カードファイト!! ヴァンガードG -LUPIN-   作:D・MAKER

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ユナサン支部での出来事です…!


イメージ13:ユナサン支部

『ユナサン支部』

 

 

 

「殺風景だな…」

 

「ドラエン支部とは大違いね」

 

「支部には支部長の意思が反映されるって言うからね…」

 

「白いなぁ…」

 

 

アキラ達『Q4 NEXT』は現在、ユナサン支部に来ていた。理由は『ディマイズ』へのリベンジと言う事で、今回のファイトで勝てば4人に特別選抜され『ディマイズ』や支部長である神崎とファイトが出来ると言う。

 

 

「私達、全員で勝とうね!」

 

「うん、頑張ろう!」

 

 

必ず4人勝ち残ろうと言う気持ちを持って、ユナサン支部でのファイトが始まった。だが…

 

 

「勝たなきゃ…勝たなきゃ…勝たなきゃ…勝たなきゃ…」

 

「?」

 

 

参加している中にはユナサン支部のファイターが居た。勝つ事に以上な程に固執しており、負ければ狂う程に発狂。中にはファイトを途中で投げ出す者も居た。

 

 

「アップヒーバル・ペガサスでヴァンガードにアタック!」

 

「の、ノーガード…」

 

 

クロノの相手は、以前にクロノがティーチングファイトした相手『明日川タイヨウ』だった。

彼もまた強さに執着して居たが、負けた途端にユナサン支部のドッグトレーナーに連れて行かれた。

 

 

「このままじゃあ、帰れねぇ…!」

 

「何か、裏があるよなぁ…この支部」

 

 

アキラ達4人は見事に勝ち残り、特別選抜に選ばれた。だが…ユナサン支部の違和感に納得が出来ず、潜入する事にした。

途中でドッグトレーナーに支部のファイターだと思われ、バラバラに。

 

 

「さて…此処で誰も居ないから、あの隙間から…」

 

 

アキラはワイヤーフック等を使い、通気口を通りながら調べる事に。

 

 

「弱さは罪!!弱さは罪!!弱さは罪!!」

 

「おいおい…何か崇めてるのか?」

 

 

通気口の隙間から、筋トレのマシーンからラウンジやら色々。俺が以前にファイトした刈谷スギルも見かけたが、体調不良では無く………トイレ掃除をさせられてた。

 

 

(あれからクロノ達と連絡は取れないけど…大丈夫か?)

 

 

そんな事を考えてるアキラ…その時だった。

 

 

「神崎支部長が『Q4 NEXT』の3人とファイトするそうだ」

 

「へぇ…」

 

「…!?」

 

 

アキラは隙間から会話を聞いた。声の主は東雲ショウマであり、もう1人はトコハを破った羽島リンだ。

 

 

「後1人は、どうやらまだ見つかって無い見たいだ。ユナサン支部を出た痕跡も無い…」

 

「ふ~ん………?」

 

(ヤバッ…)

 

 

アキラは気配を感じ取られたと思い、その場を去って早い所通気口から出る事にした。

 

 

「どうしたんだい?」

 

「何か、誰かに見られた気がするのよねぇ…」

 

「そうかい?」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「神崎、あんなに強いなんて…」

 

「それにあのコーチの奴…」

 

「そう言えば、アキラは…?」

 

「そうだ!アキラの奴がまだ………」

 

「まさか、捕まったとか…!?」

 

「大変!アキラを助けなきゃ!」

 

 

クロノ達3人は神崎に敗れた。そして外に出た際に、アキラが居ない事に気付く。捕まったのでは無いかと思い、戻ろうとした。すると…

 

 

「居た!」

 

「お、アキラ………って!?」

 

「空から降って来る!?」

 

「危ない!!」

 

 

シュッ!!

 

 

「よっと!」

 

「「「………」」」

 

 

アキラは木にワイヤーを飛ばし、最後は見事に着地した。

 

 

「無事で良かった」

 

「お前、何で空から…?」

 

「上のガラスを開けて、空から脱出した」

 

「「「………」」」

 

「???」

 

「「「危ないでしょ(だろ)!!!!!」」」

 

「え~…」

 

「え~…じゃない!!!」

 

 

危ない事をした故に、トコハ達に怒られ説教をされるアキラ。

そして翌日…ユナサン支部の幹部、伊吹コウジの事やユナサンで見た事等を皆で共有した。

 

 

「ハ~イ!」

 

「「「「ハイメ(さん)!!」」」」

 

 

そんな時、ハイメがドラエン支部にやって来た。そして各自にお土産…クロノには新しいカード『時空竜 クロノドラゴン・ネクステージ』を渡した。

トコハとシオン、アキラは至って世界のお土産を貰った。アキラのは…小さなウクレレのミニチュアだった。

 

 

「タイヨウを連れて行かせるか!!」

 

 

タイヨウを取り戻そうと、クロノに協力を頼まれたアキラ達。他にもクミやトリn………漫才トリオも連れて遊園地で遊んでいた。

 

 

「「「漫才トリオって言うな!!!!」」」

 

「誰も言って無いよ~?」

 

「俺も言って無い…」

 

 

それはそうと、クロノがファイトしているのはユナサン支部のドッグトレーナー。タイヨウの話だとAランクと実力のあると言う。

必死にクロノはハイメから渡された『時空竜 クロノドラゴン・ネクステージ』に超越し、ドッグトレーナーに勝利した。そう…勝利はしたのだが………

 

 

「間違ってるのはクロノさんの方だ!!」

 

「!?」

 

 

タイヨウはクロノが間違ってると否定した。そして敗れたドッグトレーナーと共に、ユナサン支部へ帰って行った。

 

 

「俺、勝つ事ばかり考えてた…」

 

「まだこれからだろ?」

 

「アキラ…」

 

「そうね、次こそね!」

 

「そうだよ!」

 

 

決意を決めたアキラ達一行。エキシビションマッチの前に支部長総会が開かれそうになり、クロノが支部長を説得する為にファイトを挑んだ。

勝敗は兎も角、手続きに時間が掛かると言う事なので後は、アキラ達次第と言う形になり…それぞれ特訓に励む事になった。

 

 

「アキラ君、全力で行くよ!」

 

「はい!」

 

「頑張れアキラ!!」

 

 

アキラの場合、トコハと一緒にマモルと特訓して貰っている。トコハも遂に兄であるマモルに勝ち、そして…

 

 

「か、勝った…」

 

「おめでとう、アキラ君」

 

「凄いじゃんアキラ!」

 

「うん…ありがとう」

 

 

アキラもマモルから勝利を手にして、遂にユナサン支部でのエキシビションマッチの日を迎える。

 

 

「あれ?羽島リンが居ない…?」

 

「何か知らないけど、除名されたそうだよ?」

 

 

トコハの疑問に答えたのは東雲ショウマだ。どうやら、プライベートファイトで酷い負け方をしたらしく、ユナサン支部から永久追放されたらしい。

代わりに実力のあるモブファイターとのファイト、勿論トコハが勝利。

 

 

「貴方が与える未来なんて、クソくらえだ!!」

 

 

シオンも見事に逆境を乗り越え、見事に勝利!次にクロノと『ディマイズ』入りしたタイヨウとのファイトだったが、ある事態が発生した。

 

 

「お前等、ユナサン支部の真実を知る覚悟はあるか…?」

 

「真実…?」

 

 

カムイさんの口から聞いた言葉、どうも原因はコーチの伊吹コウジが何かを持ち去って逃げたとか。

そしてその伊吹の手引きで、ユナサン支部の研究室とも思われる場所まで向かう。

コッソリと聞いては居た物の、結局ドッグトレーナーに見つかって神崎の前に連れて来られた。

 

 

「ディペンドカード…それは奇跡のカード」

 

「奇跡のカード?」

 

「それこそ、我がユナサン支部の存在意義…」

 

「最初から、支部のファイターは道具でしか無かったって事かよ………!!」

 

 

ディペンドカードと呼ばれるカードの覚醒…それが神崎の目的。ユナサン支部のファイターは、その為に利用しているに過ぎなかった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「………」

 

 

アキラは1人で考えていた。あのディペンドカードと呼ばれて居た物が、自分が持ってた白紙のカードと関係してるのでは無いかと。

 

 

「未だに、俺のクラン…『セブントライブ』の事は分からない。あの女の人も…アレから全然だし」

 

 

アキラが深く考え込んでると…

 

 

「アキラ!此処に居たんだ!」

 

「トコハ…」

 

 

トコハが来ていた。

 

 

「もう直ぐ、クロノのファイトが始まるよ!」

 

「あ、あぁ…」

 

 

クロノとタイヨウのファイトが始まり、タイヨウにヴァンガードが楽しい物であると伝える為に、その想いをぶつける。その一撃で見事に勝利。そして…

 

 

「次は俺だ…」

 

「アキラ、お前に任せた!」

 

「全て、君に託す!」

 

「神崎なんて、ぶっ飛ばして!」

 

「あぁ」

 

 

神崎の相手をするのはアキラだ。クロノ達のこれまでの神崎のファイトデータを、アキラに伝えこの時の為に準備をしていた。

 

 

「見せて見ろ、貴様の強さを!」

 

「来い!!」

 

「「スタンドアップ、ヴァンガード!!」」

 

 

アキラと神崎の激しい戦い。神崎のオーラガイザーの攻撃も防ぎ、アキラも負けずと反撃。

 

 

「弱さは罪だ!!オーラガイザー・ダムドでヴァンガードにアタック!!弱き者よ、消え去れ!!」

 

「「「アキラ!!!」」」

 

 

アキラはやられたかの様に見えた。だが…

 

 

「ディフェンドラゴンのGB1で、☆2以上のダメージを一度だけ0にする!」

 

「何だとおおおおおおおお!?」

 

「「「良し!!!」」」

 

「ヴァンガードは、強さだけでは語れない。だからこそ楽しいんだ………こうして、ファイト出来るのも楽しいものだ…!行くぞ!アルセーヌドラゴン・セイヴァーで、ヴァンガードにアタック!!」

 

「うおおおおおおおおお!?」

 

 

神崎は見事に吹き飛び、アキラが勝利した。

 

 

「アキラーーー!!」

 

「やったな!!」

 

「君なら勝つと信じてたよ!」

 

 

トコハを筆頭に、クロノとシオンも駆け寄って来た。観客席側のカムイ達もそうだが、ユナサン支部のファイターも途中からファイトに夢中になっていた。

 

 

「この時を持って、俺はユナサン支部の支部長の職を辞する!」

 

 

神崎はバングルを外し、ユナサン支部を去った。ユナサン支部のファイターも、同じくバングルを外し投げていた。

 

 

「皆、目が覚めたって事かな?」

 

「厚い掌返し…」

 

 

そうして、エキシビションマッチも終わり…タイヨウもヴァンガードの楽しさを思い出した。

 

 

「クロノさん、伊吹さんから…」

 

「俺に?」

 

 

数日後、伊吹にとある爆破事故が起こった廃墟まで来いと言う手紙と地図を渡された。

そこで、伊吹とクロノの因縁のファイトで…クロノは渡されていたディペンドカードの1枚から、『クロノ・ドラン』と言うクロノジェットドラゴンにソックリなユニットを覚醒させた。

そして、普及協会のトップである『明神リューズ』の野望…、まさか…そんな大事になってるとはアキラ達も思わなかっただろう。

 

 

「あ…」

 

「ん………?」

 

 

下校する際に下駄箱にカードを入れている、伊吹を見てしまった。

 

 

「お前だったのかあああああああああ!!」

 

 

クロノの叫びが学校に木霊する。

 

 

「………」

 

「アキラ?」

 

「…何でも無い」

 

「?」

 

 

アキラも『セブントライブ』の謎が分からない事が、今でももどかしく思っている。

何故、自分に渡されたのかと………。

 

 

 

 

 

TO BE NEXT

 

 

 

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!羽島リンが何故居なかったかは…その時までのお楽しみです。
次回は…デート回になります!
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