カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
ハイメとのファイトで勝利したアキラ。今でもあの時のファイトの熱が残って居る。
「アキラ!」
「ん?」
そう考えてるアキラは、トコハに呼ばれて我に返った。
「んもう、今日のファイトに浸ってたの?」
「ごめん…」
「まぁ、無理も無ぇだろ。ユーロでも有名なハイメに勝ったんだからよ…」
「うん、気持ちは分かるよ」
「にしても、どうするんだ?」
「う~ん…」
アキラの祝勝会をすると言う事で現在、場所に困って居た。予定では2号店の貸し切りだった筈…しかし、以前に鍋やら好き放題にしてからオーナーに怒られたそうだ。
よって流石に2回目ですれば、きっとシンもカムイもタダでは済まないと判断して、申し訳無さそうにしながらも断った。
プルルルル…♪
「今度ミサキさんに2度目が見つかったら、俺も給料が…(汗)」
「ん?誰の電話だ?」
「あ、俺だ…。叔父さんからか…もしもし?」
電話の相手はアキラの叔父だった。恐らく帰りが遅いからだろう…アキラは経緯を話している。
「え?良いの?分かった、そう伝えるよ。ありがとう…!」
「アキラ、今の誰からだ?」
「叔父さんから…家を使って良いと…」
「本当!良かった!」
「俺等、アキラの家に行くのは初めてだな」
「俺のと言うより、叔父さんの珈琲豆の店だけど(汗)」
「そんじゃ、早速行こうぜ!」
「何でお前が仕切ってんだよ…(汗)」
兎にも角にも、アキラはトコハ達を連れて家に帰る事にした。
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『珈琲豆販売店:トリックスター』
「ただいま」
「お帰り」
「「「「「お邪魔しま~す!」」」」」
「いらっしゃい!…随分と友達増えたね…しかも、女の子が2人も…!?」
「うん、同じ学校のね…」
「そっかぁ…コッチで友達も出来て安心したよ。私は皇ビャクヤだよ。アキラ君の叔父さ。アキラ君、紹介して貰って良い?」
「うん…」
叔父の頼みでアキラは先ず、隣のトコハから紹介する事にした。
「隣の娘が、トコハ。順番にクロノ、シオン、クミ」
「初めまして、安城トコハです!」
「新導クロノです」
「綺場シオンです」
「岡崎クミで~す」
「此方の人は、カードキャピタル2号店のバイトのカムイさん。俺達の兄貴分です」
「葛木カムイです!」
「カードキャピタル2号店って事は、新田君の?」
「はい!シンさんを知ってるんですか?」
「うん、この店に良く買い物に来てくれたりするんだよ」
どうやら店長のシンは、叔父のビャクヤと仲が良いらしい。同じ学校のトコハ達とカムイは紹介完了した。次は…
「多度ツネトです!」
「山路カルです!」
「長良ケイ…」
「「「俺達、トリニティドラゴン!!」」」
「と言う芸名の漫才トリオね」
「「「だから漫才トリオって言うな!!!」」」
「ブフッ!?く………アハハハハハハ!!」
「ちょっと新導…ふふ…」
「さ、流石にコレは…」
「ウフフフフ…」
「「「笑うな!!!」」」
何時も通り、ツネト達3人を漫才トリオと言ってしまうアキラ。完全に笑いのペースに嵌った全員。
「ささ、向こうのスペースが広いから好きに使ってね」
「ありがとう!」
アキラはそう言って、皆と祝勝会を楽しむ事にした。
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「多度!!アンタ、また苺大福を入れたわね!!」
「ご、ごめんなさい!!」
「懲りねえ奴だな…」
「そりゃ怒るって…」
「新導、その肉はまだ早いから!!」
「へいへい…」
「もしかして、鍋奉行?」
「うん、安城さんは鍋奉行だよ…」
「あ、アキラ!その白ネギは食べ頃だよ!」
「あ、ありがとう…」
「「何か、俺達と扱いが違う気がする………」」
鍋奉行と言うギャップに驚くアキラ、だけど皆で楽しく食事をするのは久しぶりなので嬉しい状況ではある。
「アイス食べたい…」
「ケイ、またアイスなの?」
「よっし!買って来るか!」
「うん」
「主役は待ってて!」
「あれ?俺留守番?」
「まぁ、主役だから良いのは選ぶって!」
「おいおい…」
何故か主役待遇と言う奴か、アキラは留守番をする事に…。
「それなら~、トコハちゃんもセットでどう?」
「クミちゃん!?」
「花も大事だよ~!行って来るぞい」
「えぇ!?」
クミはそう言って、アキラとトコハ以外を連れてコンビニへ行った。
「「………」」
トコハと2人きりになったアキラ…。お互いに何故か気まずいと言う空気になってる…。
「そ、そう言えば…アキラは、どうして東京に来たの?」
「あぁ…母親が2年間の海外勤務で、流石に中学2年の息子を1人にする訳には行かないからって…、それで叔父さんの家に居候する形になったんだ…」
「そ、そうなんだ。お父さんは…?」
「………5年前に無くなったんだ」
「………え?」
トコハに悪気は無かったが、流石に聞いてはいけないと思ってしまった。
「ゴメン…私ってば…」
「いや、良いんだ………。それに今が楽しいって思えてるからさ。こうして2人で居ると安心する…」
「え?」
2人で居ると安心する…?トコハはアキラの言葉に少し戸惑った?
「実は俺………
トコハの事、好きなんだ…。勿論、1人の女性として………」
「………え!?/////」
突然の告白に、流石のトコハも驚いた。
「アキラ………んもう、私が最初に言おうと思ってたのに///」
「じゃあ…」
「私も…アキラの事、好き…////」
「両想いだったんだ…」
何と出会って1ヵ月しか経って無いと言うのに、両想いになって居た2人。
「じゃあ、これからも宜しくトコハ」
「うん…」
そう言って2人の距離が縮まり………唇を重ねた。
「帰ったぞー!俺様にアイスをだ………なァアアアアアアアアアアアアアアッ?!!!」
「ツネトさん………ええええええええええええええええええええ!?」
「わぁ………」
「お前等、何を騒いで………って、えええええええええええ!?」
「煩いぞ………って、何やってんだお前等!?」
「トコハちゃん、大胆だね~~///////」
「………君の…お兄さんの顔が浮かぶよ……(汗)」
「わ、わあああああああああ!?ちょ、今の無し!!無しだから!!」
まさかのタイミングでのクロノ達一行の帰還に、トコハが顔を真っ赤にして両手を振る。だが…
「あぁ、トコハと特別な関係になったから」
「「「「「………はあああああああ!?」」」」」」
「ほえぇ…」
「あ、アキラああああああああ!?////」
アキラの爆弾発言によって、場の空気が凍った。
「そ、そんな事よりアキラ!折角だしファイトよ!今日のファイト見てたら、私もファイトしたくなっちゃった!」
「良し、じゃあファイトだ!」
トコハはその場凌ぎにアキラにファイトを申し込む。因みにクロノ達はアキラの爆弾発言で、暫く固まったままだった。
そして気付いた時には、持って居たアイスが溶けかけてた………。
TO BE NEXT
ご観覧ありがとうございました!此処でトコハと思わず結ばれる形となりました。(これから先、大事な場面も?)
次回もお楽しみに!