gゾーンの外にカードを置くのか…!?」

 

「一体、どんな効果を…?」

 

 

どうやらトコハ達も知らない様だ。俺も初めて知ったけど…。

 

 

「1枚ドローして、グラジオラスをトライブゾーンに!」

 

「わ、私のリアガードも!?」

 

 

『アキラ:手札4枚』『トライブゾーン:1枚(セブンドラゴン)』

 

トコハ『トライブゾーン:1枚(バイオロイド)』

 

 

<それで良い。このイメージの力はお前の物。後のやり方は任せる…今まで自分を封じていた分、自由に暴れてやれっ………!!!>

 

 

自由に暴れてやれ…か。良いぜ、やってやる!!

 

 

「そしてコール、『雷甲虫 スタンスタッグ』!そして、スピードラゴンのブーストでヴァンガードにアタック!GB1を発動!ブーストされてヴァンガードにアタックした時、Cブラスト①し、相手は自分のリアガードかドロップゾーンから1枚を選んで、トライブゾーンに置いて貰う!」

 

「ドロップゾーンのメアホープをトライブゾーンに、そしてディモルフォーセでガード!」

 

 

【R】スタンスタッグ:パワー9000+ブースト8000=17000 『表4枚』

 

【V】アーシャ:パワー11000+シールド10000   『トライブゾーン:2枚(バイオロイド)』

 

『トコハ:手札2枚』

 

 

「シーフのブーストを付けて、ルーンマジックでヴァンガードにアタック!禁忌の魔力を光線にして放て!解放のマジックバースト!!」

 

「防げない…ノーガード!」

 

「トリプルドライブ!!!ファーストチェック」

 

 

ドライブチェック:義賊魔竜 アルセーヌ(1回目)

 

 

「セカンドチェック」

 

 

ドライブチェック:防壁の魔女 バリアーチェ(2回目)

 

 

「サードチェック…!」

 

 

ドライブチェック:機兵 イグナイト・ナイト(☆)(3回目)

 

 

「☆トリガー!パワーはニュークに、☆はルーンマジックに!」

 

 

【V】ルーンマジック・ドラゴン:パワー15000+ハーツ11000+ブースト5000=31000 ☆1+1=2

 

【R】ニューク:パワー9000+トリガー5000=14000

 

 

「キャ…!?まだよ、ダメージチェック!」

 

 

ダメージチェック:開墾の戦乙女 パドミニ(1回目)『トコハ:ダメージ4/6』

 

 

「セカンドチェック…、ノートリガー」

 

 

ダメージチェック:開墾の戦乙女 パドミニ(2回目)『トコハ:ダメージ5/6』

 

 

(大丈夫、インターセプトも駆使すれば防げる…)

 

 

「ルーンマジックのスキル発動!アタックがヴァンガードにヒットした時、相手の山札の上から5枚を確認し、その中にあるトリガーを1枚選んでトライブゾーンに置く!」

 

「山札上から5枚を………」

 

 

トコハに上から5枚を見せて貰い、その中に2枚程トリガーが有った。その中にある治を持ったフェアリーライト・ドラゴンを置いて貰う事にしよう。

 

 

「フェアリーライト・ドラゴンをトライブゾーンに置き、更にトライブゾーンに『ドラゴン』『ロイド』『エルフ』の種族を持つユニットが2枚以上置かれているなら、追加効果で今置いたトリガー効果を俺が使用する!」

 

「わ、私のトリガー効果を!?」

 

「パワーはニュークに、そして1枚回復!」

 

 

【R】ニューク:パワー9000+トリガー10000=19000   『アキラ:ダメージ4/6』(1枚回復)

 

『トコハ:トライブゾーン3枚(バイオロイド・フォレストドラゴン)』

 

 

「特定の種族のユニットがトライブゾーンにある事で、更なる追加効果を…!?」

 

「あ、相手のトリガーを自分が使うスキルかよ!?」

 

「コレって…安城の奴、ヤバく無いか…?」

 

 

相手の場を考えると、コレは行けるか…?今は最後のアタックだ…!

 

 

「ソニックウルフのブーストした、ニュークでヴァンガードにアタック!ニュークのGB1で、ヴァンガードにアタックした時、パワー+3000!」

 

「ダメ、防げない…!?ノーガード…」

 

 

【R】ニューク:パワー9000+スキル3000+ブースト+7000トリガー10000(5000×2)=29000

 

 

「うぅ…ダメージ、チェック………」

 

 

ダメージチェック:メイデン・オブ・フリルドロッド  『トコハ:ダメージ6/6』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「おめでとう、新人さん。凄いじゃない」

 

「え、あ…勝った…のか?」

 

「そ、貴方の勝ち!」

 

 

勝った…勝ったんだ!そう思いながらゴーグルを外して首に戻した。

 

 

「アキラ!お前凄いじゃん!!」

 

「凄いね、安城さんに勝つなんて…!」

 

「セブントライブ、トライブゾーン…うおおお!凄いぜ!」

 

「あ、はい…」

 

 

偉い盛り上がってるな…(汗)俺と言うよりは、セブントライブにだけど…

 

 

「でも、負けたら負けたでくやしい!!ねぇ、アキラ!」

 

「ん?」

 

「もう1回ファイトしよ!私、もっとアキラとファイトしたい!」

 

「待て待て!今度は俺様とだ!な?」

 

「えっと…(汗)」

 

「次は俺とだよな!?それぞれが持つクラン同士って言うのも良いだろ?」

 

「えっと、僕もしたいな」

 

「私よ!」

 

「い~や、俺様だ!」

 

「俺だ!」

 

「次は僕だ!」

 

 

何か収集が付かなくなった。やれやれ…

 

 

「1回だけと言ったけど、時間はあるから良いか…」

 

 

それから、時間が許す限りはファイトした。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ふぅ…」

 

 

帰り道、あれからファイト続けたりと今日は色々な事が起こった。でも、久しぶりに“楽しかった”と言う感情が出た。

 

 

「アキラ~!!」

 

「あ、トコハ」

 

 

帰り道の途中、トコハが俺を追い掛けて来た。

 

 

「明日もさ、キャピタルに来るの?」

 

「そうだな…特に予定は、今の所も無いし…」

 

「じゃあ明日もファイトしよ!私、ゴーグルを付けた時のアキラ…結構好きだよ?」

 

「そ、そう…?」

 

 

そう言われたのは始めてだ。そして思った、彼女…トコハの様な娘の笑顔が…眩しくて暖かかった事を…。

 

 

「じゃあ明日、私と最初にファイトだから!約束!」

 

「うん、今日はありがとう…」

 

「うん、また明日!」

 

 

トコハはそう言って走って行った。

 

 

「安城トコハ…か」

 

 

俺はそう思いながら、家へ帰る事にした…。そして、これから…このヴァンガードが俺にどう影響するのか…この時の俺はまだ知らなかった。

 

 

 

 

TO BE NEXT

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
次回は次の話の前に、今回のデッキレシピとユニット紹介を投稿します。
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