カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
(アキラ視点)
「良し、クエスト達成」
シオンとのファイトから1週間が経過した。それ以降もクエストを達成し、もう間も無くグレード3に到達出来る所まで行った。
「アキラもグレード3に近いね~」
「本当に当時から、初心者なのかって思うよね…」
「しかも、パソコンの授業とかも凄いって、学校でもモテてるって噂もあるぜ?」
「!?」
モテてる?そんな事は無い気がするけど…?何やらトコハが動揺してたのは気のせいだろうか…?
「何処情報?」
「岡崎が言ってた…」
「クミちゃんが…?」
クロノは岡崎クミから、そう言った話を聞いたらしい。噂って言うのは何処でどう広まるか分からないなぁ…。
「それはそうと、今日はこの後どうする?」
「あ…!?そう言えば…」
「どうした?」
「店番を頼まれてた…(汗)」
「店番…?」
「確か、珈琲豆を売ってる店だったよね?」
「ゴメン!今度埋め合わせするから!」
俺は急いで家(店)に帰る事にした。
「行っちゃった…」
「彼もお母さんの海外勤務が2年と言う事で、親戚を頼って上京して来たって言ってたよ…」
「アイツも大変だな…」
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『トリックスター』
「ありがとうございました!」
店番をしてて、お客さんが珈琲豆を買って帰った。さて、もうじき帰って来るかな…。
「ハ~イ!アミーゴ!」
「いらっしゃいませ!」
何だか陽気なお客さんが来たな。外国の人だけど…アレ?この人雑誌で見た事あるような…?
「おや?アミーゴは見た所ヴァンガードをやってそうだね!」
「はい、最近始めたんです」
「そっか!俺はハイメ・アルカラス!宜しくアミーゴ!」
「え?…ハイメってまさか、あの…ハイメ・アルカラスさん!?」
まさか、あの有名なハイメ・アルカラス…!?道理で見た事が有る訳だ…。
「で、少年!君の名は?」
「アキラ、海導アキラです…」
「それでアキラ!君の使ってるクランは?」
「セブントライブです…」
「セブン…何?」
「あぁ…実は…」
ハイメさんでさえも分からない俺のクラン、セブントライブの事を詳しく説明した。
「と言う訳なんです。俺自身も分からない事が多くて…」
「は…は…」
「???」
「ハートに来たああああ!!」
「!?」
と、突然と叫んだぞハイメさん…(汗)
「ならアキラ!今度俺とファイトしよう!そう、俺の出したクエストで君が俺に勝てば、君はグレード3になれる!どうだい!?」
「グレード3に…」
有名なファイターとファイト…しかも、勝てばグレード3になれる…!こんなチャンス、滅多に無い…!!
「そのファイト、受けさせて下さい!」
「OK!じゃあ、今度の土曜日にドラエン支部で会おう!楽しみにしてるよ!アディオス!」
ハイメさんはそう言って去った。
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『晴見中学校:教室』
翌日…
「「「ええええええ!?」」」
「声がデカい…」
「アキラ君、すご~い」
トコハ達4人にハイメさんの事を話したら、セブントライブの経緯を話した時みたいに驚いてる。まぁ…そうだろうな。
「新導君に続いて、アキラ君もだね~!」
「クロノ、ファイトした事あるんだ」
「まぁな、ギリギリで勝った…」
「ほほう!」
「アキラ、このまま勝ってグレード3よ!」
「トコハちゃん、凄い燃えてるね~」
「お前、マモルさんの時もこんな感じだったよな…(汗)」
(マモルさん…?)
マモルさんって誰だろう?この時の俺は知らなかった………。
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『自室』
ハイメさんとのファイトの前日の夜…
「さて、新しいカード出るかな…?」
俺は何時もの装置で、新しいカードが出るかファイカを翳した。
「お、今度は魔女と魔導士か。そして…また白紙だ…」
魔女と魔導士と思われるユニットがそれぞれ4枚ずつと、白紙が1枚出て来た。
「あの時のシオンとのファイトの様に、またファイト中に出るのかな…?と…もう寝る時間か、新しいカードを入れて寝よう」
明日は大事なファイトだ。デッキを調整したら、今日はもう寝よう…
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『ドラエン支部』
「さて、着いた…」
さて、ドラエン支部に到着だ。最初はカムイさんの誘いで1回来ただけだ。あの時はヴァンガ郎の中に入った、支部長さんに連れらえてファイトしたっけなぁ。ファイトが終わった後に、スタッフさんに連行されたんだっけ…?
「お、アキラ君!」
「支部長、おはようございます!」
噂をすれば何とやらだ、来て早々に支部長に会った。
「ハイメから聞いたよ~!君のファイト、是非見たいからねぇ!」
「先日はファイトして頂き、ありがとうございました」
「ささ、案内するよ!」
「ありがとうございます」
こうして支部長に案内して貰う事になった。この人は“なるかみ”のクランリーダーであり、楽しいがモットーの賑やかな支部長だ。以前にファイトをした事もあるが、途中でスタッフに捕まって中断する形となったなぁ。
時々、仕事をサボっているらしいが…まぁ、実力や業務はしてるから大丈夫だろう………多分。
一方…
「ハイメがクエストを出してファイトだなんて、クロノ君の時以来だね」
「うん、珈琲豆を売ってる店で店番してた子なんだ。クランも個性的だけど、彼自身に興味を持ってファイトしたくなったんだ!」
「クラン?どんなクランだい?」
「えっと確か…セブン、何だったけなぁ…?」
「セブン?………もしかして、“セブントライブ”かい?」
「あれ、知ってるのかい?」
「あぁ。実物は見た事無いんだけど、妹の同級生の子が持ってるって聞いた事があるんだ」
「へぇ、…」
とそんな話をしているハイメさんともう1人の人。
「やぁ、お待たせ!」
「支部長、仕事して下さい」
「まぁまぁ、そう言わずに!彼とファイトする子を連れて来たよ!」
「ハ~イ!待ってたよアキラ!」
「ハイメさん」
客室に居たのはハイメさんと…もう1人の人は“かげろう”のクランリーダーの人の筈。この支部で働いてるんだったっけ?
「君がアキラ君だね。初めまして、僕は安城マモル。宜しくね」
「海導アキラです、宜しくお願いします」
「こうして会うのは初めてだけど、君の事は前から妹から聞いてたんだ」
「妹…?」
妹?そう言えばトコハと同じ苗字だけど、まさか………
「そうか、アキラ君はマモル君に会うのは初めてだったね!マモル君はトコハちゃんのお兄さんだよ!」
「!?」
トコハのお兄さんだったのか…知らなかった(汗)
「マモル~、そろそろファイトの準備しないと」
「そうだね、今日は君とハイメのファイトを楽しみにしてるよ!」
「宜しくお願いします!」
「ささ、皆で行こう!」
支部長にそう言われ、俺達はファイトする場所へと向かった。
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「今度はアキラがハイメとファイトか…」
「クソ~!クロノの次はアキラかよ!!何で俺じゃ無いんだ~!」
「そうですよ!羨ましいです!」
「うんうん…」
「ちょっと、アキラがファイトするのに不満でもあるわけ!?」
「い、いや…そう言う訳じゃ無いって…」
「アキラ自身が掴んだチャンスなんだ。アイツだって、このファイトに勝てばグレード3だからな!」
「この1ヵ月で、アイツもグレード3か…」
「あ、来たよ~」
俺がファイト場に到着すると、トコハ達が居た。そして他にも小さな子供達も居る、恐らくハイメさんの応援だろう…。
「頑張れ、ハイメ~!」
「アキラ、頑張れよー!」
俺の応援もあれば、ハイメさん側の応援も。お互いにギャラリーが多い…。
「さて、場所は惑星クレイの国家メガラニカの海中遺跡でどうだい?」
「はい!」
「では、先行は海導アキラから。両者、良いファイトを」
「行きますよ、ハイメさん!」
「あぁ!行くよ!」
「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」」
TO BE NEXT
ご観覧ありがとうございました!
次回はハイメとのファイトになります!