カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN- 作:D・MAKER
「運営から?」
「あぁ、3人チームの中にもう1人居れて良いと言うルールが出来たんだ。運営もいきなり過ぎるなぁ…」
ヴァンガードの運営側からの急な連絡。新たに4人目を入れたいチームは、4人目の追加の申請をしても良い…と言う知らせだった。
ギリギリになって急な話だと思うアキラとトライスリー一行。
「それでカムイさん、俺が呼ばれた理由って言うのは?」
「そう!その事だ!クロノ達『トライスリー』に、アキラを4人目に入れるのはどうだ?」
「「「え??」」」
「わお…」
カムイの提案で、クロノ達のチームにアキラを4人目にすると言う提案だった。
「良いんすか?クロノ達だってやっとチームとして…」
「心配ねぇよ!アキラが加われば、凄い事になりそうだなって思うんだよ俺!」
「カムイさん…(汗)」
カムイはこう言ってるが、一体何処に根拠があるのか気になるアキラ。
「私も賛成!」
「トコハ…」
「うん、僕も賛成だよ!」
「俺もだぜ!一緒に頑張ろうぜ!」
「シオン…クロノ…。分かった、俺もチームの一員として頑張る!」
「良し!決まりだな!となれば…4人になったからスリーじゃアレだな…」
「となれば、チーム名を考えないとな…」
「う~ん、乾坤一擲か?」
「相変わらずダサいわね」
「お前の何とかフラワーズよりマシだろ!!」
「じゃあ、ラ・ヴィクトラールで…」
「「却下!!」」
「おいおい…また『名前はまだない』とかは言うなよ…?(汗)」
それぞれ色々とチーム名を言ってる様だが、アキラはどうするか考えている。
「じゃあ…『Q4 NEXT』とか…?」
「「「『Q4 NEXT』…?」」」
唐突に言って見たアキラのチーム名。さて、これがどの様な反応か…?
「Q4って、カムイさん達のチーム名のか?」
「まぁ、伝説を超えると言う意味を兼ねてだけどね…やっぱダメか………」
「良いんじゃねぇか?」
「カムイさん…」
「それなら俺等は『レジェンドQ4』って所か!良いじゃん!」
「俺も良いぜ!」
「私も!」
「僕も賛成!」
「じゃあ、俺達のチーム名は『Q4 NEXT』で決定だ!」
「なら、俺等レジェンドを超えて見な!」
「勿論っすよ!」
「僕等も更に強くなります!」
「そうですよ!」
こうして、アキラ達のチーム『Q4 NEXT』が誕生した。そして遂に全国大会となる…!
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「弱さは罪だ!!」
「………」
ユナサン支部の支部長えだり、大会の主催者の神崎ユウイチロウが放った言葉に周りは唖然。前回の優勝者を圧倒的なまでに叩きのめし、そしてMCから参加者にエールをお願いした途端にコレだ。
異常なまでに勝利に対しての発言が終わり、マイクを投げ捨てて去って行った。
そんな状態の中、予選が始まる。
「エクスクレイモアで、ヴァンガードにアタック!」
予選のファイト形式は3人で同時による物の為、アキラ達はグレードじゃんけんで一番グレードの低い人がお休みとなる方法だ。
「久しぶりだな、クロノ殿!それにシオン殿も!」
「お前、タケル!!」
「誰?」
「どちら様?」
「馬場タケル、僕も新導も一度ファイトした事があるんだ」
クロノとシオンが以前にファイトした事がある、馬場タケル率いるチーム『風来坊』とのファイト。
「セブントライブ…初めて見るクランだな」
「其方は抹消者軸…、俺もチームの為にも負けられない!アルセーヌドラゴン・アブソリュートでヴァンガードにアタック!」
「来い、アキラ殿!!」
「頂戴する!!」
馬場タケルの相手をするのは、海導アキラだ。タケルも弟との約束の為、アキラもチームの為にとお互いのイメージがファイトでぶつかり合う!
そして勝利したのは…
「完敗だ、アキラ殿!」
「此方こそ…」
激戦の末、アキラが勝利した。トコハとクロノも勝ち、チーム『風来坊』に勝利したチーム『Q4 NEXT』。
そして見事に本戦トーナメントにと進む。
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「本戦はギアースか…」
ギアースと言う最新のファイトシステムでのファイト。1人ずつ出て先鋒、中堅、大将と言う勝ち抜き戦だ。
因みにトリニティドラゴンと言う名の、漫才トリオは予選で敗れた。
「「「だから漫才トリオって言うな!!!」」」
「アキラは言って無いぞ?」
「そうよ、アンタ達…最近幻聴でも聞こえるの?」
まぁ、ツネト達はポジティブでチームワークはトップクラスだから…これから先伸びると思うだろう。
そして最初の相手はチーム『ディマイズ』と言う、ユナサン支部からの優勝候補のチーム。
『チーム『ディマイズ』からの先鋒は刈谷スギル選手!対するチーム『Q4 NEXT』からは海導アキラ選手!海導選手はただ1人、惑星クレイの国家に属さないクラン『セブントライブ』を持ち、ヴァンガードを始めて1ヵ月も経たない内にグレード3へとなった期待の新星ルーキー!果たして、優勝候補のチーム相手に何処まで善戦出来るのでありみゃしょうか?』
「こんなザコ、やるだけ無駄だってのに」
「口よりもファイトだ。さっさと来い」
アキラの相手は刈谷スギル。随分とアキラを見下しているが、アキラは挑発に乗らず冷静で居た。
「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」」
お互いに掛け声と共に、FVを表返してファイトが始まる。
「………」
「伊吹さんも『セブントライブ』が気になりますか?何せ、惑星クレイの国家にすら属して無いと言う、ギアクロニクル以上に珍しいとも言われてますからね」
「セブトラ…可愛くない…」
ディマイズの控室で残ってるメンバーである東雲ショウマがコーチの伊吹コウジにそう言っている。
羽島リンに至っては、可愛く無いと気だるそうに言いながらお菓子を食べていた。
刈谷スギルのクランはリンクジョーカー。星輝兵での構成であり、アキラのユニット達の前に呪縛が襲い掛かるが…
「ハニー・ルビーで完全ガード!」
「つまらねぇ事しやがって…さっさとくたばれ!!」
「ディフェンドラゴンのGB1!☆2以上のユニットから受けるダメージを1度だけ0にする!」
「…はぁ!?ざけんなこの野郎!!」
アキラは呪縛されても、途中でリアガードを攻撃してたので互角に持ち込んで居た。
「ストライドジェネレーション!未来を手にする為、道無き道を凍らせる絶対零度の翼!『極氷竜 アルセーヌドラゴン・アブソリュート』!!」
アキラも反撃を開始、左の縦列はΩ呪縛されてたが反対の右の縦列は動けた。アルセーヌ・ウィッチとサーベルサーペントでアタックし、次にアブソリュートで攻撃し…
「アタック時にアブソリュートのスキル!ウィッチとサーペントを手札に戻して、ドロップゾーンからアルセーヌとマスカレードラゴンをスペリオルコール!更に追加スキルで2体にパワー+5000!」
「うぜぇうぜぇうぜぇうぜぇ…!」
「トドメだ、アルセーヌ!!黒き刃となったその爪で、イメージと言うお宝を奪え!螺旋のクラッチダガー・ネイル!!」
「うわああああ!?」
リアガードのアルセーヌのトドメが、相手のヴァンガードを刺した!
「先鋒戦!勝者、海導アキラ選手!!」
アキラが見事に勝利した。その後に刈谷スギルはユナサン支部のファイター2人に、引き摺られて何処かに連行された。
次の中堅戦で勝てば、次に進める。そう思って居たが…現実は甘く無かった。
「バイバイ、妹ちゃん」
「………」
中堅戦でトコハは、羽島リンに煽られ敗れてしまった。そして大将戦のシオンの相手は東雲ショウマ。
「僕の責任だ…ゴメン」
「綺場…」
シオンも東雲ショウマに敗れ、チーム『Q4 NEXT』は敗退した。
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『カードキャピタル2号店』
「実は、3人に話そうと思って…」
「「「???」」」
シオンが伝えたい事があると言う事で、2号店に来たアキラ達。
「僕は今日限りで、ヴァンガードを止める」
「「………え?」」
突然のシオンの発言に、アキラとクロノは驚いた。
「実は、私も止めようって思うの…」
「安城………お前まで…!?」
「2人共、冗談で有っても無くても悪趣味な冗談じゃ無いか………?」
トコハまでヴァンガードを止めると言い始めた事に、アキラも流石に眉間にシワを寄せる。
「僕は、ヴァンガードを中途半端だった。それだけだ…」
「ううん、私もコレで良いの…。アキラ、今日限りで別れて…さよなら」
「おい、綺場!!」
「トコハ!!」
そう言ってシオンとトコハは去って行った。アキラ達は静止するも2人は足を止めずに2号店を出た。
「アキラ…どうする?」
「こんなの、納得出来るもんか…」
「そうだな…俺達で2人を取り戻すんだ」
残されたアキラとクロノは、2人を必ず連れ戻す事を決意した。
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